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語りの森を作った魔女

4月のおはなし会🌸

新しい年度が始まりました。
怠けずに、報告を続けます(笑)
図書館のおはなし会の報告はおらふさんがしてくださるので、ヤンは幼稚園・小学校・中学校・学童その他もろもろで子どもにもてあそばれている風景をご報告します。

年度初めに5歳さんというのは、とっても元気になります。
一年を気持ちよく始められます💖

18日(木)
幼稚園5歳児 2クラス
ろうそくぱっ
おはなし「ホットケーキ」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ
去年一クラスだったのが、人数が増えて今年は二クラスになっていました。
クラスの人数は減ったわけですが、エネルギーは減ったようには思えない(笑)
「おとーさんからも、おかーさんからも、七人のはらぺこぼーずからも・・・!」
みんなでにぎやかに合唱しました。

23日(火)
幼稚園4歳児 2クラス
ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『ころころにゃーん』長新太/福音館書店
ろうそくぱっ
まだまだ小さな4歳さんです。やわらかな笑顔に、おはなしばあちゃんの心もいやされます。
この子たちには初めて絵本を使いました。
ころころと転がってくるのが何なのか、初めは分からず、とってもふしぎそうに見ていました。
やっとわかったと思ったら、大きい玉を見て「あ、おねえさんねこ!」
最後は、「おにいさんねこ!」

24日(水)
学童保育 30分
てあそび よもぎだんご (仲間)
おはなし 「どっこいしょ」(仲間)
おはなし 「ホットケーキ」
絵本 『びくびくビリー』アンソニー・ブラウン作・灰島かり訳/評論社
絵本 『いったでしょ』五味太郎/偕成社
絵本 『ころころにゃーん』長新太作/福音館書店
家庭訪問期間中なので、人数は少なめ。
今日はじめておはなしを聞くという1年生は、三人でした。一番前で目をまあるくして聞いていました。
目が合うと、もじもじしていました。かっわいい。
そうです。だれでも、初めておはなしを聞く子どもは、語りの場で、語り手とどう関係を持てばいいのか、わからないのです。
慣れてくると、やっと、おはなしの世界に入りこみます。
この慣れるまでの時間が、ミソです。
ここの学童では、2年生以上に聞く姿勢が出来上がっているので、きっと慣れるのも早いと思います。

さあて、始まりましたよ~
子どもから生き血、あ、いや、エネルギーをもらおうと、わくわくしている山姥ヤンでした~😍

さくら~ その2

もう1週間も前になりますが、京都府南部の井手町の玉川にお花見に行きました。
井出の玉川は、奈良時代から山吹で有名なところ。「井出の山吹」「井出の蛙」は古くから歌に詠まれています。
いまは、川沿いに、山吹もありますが、桜の名所になっておりますです。
叔母が写した写真でお花見をどうぞ~




京都はほとんど散っていますが、山形や、北のほうでは、これからですね。
以前、5月に仙台で、北海道では6月に桜を楽しんだことがあります。

ただ、子どもたちのために

行ってきました😍
冷たい雨の中🌧
福井県越前市武生公会堂へ。

かこさとしさんの特別展です。
だいたいが、原画って、美しいでしょ。それがずうっと並んでるの。
かわいい、なつかしい、かこさんの絵が。
かこさんの登場人物って、怒ったり泣いたりしてても、なぜか笑顔に感じる。

入場券が、越前和紙て作った名詞なのよ~
裏が、コウノトリが赤ちゃんを運んでる絵(もちろんかこさん作)の浮き彫り。
ああ、見せてあげたい🤗

19才で敗戦を迎えて、生き残った事への罪悪感から、その後の人生を「余生」と考えて、「ただ、子どもたちのために生きよう」って覚悟したんだって。
原画を見ながら、思わず涙ぐんでしまった。
すばらしい人だ。
(ああ、わたしの余生は。。。😢)

子どものことを知ろうと、教育学とかいろいろ勉強したんだって。
でも、子どもから教えてもらうのがいちばんだって、悟ったんだって。
一生懸命作品を作って、子どもにそっぽ向かれて。
やっぱり涙が出た。
わたしもそうだ。
だれに教わるより、子どもに教わること。子どもこそが真実を知っているということ、痛いほど身に染みてるからね。
うれしかった。
かこさんに、それでいいんだよって、言ってもらってる気がした。

それでね、雨が降ってるし、寒いし、どうしようかと思ってたんだけど、結局だるまちゃん広場もかこさとしふるさと絵本館も行ってきました。

以下、アルバムで~す😅

武生公会堂記念館の入り口です


だるまちゃんと一緒に💖

武生中央公園のだるまちゃん広場の観覧車。まんなかがかこさん絵のコウノトリ。

だるまちゃん広場のすべり台とジャングルジムとあれやこれや。子どもだったらあそぶんだけどなあ。めっちゃ楽しいだろうなあ。

図書館の前にあったタテカン(笑)

かこさとしふるさと絵本館のドアを開けて入ったところ。
だるまちゃんと天狗ちゃんとかみなりちゃんと、かこさんの写真がお出迎え。

絵本館の横の広場。かみなりちゃんのケンパが描いてあった!

絵本館のホール。こんなお部屋でお話会がした~い。

これは書架の上です。右にろうそくも置いてあります。

トイレの個室にまで。え?うん。写真撮った(笑)

最後に、絵本館に貼ってあった、子どもたちへのメッセージを写します。

未来をひらくため
自分で努めて 学問や科学を学び
芸術や文化を愛する
かしこい子どもをめざしましょう
また自分のくせや力にあった方法で
すこやかな心と体をそなえた子どもになりましょう
そして こうのとりのように 世界に向かって
力いっぱいはばたいて 進んでいきましょう
    2012.7 かこさとし

さ~くら さくら 🌸

なんか、2日の万葉集が固かったようで、ごめんなさい🙇
きょうは、やわらかですよ~

京都府南部は桜満開🌸🌸🌸
語りの森の仲間が、「撮ったよ~」って写真を送ってくれました💖

どうぞ。
井戸端会議で花見で~~~~す😍

はい、万葉集ですよ~📖🍃

新しい元号のもとになった文献が『万葉集』だって、テレビでワイワイやってますね。
まあ、何が典拠でもワイワイやるのでしょうが(笑)
この際だから、ちょっと復習しておこうかと、『万葉集』をひもといてみました。
復習? 
うん、知らない中国の文献とかだったら興味津々、新しい知識になるけどね。
『万葉集』は小学生でも知っている、たぶん。

「于時初春月 気淑風」から、「令和」ってとったんですね。
(ちなみに、これ、「時に初春の令月にして 気淑く風和らぐ」って読み下せばいいんだと思う。)

これって、『万葉集』巻の五、815番~846番の歌の「序(歌がかかれた経緯を説明している文章)」の一部なのね。
そんなら、815番~846番って、どんな歌かっていったら、大伴旅人(おおとものたびと)が自分の屋敷で梅の花見をして、招待した人たちと和歌を詠んで楽しんだときの歌を集めたもの。
昔の文化人たちは、花が咲いたとかお月さんがきれいとかいっては、何かにつけてグループで集まって、和歌を詠んで、食べたり飲んだりしたのね🍁🍶
がらがらどん例会みたいなもんね。(ちょっと違うって?)

さてさて、この梅見の宴会。
ところは、福岡県の大宰府。
このとき、旅人さんは、65歳。
この2年ほど前に、大陸との外交・防衛の玄関口である大宰府の長官としてやって来たの。中央政府から飛ばされたとの説もあり。
しかも、かわいそうに、大宰府に着いたとたん、奥さんがなくなっているのです。
それで、先に筑前の国司(知事さんね)として赴任していた山上憶良が、旅人をなぐさめる歌を贈っています。
山上憶良って、「貧窮問答歌」を作った、あの鼻びしびしのひとね。ほら、覚えてますか?
「しろがねも くがねも 玉も なにせむに まされる宝 子にしかめやも」を詠んだひと。

この梅見の宴のとき、山上憶良も歌を詠んでいます。こんな歌です。
818番「波流佐礼婆 麻豆佐久耶登能 烏梅能波奈 比等利美都々夜 波流比久良佐武」
読めますか? まるでクイズやな(笑)
はい、答え。漢字かな交じりに直してみます。
「春されば まず咲く宿の 梅の花 ひとり見つつや春日暮らさむ」
意味は何となく分かるでしょ。何となく分かりゃいいんです(笑)

『万葉集』って、八世紀に成立した日本最古の和歌集でしょ。
だから全部漢字で書かれているのね。ほら、万葉仮名っておぼえてるでしょ。あれね。いわば当て字やね。
まだ平仮名がなかった時代。ひらがなは、万葉仮名がもとになって平安時代になってからできたのです。

おっと、寄り道しちゃった。
で、くだんの梅見の宴での旅人さんの歌は、これ。
822番「わが園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも」
優雅で壮大ですね~

政治家や文化人たちで、九州の文化圏を作っていたのですね。
その人たちは、もともとは都の人で、その都の人たちの憧れは中国の文化。
中国の長安の都を中心に朝鮮半島や日本もふくめて大きな文化圏があったんですね。
言葉は違うのに、すごいね。
まあ、いまははもっとグローバルやけどね。

『万葉集』には、都の貴族の歌だけでなく、こんなふうに各地で生きている人たちの歌が集められているのです。
防人の歌とか東歌とか庶民の歌もあるしね。思い出した?

『万葉集』、ちょっとは身近になりましたか~?