「児童文学を読む」カテゴリーアーカイブ

若草物語👩👧👩‍🦰👩‍🦱

『若草物語』と聞いて最初に思い出すのは小学6年生のときの自主クリスマス会。
学級会でクリスマス会をしようと、女子たちで提案したんだけど、男子の反対にあって、あえなく否決。女子はみんなかんかんに腹を立てて、女子だけてやろうということになった。当日、男子は教室に入ってはいけないってことで決行。
出し物のひとつが、『若草物語』(笑)

さて、ババ・ヤガーでは、以前、瀬田貞二の『児童文学論』の読書会をしたことがありました。そのときに、『若草物語』は読んでいます。⇒こちら

それはさておき、『世界で読み継がれる子どもの本100』(⇒こちら)にも取り上げられていて、今日はその紹介。

作者は、ルイザ・メイ・オルコット(1832-1888)
アメリカのマサチューセッツ州を舞台に、マーチ家の4姉妹の成長を描いています。
オルコット自身の生活がモデルになっていて、児童文学としてはリアリスティックで画期的だったそうです。たしかに、子どもだった私は、これは大人の文学を子ども向きに書き換えたものだと思っていました。
だから、ちょっと背伸びしている感覚があったかもしれません。夢中になって繰り返し読みました。

コリン・ソルターは、『若草物語』は、思春期から大人になろうとしている少女たちの物語をとの依頼で書かれたものだが、少年でもこの本から学べるものはあると、言っています。

ちなみに、『ふしぎの国のアリス』は、出版後時間をかけて人気を得ていったそうですが、『若草物語』は発売と同時にたいへんな評判になったそうです。

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今週のホームページ更新は《日本の昔話》「山の神のうつぼ』⇒こちら
ふしぎな話です。
語ってくださいね~

 

苦しくても生きてごらん🦢

朝刊の文化欄の聞き書きのコーナー、いま、翻訳家の清水真砂子さんが取り上げられています。
『ゲド戦記』とか『目覚めれば魔女』とか『はんてんをなくしたヒョウ』とか、ヤンのお気に入りを訳した人です。って、もっとめっちゃたくさん翻訳してはるけどね(笑)

うちの母親と同じく戦争を体験しておられ、終戦時に朝鮮半島から引き揚げてこられました。
わたしなんかが想像もできない人生経験をされていて、そのなかで、子どものころの読書が心を救ったというようなことが書かれていました。

小学3年生のときに読んだ『アンデルセン童話集』やディケンズの「クリスマス・キャロル」など、何度も何度も読み返したという記事に、ああわたしもそうだったなあとなつかしく思いました。
「ハイジ」「小公子」「小公女」など、手に取れる本は、むかしは、古典的なものばかりだったような気がします。

そんな読書の中で、清水さんは、主人公はつらい目にあっても最後は報われると、励まされたそうです。苦しくても生きてごらんって。
うんうん、そのとおりやった、と思いながら記事を読みました。
そして、清水さんは、大人になってから、子どもや若い人たちを励ますお仕事をされてるんだなあ、すごい人だなあと思いました。

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きのうのホームページ更新は《外国の昔話》「金の鹿」⇒こちら
ドイツの昔話です。語ってくださいね~

 

ふしぎの国のアリス♠

『世界で読み継がれる子どもの本100』⇒こちら より。

子どものころ読んだ『ふしぎの国のアリス』とはずいぶん違っていました。
アリスが、しょっちゅう大きくなったり小さくなったりする。あんなにしょっちゅう変身してたかなあというのがひとつ。
子どものころはスト-リーを追うのがメインで読んでいたからか、あんなにダジャレがいっぱい出てきたんだ、というのがひとつ。

『ふしぎの国のアリス』は、子どものために書かれた本の最初期のものです。
でも、子どもに教えようとか啓蒙しようという下心がないのがいいですね。
ただ、あのナンセンスは、あんまり笑えないのは、なんでかなあ。時代なのか年齢なのか。

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今日は、今年度おはなし入門講座の第1回でした。
絵本好きの人が多かった印象。
みなさん、どう化けられるか、楽しみです。
かつて「え~!覚えるんですか~?」といってた人がいい語り手になっているのを思うと、楽しみです。

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昨日のホームページ更新は、《日本の昔話》
動物昔話「みそさざい」です。⇒こちら
語ってくださいね~

 

 

ナンセンス詩🤣🤣🤣

エドワード・リアって詩人を知っていますか?
詩人で、絵描きで音楽家だったんだって。
ヤンは、恥ずかしながら知りませんでした。
1812年ー1888年
『世界で読み継がれる子どもの本100』⇒こちら で知りました。

地元の図書館にあった絵本は、
『たわごと師たち』福音館書店
『カングル・ワングルのぼうし』ほるぷ出版
初めて読みました。めっちゃ、ユーモアが効いています。

詩人としては、リメリックという五行詩を広めたそうです。
で、その詩集、読みました!

ナンセンスのお遊びのような詩ひとつひとつに、ゆかいな挿絵がついています。
英語の原詩も併記してあるので、韻をふんでいるのもしっかりわかります。
古い詩だから、真面目で堅苦しいかと思ったらぜんぜん!
いちど読んでみてください。

コリン・ソルターさんは、こういっています。
エドワード・リアが詩人として愛してやまなかったのは、言葉の純粋な美しさだった。・・・言葉の音、形式、構造・・・は、言葉の意味よりも重要だった。

言葉って、意味を伝えるだけのものって思うけど、読むより聞くほうが多い時代は、音として頭に入ってくるんですね。その感覚は、見直さないといけないなと思いました。おはなしを聞くとか、読んでもらうとか、それは音の体験なんですね。だったら、音の美しさって、大事じゃないかな。

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今日のおはなしひろばは「ねこのつら」⇒こちら
スケールの大きい話です。聞いてくださいね~

 

 

アンデルセン再読🦢

『世界で読み継がれる子どもの本100』⇒こちら
第3作はアンデルセン。

幼児のころ、人魚姫、親指姫、みにくいあひるの子、はだかの王さま、マッチ売りの少女、なんかを絵本で読んでもらっていました。
クリスマスプレゼントに「雪の女王」をもらったんだけど、今回再読して懐かしかったのは、マフ。そのとき、あのふかふかのマフの存在を知ったのでした。それと、プレゼントにはスィートポテトももらって、わたしにとって「雪の女王」は今でもスィートポテトの香りがするのです。

高校・大学のころ、岩波文庫のアンデルセン(旧版)にはまってしまって、全十巻を何度も何度も読みました。
あの頃好きだったのは、「柳の木の下で」「プシケ」「天使」「鐘」

じつは、いま、語れる形にできないかと再話を試みています。
情景描写が丁寧で、それがアンデルセンの世界の美しさでもあるので、聞いて分かるイメージできる文章にするのはとっても難しいです。
でも、わたしにとって再話は、その話を深堀する一つの手段なので、とっても楽しい。
そのうち、語りの森HPでアップしますね(^///^)

アンデルセンを読むなら、おすすめは、『完訳アンデルセン童話集』大畑末吉訳/岩波文庫 です。

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昨日のホームページ更新は《日本の昔話》「魚の玉」⇒こちら
沖永良部島の昔話。大好きな話です!