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語りの森を作った魔女

お城、そのまわり🏯

今回の旅の三つ目の目的は高知城。
高知城は、1603年というから江戸時代のはじめですね、山之内一豊が建てたお城。火事にあったりして、今残ってる天守閣は、それでも1700年代半ばに再建されたっていうから、古いですねえ。国の重要文化財です。


松の向こうに天守閣


天守閣のてっぺんから見たしゃちほこ

え?のぼったんかって?
のぼったんですよo(*^@^*)o
このためにリハビリがんばってたみたいなもんで(笑)
めっちゃ急なつるつるの階段。
え?おりたんかって?
おりたんですよo(*^@^*)o
おりないと帰って来られませんからね。
靴下ぬいではだしになって、手すりにつかまって、脚力ではなく腕力でおりました╰(*°▽°*)╯
おかげで絶景が眺められました!

お城の近くに歴史博物館があってここも必見です。
少し離れてるけど徒歩圏内に「龍馬の生まれた町記念館」があります。地味だけど味わいのある博物館です。


朝市です。
新鮮でおいしいものがいっぱい。
手作りの羊かんを買いました。

高知城の近くで開かれていました。毎週やってるそうです。
野菜とかも新しくて安い!


高知駅前の三志像
左から、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。
お城は高知駅から路面電車で10分ほどのところです。

高知は見所がいっぱい。
牧野富太郎の故郷佐川や、やなせたかしの記念館など、今回はいけなかったけど、また行きたいです。
カツオのたたきもおいしいしヾ(≧▽≦*)o

 

 

のいち動物公園🐒

高知駅から、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線でのいち駅へ。そこから、コミュニテイーバスで10分もかからなかったかな。動物公園のふもとに到着です。土日祝日なら、バスは動物公園の入り口まで行ってくれるんだけど、今日は平日。上り坂を、よっこらしょ、よっこらしょと上って行きました。人にも車にも出会いません。のどかな景色の中を上って行ったら、りっぱな共同墓地があって、その向かいの道を入って行ったら、のいち動物公園がありました。
「のいち」ですよ。「いのち」ではありませんよ。
「のいち」は、高知県香南市野市町にあるからです。

山一帯が動物園になっていて、とにかく広い。
動物園っていったら、わたしなんか、檻の中で動物がコンクリートの床の上を行ったり来たりしてるイメージなんだけど、ぜんぜんちがうの。自然のままの公園に、動物と人間の境界が作ってあって、おたがいに好きなように過ごしている感じ。

動物たちがみんな元気なのよ~


オランウータンの家


フラミンゴの家


ワオキツネザルの家


キリンとシマウマの草原


なまけものの家
顔がどこにあるか分からへん。


一番会いたかった、ハシビロコウ!

写真にはとれなかったけど、リスの広場では、広い敷地に何匹も暮らしていてね、追いかけっこして遊んでた。

牧野植物園も園地の自然環境を植物にあわせて育てていたけれど、のいち動物公園も、それぞれの動物たちにとって住みやすい環境に作ってあって、考え方と努力に心打たれました。

牧野植物園🏝️🏜️

四国霊場第31番五台山竹林寺のまわりに広がる起伏にとんだ山地に植物園はあります。
めっちゃ広い。
登ったり下りたり、よう歩いたφ(゜▽゜*)♪

野生種や園芸種、あわせて3000種類以上の植物があるんだって。
それぞれの植物にあった環境をつくって、育ててるのです。すごい努力やなあ。
園内のあちこちで、職員さんや研究員さんたちが、植物の世話をしてはりました。

下手な写真では美しさはわからないと思いますが、想像力で補って見てください(笑)
そして、できれば行って見てください。


これはいちご。


多肉植物。名前忘れた~


食べられる植物の寄せ植え。

花菖蒲。

温室も充実しています。


フトモモの一種
インドの昔話「さるとわに」に出て来ます。⇒こちら


タコの木
パラオの昔話「魚のなる木」に出て来ます。⇒こちら

牧野富太郎さんの植物園は、昔から行きたかったの。
テレビで話題になったから、ちょっと行きそびれててね。
今回、思い切って行って来ました~

 

 

いったいどこへ行くのでしょう🚌

神戸三宮を出発~

①は明石海峡大橋

②は鳴門大橋
遠くにくずれた渦みたいなのが見えてるでしょ~

③は吉野川

さてさて、わかるかな?


④ アンパンマンの作者の出身地だよ。

⑤路面電車で有名。

⑥とさ~の~♬ こうちの~♬

そうです、高速バスで高知へ行って来ました。
目的は、3つ。
植物園と動物園とお城~

 

闇に願いを🕯️

『闇に願いを』
クリスティーナ・スーントーンヴァット作/こだまともこ・辻村万実訳/静山社/2024年3月

その都市は、大火で燃え尽きて闇が広がった。
そこへ、光を操る男があらわれ、総督となって、都市を復興させた。
総督は、人びとを火災から守るために、火を使うことを禁じた。そして、すべてのエネルギーは、総督の作り出した光の玉から発せられるようになった。
つまり、総督がすべてを支配したのだ。
総督は、法を作り、法のみが正義だと人々に信じさせた。

光の玉には、序列があって、貧しい人たちは弱い光の玉しか買えない。
だから、いつまでたっても貧しいままだ。

というような背景のもと、法を犯した母親から生まれた少年ポンが、刑務所から脱走するところから、話は始まります。
ファンタジーです。
つぎからつぎへと、手に汗にぎる事件が展開します。

どんなに絶対的な能力があっても、使い方次第で、世の中の役に立ったり世の中を滅ぼしたりする。
善良であれ。

テーマははっきりしていて、気持ちがいいです。
ただ、翻訳のせいかもともと原典がそうなのかわからないけど、言葉がちょっと軽いかな。それが残念。

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きょうのHP更新は、《日本の昔話》「阿波の清左衛門と京の古金屋伝兵衛」
語ってくださいね~