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今は小さな人たち

7月6日㈯、図書館のおはなし会、本日も梅雨が明けたのか?と思われるような暑さです。子どもが11人、大人8人でした。

手遊び ちいちゃんぱーちゃん

おはなし 「小指たろう」『語りの森昔話集4』語りの森

絵本 「おやゆびさん」風木一人/作 ひろかわさえこ/絵 鈴木出版

絵本 「おおきくなるっていうことは」中川ひろたか/作 村上康成/絵 童心社

絵本 「かな?かな?えほん おおきくなると?」アニョーゼ・バルッツィ/作 小学館

絵本 「たなばたバス」藤本ともひこ/作・絵 鈴木出版

絵本 「うしろにいるのだあれ みずべのなかまたち」accototo ふくだとしお+あきこ/作・絵 幻冬舎

小指たろう、ぽーっと聞いてくれました(笑)「話わかった?」と聞くと1年生の男の子が「知ってる話と少し違う話だった」と答えてくれました。そういうことを思いながら、しっかり聞いてくれたのね。語り方は今後も修行です。そして、おはなしから繋がりをもたせるように絵本を探しましたら、知らない絵本に出会えて面白かったです。「おおきくなるっていうことは」では、服が小さくなる、歯が生える、顔を水に長くつけられる、シャンプーを嫌がらないなど、みんなはどう?ということを対話しながら。「かな?かな?えほん…」は常連の乗り物好きの子が来るかもと、用意した絵本でしたが、初めからどっか見ていたので「のりものえほんよ!みてよ~!」と、声をかけて振り向かせてしまいました。ですが、どうやら特定の車が好きなご様子で、当たりではないようでした(笑)でも、仕掛け絵本ですので、どうなるかな?とみんな喜んで見てくれました。あっという間に子どもたちは成長しますしね、今は小さな人たち…との楽しい一時でした。

7月のあったかペーチカ

参加者11名のみなさんが語られた、80分越えのおはなし会となりました!

この世の光 『語りの森昔話集1』語りの森

九尾のきつね  同上

かも取り権兵衛 『日本の昔話2』おざわとしお再話/福音館書店

オオナムチとスクナヒコの国作り旅 語りの森HP こちら

蛇の泊り 『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店

息子とかみなりさま 語りの森HP こちら

うりひめの話 『語りの森昔話集2』語りの森

金の角の仔牛 『みどりの小鳥/イタリア民話選』岩波書店

ハヴローシェチカ 『語りの森昔話集2』語りの森

詩「空にぐーんと手をのばせ」 新沢としひこ

まほうの人形 『イタリアの昔話:トスカーナ地方』三弥井書店 より再話

小指たろう 『語りの森昔話集4』語りの森

この世の光 『語りの森昔話集1』語りの森

たくさんおはなしが聞ける~♡と思いながら、ゆったりと聞くにしても、とんでもなくなんがーいおはなし会!私最後から二番目でしたが、みなさんよくよく聞いてくださいました。間に入れてくださった「空にぐーんと手をのばせ」で体をのばしたので、そのリフレッシュが効きました。それでも、おはなしが大好きって事によるエネルギーがみなさん素敵です。初めて聞くおはなし、グループで再話されたおはなし、違う語り手から聞くおはなし、今回も一期一会のプログラムでした。

次回は8月4日㈰です。

6月の大人のためのおはなし会

ここ最近は、梅雨の雨の降り方が、変わってきたようですね。6月も中旬に差し掛かりましたが、本日もカラっと晴れ!本格的な夏を迎える前に、雨が恋しいですね。梅雨入りまでもう少しですが、テーマは6月らしく「雨」です。9名の参加がありました。

絵本「あめのひ」 ユリー・シュルヴィッツ作・画/矢川澄子訳/福音館書店

「ふるやのもり」 『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館

「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/実業之日本社

手あそび ちーちゃん ぱーちゃん

「かも取り権兵衛」『日本の昔話2』おざわとしお再話/福音館書店

「雨の日も晴れの日も泣く」語りの森HP →こちら

絵本「なんていいひ」リチャード・ジャクソン作/スージー・リー絵/東直子訳/小学館

絵本「かさ」 太田大八作・絵/文研出版

平日のお昼間に、おはなしを聞く女性や男性の後ろ姿。この光景はもう、ほとんど寄席です。そう、今回初めて男性の方が二名来てくれました。そのうちのお一人は、市の広報を見て知り、興味を持たれたそうです。初めての方と常連さんの半々くらいの割合でしたでしょうか。語り手も、参加者同士も、月一回顔を合わせるもの同士になりますね。「○○さん来てないけど元気にしてる?」なんて声も聞かれました。雨のおはなしで皆さんを繋ぐ、本当にほっこり充足した時間となりました。申込無しで、どなたでも参加できますので、お気軽におこしください。

次回は7月25日㈭、テーマは「海」です。

6月の語りクラス

朝晩は涼しいですが、昼間は暑くなってきましたね。目をやる先々で紫陽花がきれいに咲いています。そして、何年かぶりにホタルを見ました。梅の実、しとしと降る雨。季節を感じる小さな幸せ。この感覚を忘れると、時の流れが速くなってしまいます。毎日忙しくても、身の回りの小さな自然が「みてみて」と、言ってくれている声に、耳を傾けたいものですね。さてさて、今月の語りクラスも、それぞれの語り手のおはなしに、心惹かれる楽しい時間となりました。

手遊び  「はじまるよ はじまるよ」

語り

みなごろし、はんごろし 『日本の昔話4』おざわとしお/再話 福音館書店

七羽のからす 『語るためのグリム童話2』小峰書店

危機一髪 『語りの森昔話集5』語りの森

鬼のつぼ 『語りの森昔話集5』語りの森

この世の光 『語りの森昔話集1』語りの森

こすずめのぼうけん 『おはなしのろうそく13』東京子ども図書館

ヤンさん  ヤギとライオン 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/実業之日本社

語りに癒され、それぞれの課題を皆さんで一緒に受けとめました。とにかく学びが多かったので、心が満たされて、あぁ本日も満足満タンという事でして。それでも、のんきなことばかり言ってる場合ではありません。この時間の学びを浸み込ませ、自分のものにして、使いこなしていくのです。ヤンさんは、「ヤギとライオン」を語った後で、おはなしにまつわる大切な事やテーマを添えて、関連付けて大きな印象を与えてくれました。また、最後にノート式おはなし講座「語り この愉しき瞬間」を使い、ヤンさんの解説をはさみつつ、読んでもらいました。「第一章おはなしを語る 語りの場」現代の語りの場でも、かつての囲炉裏端のように、人々が肩を寄せ合い、信頼する人から生の声でおはなしを聞くという光景を再現することができるはずです。とあります。私は、この言葉の意味やまとっているものに心をつかまれました。理解できるための体験や言葉の準備がやっと整ったようで、今までは立ち止まって心を寄せることができませんでした。そして、「そんな場でのおはなしが子供の情操を育て、大人の心を寛容にすると思うのです。(抜粋)」いろんな場でおはなし会をしていく際に、ここに心を置いて、語り手の在り方を体現していきたいなと思いました。語りの場を途切れさせない工夫として、できる限りのことを考えて、プログラム組みや先生とのやり取りなどでも、行動していきたいです。

次回は7月9日㈫です。

大人のためのおはなし会 5月

おはなし会には3名の方が来てくださり、和やかに始まりました。テーマは「端午の節句」です。子どもの健やかな成長を願う話、男の子が主人公の話、端午の節句にまつわる由来話などでプログラムが組まれました。

絵本 『ワニぼうのこいのぼり』内田麟太郎作/高畠純絵/文溪堂

おはなし  「マカトのたから貝」『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

絵本  『あんなにあんなに』ヨシタケシンスケ著/ポプラ社

手遊び   ちゃちゃつぼちゃつぼ

おはなし 「めしを食わないよめさん」『語りの森昔話集1』語りの森

絵本  『そらいっぱいのこいのぼり』羽尻利門/世界文化社

心喜ぶ素敵な時間だった~とみなさんで感じるおはなし会なのです。自分の課題はあるのですが、補佐の時は参加者の気持ちでゆったり至福の時を過ごしてしまいます。そんな気持ちにしてくれるおはなし会の秘訣はどこにあるのか…テーマの一貫性、季節感、順番や比重バランス、などでしょうか。胃もたれするような濃いジュースでもなく、薄くて味がわからない飲み物でもなく、美味しくて栄養のあるミックスジュース!のようなおはなし会。そして、読み手の何気ない言葉で「ふふっ」と笑わせてもらいました。この時間は一期一会ですね。その場にいる皆さんで喜んだり、聞き入ったり、しんみりしたり、ドキドキしたり、一緒だからいいんですね。そして、感性が磨かれること間違いなしです。みなさま、ぜひ遊びに来てください。

次回は6/13㈭ テーマは「雨」です。