家をたてるんです🐷

昨日は台風がふたつも来ている状態だったから心配しましたが、雨も降ったりやんだりで、このあたりは嵐にはなりませんでした。
とはいえ、こんな時に図書館にくる人はいるかなと思いましたが、結構親子連れが来ておられました。
自転車で図書館の前を通りかかり、お話会に気づいて途中参加してくれた親子もいました。
参加してくれたのは、子ども10人、大人10人。

手遊び かわずのよまわり
おはなし 「三びきの子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/編訳 福音館書店
絵本 『いわしくん』菅原たくや/作 文化出版局
絵本 『たべるぞたべるぞ』田島征三/作 佼成出版社
絵本 『かえるとカレーライス』長新太/作 福音館書店
絵本 『しょくどう』はらぺこめがね/作 偕成社
絵本 『ちくわのわーさん』岡田よしたか/作 ブロンズ新社
絵本 『きれてる』鈴木のりたけ/作 ポプラ社
手遊び さよならあんころもち

ヤンさんの前に陣取った元気な子どもたち。
このおはなしは有名だし絵本でもたくさん出ているから知っているのか、子ブタが行く先のことをヤンさんの語りの前に口に出しているようでした。
どんな家を作るのか言っていたのかな?
子どもたちが話の内容を先に言ってしまうと、語り手というのはとてもやりにくいものですが、ヤンさんはとっさに、じゃあこの先に何があるのか子どもたちに当てさせる・言わせるという戦法に切り替えられたようでした(すごい!)
というのは、後ろから見ていてはっきりとは分からなかったんですが、子どものひとりが「板!」とか言ってたんですよね。
絵本によっては、ハリエニシダの枝ではなくて、板(つまり現代風の木材)で家を建てるのがあるのかもしれませんね。
そんなことを思いながら、いつものように楽しく「三びきの子ブタ」を聞かせてもらいました。
おはなしが好きそうなお母さんが何人もいらしていて、子どもと一緒に楽しく聞いてくださっていてうれしかったです。
続く絵本は、どれも〝食べる〟関連の絵本ですね。
「三びきの子ブタ」は、〝食べられる・食べる〟という話だったのでプログラムがつながっていてすごいです。
でも、6冊もの絵本の中で、内容が重なってる絵本がひとつもないというあっぱれな選書!
知ってる絵本、知らない絵本、どれもみんなみんな楽しかったです。
お腹いっぱいだあ~、となって最後にさよならあんころもち!
できすぎではないですか!(笑)
あと、かわずのよまわりが何度おしえてもらっても覚えられないので、動画検索してみたら、なんと三番までありました。
一番だけでも覚えられないのに三番まであるなんて_| ̄|○
つらい現実にぶち当たったのでした(笑)

捨てたものは、なに?

 この時期にダブルで台風なんですね。遅くなりましたが、先週6月20日土曜日の図書館おはなし会の報告です。
 明日の日曜日は晴れ予報なんだけど、この日は土砂降りの大雨…だったのですが、小さい子も小学生もたくさんのお友達が集まってくれました。担当はウーカーさんです。

 子ども 15人 おとな 7人

手遊び ちいさなはたけ
おはなし 「小指たろう」『語りの森昔話集4 おもちホイコラショ』村上郁 再話/語りの森
絵本 『なにのこどもかな』やぶうちまさゆき/福音館書店
絵本 『ちいさなエリオットおおきなまちで』マイク・クラトウ/福本友美子 訳/マイクロマガジン社
絵本 『まんまるだあれ』いまもりみつひこ/アリス館
絵本 『かな?かな?えほん おおきくなると?』アニェーゼ・バルッツィ/小学館
絵本 『これがほんとのおおきさ!』スティーブ/ジェンキンズ/佐藤見果夢 訳/評論社
手遊び さよならあんころもち

 たろう、はちゃめちゃ大冒険は、ロシアの昔話なんですね!
「一寸法師」や「田螺息子」でお馴染み、小さくても仕事のできる男の子の話?です。「小指たろう」は、おばあさんが望んだわけでもなく、捨てたものから生まれて、幸せをもたらしてくれるんです。面白いのでぜひ、『語りの森昔話集4 おもちホイコラショ』を読んでみてください! おはなし会が終わった後、男の子も借りていかれました。『かな?かな?えほん おおきくなると?』は、お母さんが横で「これ、小さい子の絵本よ」と言っていたけれど、小学生の男の子が、まじまじと見て借りていきました。みんな、上手に譲り合って借りられてよかったです😊
 さあ、今日も15時からおはなし会の予定です。台風の影響がないといいですが…

グリム童話はなぜ子どもの心をつかむのか👸🤴

グリム童話はなぜ子どもの心をつかむのか?

いまさらなんやねんって?

小学校の高学年で語っていると、がっつり聞かせたいときには、どうしてもグリム童話を選んでしまいます。
どうしてこんなに手ごたえがあるんだろう?
というのが、ずうっと疑問に思ってきたことです。

だって、200年も昔に編さんされたんですよ。現代の子どもたちに向く?
そう、向くんですよね。どうして?

あ、わたしのおはなし選びの基準は、自分の好みではなくて、子どもが食い付くかどうかにあります。
だから、わたしが好きだからとか語りやすいからとかでグリム童話を選んでいるのではないんですよ。

子どもの聞き方が深いからなんですよね~

高学年に語っていて特に手ごたえを感じるのは、以下の話です。
「かえるの王さま」
{いばらひめ」
「がちょう番の娘」
「鉄のハンス」
「金の鳥」
「忠実なヨハネス」

思春期の子どもたちにとって共感できる部分があるようです。
ストーリーに引きこまれつつ心の深いところで感動しているのが、聞いている表情から分かります。
かわいいなと思って語ってるんですが、グリムさんすごいなとも思うのです。

そのなぞを解き明かすべく、今読んでいるのが、
『グリム兄弟ー魔法の森から現代の世界へ』ジャック・ザイプス著/鈴木晶訳/筑摩書房/1991年刊

グリム童話は、口伝えの話をそのまま昔話集にしたのではなく、再話して紹介したんですね。
今では子どもたちの常識になっている「赤ずきん」や「おおかみと七匹の子やぎ」なども、みな再話です。口伝えそのままではない。
しかも大いに再話したんです。

その再話は、話のテーマにも及んでいます。
となると、グリム兄弟がどんな経緯で話を集め、どんな意図を持って再話したのかを知りたくなりませんか?

そこで、兄弟の生い立ちや経済状態、人としての生き方を知る必要がでてきます。
どんな人たちやったん?ってことです。
そして、人は、その時代の中で生きているんだから、時代背景も知らなくてはなりません。
どんな時代やったん?

これまで、グリム兄弟については、ざっとですが学んできていますが、あらためて、現代のわたしの聞き手との関りから知りたいと思いました。

この本はそれにヒントを与えてくれそうです。
うん、まだ第2章までしか読んでない。
何か見つけたら、ここで紹介しますね。
みなさんもぜひ手に取って読んでみてください。

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きのうのホームページ更新は《日本の昔話》
「地蔵じょうど」です。⇒こちら
語ってくださいね。

 

 

 

今年も入門講座🥰

今年も懲りずにおはなし入門講座です。

29年前に第一回を開いてから、途中中断はあったものの、よくもまあ続けてきたものです。

初めのうちは、ヤン個人でやっていました。
その初期の受講メンバーがいろりの会を立ち上げて、軌道に乗ってからはいろりの会の主催となり、つづいておはなしサークルがらがらどんが主催しました。
そのうちメンバーが入れ替わり、運営から講師までをヤンとジミーさんとふたりでやることに疲れ果てて、もうやめようと相談しました。
でも、だめもとで、ききみみずきんにアタックしたところ、気持ちよく引き受けてくださって、今に続いています。

こうして思い返すと、みなさんの心がつなげてくださったんだなあと、感慨深いです。
そのおかげで、たくさんの仲間ができました。
ありがたいことです。

今のわたしの希望は、わたしがいなくなる前につぎの人たちに講師を引き継ぐことです。それを何より望んでいます。
お~~~い、だれかあ~~~╰(*°▽°*)╯
そろそろゆっくりさせておくれ~~
あ、いや、昔話が人から人へと受け継がれるように、この講座も受け継がれんとあかんと思うのです。

おはなし入門講座は7月1日から申し込みを受け付けます⇒こちら

こぞって、ご参加くださいね。

6月大人のためのお話会

昨日の6月の大人のためのお話会のテーマは〝川〟🐟
常連さんや広報を見てきてくださったご新規さんたち、10人の参加がありました。

絵本 『かわ』竹内敏信/写真 谷川俊太郎/詩 誠文堂新光社
おはなし 「さかべっとうの浄土」『語りの森昔話集2』村上郁/再話 語りの森
おはなし 「園生姫」『子どもと家庭のための奈良の民話一』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版
絵本 『かわ』加古里子/作・絵 福音館書店
手遊び 弁慶が五条の橋を渡るとき
おはなし 「きつねの伝言」『子どもと家庭のための奈良の民話二』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版
おはなし 「酋長カイレ」『語りの森昔話集2』村上郁/再話 語りの森
川の絵本の紹介 『おがわのおとをきいていました』スズキコージ/作 学研  『ぼくは川のように話す』ジョーダン スコット/文 シドニー スミス/絵 原田勝/訳 偕成社  『川をのぼって森の中へ』今森光彦/著 偕成社  『ガマ千びきイワナ千びき』最上一平/作 ザ キャビンカンパニー/絵 文溪堂

〝川〟についてのおはなしと絵本がたくさん集まりました。
お話会が終わって改めてプログラムを見ますと、川というものが昔から人の暮らしに密着していたんだなと思います。
川で遊んだこともほとんどない室内派でしたので、家のすぐ裏が川なのに全く気に留めていなかったことを今更ながら悔やまれました。
川に入ったらだめだと言われていたのかなあ~
そんなことないと思いますが…。

加古里子さんの『かわ』は、こどものとも傑作集と絵巻じたてひろがるえほんの二種類があります。
ヤンさんが傑作集をよみ、ほかのメンバーが絵巻じたてひろがるえほんをもってどんどん長く広げていきました。
絵巻じたては本当に長くて、メンバーだけでは足りずに前の席のかたが絵本をくぐって来て手伝ってくださいました。
ほんとにすごい絵本です。
川が山から海まで流れている一連の流れの中で人々が暮らしている、まわりの建物が変っていく、うつっていく様子が大きく、そして細かく描かれていて、圧巻の絵本でした。
おはなしは、不思議な話、伝説、深い話と全体的にしっとりと落ち着いた雰囲気の話でした。
テーマの〝川〟にふさわしくなってるじゃないか?! と自画自賛(笑)
初の試み、絵本の紹介を最後にしました。
参加してくださったかたが、何冊か借りていかれましたよ。
来月の大人のためのお話会は、7月17日(金)、テーマは〝空〟です。
おまちしてま~す(^O^)/