5月の語りクラス

今回のアイキャッチ画像は淡路島国営明石海峡公園のチューリップです。4月に写したものですが、ここまでの数のチューリップ畑を見たのは初めてでした!
そして伊弉諾(いざなぎ)神宮やおのころ島神社にも参拝して参りました!神話を語りで聞くのが大好きで(自分で覚えて語る予定はありませんが)一時期とっても読みやすく書かれた『古事記』にもハマっておりました。あぁ、また神話を語りで聞きたいです〜〜〜♪(そう、あなたの語りです♡)

手遊び
「ひとつたたこう」
*肩たたこう、椅子たたこうなど、自由に変えられます

語り
1.「たにしの息子」/『語りの森昔話集1』/語りの森
2.「あなのはなし」/『おはなしのろうそく4』/東京子ども図書館
3.「とめ吉のとまらぬしゃっくり」『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』/福音館
4.「メケー・ドマ」/『語りの森昔話集1』/語りの森
5.「トリーレヴィープ」/語りの森HPこちら→

ヤンさんの語り
6.「皇帝ののみ」/『世界の民話マケドニア』より再話

今回の学びピックアップ
〈セリフのところをどう語るのか〉

・まずは演じるべきお話か否かを見極める
・演じる必要が無い場合、カギ括弧部分の語り方は語り手が見ている(理解している)イメージに自然に添いながら、何よりも聞き手が誰のセリフなのかをわかるように心がけることが大事
・技術的には声色(声質)は変えず、声の高低で違いを表す
・カギ括弧部分だけでなく、その前後の文章毎で違いを表すように意識すると自然な感じになる

どんな課題も、最終的には「聞き手が主語」に行き着くヤンさんの「語りとは」の解釈はいつもブレない説得力があります。聞き手から教わるためにも、語りながら聞き手を観るためにも、とにかくまずは素直に練習してみることなのでしょうね〜

次回の語りクラスは6月9日(火)です

さわやかな五月の若葉に🍀

よく晴れた日曜日、母の日に、息子夫婦が、山の中へおいしいものを食べにつれて行ってくれました。

滋賀県大津市にある和菓子屋さんなんだけど、一帯の里山を保全して、自然のなかでピクニックできるようにしてあるの。
JR大津駅から車で南下するにつれて、里山の緑の美しいこと。
石山寺を越えてさらに行ったところに叶匠寿庵はありました。


梅林 6月には梅狩りがあるそうです。


やぎさんです。


炭焼き小屋

いろんな山野草があちこちに咲いていました。


その山野草を、ああだこうだといいながら、勝手に自然観察会をやっている人たち。
ヤンは花の名前もハチやトンボの名前もぜんっぜん覚えられないので、「きれえやなあ」「おもしろいなあ」といってついて行くだけです╰(*°▽°*)╯


天ぷらそば
うほほ。
お蕎麦はこしがあって、量的にも結構満足できた。
てんぷらは、よもぎ、えびいも、たけのこ、あかこんにゃく、まいたけ。野趣に富んでるでしょ。
和菓子の「あも」がデザートについていました。


売店
雰囲気あるでしょ。
自家製の和菓子がいっぱい。


古民家を使った喫茶。


その中


いろりもあります。


そこでいただいた、今日のお菓子。わらびもち。

園内には、ほかにもパン屋さんやらジェラート屋さんがあって、ちょっと歩いてはなんか食べる、という感じで楽しめました。

一日楽しめます。おすすめです。

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今日のホームページ更新は、《日本の昔話》
「あゆはかみそり」⇒こちら
滋賀県の笑い話。語ってくださいね~

 

 

 

カメづくし

図書館のじゅうたんスペースはがらんどう。さぁ、おはなし会は何人来てくれるかな…という不安をよそに、案内放送が流れると景色は一変。ぞくぞくと集まってくれました!5月9日は子ども17人、大人11人。

手遊び ちいさなはたけ

おはなし「カメの笛」 『ブラジルの昔話』かめの笛の会/東京子ども図書館

絵本 「いたずらこねこ」バーナディン・クック文/レミイ・シャーリップ絵/まさきるりこ訳/福音館書店

絵本 「おさるのまいにち」いとうひろし作・絵/講談社

絵本「かめくんのさんぽ」なかのひろたか作・絵/福音館書店

絵本「なんと ニャンコ うんこ 4こ!」おおたにけんた作/文響社

手遊び さよならあんころもち

「カメの笛」ピンチをきりぬける賢いカメと見事にだまされるヒョウとのやりとりが面白いお話ですね。ヤンさん顔も力強く、ヒョウが「ちっくしょ〜っ」と悔しがる様子も子ども達はとっても喜んでました。小学生くらいの女の子が、要所々々でしっかり反応して笑っていて、いい雰囲気の中心にいてくれました。その後は、カメが出てくる絵本。カメってゆっくりのんびりと思われているけどそれだけじゃないようです。相手を待つこともできる、尻込みせずに動じない所も持ち合わせているし、自分のペースを貫くこともできる。そして、いざとなったら固い甲羅が頼りです。子ども達は、そんなカメの姿にとても親しみを持ってくれたように思います。

おまけの一冊は早口言葉絵本!ページをめくる度に、言いにくい早口言葉が読まれます。みんな必死で返しながらも、ちょっとたどたどしいので、微笑ましい。「かあさんかささかさま!くちからプチカピバラ!」立ち上がり頑張って言い切る子もいましたし、ヤンさんも期待通り間違えてくれました。大人たちも一緒になって楽しんでくれて何よりでした。

でも、私が1番印象に残った事は、背の高い男の子が、後ろの方で絵本を聞いていてくれた事です。このおはなし会が再開した頃、何回か来てくれていた兄弟のお兄ちゃんでした。時々図書館で見かけてはいましたが、今回立ち寄ってくれていたので、嬉しかったです。2023年7月の再開から、もうじき3年経ちます。オープンスペースでのおはなし会、いい形が整ってきたでしょうか。常連さん、いてくれると安心する常連さん(笑)まだまだ、経験が足りない私は努力するのみです!

語法クラス第6回

雨の多いゴールデンウィークですね!さてもう一週間が経とうとしていますが、語法クラスの報告です。毎度遅くなりまして申し訳ありません。

一次元性、平面性、抽象性、孤立性…と学んできましたが、ここまでは語りの表現の問題であり、いわば単純な部分でした。ここまでをふまえて、今回からは、語法の本質的なところを学んでいきます。

「普遍的結合の可能性」

なんでしょうか?科学?哲学?見るからに難しそう!実はこれまで、勉強会でこの言葉に何度も出会っているのですが、実体がつかめないでいる語法でした。この機会に絶対に身に付けたい!と思って講座に臨みました。

「普遍的結合」は、つまり「何とでも互いに結びつくことができる」という意味なのですが、昔話の面白さのカギはここにあるなと感じました。主人公の幸福な結末に向かってストーリーが進んでいくうえで、課題や援助者や贈り物という「外的刺激」無くてはならないものです。主人公は「孤立的」であるからこそ、それらと結びつくことができますそして、そこに時間の一致(いばら姫が百年の眠りから覚めるちょうどその時に王子と出会う)、場所の一致(ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家にたどり着く)、状況の一致(モリーたちも大男の娘たちも三人、王子も三人)のような奇跡がある…登場人物たちはその「奇跡」自体には驚いたり感動することはありません。そこで語られる昔話の奇跡性は物語を先へ進めるための装置だからです。昔話の「抽象的様式」ですが、これらは昔話ならではの面白さではありませんか!「無効力のモティーフ」の存在も今回知りましたが、ストーリーには直接影響しないのに、明らかに聴き手はそれに引き付けられるとか。こういったもののおかげで、昔話は語り継がれ、時や場所を超えて伝わってきたのだと思いました。

「普遍的結合の可能性」について、少し理解に近づけたように思います。おそらく実際に語っていく中で、実感を深められるのではないかと思います。語り手から聴き手への愛情のこもった「形式意思」の表れなのでしょうから。

昔話は主人公だけを幸せにします。脇役の幸福な結末も描かれるおはなしもありますが、ついでのような語られ方だと思います。昔読んだ少女漫画で、ハッピーエンドを迎えた主人公の背景で主人公のライバルが「どうしてこうなるの!」と嘆いて、もう一人の脇役のキャラクターに「脇役だからだよ」と言われていたのを鮮明におぼえているのですが、まさしくそういうことなんですね。語法の勉強を始めて、昔話の語り方が、創作にも生きているのを発見するようになりました。

さて、これまでは、講座の宿題は書面にして提出する形でしたが、今回はテキスト『昔話の語法』の該当の個所を読み込む(三回!)ことです。勉強会で聞いたことをしっかり思い出し、ノートを見返しながら、一回目を読み終えましたが、ちょっと考えが堂々巡りしています…次の勉強会までにきちんと整理しておきたいと思います。次回の語法クラスは、5月26日です。

 

どのこがテピンギー?👧

ゴールデンウイークですね。
そして明日は子どもの日です。
しかしながら、5月2日の図書館のお話会は、良いお天気の日でして、図書館に子どもの姿がとても少ない…。
さあ、今日はどうなるかと思いながら開始時間になりました。

手遊び ちいさなはたけ
おはなし 「あたしがテピンギー」『魔法のオレンジの木』岩波書店
絵本 『しおちゃんとこしょうちゃん』ルース エインズワース/作 こうもとさちこ/訳 福音館書店
絵本 『しろいかみ』谷内つねお/作 西山悦子/撮影 福音館書店
絵本 『かしこいちいさなさかな』バーナディン クック/文 クロケット ジョンソン/絵 こかぜさち/訳 福音館書店
手遊び さよならあんころもち

開始時間に来てくれていたのは常連の大人のかたがひとり。
今日は、そのかたとスタッフ2名の計大人3人でお話会かと思っていると、2年生の女の子が飛びこむように来てくれました。
今日のおはなしにぴったりじゃないの~!
ということでその女の子に向けてヤンさんは語り始めたのでした。
そのあと、赤ちゃんを含めた親子が何組か来てくれて、参加者は子ども6人、大人4人になりました。
女の子は時間切れでとちゅうで帰って行きましたが、「あたしがテピンギー」の同名絵本を借りて、帰って行きました。
ほかの子どもたちは小さい子たちなので、赤ちゃん絵本も読みましたが、ほかの2冊の絵本はどれも長い物語の絵本です。
でも、よく聞いてました。
すご~い!
『かしこいちいさなさかな』を読む前にヤンさんは「ちょっと難しいかな~」と言っていたんですが、ぜんぜん心配することなかったです。
お父さんが小さな子どもさんを2人連れてこられてたんですが、〝子どもに寄り添う〟感が強かったんですよね。
わたしは後ろから見ているだけなので確かなことは言えませんが、小さな子どもたちが長い絵本に集中する姿を見て、周りの大人の姿が大切なんだなと思いました。
そして子どもたちの集中するかわいい姿に癒されたのでした。