プライベートレッスン3月

3月のプライベートレッスンはおひとり。

「とめ吉のとまらぬしゃっくり」を語りたいんだけど、テキストにちょっと違和感があってということで、その確認でした。
出典は『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』松岡享子作/福音館書店。

もちろん語れる作品なんだけど、やはり創作。
昔話の語りになれていると、細かなところでひっかかります。
その引っかかった部分が、耳から聞いてイメージできるかどうかを考えます。

だいじょうぶ、ちゃんと見えるということなら、そのまま覚えます。
(すると、語り手の表現力が増します。語彙が増えます)

ただし、大前提として、語り手は聞き手の聞く力を知らなくてはなりません。
今回は、ターゲットは5年生。1年生のときからずっとお付き合いのある子どもたちだということでした。
これは心丈夫です。
こちらも知っているけれど、子どもたちもおばちゃんの声や話しかたを知ってくれているからです。
去年は少し集中しづらかったとのことでしたが、子どもの成長は早いので、多分大丈夫でしょう。
細かく検討した結果、違和感のあるところもほぼそのままで語ろうということになりました。

ただし、読めばわかるけれど、耳からだと誤解が生じる部分が3か所ほどあるので、前後を入れ替えたり、文を切ったりしました。

それから、話の台本ですから、体言止めや連体止めは避けて、きちんと「大よろこびしました」まで言いたいですね。

語り手にぴったりのおはなしだと思うので、語られるのを聴くのが楽しみです。

テキストに手を入れることについて、最近がっかりするケースが結構あったのですが、今回は節度を守ってくださっていて、ほっとしました。

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昨日のホームページ更新は、《日本の昔話》「千丁木」⇒こちら。
語ってくださいね~

きゃははっ!と鳴る声

3月28日土曜の図書館、春休み真っ最中です。みんな旅行やお出掛けかな〜。こじんまりと子ども5人、大人5人でした。

手遊び うめにうぐいす

おはなし 「ありとこおろぎ」『語りの森昔話集1』村上郁再話 語りの森

絵本 「ティッチ」パット・パッチンス作絵/いしいももこ訳 福音館書店

絵本「だれかさんのぶん」香山美子作/ひろかわさえこ絵 金の星社

絵本「パンめしあがれ」高原美和絵/視覚デザイン研究所作 視覚デザイン研究所

絵本「これはやま」五味太郎 リブロポート

絵本「じいちゃんとないしょないしょのやまのぼり」わたなべさもじろう/作・絵鈴木出版

絵本「つみき」中川ひろたか文/平田利之絵 金の星社

小さな子が数人、低学年らしき子が1人、さぁ〜おはなしはどうかな?!という具合で「ありとこおろぎ」です。弟君がヤンさんの周りをぐるぐる走り回り、絵本をすっとヤンさんの手元に置いていきます(笑)そんな中でも、ヤンさんはそれに少し応えながらも、おはなしを続けます。小さな女の子はしっかりヤンさんの言葉を受け取っていました!にこにこ☺️Oさんからの「おみごと!」の称賛の声掛けに、笑いがこぼれました。おそらく、ヤンさんは和ますためのテクニックを入れていたのかな〜とも。やり取りの工夫など。さすが!「ティッチ」では、子ども達の反応に感激しました。小さな子に寄り添った素敵な絵本ですね。要所々々で、笑う子がいました。ヤンさんの言葉に応えて、「きゃははっ」と笑うので、心地よいリズムが生まれ、いい音色が鳴っている〜という感じでした。このオープンスペースおはなし会に偶然出会った子どもたち、親御さんたちの、それぞれ色んな姿や親子の関係性が伺えます。この最上級のコミュニケーションの場は、寛容でいていい、見守りでいい、リラックスしていい、そんな雰囲気が流れています。何回も来てね!さぁ、新年度のおはなし会も色々試練がありそうですが、楽しみです!

「なんで?」

 遅くなりましたが、先週土曜日、3月21日の図書館おはなし会の報告です。
 春分を過ぎて、あちこちに「春」がやって来ました。三連休のなか日でしたが、おはなし会目指して常連さんが集まってくれました。担当はウーカーさんです。

 子ども 9人 おとな 5人

手あそび 「ぎおんのよざくら」
おはなし 「ものをいう卵」『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』村上郁 再話/語りの森
絵本 『たまたまたまご』内田麟太郎 文/北村裕花 絵/文研出版
絵本 『たいせつなたまご』キッチンミノル/白泉社
絵本 『バナナおいしくなーれ』矢野アケミ/大日本図書
手あそび 「さよならあんころもち」

 さあ、「ものをいう卵」です。かわいいピンクの本『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』に入っています。HPのヤンさんのおはなしでは、ATU480「親切な少女と不親切な少女」に分類され世界中に分布しているとのこと。そしてこの話型のおはなしは語り女子ならばどんな思いであれ、素通りできないおはなしですよね。
 この日もじゅうたんコーナーには女の子が多かったのですが、その中に、常連のおはなし大好きの女の子がいて「なんで、笑っちゃダメなの?」「ムチってなに?」などなど、頭の中の「?」を次つぎ聞いてくれます。それだけイメージを作り上げたい気持ちがあるのでしょうね。
 「ものをいう卵」のお母さんは継母ではありませんが、大人が継子いじめと聞いて持つイメージと、生の声で聞くこのおはなしは全くの別物です。コミカルなところもあり、聞きやすく、イメージしやすく、テンポよく進んでいきます。
 そしてラストにお母さんは、かわいがっていた悪い子のローズを中に入れないで、ピシャンと、ドアをしめてしまいました。するとまた常連さんの女の子が
 「 なんで ⁈ 」
 あ~ほんとに、ほんとになんでなんでしょうね。なくならない戦争、なくならないいじめ、なくならない排除、人間関係には「なんで?」が満載です。
 小さな女の子の「なぜ?」は、世界中に古く深く分布されたこのおはなしたちの姿を、もう一度「考えて」と言っているようで、いや、でも考えたくない。
「考えて」「考えないで」「考えて」「考えないで」と、帰る道々なんか葛藤してしまいました😓
 絵本は「たまご」づくし、みんな借りて帰っていました😊

春眠あかつきを・・・・🤤


テレビ観ててもとちゅうで寝てる。
本読んでてもとちゅうで寝てる。
動画観ててもとちゅうで寝てる。
ストレッチしながらとちゅうで寝てる。

え?
わたしのことよ。

それは平和やということや。

嫌なこと気がかりなことがわんさかあるのに、考えてるうちにとちゅうで寝てる。

図書館でリクエストしたら下が先に届いた『プロジェクト・へイル・メアリー』
1週間後に上が届いたから、上下合わせて一気に1週間で読まないといけませんでした。
とちゅうで寝ながらぎりぎりセーフ、読めました。
けっこう軽いSFで、ま、おもしろかった。
そしたら、なんと、映画化されたんやね。
映画を観に行ってもきっととちゅうで寝るやろうな。

江戸時代に、雪の越後の国を描いた『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』って随筆があってね。もう何十年も前に読んだんだけど。
その『北越雪譜』が出版されるまでの人間模様が小説になってるのを見つけた。
木内昇著『雪夢往来(せつむおうらい)』
時々とちゅうで寝ながら読んだ。
山東京伝とか滝沢馬琴とかが出て来て、学生時代を思い出して懐かしかった!
近世を勉強してたんでね。
読書日記に書いたから見てね⇒こちら

ヒノキ花粉はなんぎやけど、やっと暖かくなっていいなあ。
花もきれいに咲いてるし。

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今日のおはなしひろばは「太陽を射る」
聴いてくださいね~

 

語法クラス5回目🌷

近所を車で走っていて、一面菜の花畑を見ました。
一瞬でしたが、きれいでした。
春を感じますね~
気分も上向きになって、お勉強にも力が入るというものです。
昔話の語法クラスの報告です(‘◇’)ゞ

まずは、宿題の答え合わせから。
そして私の出した宿題は、きっちり間違っておりました。
いいわけですが、宿題を出すときには、自信のあるのとないのがあれば、自信がないのを出します。
あってるのか間違ってるのか知りたいのでね。
そして、玉砕_| ̄|○(笑)
間違っていたのは、時間の一致と条件の一致だったのですが、特に条件の一致は数が少ないので見つけるのは大変。
みなさんも苦心されていたようです。
条件の一致は、先に条件が提示されている場合と、明確に条件が提示されていなくても条件がはっきりしている場合にのみ適用され、条件が明確でなければ状況の一致になります。
「まぬけなトッケビ」で、トッケビが「3文貸してくれ、明日返すから」と頼み、相手のその日の稼ぎがちょうど3文で、貸してあげた、というのは条件の一致。
「おいしいおかゆ」で、食べる物が無くなって森に行ったらおばあさんが不思議なお鍋をくれたのは、状況の一致。
娘は、おかゆをさがしに森へ行ったわけではないので、条件とはならないわけです。
あと、多くの人が、関節的結合機能を〝間接〟と間違えていて、もちろん私もしっかり間違えてました。
ノートや本を見ながら時間をかけて仕上げた宿題なのに、漢字を間違えて意味が変っていることに全く気付きませんでした。
でも、これで覚えられたかも(笑)

宿題は、自分の持ちネタの中から探してくることになっています。
それは、語法を学ぶことで練習の時はもちろん、おはなしを語るときに、語法を見つけながら語るためです。
語法を見つけながら語ると、語り手は奇跡の発見のたびに驚きが生まれ、その驚きが聞き手にも伝わります。
語り手が聞き手に〝聞かせる〟のではなくて、昔話のもともと持っているものをそのまま届けられて、聞き手に自由に感じてもらえる、そういうことをヤンさんはおっしゃっていました。
私は、語るときに〝伝えようという気持ち〟が大事だと思っていましたが、ヤンさんの話を聞いて、一歩進んだ考えになれたように思いました。
勉強会に通い続けるとこういう風に、「あれ、なんか自分、いいこときけたんじゃない? 先に進んだよね!」ということがありますよね。
これがうれしくて続けられます。
勉強会に来なくてもおはなしは語れますけど、そしてそういうのもありだと思いますが、私は勉強を続けるというのがベースになっているなとつくづく感じました。

さて、本編です。
『昔話の語法』小澤俊夫 福音館書店 P240~P249後ろから7行目まで進みました。
四 孤立性と普遍的結合の可能性の孤立性から自己への判決のところまでです。
語りの森HP昔話の語法でいうと、孤立性再び孤立的に語る~昔話の形式意志までです。
一次元性から学んできて、平面性、抽象性と続きましたが、それらはすべて孤立性のためにあるというか、突き詰めると孤立性に行き当たります。
ここで、それぞれの関係を今まで平面で見ていたのが、立体になったような気がします。
今まで宿題で出た内容が、同じ物だけれども○○性が違うということは、入れ子になっているというのでは頭の中で整理できない感じがします。
入れ子というよりは、3D映像のように立体的に考えたほうが、頭の中で形になりそうな、……、かな?
すぐにわからなくてもあせらない。
このもやもやしながら考える時間が長いことが、ボケ防止にもなると思うので、宿題も頑張ってまとめてみたいと思います。
しかし、今回の締め切りは4月14日!
おぼえているあいだに急いでやらねば~~💦!