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おなべでぐつぐつ

連日暑い日が続きましたが、6/21(土)図書館のおはなし会は子ども17人、大人7人。たくさんの人が集まってくれました。

手遊び じゃがいも  めだした

おはなし「三匹の子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子訳/福音館書店

絵本「にこにこばぁ」新井 洋行/作 えほんの杜

絵本「やさいのおなか」 きうち かつ/作・絵 福音館書店

絵本「パパカレー」 武田 美穂/作 ほるぷ版

絵本「かえるとカレーライス」 長 新太/作・絵 福音館書店
絵本「ノラネコぐんだんカレーライス」 工藤ノリコ/作 白泉社

おはなしはじーっと良く聞いていましたね。あぁ、もっと子ども達の顔を見ればよかった(*_*)「にこにこばぁ」はリクエストの一冊。その女の子はすごく嬉しそうにしていました。ばぁ~のところを身体で表現していて、かわいらしかったです。そして、オオカミをぐつぐつ煮て晩御飯に食べてしまったところから繋がって、材料を揃えて、カレーを作って食べました!「やさいのおなか」って、みんなで一緒になって楽しめていいですね。パパカレーでは、バナナを入れましたので、みんなで「えー!?」との反応(^^)この日はちょうど夏至でしたが、夏至×カレーとテーマを決めたのかしら!?テーマで繋げるおはなし会、みんなで楽しみました。晩御飯にカレーを作った家あったかな~

6月の大人のためのおはなし会

暑くなってしまいました。しとしと降る梅雨が恋しい…洗濯物はよく乾いて助かりますが。今日はほとんど常連さん、8名の方が来てくれました。嬉しい~!テーマは「へび」。

おはなし「アリ・ムハッメドのかあちゃん」『世界の民話8中近東』ぎょうせいより再話

絵本「へびながすぎる」ふくながじゅんぺい/作 こぐま社

絵本「へびくんはらぺこ」ブライアン・ワイルドスミス/作・絵 らくだ出版

おはなし「主がそうなら道具もそう」語りの森HP

絵本「みりょくのみ」五味太郎作 クレヨンハウス

おはなし「へび女房」『家庭と子どものための奈良の民話二』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版

おはなし「へびの天のぼり」語りの森HP

へびに出くわした時って、ドキッとしますよね。太い紐やなんかも、見間違えては、ひー!っと全身反射。太古のむかし、人類が爬虫類に脅かされてきた名残でしょうか。巻き付かれたり、丸のみにされたり?!そして、エデンの園でイブをそそのかして知恵を与えたのもへび。はたまた、へびは縁起が良い生きものとしても知られています。子どもの頃、脱皮した皮はお財布に入れてました。恐ろしいけど、魅力あふれるへび。おはなしを聞いている時は、自分が想い描くへびですし、嫌な感じはまったくないから不思議です。また今度へびと出会ったときは、違った眼差しをへびに向けられるかもしれないと思いました。先輩方お二人の語り、頼もしい限りです!ジミーさんは、関西弁で外国の笑い話を。Nさんは、心温まるおはなしとしんみりするおはなし、最後の「へびの天のぼり」については、そうやって語ればいいんや~!と再話者ヤンさんも納得しておりました。テーマに浸る楽しいおはなしの時間、どなたでも遊びに来てみてくださいね~(^^)

次回は7/18(金)、テーマは〈蛙〉です。

6月のあったかペーチカ

梅雨前の快晴、洗濯仕事もはかどります。あれやこれやと洗って、服もシーツもはたはた、くるくる、しています。きつい日差しに、ふとんはちょっと暑がっていそうです。さてさて、あったかペーチカは、9人の参加がありました。

「主がそうなら道具もそう」 語りの森HP

「宝下駄」 『語りの森昔話集5』語りの森

「仙人のおしえ」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

「いばら姫」『語るためのグリム童話3』小峰書店

「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館

「アリ・ムハッメドのかあちゃん」 『世界の民話8中近東』ぎょうせい より再話

Mさん絵本紹介

『トガヒネズミ ひみつのくらし』六田晴洋/写真・文 世界文化社

『カップねこ』塚本やすし/作・絵 ニコモ

『オムライスだいすき』苅田澄子/作 いわさきまゆこ/絵 金の星社

『かくれんぼハウスへようこそ』ぬまのうまき/作 ほるぷ出版

『かんばんのないコーヒーや』かめおかあきこ/作 ほるぷ出版

『山の学校 キツネのとしょいいん』葦原かも/作 高橋和枝/絵 講談社

『うまれたよ!トカゲ』関慎太郎/写真・文 岩崎書店

『さるさるおさるこんにちは』乾栄里子/作 高畠那生/絵 金の星社

今回も盛り沢山のプログラムでした。私は準備が間に合わず、聞くだけになりましたので、それはそれで、楽しい~ほっこり~しました。語りのすごいところは、語れば語るほど変化していく、育っていくところ、語りの場一期一会な所ですね。おもしろいな~。「かしこいモリー」の語り手さんの初々しいかわいらしい感じも、もしかしたら今回限りかもしれませんし、来週また聞く予定の「主がそうなら~」「アリ・ムハッメド~」も、聞き手メンバーが変わりますし、語り手の状態も変われば、同じ語りにはならないですもんね。そして、私は新しいおはなしより、語ってきたおはなしを語る方が好きなのですが、先輩方でも新しい話をばんばん覚えるので、感心するばかりです。ある方は「同じ話もええけど、あきんねん!」と言われていましたよ。(これは帰り際立ち話で)また、絵本もたくさん紹介して頂きました。「カップねこ」おもしろい~!また来月のペーチカも楽しみです。

次回:7/6(日)

5月のあったかペーチカ

ころころと変わりやすい天気ですが、風と日差しとで過ごしやすい日が続いていますね!嬉しい🤗 さてさて、ペーチカは10人の参加がありました。

「犬神山のおおかみ」 語りの森HP

「とら猫とおしょうさん」 『同名絵本』おざわとしお再話 くもん出版

「馬の首」『おはなしのろうそく29』東京子ども図書館

「きんそうこうのはじまり」(原題:金瘡膏のいわれ)『日本の民話9』ぎょうせい より再話

「悪魔と仕立て屋」 『世界の民話6イギリス』ぎょうせい より再話

「舌切りすずめ」『日本の昔話2』おざわとしお再話 福音館書店

「めしを食わないよめさん」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森

「マカトのたから貝」『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

「貧乏人と金持ち」『語るためのグリム童話5』小峰書店

Mさん絵本紹介

「たれてる」鈴木のりたけ/作 ほるぷ出版

「バルバルさんとおさるさん」乾栄里子/文  西村敏雄/絵 福音館書店

「アザラシのアニュー」あずみ虫/作 童心社

「くらべるえほん  いきもの」ちかつたけお/作・絵 GAKKEN

「ひこうきがしゅっぱつします」岡田光司/写真  岡田康子/文 文研出版

「ばったのタンちゃんうまれたよ!」ねもとまゆみ/作    たけがみたえ/絵    須田研司/監修 童心社

「そらとなかよくなる 天気の写真えほん そらのいろ」荒木健太郎/文・写真・絵 金の星社

振り返ると、恩返しの話がいくつかありました。動物による恩返し、そして、親切に対する報いと不親切に対する報い。はては、それが神様によるもの。ヤンさんが「子どもと家庭のための奈良の民話」で再話された中には、弘法伝説がいくつかありますが、親切に対する報いの話とその逆の話が一つ一つの話となっています。この手の話は全国的にものすごくたくさんあるそうです。身近な動物や神様、弘法さんとの交流は、大きな自然から頂く大切な知恵や行いについてのおはなしですね。時代や場所を越えて、人間の普遍性の表れを改めて感じます。また、登場人物が変わると違う話になってくる、テーマが変わってくる、お国の文化や雰囲気をまとう、でも良く似ている部分もあるので、繋がりを感じてしまう。ますます、昔話の真相・深層を知りたくなる。そうやって語り手たちは、昔話のトリコになっていくのでしょう~。そして、絵本も読んでもらえてほっこり幸せ。アニューがかわいすぎます。くらべるえほんは、子ども達の反応を確かめたい一冊になりました。あぁ、気づけば時間は昼下がりです!おはなしの世界が広がる楽しい時間でした。お気軽にどなたでもご参加ください。

次回:6/1(日)10:00頃~

4月のあったかペーチカ

不安定な天気は過ぎ去り、暑くなってきてしまいました!もうしばらく、春服を楽しみたいのに…。衣替えをするのが好きでして、狭いクローゼットの中で、活発にあれこれ服のことだけ考えた後、いらない服を一袋抱えて出ていく爽快感がけっこう好きなんです。そういえば、昔話の主人公も狭い箱に入りますね。何か心理的に関係があるかも?それはどうだかわかりませんが、ペーチカには9名の参加がありました。

腹を立てた貧乏神 『語りの森昔話集6』語りの森

マカトのたから貝『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

ひなどりとねこ『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/編 実業之日本社

赤ずきん『語るためのグリム童話2』小峰書店

高野谷の狐 『遠州伝説集』御手洗清/著 遠州タイムスより整理

死人の恩返し『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社

鳥のみじさ『日本の昔話3』福音館書店

カメの笛『ブラジルのむかしばなし』カメの笛の会 /編   東京子ども図書館

Mさんの絵本紹介

『くろっぴーとねずみのきょうだい』新井洋行/作・絵 教育画劇

『りょこうにいこう!』五味太郎/作 偕成社

『あける』はらぺこめがね/作・絵 校成出版社

『10ぴきのおばけのけんこうしんだん』にしかわおさむ/作・絵 ひかりのくに

『クマダさんのどんぐりコーヒー』はやしますみ/作 アリス館

『もりのなかをとおるのはだあれ?』アルビン・トレッセルト/作 ロジャー・デュボアザン/絵 石津ちひろ/訳

『できるよ できるよ』ブリッタ・テッケントラップ/作・絵 木坂涼/訳 ひさかたチャイルド

『タケシのせかい』室井滋/作 長谷川義史/絵 アリス館 

リラックスしたまま語れるおはなし会。「マカトのたから貝」を語った方は、昨夜やっと最後の段落を覚え終えたところ。(そんな風には聞こえませんでした)「赤ずきん」では、語り手が笑いだし、ツボにはまってとまらなくなりました(笑)。「死人の恩返し」では、おはなし最終結末句手前の1行が出てこず、こんなことがあるなんて!と、語り手もびっくり。テキストを見て、教えてもらいました。(そこテーマやん!とつっこみが)「鳥のみじさ」では、語り手が戻しながら語る事を体験されていました!私が言うまでもなく、みなさんの語りはすばらしいです。その上で、緊張しない、しすぎず語れる場という事で、新たな道を切り開くような?色んな気付きがありました。絵本もたくさん紹介して頂きました!おはなしについてのおしゃべりの時間もありますので、おはなしの世界が広がって深まっていく嬉しい時間です。どなたでも遊びに来てみてください~(^^)

次回:5/8(木)10:00頃~