日別アーカイブ: 2025年4月28日

プライベートレッスン 🦊

フルーツさんが、こんどはきつねの追っかけをしてはりますo(*^@^*)o

「宗旦ギツネ」『京都府の民話』見本児童文学者協会編/偕成社

京都市上京区に残っているきつねの伝説です。
この本には、宗旦ギツネに関するいくつかの伝説をつないで再話してあって、それを語れる形にできれば、ということで、今回はその2回目です。
再話のような整理のようなことを、日常語でつづるという形です。
言葉は、ずいぶん聞いて分かりやすくなったと思います。

伝承地(相国寺のあたり)には、茶人の宗旦に化けるのがうまい宗旦ギツネのエピソードが、今でも残っているそうです。
それらも集めてきてのテキスト作りになりました。
けっこう難しいです。
というのも、もとの本では、一つの筋の通ったストーリーがあるのではなく、いくつかを並列して再話してあるからで、語るのが難しい。

結局、これらのエピソードは、もともと別々に語られていたのだろうから、テキストもエピソードごとに独立させた方が元の形に近い語りになるだろうということになりました。

再話のいい勉強になりました!

きつねの話は、昔話でも伝説でも、いっぱいあります。
みなさんの身近なところのきつね話、探してみませんか?

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今日のHP更新は先週に続いて《日本の昔話》
「うぐいすの内裏」です。
先週の「みるなのくら」の類話。
聞き比べてください。
「みるなのくら」は、ふしぎな世界がすうっと語られてるけれど、「うぐいすの内裏」はには遊びがある。
語られ方によってテーマまで変わるようです。