なんて暑い暑い毎日なんでしょう。雨も全然降らないし!
もう死にそうだ!!と、へとへとで図書館のおはなしのお部屋に入ると、
子どもたちが、にこにことヤンさんとお話ししていて、あぁ、子どもは
暑さで大変になることはないんだなぁと、なんだかホッとしました。
さあ、0歳から8歳の子ども11人、大人2人、ではじまりました!
手遊び 「メロンパン」
おはなし 「アリョーヌシカとイワーヌシカ」 『まほうの馬』岩波書店
絵本 「ちいさなエリオット あそびにいこう」
マイク・クラトウ作 福本友美子訳 マイクロマガジン社
絵本 「ねないこだれだ」 せなけいこさく・え 福音館書店
絵本 「よあけ」 ユリ-・シュルヴィッツ作・画 福音館書店
手遊び 「さよならあんころもち」
でました!夏といえばこれ、大好きな「アリョーヌシカとイワーヌシカ」!
みんな、しーんと、息を吞んで聞くのです。
おはなしが終わってヤンさんが、「こわかった?」ときくと
「…………こわくない」と、ポツリ。「……こわくない」、とまた一人、
「こわくない」、「こわくなーい」、「こわくないよ」
おもしろいなぁ、ポツリ、ポツリと一人ずつ夢から覚めていくみたいに。
夢から覚めればもうのってきましたよ。続いては絵本です。
水玉模様のぞうのエリオットとねずみが遊園地で遊びます。
でも、なかなかエリオットの楽しめるものがありませんでした。
帰るとき、エリオットはねずみにききました。「今日は何が一番楽しかった?」
「いっしょにいられたことだよ」…………ほんとにね、
いっしょにいられることって、とっても幸せよね!
そのおかげで、続いての「ねないこだれだ」も、なんだかほんわかでした。
「よあけ」もほんわか。
幸せになったおはなし会でした。