苦しくても生きてごらん🦢

朝刊の文化欄の聞き書きのコーナー、いま、翻訳家の清水真砂子さんが取り上げられています。
『ゲド戦記』とか『目覚めれば魔女』とか『はんてんをなくしたヒョウ』とか、ヤンのお気に入りを訳した人です。って、もっとめっちゃたくさん翻訳してはるけどね(笑)

うちの母親と同じく戦争を体験しておられ、終戦時に朝鮮半島から引き揚げてこられました。
わたしなんかが想像もできない人生経験をされていて、そのなかで、子どものころの読書が心を救ったというようなことが書かれていました。

小学3年生のときに読んだ『アンデルセン童話集』やディケンズの「クリスマス・キャロル」など、何度も何度も読み返したという記事に、ああわたしもそうだったなあとなつかしく思いました。
「ハイジ」「小公子」「小公女」など、手に取れる本は、むかしは、古典的なものばかりだったような気がします。

そんな読書の中で、清水さんは、主人公はつらい目にあっても最後は報われると、励まされたそうです。苦しくても生きてごらんって。
うんうん、そのとおりやった、と思いながら記事を読みました。
そして、清水さんは、大人になってから、子どもや若い人たちを励ますお仕事をされてるんだなあ、すごい人だなあと思いました。

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きのうのホームページ更新は《外国の昔話》「金の鹿」⇒こちら
ドイツの昔話です。語ってくださいね~

 

第1回おはなし入門講座報告

2026年度おはなし入門講座がはじまりました
今年の受講者の方々は11名
まず自己紹介
新しいことを学ぶワクワク感が伝わってきました

◎「おはなし」ということば
絵本、紙芝居、などなど…ありますが
この講座では素話、語り(ストーリーテリング)
つまり言葉だけで、耳から聞くおはなし

◎絵本と比べてみよう
はじめに 語りで『七羽のからす』を聴きました
その後に 絵本の『七羽のカラス』を読んでいただきました
語りと絵本を比べてみると…
語りでは、それぞれが自分の頭の中で 自分の世界を作っていくことが出来ました
(それぞれみんな違ってよい)

◎「おはなし」がひきだす子どもの力
耳から聴く「おはなし」は
子供の『想像力』を磨き育てることになります
具体的なこと、見えない物を見る力につながります

次は 語りで『あなのはなし』を聴きました
すると みなさんの色んな『あな』がありました
そして、『おおかみなんか こわくない』という繰り返しの言葉によって、子ども達は それが同じ場面であると理解します
そして それに反応する子ども達から 同じ繰り返し言葉が出ることがあります
実に新鮮であり、驚く事であります

文学とは
人間の真実を描いている
その真実をつかむ
さあ はじめましょう

◎宿題
おはなしのテキストのリストの中から
おはなし100話 読んでくる
気に入った話はチェックしておく

第2回入門講座は10/20(火)

以上。

9月のおはなし会🎑

まだまだ夏の子どもたちのところに行ってきました。

9月17日(木)
こども園4歳さん 一クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ
ろうそくぱっ

運動会の練習が始まっているということで、元気な子はめっちゃハイテンション。しんどい子はめっちゃ疲れている、という環境で語ってきました。
懸念したとおり、うまくいきませんでした。なんだかふわふわと集中できないで終わってしまった┗( T﹏T )┛

9月18日(金)
こども園5歳さん 二クラス合同

ろうそくぱっ
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/実業之日本社
おはなし「ちいちゃいちいちゃい」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/福音館書店
ろうそくぱっ

都合で二クラス合同でしたが、人数が多くてもちゃんと集中できました。

わたし「おいしい肉って、何のことかわかりますか?」
子ども「やぎ~~~~」
わたし「かしこいなあ」

終わったら、いつものごとく、「おばけ~~~」と口々に。
わたし「おばけばっかり、飽きひん?」
子ども「飽きる~~~」
わたし「お墓の上に骨が乗ってる話聞きたくない?」
子ども「ひえ~~」「聞きたい!」

「持っていきな!」で終わったら、ひとりの子が、「おばけといっしょやん!」
ほう、話型までわかるか。かしこいなあ(笑)

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今日のおはなしひろばは、「月のうさぎ」⇒こちら
ひと足早くおつきみです。

 

ふしぎの国のアリス♠

『世界で読み継がれる子どもの本100』⇒こちら より。

子どものころ読んだ『ふしぎの国のアリス』とはずいぶん違っていました。
アリスが、しょっちゅう大きくなったり小さくなったりする。あんなにしょっちゅう変身してたかなあというのがひとつ。
子どものころはスト-リーを追うのがメインで読んでいたからか、あんなにダジャレがいっぱい出てきたんだ、というのがひとつ。

『ふしぎの国のアリス』は、子どものために書かれた本の最初期のものです。
でも、子どもに教えようとか啓蒙しようという下心がないのがいいですね。
ただ、あのナンセンスは、あんまり笑えないのは、なんでかなあ。時代なのか年齢なのか。

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今日は、今年度おはなし入門講座の第1回でした。
絵本好きの人が多かった印象。
みなさん、どう化けられるか、楽しみです。
かつて「え~!覚えるんですか~?」といってた人がいい語り手になっているのを思うと、楽しみです。

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昨日のホームページ更新は、《日本の昔話》
動物昔話「みそさざい」です。⇒こちら
語ってくださいね~

 

 

9月の語りクラス

家のまわりでトンボの姿よく見かけるようになりました。まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、日ごとに秋の気配を感じるこの頃です。

さて、少し遅くなってしまいましたが、先週火曜に行われた語りクラスの報告です。
先月から司会も受講者で担当することになり、今月はMさんが引き受けてくださいました!(私も今月はブログ担当で無理でしたが、早めに済ませようと思います。
皆さん順番が回ってくるでしょうから、先に終わらせる方がきっと楽ですよ~とは言え、自分が発表するときは講評に集中したいので、司会との兼任は難しそうですね)

👐手遊び👐
♪どんぐりころちゃん

語り
 ➀「ホットケーキ」 『おはなしのろうそく18』/東京子ども図書館
 ➁「ぼったりもち」 『語りの森昔話集6』/語りの森
 ➂「みじめおばさん」 『語りの森HP』⇒こちら
 ➃「王さまとオンドリ」 『子どもに語るアジアの昔話2』/こぐま社
 ➄「すずめとさる」 『語りの森昔話集3』/語りの森

ヤンさんの語り
 「かしこいグレーテル」 『子どもに語るグリムの昔話2』/こぐま社
 「ギーギードア」 『おはなしはたのしい』 たなかやすこ

ヤンさんより、おはなしは一話一話全く違う、つまりそれぞれに個性がある。演じてもいいおはなしもあれば、ダメなおはなしもある。
語り手はこのおはなしの本来の姿を考え、どう表現するのが一番良いのかを見極めることが大切。そのためには、語法をしっかり学び、実際に子どもたちに語る経験を積み重ねていくことも欠かせません。
なお、今回語ってくれた「かしこいグレーテル」は”演じないとおもしろくないおはなし”です。(ヤンさんが松岡享子さんに直接会ったときに言われたそうです!)

「ギーギードア」はフルーツさんからのリクエストで語ってくれました。このおはなしの肝は「ギーギー」という蝶番の音。どのように語るのかライブで聞きたかったので、とても勉強になりました。

語りづらかったり(覚えにくかったり)、場面のイメージがしにくいからと、つい自分でテキストに手を入れたくなることもあるかと思います。ですが、まずは一度、テキスト通りに覚えてみましょう。
テキストに手を入れなくても分かるように語る、それがこの語りクラスの勉強でもあります。先月のプライベートレッスンでも話題になったようです。。ジミーさんがブログで報告してくれていますので、ぜひ読んでみてください。⇒こちら

今回練習不足のまま発表してしまった…「ホットケーキ」ですが、4歳児と1年生に語る予定にしています。寝ていてもいえるくらいになるま何度も練習し、子どもたちのどんな反応にも対応できればと思います。また結果をご報告しますね!
皆さんも、実際に子どもたちに語ったエピソードをぜひ教えてください。楽しみにしています。

次回語りクラスは1か月とびまして、11月10日(火)です。