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なまくら

ほんとーに、暑くなりましたね!一学期もあっという間に過ぎ、夏休み目前です。夏休みに入れば、朝のお弁当作りから解放されます、私にとって大きな喜びです!7/11(土)図書館のおはなし会は、子ども15人大人9人でした。

手遊び かわずのよまわり

①おはなし「なまくらトック」『愛蔵版おはなしのろうそく2 同名』東京子ども図書館

②絵本「はじめてのおつかい」筒井頼子/作林明子/絵 福音館書店

③絵本「おならはえらい」まどみちお/詩 岡本よしろう/絵 ほるぷ出版

④「あっていって!」スギヤマカナヨ アリス館

⑤「おっ!」高畠純 絵本館

手遊び さよならあんころもち

こう暑いとトックのような怠け心が加速しますが、たくさんの子ども達がきてくれました!

おはなし前半は、「いやだわ〜そんなめんどうなこと…」一貫してめんどくさがるトックに「そうですか、じゃあそうしましょう」とヤシの木が返事をします。その繰り返しが面白いですね。怠け者でもうまいことやってる〜!と賞賛。がしかし、そんな事はいつまでも続きません。おはなしの雲行きが怪しくなってくると、それを子どもたちも察知して、さぁここからどうなるか!?とさらにぐっと聞き始めます。この辺り、ヤンさんさすがです。スピィーディでありつつ、おさえる言葉はおさえ、子どもたちの興味を離すことなく走り抜きました。

絵本では「はじめてのおつかい」が、久しぶりで嬉しかったです。先日お亡くなりになった林明子さん、たくさんの素敵な作品を世に出してくれましたね。みなさんにも大好きな一冊があることと思います。子どもたちにも届くといいです。

最後、おはなしのろうそくを借りてくれた子がいました。その子のお母さんは、入門クラスを受講予定の方です🥰

そして、途中から三つ子ちゃんがお母さんと来てくれたのですが、おはなし会の後も「これ読んでー」と次々と絵本を膝に置いていました!ヤンさんのアフターサービス。そんな様子をそばで見守りつつ、ちょっとほっとしているようなお母さんの姿が印象的でした。また来週ー!

7月のあったかペーチカ

今週梅雨が明けるかも?という予報がありますね。本格的な暑さがやってきます〜

10人の参加がありましたー!

「鴨取りごんべえ」『昔話の扉をひらこう』小澤俊夫/著 暮らしの手帖社

「マカトのたから貝」『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

「白い子ねこ」語りの森HP

「魚がくれた子ども」語りの森HP

「山の鯨、海のいのしし」『日本の民話1』瀬川拓男他/編 角川書店

「幸運の種まき」『語りの森昔話集6』語りの森

「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/編 実業之日本社

「カエルの王さま」『グリムの本3 一つ目二つ目三つ目』石井桃子他/再話 子ども文庫の会

Mさん絵本紹介

「これなんだっけ?」深川直美 偕成社

「ひとがつくったどうぶつの道」キム・ファン/文堀川理万子/絵 ほるぷ出版

「パタパタどうぶつえん」岡田善敬/作 タケウマ/絵 ブロンズ新社

「あ っていって!」スギヤマカナヨ アリス館

「じいじ、じーっ」ホッシーナッキー ポプラ社

「バスまだかな」北村人 偕成社

「おっ!」高畠純 絵本館

「おつきさまいつもありがとう」メリッサ・スチュワート/文

ジェシカ・ラナン/絵 まつむらゆりこ/訳 福音館書店

「つきよのたまご ちいさなぽぽろのものがたり」なかがわちひろ/文 さとうゆうすけ/絵 ブックローン

いつものペーチカ常連の皆さんに会えて嬉しい限りです。おはなしとおしゃべりであっという間の時間を楽しみました。

ところで、一つのおはなしを習得するのにどれくらいの時間がかかるでしょうか。ただ覚えるのは2〜2.5週間。通しでなんとかいけるようになるのが1カ月。人前に出せるのは1.5〜2カ月。人によって全然違うかもですが、私はこのような期間です。ここからは、どれだけ実践で回数重ねるかだと思うんです。固さが取れてなめらかに。どんなおはなしなのか、語り手が分かっていれば、聞き手が満足できる語りになってくる。

そして、見えるように語る、これは大前提ですが、ここができるか、なかなか時間を要するか。

ベテラン先輩達の語りは、イメージを手渡すことが主軸です。「こんなことがあってんて」おはなしの世界に惹き込まれるあの感じは、やはり違うんですよね。日常語だとなおさらです。

それを掴んでいる先輩方は、覚えたての話もそれができる。考えた末やはり、同じ話を定期的に語ることですかね。…いやこれは、ヤンさんがいつも言われてることでした!(^o^)

相当な自分の時間を使うことになるので、目的を持って話を選ぶこと、よく考えてこの話をずっと語っていくと思って選ぶこと、何年生のあの子たちに聞かせたい・ぴったりなメインのおはなしを選ぶこと。(私は使えるメインでレパートリーを増やすことが先決かと思っています)どんな語り手になりたいか?語りを届けるというゴールを目指せるような、積み上がるロードマップを引いていかなきゃなと。帰ってから振り返って思い知らされました〜!勉強会じゃないんですけど、中級の私には体験の学びがじわじわ染み込みました。

なんでもご意見コメントでお待ちしていますー!

次回は8/4(火)です。夏休みなので火曜日にしました。ぜひ、遊びにお越しくださいー!

6月のあったかペーチカ

目をやればそこかしこに紫陽花が咲いてます。きれいですね〜。しとしと降る雨の日、6名の参加がありました。そして、吹田おはなしの会のOさんも再び足を運んでくださいました。

「かも取り権兵衛」『日本の昔話2』おざわとしお/再話 福音館書店 

「うりひめの話」『語りの森昔話集2』村上郁/再話 語りの森

「広岡の腰痛地蔵」『子どもと家庭のための奈良の民話三』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版

「小僧さんとねこの絵」『語りの森昔話集5』村上郁/再話 語りの森 

「きつねの伝言」『子どもと家庭のための奈良の民話二』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版

「コックのペレ」語りの森HP

「魔法の笛」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/編 実業之日本社

Мさん絵本紹介

「きれてる」鈴木のりたけ/作 ポプラ社

「シロナガスクジラ」加藤秀弘/作 大片 忠明/絵 福音館書店

「いいえ、いえです」tupera tupera/作 白泉社

「めくってびっくり!色いろへんしんん カラーズ」パトリック・ジョージ/作 おおはまちひろ/訳 パイ インターナショナル

「わにおのわのじはどうかくの?」乾 栄里子/作出口 かずみ/絵 福音館書店

「ちんあなごのしんかいツアー」大塚 健太 /作 くさかみなこ/絵 講談社

「まるさんかくしかくみつけた」かしわら あきお/作 PHP研究所

知っているおはなしでも何回聞いても楽しいですし、語り手によって違うので、イメージされる物も変わりますね。日常語の違いもありますし。後になって思えばそんな違いも楽しんだ「かも取り権兵衛」でした!私もそろそろレパートリーに入れさせてもらおうかな〜とも思いました🥰

それぞれ練習という形を取りつつも、すっかりおはなしの世界に導かれた楽しい時間となりました。みなさん、子ども達との素敵なおはなし会になることでしょうね。そこに繋がる今日の時間。Mさんの絵本読み聞かせも至福の時です。ボランティア活動の枠を出て、人生の一部を共有できる事をしみじみ嬉しく思いました。どなたでも参加できますので、お気軽にご参加下さい〜!

■次回7/5(日)10:00頃から

語法クラス7回目

『昔話の語法』4章を講読し終えました。ヤンさん本当にありがとうございました。お疲れさまでした。今回は4章の総まとめでした。クラスは今後も続きますが、ひとまず一段落しました。

「純化と含世界性」

物語を形作る最小単位の要素(主要人物、出来事、アイテムなど)をモティーフといいます。昔話では、社会的モティーフ(喧嘩、求婚、戦い、労働…)や超越的モティーフ(山姥、化け物、妖精、魔女…)などが、ともに昔話モティーフとして物語を形成しています。

ごくこく日常的な事柄と民間信仰的な(ヨーロッパの場合は魔法的な起源を持った)出来事や登場者とを両方ひっくるめて受け入れています。

なぜ、そんなことが昔話は可能なのか?リュティさんはこの点をこたえてくれました。

昔話がこれらを受け入れる時

社会的出来事、民間信仰的起源の出来事、登場者の中身を抜き、実態は詳しく述べずに、言葉だけを残しています。例えば山姥だったら、民間伝承的な背景があります。それは、山の自然に対する畏怖や、農耕儀礼に根ざした山の神の零落(おちぶれ)というものです。昔話ではその背景には一切触れられず、「山姥がいました」と言うだけです。

この操作を「純化作用」とよんでいます。

これまで学んできた「一次元性、平面性、孤立性、抽象的様式」の表れへ移行・変容も入ります

つまり、この純化作用によって、昔話は世界のあらゆる出来事を自分の中に取りこむことができます。

含世界性の獲得です。

だから、山姥への驚きはない⇒一次元性

原始文化民族の娘小屋を認めることができる「ラプンツェル」、その説明はなく、主人公を狭い空間に閉じ込める⇒抽象的様式

「傘屋の天のぼり」傘屋がどんな仕事をしていたかは述べられない⇒孤立性、平面性

「尻鳴りしゃもじ」では、本来の道具の機能については述べられない⇒平面性

という具合にです。

以下、リュティさんの言葉に集約されていました。

「すべての要素は純粋になり、軽く、半透明になって、容易にくみあわさって一つのアンサンブルを作り出す。そのアンサンブルの中では、人間存在のあらゆるモティーフが鳴りひびいている」

それぞれの楽器が自分のパートで役割を果たし、他を邪魔せずに調和して、一つの音楽を作り上げている、そんなアンサンブルで昔話が成り立っているんですね。

「昔話というガラス玉のなかに世界がうつっている」

そして、含世界性において、ヤンさんが小澤先生から頂いた言葉は「命の全体を語っている、子どもの成長の全体を語っている」ということ。より一層具体的で納得しました。「三匹のこぶた」みんな誰かの命を頂いて生きている。「わらしべ長者」子どもの成長には時(タイミング)がある。私はこの2つのおはなしを思い浮かべました。

世界の前にガラス玉を置いたら、昔話ができた。そんな印象を受けるリュティさんの言葉です。そして、これまでも単発でされてきた語法勉強会でもヤンさんから教わった事を少し思い出しました。昔話は、世の中の真実や普遍性、知恵や大事なことが詰まった、先人からの贈り物、人類の記憶なんですね。それは物語としては語られることでしか届けられないんだと改めて思いました。また、語法が分かると、おはなしのテーマや何が言いたいかが分かってくるので、そこに向けて語れるようになる、手を入れられるようになるとのこと。そんな嬉しいことが待っているなら学ぶしかないですね!まだまだ、迷う事、分からないことも多々あります。それが分かるようになる未来が今後きっとあります。みなさんと共に。それが楽しみです🥰

報告や感想をお届けすることにかなり難儀しました…間違いなどありましたらコメントで教えてくださいね!

「ヨーロッパの昔話 その形と本質」も合わせて読み返しましょう。byヤンさん

■宿題(〆切7/14)

①p203~p286の中で、最も印象的なフレーズを一箇所抜き出す(頁数、行数も提示)

②なぜそれを選んだのか。自分のレパートリーから具体例を示しながらその理由を説明する

今後も続けようと思う人は…③自分のレパートリーで語法分析したい話を一話、出典とともに挙げる

A4半分に収まるというくらいで

■次回は7/28㈫ 今後の進め方の見本となるような講義になる予定です

みんなこすずめ

今日も暑くなりましたが、5/16(土)のおはなし会元気に始まりました!子ども13人大人8人。担当はOさんです。

手遊び ちいさなはたけ

おはなし「こすずめのぼうけん」『おはなしのろうそく13』東京子ども図書館

絵本「鳥の巣いろいろ」鈴木まもる 偕成社

絵本「おっ!」高畠純/作 絵本館

絵本「しーっ」たしろちさと/作・絵 フレーベル館

絵本「だんごむしのおうち」澤口たまみ/文 たしろちさと/絵 福音館書店

手遊び さよならあんころもち

3時になるとやってくる子どもたち!ちいさなはたけでお花を爆発させてから、こすずめのぼうけんです。ちょっともぞもぞしていた女の子がいたので、横に座ってみました。「次は何の鳥かな?」「まただめだったー」とかぼそぼそと言う私の声にも耳を傾けつつ、おはなしに興味を持って聞いてくれました。みんなの前で声に出しては言えない、その子の主張や質問が出てきます。それがおはなしに対する瞬時の声で、そんな風に聞いてるんだという事を知りました。幼児さんや低学年くらいの子がたくさん来ていたので、こすずめがお母さんの背中に乗って我が家に帰ってきた時には、「はぁよかった〜」と親子共に安心したご様子でした。子どもたちには、このこすずめみたいにチャレンジや冒険をどんどんしてほしいですね。その後、鈴木まもるさんの描く実際の色々な鳥の巣には驚きの連続でした。その次は、本ボックスを覗きに来た子のリクエスト本や、子ども達に馴染みのあるだんごむし絵本を。脱走するだんごむしに対して「なんか用事があるんなか?」という子(笑)そういう言葉が自然と出てくる子どもの世界に、ちゃんと向き合って対話する大人や場所が大事だなと感じました。AIの対応だったら、科学的な正しい答えを言うでしょうか。しらけちゃいますね!

もう一つ素敵な事がありまして、一人の男の子がよちよち歩きの女の子をお世話する姿が見られ、帰り際には、またね!と挨拶を交わしていました。おはなし会を通して横の繋がりができるって、図書館おはなし会ならではですね。それが今後の積み上げでも大事ですし、色々見せてもらったおはなし会でした!語り手はエネルギーを使いますし、子どもたちの様子を汲み取って配慮する先輩Oさんは、汗をかきかき。暑かったですし、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました☺️