過ごしやすく、心地よい秋の季節。旅にでたくなります。木々の紅葉ももうじきでしょうか。今回のテーマは「旅」です。5名の方の参加がありました。
絵本「えきべんとふうけい」マメイケダ あかね書房
おはなし「オオナムチとスクナヒコの国作りの旅」語りの森HP
おはなし「ロバの子」『語るためのグリム童話7/星の銀貨』小峰書店
絵本「オレゴンの旅」ラスカル/文 ルイ・ジョス/絵 山田兼士/訳 セーラー出版
絵本「たからもの」ユリ・シュルヴィッツ/作 安藤紀子/訳
まずは、列車で東京を出発して、各所の駅弁を食べながら、この駅弁はどの辺り?とみなさんで会話しながら読み進みました。島根県で幕の内弁当を食べて、列車の旅も終点となりました。そのまま次は、二人の神様が出雲の国を出発!しかも国作りの旅です。名付けられた地名や二人の旅の痕跡が今もその地にあるというのは神話ならではですね。そして、ロバの子です。自分の姿を見たロバの子は、広い世の中に出ていきます。主人公は、本質的な物と出会うためには旅にでなくてはなりません。オレゴンの旅もそこと同じ質を持つ絵本で、道化のオレゴンがサーカスのくまを連れて、北アメリカの森を目指します。くまのいるべき場所へ。その後オレゴン自身は?道化師オレゴンも自分を取り戻し、再び歩きます。最後はたからもの、夢のお告げから、主人公はたからものを探しに長い長い旅にでます。大方は歩きます。でも、目的地で知るのです。「宝は自分の家にあり」(このモチーフ、私はパウロ・コエーリョの『アルケミスト』を思い出します)
みなさんで一緒に旅に出て、色んな場所へ行きました~。無事に家に帰ってきました。心の旅はどこへでも一瞬で行けますね。
次回は11/22(金)テーマは「おばあさん」です(^^)
ウーカーさん、報告ありがとうございました。
ヤンさんが語る「オオナムチと…」を聞かせてもらっていて、地名の多さに覚えるのが大変だなと思ってたんですが、ふたりの神さまのやり取りがユーモラスでとっても面白かったです。
そして最後のほうのセリフ「うまくいったところもあるし、…」のところで、楽しいだけじゃなくてとても心にしみるおはなしになっているのがうれしかったです。
何歳でこの神話を聞くか(知るか)によっても感じ方が変わるんだろうと思いますが、やさしく応援してくれているような温かい気持ちをもらえました(*^_^*)
ウーカーさん、報告をありがとうございます。
『えきべんとふうけい』はちょっとしゃべりすぎちゃった(笑)
うん、「オオナムチとスクナヒコの国作りの旅」、いいでしょ。
『風土記』だから1300年も前に記録された話。でもぜんぜん古くない。
スクナヒコのキャラが大好きです。