おにと豆がいっぱい

今日は、この辺りではめったにない雪の日で、一日じゅう雪が降っております❄
昨日は、寒いながらも全く降ってなかったんで、天気予報の確立のすごさを感じます。
昨日の図書館のお話会もたくさんの子どもたちが来てくれました。
子ども13人、大人9人。
常連さんも来てくれて、お話会らしい(笑)滑り出しでした。

手遊び 梅にうぐいす
おはなし 「まめ まてまて」『鈴木サツ全昔話集』鈴木サツ全昔話集刊行会/編 福音館書店 より再話
おはなし 「鬼のつぼ」『語りの森昔話集5』語りの森
絵本 『オニのせつぶんたいじ』岡田よしたか/作 小学館
絵本 『ラチとらいおん』マレーク ベロニカ/文・絵 とくながやすもと/訳 福音館書店
絵本 『ウマになれたらいいのにな』ソフィー ブラッコール/作 山口文生/訳 評論社
絵本 『しんしんゆきのふるばんに』あべ弘士/作・絵 ひかりのくに
手遊び さよならあんころもち

2月なので、節分に関したおはなしと絵本が並びましたね。
季節を感じられていいですね。
何人かの子どもたちが、自分たちが見た〝鬼〟をどんな風体であったか一生懸命話してくれて、とてもかわいかったです。
子どもたちを喜ばせようとしている大人の人の優しさとか気合も感じました(笑)
『ラチとらいおん』は、久しぶりに読んでもらってとてもうれしかったです。
鬼の話と絵本(こっちは間抜けな鬼でしたが)で怖いものを見たあとは、気弱だった子どもがだんだん勇気が出てくる、ラチの絵本を持ってくるとはなるほどです!
今の子どもたちは、鬼をどんな風に感じているのかな~
豆まきの時に出てくるだけで、あとはあんまり出番はないように思いますが、わたしは子どものころ、おばけの次くらいに怖かったような…。
でも、鬼はいないと思っていたから、見たことはないけれどもなまはげが怖かったような(笑)
豆まきの季節に鬼の話をするということが、子どもたちにとってこれからますます貴重で重要になってくるように思いました。

近江商人の町💰

京都からJR東海道線で半時間あまり。近江八幡に行って来ました。
雪はほとんど解けていて、でも、たまに、古い酒屋の屋根からどさっと落ちてきてびっくりしました。
京都府南部よりは寒かった。

近江八幡の地名のもとになった日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)です。

3日が鬼やらい、豆まきの行事があるので見たかったんだけど、夜の7時からということで断念しました。

豆まきの準備中。

八幡山のロープウエー

頂上からのながめ。かつてここには豊臣秀次のたてた八幡城がありました。
近江八幡の街並みが広がります。

頂上には、豊臣秀次のお母さんが秀次の菩提を弔うためにたてた村雲瑞龍寺があります。

城下町が栄えるもととなった八幡堀。

和船が観光客を乗せて運行してたんだけど、寒かったので、やめました。
堀端にすわって、ういろうを味わいました。あ、丁稚羊かんも素朴でおいしかったよ。あと、おみやげなら、丁子麩と、あかこんにゃくがお勧め。

 


新町通り。
古い町並みが保存してあります。
郷土資料館や歴史民俗資料館、豪商の旧宅が並んでいます。


近江兄弟社。そう、メンタムの会社ね。
その向かいに、建築家ヴォ―リスの像があります。

この日は休暇村で宿泊。
近江牛のビュッフェ。
牛のステーキ、牛のすき焼き、牛のしゃぶしゃぶ・・・
1週間分の牛肉をたべました・・・うぷ╰(*°▽°*)╯

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今日のおはなしひろばは、「おにの子」
聞いてくださいね。

 

 

2月のあったかペーチカ

ペーチカ常連のみなさん9人の参加でした。それぞれ持ち寄ったおはなしを気楽に語る、しっかり語る、思い出し途中だけど語る〜、そんな場です。

「蚕のはじめ」語りの森HP

「さるとかにのもち争い」『語りの森昔話集4』語りの森

「トリレヴィップ」『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社 

「だんだん飲み」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

「ジャックと豆の木」『語りの森昔話集1』語りの森

「馬方やまんば」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

「かえるの王さま」『子どもに語るグリム童話2』こぐま社

Mさん絵本紹介

「1だけかぞえるえほん」カスパー・サーモン/作 マットハント/絵  今井悟朗/訳 フレーベル館

「みてみて!」小西貴士/ 写真 谷川俊太郎/ ことば 福音館書店

「キボール」キボリノコンノ/作 白泉社

「星につたえて」吉田尚令/絵 安東みきえ/文 アリス館

歌 お豆のかぞえうた(兵庫県)

絵本「みてみて!」の一緒に写っている子どもの手が、可愛らしかったです。小さくてぷっくり。

それぞれのおはなしに寄せる思いがありますね。また、子ども達の前で、すでに語っている方の「こんな風に聞いてくれた」という体験談や、今度出番があるからアドバイスを!だとか、プログラムの構成について意見を出し合ったりと、活発に話が交わされました。みなさんの語りの場を覗いてみたくなりました。また報告を楽しみにしております。私事ですが、節分の日に、4年生におまけで「だんだん飲み」をしたんですね。この学年は1年生の時に私から聞いてるので、敢えてどんな感じかなと語りました。だいたいは1年の時と同じ反応でしたが、女子の半数くらいは違いましたね。お姉さんになりました(笑)それにしても、初めて聞くおはなしの様に喜んでくれたので、だんだん飲みの魅力、語りの楽しみを再発見しました。そして、ここでの先輩の語りの影響を受けた部分もかなりあって、今までとは違った語りになったように思います。楽しさが増しました。

次回は3/1(日)です。お気軽にご参加下さい〜😊

チュウチュウチュウ🐭

速いもので、もう二月になりましたね。
たとえ月は変わっても、口から出る言葉は相変わらず「あ~~、寒い、寒い」
寒いから暖かいところに人は集まるのでしょうか。
たくさん来てくれました。

先週の図書館のお話会の報告です(*^_^*)

手遊び おもちやいて
おはなし 「にんじんとごぼうとだいこん」『日本・中国・韓国の昔ばなし集3』小澤俊夫再話
おはなし 「だめといわれてひっこむな」『おはなしのろうそく9』東京子ども図書館
絵本 『てぶくろがいぱい』フローレンス スロボドキン/文 ルイス スロボドキン/絵 三原泉/訳 偕成社
絵本 『しんせつなともだち』方軼羣/作 君島久子/訳 村山知義/画 福音館書店
絵本 『チキンライスがいく。』はらぺこめがね/作 あかね書房
手遊び さよならあんころもち

来てくれたのは、子ども12人、大人10人でした。
この日も、小さい子どもさんが多かったからか、ヤンさんははじめておはなしを聞く3才児さんに語る「にんじんとごぼうとだいこん」で始められました。
この話を語る人は多いと思いますが、類話がいくつかあり、ヤンさんのテキストはいちばんシンプルで短いと思います。
もっと長い、体のあちこちを洗う身振りのついたのもありますが、これは1分半くらいで終わるという(笑)
でも、聞いた後にとてつもなくあったかい気持ちになれる、そんな話です。
きっと、子どもたちの表情とその場の全体の雰囲気込みでそう感じるのだと思います。
そして、「だめといわれてひっこむな」も、とても暖かくなる話。
暖炉とかいろりとか、ごちそうが出てくるという暖かさではなくて、かわいくて心が温かくなる、そんな満足感が得られる話で、疲れた心が軽くなるという感じ。
いや、別に、普段打ちひしがれてるわけではないですが、語りと子どもたちに癒されるという意味で(^^)
1冊目と2冊目の絵本は、おはなしの雰囲気そのままに優しい気持ちがあふれて飛び出して来そうな内容で、これまたほっこり優しい気分になれました。
そして、個人的に大好きなはらぺこめがねの絵本を読んでもらえて、ウヒョーとうれしかったです。
チキンライスは食べられないんだけど、絵本のナンセンス感がたまらなく好きです(^O^)/

さっぶ~🥶

2月です。

寒いです。

今年雪でなくなったかたが、去年クマでなくなったかたの数を超えました。
自然を畏れること忘れてはいけません。

さて、ふとしたことで、子ども向けに書かれた昔話集を2冊、見つけました。
書名は『炭焼長者』と『山の神とほうき神』。
『炭焼長者』は、関敬吾著/中央公論社、ともだち文庫11 昭和22年刊
『山の神とほうき神』は、関敬吾編/彰考書院、世界昔ばなし文庫 昭和23年刊

子ども向けに再話された話ですが、その原話の出典もちゃんと明記してあります。
さすがに研究者の編んだものだなあと感心します。
ヤンは、この出典をさがして再話と読み比べてみようと思っています。少しでも腕を磨いて、語るためによい再話をつくって、みなさんに提供したいからです。それが、かつての語り手たちと本にした研究者たちへの恩返しになるから。

『炭焼長者』のあとがきにこんなことが書いてありました。

文藝の様式には、文字で伝えるものと口から耳へ伝えるものがある。文字のなかった時代や文字を知らない民族の間では口承の文学しかない。オデッセイやイリアッドも、ニーベルンゲン、カレワラ、インドの古代の物語も。
口承の文芸は、作者は不明。幾世紀の長いあいだに多くの人々の口によってみがかれ、民衆によって作り上げられた文学だ。(要約)

ふうむ、これ、子ども向きですよ。
子どもをちゃんとひとりの人として、大人扱いしてますね。

あと1話ずつの解説がついています。
これがまた興味深いのよ。

さらに、「米福粟福」の解説に、これは、シンデレラ話で、ヨーロッパをはじめとして、アジア、アフリカ、アメリカと、世界じゅうで語られているとあります。そして、昔話は読んでもおもしろいけれども、同じ話がいろいろな国に伝えられている原因を考えるのも興味深い。「みなさんも、大きくなって、こうした物語に興味を持ったら、研究してみるべき問題です」

この文章が発表されたのは、昭和22年。
日本が戦争に負けたのが、昭和20年。

敗戦の2年後、まだ焼け跡の残る混乱期に、関敬吾は、若い人たちに向けて、広く世界に目を向けて、過去から受け継いできた目に見えない文化を知ってほしいと書いたんですね。

あれから80年近くたっています。
来週の総選挙の争点のひとつに、外国人問題や移民問題が浮上していますよね。
ちょっとまってよ、わたしたち、関敬吾があれを書いた時代からいったい何を学んできたんよ、といいたい。

人間って、進歩しないのかなあ。

いや、そんなこと思いたくないなあ。

『炭焼長者』『山の神とほうき神』は、国会図書館デジタルコレクションにあるので、ネットで無料で読めますよ。

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《日本の昔話》のなかの「奈良の民話」を再開しました。
できるだけ毎日1話ずつアップしていきますね。