高校の保育、絵本読み聞かせの授業が終わったあ
まあ、たった5時間だけなんだけど、手は抜けないし。
毎年、どんな生徒が選択しているのか、顔合わせてみないと分からない。
高校生の発するエネルギーって、半端ないし。
講評するの、けっこう神経つかうのですよ。
でも、おもしろかった。
最終回の今日は、地元の図書館に行って本を探してくるのが宿題。それを読み聞かせしてもらった。そして、なぜその本を選んだか、どの場面が一番好きか、対象年齢は何歳を想定したかを、話してもらう。
『マスクをとったら』いりやまさとし/講談社/2021年刊
を読んでくれた子がいてね。
マスク生活が子どもの育ちによくない影響を与えてますよね。だから、こんな本が出てたんだって、感心した。
パンダやライオンやカバなどがマスクをしてて、マスクをとったら何をしたいかってだけのことなんだけど。
最後のページで子どもたちがマスクをとる場面が一番好きとのコメント。
じつはこの高校生たちが入学した年からマスク生活が始まった。
素顔を知らないまま卒業するんやなって、ちょっとつらかった。この本を読んでくれたから余計にね。
授業を機会に、思いがけない絵本との出会いが生まれてくれたことを願っています。
わたしも新しい本を教えてもらったよ。
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きょうのHP更新は《外国の昔話》「くまのしっぽはどうして短くなったか」
冬に向けて準備してくださいませ~