残暑厳しい日々です、というより真夏の気温です。朝晩はかろうじて秋を感じる事が出来ますので、少しだけほっとしますね。
「小さなからす」 語りの森HP
「聖アントニウスの物語」 語りの森HP
「三つのオレンジ」『スペイン民話集』岩波書店 より再話
「金の髪」『おはなしのろうそく19』東京子ども図書館
「はす」 語りの森HP
「山伏とたぬき」『語りの森昔話集5』語りの森
「名人四人きょうだい」『おはなしのろうそく31』東京子ども図書館
この度、ヤンさんは休養中でしたので、みなさんで感じたことを話す会となりました。後半のおはなし三つは飛び入りの語りとなりました。すばらしい~!
テキストの言葉、語り方など、語り手の疑問点をあげてもらって話し合いました。やはり頼りになるのは語法です。語法を自分のものにしていく事で、語りも再話も納得して自分で決めていく、語法はそんな拠り所になっていくので、復習しないとな~と思いました。語り方については、後になって自分なりに振り返って考えています。語り手がとにかくテキストに時間をかけて向き合って分かっていくことかな?と。語り経験の豊富な方は、そこの時間は短くても到達点に近い語りができますよね。だから、語り方では、子どもたちはこうやって聞くだろうから、こんなふうに語ればいいかな…、ここ大事な場面だから、こんなふうに語れば伝わるかな、とかを考える。それで語ってみて子どもたちの反応で確かめる。違ったらそれに気づくように心がける。だから、同じ話を繰り返し、何年もかけて語っていく事で、軌道修正して磨きがかかってくるし、その手掛かりが他のはなしの語り方にも応用が効くようになるのでは?と推察します。いや、ヤンさんがいつも言っていることですね( ;∀;)今の自分の感じる事は、子どもとはズレがあるかもしれませんので、信用なりません。1回の語りの実践を、そういうところに意識をおくことで、「子どもたちに教えてもらう」貴重な時間なんだと改めて思いなおしました。まずは、語りがこなれる事、そこからがスタートなので、チャンスがあれば子供たちの前で何度も語ることを目指したいです。いずれは自分の定番のおはなしが自然と決まっていくんですかね~。そんなことも考えると楽しいです。入門クラス、初級クラス、中級クラスと歩みを進め、皆さん一緒の語りクラスとなり、語り仲間のそれぞれの段階をみんなで感じあい、影響を受け合っています。語りを聞かせてもらって、元気をもらって、癒され、生きる力をもらう時間です(^^♪
次回は11月12日㈫です。
ウーカーさんのおっしゃる通り、語法の理解がとても重要ですよね。
おはなしを聞いて、みんなで感想を言い合うということになると、勉強ではないからとは思うんですが、やはり語った人が自分の疑問を口にすると、みんなもそれについて考えますから、そのよりどころは語法なんですよね。
感じかたはそれぞれで、頭の中でイメージする絵もそれぞれでとても楽しいけれども、感想を言い合うとどうしても語り手スイッチが入って勉強したくなりますよね。
なんとか自分のものにしようという貪欲さなんでしょうかね~
ジミーさん、コメントありがとうございます。
そうなんです。経験の少ない私でも、何か役に立つ言葉がないかと、感じたことの中でなるほど腑に落ちた!というようなものはないかと考えてしまいます。みなさんのこの向上心は、すべては聞き手の子どもたちを思う気持ちからですね。おばちゃんたちに、こんなにも活力を与えてくれる子どもたちに感謝です。