再話勉強会📖

ババ・ヤガーの再話勉強会は、4カ月に一度あります。
メンバーが、再話したい昔話資料を持ち寄り、みんなで再話します。
前もってお家で予習してくることになっています。しっかりやってくる人、電車の中でやって来る人、出たとこ勝負の人、いろいろですが、勉強会では、みな集中します。
集中しすぎて、ぼ~っとなるので、ヤンはちょっとほかのことを考えたりします(笑)

語り
「はらぺこきつね」『世界の民話3北欧』櫛田照男訳/ぎょうせい より再話
「金の斧」『山城和束の昔話』京都府立総合資料館 より再話
前回仕上げた再話を語って聞いて確認しました。
机の上ではOKでも、語ってみると語りにくかったり、聞いてみると分かりづらかったりするものです。今回も、それぞれ2~3カ所変更しました。
どちらも短いけれどよくできた話で、みなで「語りたいねえ」といい合いました。

検討
「三羽のチョウ」『出雲の昔話』立石憲利他編著/日本放送出版協会
「なんでもないもの」『フィンランドの昔話』高橋静男他訳/岩崎美術社

「三羽のチョウ」は色彩もきれいで三回のくりかえしも軽やかです。それをいかに生かすかが腕の見せ所(笑)
短い話なので、どうしても言葉を入れたくなるのですね。説明しないで感じさせる・考えさせる再話をめざしたいです。
この話は「兄弟仲良く」を解いていますが、兄弟に限らず「人間同士仲良く」がテーマの類話があります。再話するとき、語りついだ人の思いに敬意を表して、テーマは変えてはいけません。

「なんでもないもの」は、北欧らしい話です。
長い話なので一度の検討では終わらず、きょうは前回の続きをやりました。
原話には、矛盾点がいくつもあって、何とか回避しながらやって来ましたが、いよいよ大団円になって、矛盾をどうすることもできなくなりました(笑)
もういちど次回に持ち越しです。
この話は『かぎのない箱』ボウマン・ビアンコ文・瀬田貞二訳/岩波書店所収の「どこでもないなんでもない」とほとんど同じです。読み比べてみましたが、「なんでもないもの」にあるような矛盾はなく、本当に楽しめました。ただ、読み物になっているので、このまま語ると聞きづらいです。

10時から15時まで、みなさまお疲れさまでした。
でも楽しかったね~といってお開きになりました💖

今週のおはなし会 🏃

暑いのやら涼しいのやら分からない気候にもかかわらず、元気な幼稚園児と遊んできました。
ほな、いってみよー

18日(火)
5歳児
ろうそくぱっ
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編著/実業之日本社
おはなし「めんどりちゃん」語りの森HP 村上再話
ろうそくぱっ
まだまだ落ち着かないかなあと思って、軽~い話をふたつしました。
あはは。軽かった~
子どもたち「短~い」
子どもたち「また短~い」
さて、10月からはしっかりした話を持っていきましょう。

20日(木)
4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「めんどりちゃん」語りの森HP村上再話
おはなし「じいとばあ」村上再話
おはなし「くらいくらい」語りの森HP村上再話
ろうそくぱっ
元気いっぱいのこの学年。
おもしろかった~
「もっと!」っていうのを振り切るようにして「おしまい」にしました。
「くらいくらい」は、語りはじめると、いちばんにやんちゃなA君が先生の所へそそそっと逃げていきました(笑)
ふつうは、間(ま)を取るたびに、どひゃっと笑うんだけど、今日の子どもたちは違った。笑うんじゃなくて、声をそろえて「きゃああああ~!」って叫ぶの。こわくないくせに。
最後、「おばけ~」で終わったら、A君がだきついてきて、「もう一回やって!」だって。
「また今度ね」っていったら、蛍光灯の壁スイッチの所へ走っていって、パチッと消した。
みんながまた「きゃああああ~!」
さて来月も、「くら~い、くら~い」やろね(笑)

9月研究クラス 🌰

暑い暑い夏を乗り越えて、地震と台風を乗り越えて、やっと学びの季節がやって来ました。
残暑のなか、研究クラスの熱い発表がありましたよ~

レポートと語り
「きんぷくりんとかんぷくりん」
「きんぷくりんとかんぷくりん」は、和歌山に伝わっている話を、発表者のグループが、かつて再話した話です。
キンプクリン、カンプクリン、という音に興味があって調べ始めたとのことです。
話型名は「いかとするめ」
類話を比較しようと、日本昔話通観、日本昔話集成、日本昔話大成から、資料を集められるだけ集めてきて詳細に比較してくださいました。全部で27話です。その一覧表のすごいこと。めっちゃ面白いのです。
「キンキン、カンカラカンノカン」「ジョジョラノジョン、ガガラノガン」「ヌラクラ、ヒッカラカン」・・・。
笑い話に属する、とんち話です。だから、大分では主人公は「吉四六さん」になっています。
落語にもあるということで、当日ユーチューブで聴かせてもらいました。落語の題は「テレスコ」です。「テレスコ、ステレンキョウ」
かぶちゃん、落語家、だれやったっけ?おもしろかったね~
さらに、各話を日本地図に落として、分布図を作ってくださっていました。
うひょ~~
この話は東北と西日本に分布していて、なぜか関東地方と近畿地方にはありません。
なんでないのやろか?
落語のせいやろか、と思いましたが、鎌倉時代の文献『沙石集』にもあるとのこと。ずっと古いんですね。

語り
「なまくらトック」
ずいぶん慣れて楽しく語られているなあと思いました。
この話は演じないと面白くない話です。でも、だからといって、登場人物の気持ちになりきると、リアルになって面白くありません。かご(ヤシの木、葉っぱ)とトックの対照的なキャラクターをばちっと決めてしまって、やりとりを楽しみます。
かごはどこまでも朗らか元気に。トックはどんどん怠け者になっていく。で、ふたりの落差が激しくなって、最後の嫌なものをつめて帰ってくるところがピークね。うまくやれば子どもたちは飛びあがって叫びますよ(笑)
「銀貨」
これも、ずいぶん慣れて、ああ自分のものにされているなあと思いました。
最後の所は、ふっと涙が出たよ。
だれだって、偽物扱いされたり役立たずっていわれたりするでしょ。そんなことない?ヤンはあるよ😿

比較研究
「呪的逃走」のモティーフ
ケルトの昔話「鳥たちの戦争」「スモール・ヘッド」を読みました。呪的逃走を探すのも比較するのもおもしろいけれど、読むだけでも面白い。語りたいなあと思うけれど、長すぎる~
一覧表を秘密基地で更新しているので見てくださいね。

はい、きょうは、パソコンの調子の悪いかぶちゃんに代わって、ヤンが報告しました~
補足をよろしく~💖

9月度 初級クラス☂

朝夕はようやく涼しくなってきましたね。寝るときのタオルケットを布団に変えたいのですが、なかなか布団が干せません…子ども達は運動会に向けて毎日練習、外で思い切り練習できるよう、早くすっきりとした秋晴れになって欲しいです。

さて、先日2か月ぶりに初級クラスがありました。今回も7話の発表がありましたので、報告させて頂きます。

①「さんしょううお女房」  『日本の昔話2』/福音館書店

大山の麓に住んでいるさんしょううおの母娘を助けた若者への恩返しに、娘が人間の姿になり、若者のお嫁さんになります。 ある日、庄屋の奥さんが重い病になり、さんしょううおの生き血を飲ませれば治ることを知ります。娘は母に逃げるよう伝えに行きます。けれども母は「逃げないので、生き血を全部とらず、頭と体の半分を残してほしい」と言います。若者はこのことを庄屋に伝え、無事奥さんの病は治り、母の体も元通りになった、というおはなしです。さんしょううおはトカゲの仲間で、半分切っても再生するのですね。

小さい子どもは「お嫁さんになる」が分かりづらいので、「結婚する」に変えるのはどうかと質問がありましたが、日本の昔話には合いません。このおはなしは高学年向きであり、言葉の意味も理解できるとのことです。

②「マカトのたから貝」  『子どもに語るアジアの昔話2』/こぐま社

「はるか東北の方角にある山を指さしていいました」と出てきますが、方角を言う場合は東北ではなく、北東という言い方が正しいと指摘がありました。

また、「小さなたから貝が一枚落ちていました」の文で重要なのはたからですが、小さなと一枚を強調して語ってしまいました。どの言葉に重きを置くか、常に意識して語りたいです。

③「ヤギとコオロギ」  『子どもに語るイタリアの昔話』/こぐま社

演じる必要はありませんが、ヤギ・ロバ・犬・コオロギのイメージをしっかり持ち、自分が楽しみながら3回の繰り返しを語りましょう。

「串刺しにしてやるぞ」とありますが、滑舌が悪く言いにくいそうです。そんな方は・・・早口言葉の練習をしましょう!1日1回、口をしっかり開けて言うことが大切です。

④「きつねの玉のとりあい」  『日本の昔話1』/福音館書店

めすの古ぎつね、おさんとおじいさんの化かしあいが面白いおはなしです。おさんぎつねはおじいさんが持っている油揚げが食べたいために女に化け、子どもがお腹を空かしているとうそを言って、「化けの玉」と交換してもらいます。

そして、仲間のきつねに殿さまに化けてもらい、おじいさんから玉を取り返してもらいます。

次はおじいさんが神主さんに化け、おさんから玉を取り返し、最後はおさんが仏壇の仏さまに化け、取り返そうとしますが失敗します。

きつねは悪いというイメージをしっかり持って語りましょう。また、化けたときは「絶対に玉を取り返すぞ」という強い気持ちで、また化けたことが分かるように語りましょう、とのアドバイスでした。

⑤「めんどりちゃん」  『語りの森HP』/村上郁 再話

「ホットケーキ」などと同じ 累積譚(登場人物や動物エピソードがつぎつぎと鎖のようにつながって続いていく形式の話)です。繰り返しの部分は歌のようにリズム良く、早口で言えるようにしましょう。

⑥「エパミナンダス」  『おはなしのろうそく1』/東京子ども図書館

私が今まで聞いたエパミナンダスのお母さんは「ほんわか」した言い方が多かったのですが、今回語ってくださったKさんは全てではありませんが、少し怖い(きつい)イメージでした。この語り方なら6年生でも楽しめるのでは、とヤンさんのコメントでした。

⑦「ねずみ浄土」  『子どもに語る 日本の昔話3』/こぐま社

前半をしっかり語り、後半の欲深じいさんが「にゃーご」と猫の鳴きまねをするまでは、聞いている子ども達も次がどうなるか想像できるので、少し力を抜いて語ればいいそうです。

次回、10月9日(火)は中央公民館になりますので、くれぐれもお間違えのないように~(^^)

野村敬子先生と米山薬師💗

『語りの森昔話集2ねむりねっこ』に山形県の昔話「米山薬師」を載せています。
野村純一先生の『笛吹き婿』(桜楓社、1968年)を読んでいたときに見つけた話です。
めっちゃ面白い! 語りたい! と思って再話しました。
でもね、山形弁のリズムが美しくってね。共通語にするのも、関西弁にするのも、なんだかはばかられて、かなり迷ったんですよ。
迷って、けっこう苦労して、やっぱりみんなに聞いてもらいたい、語ってもらいたいと思って、『ねむりねっこ』に載せました。
みなさん語ってくださってますか?

野村純一先生は鬼籍に入られているので、奥さまの敬子先生に、感謝をこめて『ねむりねっこ』一冊、謹呈しました。
そうしたら、お礼状をいただいて💖、分かったんだけど、なんと、「米山薬師」は敬子先生のお母さまが語られたお話だったのです。
そんな大切なお話を、わたしなんかが再話してしまって。思わず体がちぢこまってしまいました。
でも、先生は「美しい語り口で再話」してあるとお褒めくださって、ありがとうとまで書いてくださいました。
先生は、昔話の伝承をとても大切になさってて、きちんと批判もされるかたなので、とても嬉しかったです。

HPの《日常語》《おはなし入門》にも書いてるけど、あ、トップページにも書いてるけど、昔話は人から人へと愛をこめて伝えられた。だから、お話は語ってくれた人の愛につつまれている。聞き手(子ども)にとってはすごい宝物だよ。
その宝物を全くの他人が手を入れるならば、そのことをちゃんと肝に銘じて、覚悟を持ってやらないといけないって、いつも自分に言い聞かせてるの。
えっとね、私は愛を持って私の聞き手に伝えるのだ、という覚悟ね。
野村敬子先生との出会いは、私にとってはすごい宝物💎

でね、ぼ~っとネット検索してたら、敬子先生のことが書いてあったので、ちょっと古い記事だけど、読んでみてね。
ここから→「昔話を追いかけて」

「米山薬師」 語ってくださいね~

新学期が始まりましたね!

虫の音が心地良いこのごろです。
暑い夏でしたが、お疲れはとれましたか?
今日は9月のがらがらどんでした。
いろんなお話があって、とても楽しかったです。

犬のごろたろう   岡山の民話 立石憲利さん(同名絵本有)
いばらひめ     『語るためのグリム童話』 小澤俊夫  小峰書店
エパミナンダス   『おはなしのろうそく1』       東京子ども図書館
魔法の馬      『ロシアの昔話』 内田莉莎子 編・訳 福音館書店
三枚のお札     『おはなしのろうそく5』       東京子ども図書館
さきざきさん    『かもとりごんべえ』 稲田和子編   岩波少年文庫 
ミスター・フォックス 『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』 村上 郁 再話
ちょっとでかけるよ  (再話したてのほやほや)

絵本の紹介  「こわめっこしましょ」  tupera tupera 絵本館
       「おばきゃー!」 藤本ともひこ 世界文化社
       「ゆうえんちでなんでやねん」 鈴木 翼  世界文化社
       「はいちーず」  やまおか ひかる アリス館
        など、たくさん紹介していただきました!
  この夏、レオ=レオ二、いもとようこ、おさるのジョージなどたくさん見てこられたそうです。
  みなさんは、行かれましたか?

(きょう、お菓子たくさんでしたねえ……)おはなしタイムでは、

「犬のごろたろう」の立石さんは、『語りの森昔話集2』の「さるの海岸見物」
(出雲の昔話)でも登場する立石さんです。
岡山の昔話を集め、ご自分でも語られるそうです。
ごろたろうのお墓の横から、梨の木が生えてくるのですが、
お墓の㊤から生えてくるがの、オーソドックスではあるが、
横がオリジナルなら横で、という話が出たほか、
となりのじいが、かじられるのは「おしり」でなく、
「〇〇」というのが、通観岡山にあったとか……。えー!!
次回のリクエストは「とっつこうかひっつこうか」です!
またいらしてくださいねー

「魔法の馬」は「好きな話で完成度が高いものを聞かせてくれてありがとー」の
圧巻の語りでした。私は総会(かな?)の時の「ミスター・フォックス」も好きだったです。
それはさておき、岩波の田中泰子さんの「魔法の馬」が4年生からとしたら、
内田莉莎子さんのは5・6年生からに聞かせたいとのこと。
私は、内田さんの「魔法の馬」しか聞いたことがないのですが、
とにかく、「ばか!なにするんだ!うちをもやす気か!」がつぼなんです。
わたしだけですか?

「さきざきさん」は、鳥取の語り手さんからのものですが、
ジェイコブズの『イギリス民話集』では、「”これから先”̪氏」で載っているそうです。
日本とイギリスの話があまり似ているのでおどろきます、とのこと。
語りもお話にとっても合っていて、楽しかったです。

「いばらひめ」も、すごい良かった!と絶賛。
つむと糸車についてお話したのと、
   
「この子は つむに ゆびを さして ―
「この子は ゆびに つむを さして ―

聞いた時、すっと入るのは? ちょっとしたことなんですが、
聞くストレスが断然違いますよね。

もっと、いろいろ書きたいのですが、今でじゅうぶん長~いので、もうやめときますね。
 
お知らせです。
11月1日 絵本の会 「いわさきちひろを読む」 10:30~12:30
生誕100年の原画展もありますので、その前にこちらをどうそ!

10月6日~12月2日 ブラティスラヴァ世界絵本原画展 奈良県立美術館

次回は、10月14日です。お待ちしております!
   

ごめん、さっきのつづき

児童文学を読む会の補足情報の補足です。
「青ひげ」だけじゃなくて、いろいろ見られるのです。
ウォルター・クレインの他の作品、また、次回に読むケイト・グリーナウェイ、ランドルフ・コールデコットの作品もあるので、見てきてください。これも宿題ね。

ここから→ヴィクトリア朝の子どもの本

おもしろいでしょ~

児童文学を読む会補足情報💖

『児童文学論』P229、ウォルター・クレインについての補足です。

「青ひげ」についての論評を実物で確認したいと思ってたんですが、当日、実物が手に入らなかったの。そしたら、会員のTさんが、帰ってからさっそく調べてくださって、国立国会図書館のデジタルコレクションにあるって教えてくれました~
「妻が人目をしのび、運命のカギを手にもって、金色の階段をすべるようにおりてくる。~かれの絵は、ほかのどんな作家のものよりも、子どもにむかって「むかしむかし、ある遠い国で・・・」と語りかけているように見える」のところとあわせて見てください。
青ひげピクチャー・ブック
表紙の写真の下に「国会図書館デジタルコレクションで全文が見られます」って書いてあるところをクリックしてね。
「赤ずきん」と「ジャックと豆の木」も一冊の本に入れてあります。

ラファエル前派
これもウォルター・クレインの絵の説明のところ。注に例としてダンテ・ガブリエル・ロセッティとJ・E・ミレーがあげてあります。
どんな絵かな?またメトロポリタン美術館の所蔵品から見てみましょう。
ロセッティから行ってみよ~



J・E・ミレー
一枚しかなかった💧

でも、Wikipediaにあったから貼り付けます(っていいよね?)

ミレーのオフィーリアです。Oさんが言ってたあの絵ね。

さて、次回11月は、P231のケイト・グリーナウェイから読みます。
どんな収穫があるか楽しみですね💗

児童文学を読む会 3回目

大きな台風が過ぎ、木が倒れていたり折れていたり、屋根の一部が無くなっていたり無残にめくれていたり、自然の驚異に改めて呆然としています。
そして、北海道の大きな地震のニュース。
これ以上被害が大きくならないことを祈ります。

リリアン・H・スミスの『児童文学論』を読む勉強会がありました。
第8章絵本を読みました。
この日は半分まで進みました。(P230最終行まで)
いい絵本を見極めるには、「子どもの目で見、大人の目で味わう」のだそうです。
子どもの目で見るというのは、どういうことでしょうか?
面白くないと思ったにもかかわらず、子どもがとっても喜ぶなら、子どもの目では面白いということでしょう。
これが、いつまでたっても苦手な私でして、ついつい大人の目で面白いかどうかを見てしまいます”(-“”-)”

「画家が、独創的な想像力をもっているかを見分ける」
これも、難しいです( ;∀;)

お手本は、20年、30年と読み継がれている絵本ですね。
勉強会で、8章に出てくる順にみんなで絵本を確認していきました。
マザーグースの「バイ・ベイビー・バンティング」「ヘイ、ディドル・ディドル」(朗読と曲を聞きました)
『かしこいビル』ウィリアム・ニコルソン
『100まんびきのねこ』ワンダ・ガーグ
『アンガスとあひる』マージョリー・フラック
『長ぐつをはいたねこ』ウォルター・クレイン
『マドレーヌ』ベーメルマンス
『ハメルンの笛ふき』『窓の下で』ケイト・グリーナウェイ
『ジョン・ギルピンのゆかいなお話』ランドルフ・コールデコット
よいとお墨付きの絵本を次々に見ていくのは、何とも楽しい作業です。
特に、ウォルター・クレインやケイト・グリーナウェイの絵は好みですが、絵が素晴らしくても文章も素晴らしくないとよい絵本とは言えません。
同じ画家の書いた絵本でも、文章が釣り合うものではないとしたら、よい絵本とは言えないと著者は言っています。
美しく、深く、難しい絵本の世界です。
とっても楽しいのに、「よい絵本を見分ける自信がつきました」とは、いつまでたっても言えないもどかしさ(笑)
展覧会、画集でよい絵をたくさん見ましょう。
好きな画家だけ追っかけていてはいけません。
「はい、先生、分かりました」と、上手にお返事出来たところで、今日はおしまいです。
次回は11月2日、第8章の続きです。
本章に出てくる作品と同じ作者の他の作品を読んできましょう(^^)/

レクイエム 歌いました ⛪

きのう、コンサートの本番でした。
フェスティバルホールは大きかった~💖
でも、まさか、自分があのステージで歌うなんて、思いもよらなかったよ。
温かな大友直人さんの指揮と大フィルの音楽につつまれて、至福のときでした。

42年前に亡くなった父の部屋の隅に、フォーレのレクイエムのPLレコードがあったの。
自分の命が長くないことを知って、ひとりで聴いてたんだなと、後から知りました。
父への思いを込めて歌いました。
とっくに父親の年を越えていても、娘にとっては「おとうさん」です。ふしぎですね。

フォーレもデュルフレもヤンにとっては新しい曲だったので、練習はしんどかったし、本番まで自信がなかったんだけどね。
合宿は大雨で行けなかったし、直前の指揮者レッスンは台風で中止になるし。
仲間の声に(勝手にー笑)ささえられて、なんとか歌い終えました。あちこちまちがえたけど~

初めての合唱団だったけど、新しい仲間ができて、ほんとに楽しかった。
ヤンには大阪の水が合うってこともあるしね(笑)

くたくたになって、でも充実感いっぱいで帰ってきたら、北海道の地震の報道。
今朝の新聞の、信じられないような写真と、家族を失った人たちの悲痛な声に、胸えぐられる思いです。
昔は、天災は忘れたころにやって来るっていったけれど、いまは日常化してしまっています。
他人事ではなく、人間と自然の関わりをいやでも考えさせられてしまいます。

語りの森に、ネットで繋がってくださってる全国の方がたへ。
顔は見えないし声も聞けないけれど、それぞれの場所で、一生懸命生きようね。
日常を大切に生きようね。