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語りの森を作った魔女

今週のおはなし会 🌜

15日(月)
支援学級 朝学習
『やさいのおなか』きうちかつ作/福音館書店
『かけまーす どん』五味太郎作/絵本館
『ミラクルバナナ』ジョルジュ・キャストラ、ロドニィ・サン・エドワ作/ルイジアーヌ・サン・フルラン絵/かこさとし訳/学研
『だれのたまごかな』アレックス・ラティマー作/聞かせ屋。けいたろう訳/KADOKAWA
3冊はクイズみたいな本ですね。この手の本は、1年生がリードします。
『ミラクルバナナ』は、3年生が、「ふう、賢くなった」といっていました。
この本はバナナからできた紙で作られてるの。

17日(水)
小学2年生 授業 1クラスずつ2回
おはなし「ハヴローシェチカ」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森
おはなし「米山薬師」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話/語りの森 (仲間)
おはなし「だんごころりん」語りの森HP《日本の昔話》村上再話
おはなし「めんどりちゃん」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
ミニブックトーク「アーノルド・ローベル」

この学年、一学期は嵐のようなおはなし会だったので、ドキドキしながら行きました。
元気というより、なんというか、食いつきがよすぎる、というか、とても能動的に主体的におはなしを聞いてくれました(爆笑)
わたし「最初のお話は、ハヴローシェチカ」
子ども「なんて?」
わたし「ハヴローシェチカ」
子ども「(口々に)ハブ?ハブローチェチェ?」
子ども「長い名前やなあ」
わたし「ハヴローシェチカ」
子ども「早く始めて!」
わたし「(心の中で)分かってるがな。わたしかて始めたいねん」

これはほんの序の口(笑)
それでも、茶々を入れていた子も話が進むにつれて減っていき、雌牛が殺されるあたりからは、全員がしーんと聞き入っていました。目があらぬところを見つめている(笑)
ハヴローシェチカが若者と結婚して幸せになると、女の子たちは、嬉しそうに手を握り締めて破顔一笑💖
うん、こういうとき、語りがいがあるなあ。
つぎの瞬間、男の子が「なんで子どもと大人が結婚するねん?」
ああ、この精神年齢の男女差~💧
おはなしはだいすきで、「もうひとつ!」「あとふたつ!」「メリーさんのお話して!」「ジャックと豆の木!」「ももたろう!」「ヘンゼルとグレーテル!」
わたし「メリーさんて、どんな話?」
子ども「ほら、あの怪物が出てくる話!」
わたし「・・・?」謎は深まるばかりであった。

また音声、アップしますね。めっちゃおもしろいから。

19日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「ものをいう卵」語りの森HP《外国の昔話》村上再話
おはなし「だんごころりん」語りの森HP《日本の昔話》村上再話
「ものをいう卵」はいちいち「え~っ」ってびっくりしてましたよ。
あ、そうそう、おもしろいのはね、「ローズは悪い子でしたが」といったとたん、全員の目がキラ~~~ッと光ったの。なんでやろね。いつもどこでもそうなのよ(笑)
「だんごころりん」は、「おむすびころりん」と同じって、嬉しそうに言ってましたよ。こうやって、さりげなく類話の存在を教える。世界の多様性を教えるのだ(笑)

幼稚園4歳児
ろうそくぱっ
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ろうそくぱっ
おはなし会のハシゴはしないという今年度の決意、どこ行ったんや(笑)
はい、元気いっぱいのおはなし会でした。
先月の「くらいくらい」は、お互いに完全に忘れていました(笑)

🐛歯

ぜんっぜんアカデミックやないねんけど。

ひさしぶりに、ほぼ一年ぶりに、歯医者に行ったの。
奥の歯が欠けたのでね。いきなりぽろっと😲
で、つめてもらったら、別の所に虫歯があった。外からは全然わからないところ😲
その予約の日が昨日だった。

蒜山前にかかった風邪を、必死で治した。
おはなしの練習も第九の練習も一切せずに。

だって、ガアーッ、ウィーンって削ってるときに、咳が出たらどうする?
手元がくるって、あのウィーンが別の場所を削ったら?
ね、恐いでしょ!!!
それか、鼻がつまって、ガアーッ、ウィーンって削ってるときに、窒息したらどうする?
ね、恐いでしょ!!!!!!

夫はそんなこと考えたこともないっていうけど。
だれかて、考えるよねぇ

きょうはほぼ2週間ぶりにおはなしの練習をした。
ああ、こんな世界もあったんや~って懐かしかった💕

休日🍄

今年も蒜山高原に行ってきました。
年に一度は日常の何もかも忘れてぼ~~~~っとしに出掛けるのです。

まずはアルバムをどうぞ。

蒜山三座のうちの中蒜山。この稜線が好きなのです。

津黒高原の不動滝。このところの天候不順で水量が多いそうです。

鬼面台からの眺め。10月下旬になれば紅葉がすばらしいそうです。

鍵掛峠から望む大山。圧巻でした。

出ました、すいとん❣

今年は、櫛田孫一さんの説明文があったので、一部紹介しますね。
「・・・蒜山には古くから『粋呑』という怪物が住んでいた。(おお、粋呑と書くんや~)『粋呑』は人間が思ったことをすべて知っている。(おお、さとりとおんなじ能力があるんや)だからもし悪いことをたくらんだり他人に迷惑を掛けたりした者は、どこからともなくスイーと現れトンと一本足で立った『粋呑』にたちまち引き裂かれて食われてしまうという。(こわいなあ~~)だから蒜山には悪い人はいない。(なるほど~~💖

ほんとは4泊するつもりだったんだけど、台風が近づいて日本海側を通るというので、早めに帰ってきてしまいました😢😢😢
おまけに引きかけの風邪が本格化して、ぐすん ぐすん ごほん げほん 💧💧💧

今週のおはなし会 🌂

26日(水)
学童保育
おはなし「はんてんをなくしたヒョウ」『おおきいぞうとちいさいぞう』アニタ・ヒューエット作/大日本図書
おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
絵本『チコときんいろのつばさ』レオ・レオニ作/さくまゆみこ訳/あすなろ書房
絵本『つくえはつくえ』五味太郎/偕成社

子どもたち、「疲れたあ~」といいながら部屋に入ってきました。
1学期、地震・台風・大雨で休校になったのでね、穴埋めに、水曜日なのに6時間授業だったんですって。授業は45分のままで休憩時間が短縮だったんだって。
そこへもってきて連日運動会の練習。
しかもさっきまで学童のお誕生日会。
そら疲れるわな😿

1年生「それってさあ、雨が降ったからペンキが流れたんとちがうん?」
2年生「おばちゃん、そういうてはったやん」
5年生「水性ペンキやな」

わたし「おいしい肉って何のことかわかりますか?」
1年生「???
上級生「ヤギ❢❢
1年生「???
わたし「トンカツちゃうで」
1年生「???

はい、お疲れさま~笑

28日(金)
1年生 朝学習
おはなし「鳥のみじさ」『日本の昔話3』おさわとしお再話/福音館書店
おはなし「めんどりちゃん」語りの森HP《外国の昔話》村上再話

「鳥のみじさ」は日常語で語りました。
日常語で語ると、自分だけに語ってもらっているような気持ちになるのね。
おはなしを聞き慣れていない子でおしゃべりの子だったら、掛け合いでしゃべろうとするの(笑)
わたし「おへそから鳥の羽がぺろっと出てきてん」
子ども「それな、あんな、あんな」
わたし「黙って聞き!」
こども「あんな、あんな、えっとな」
わたし「な、わからへんやろ。黙って聞き!」
そのせいでストーリーが中断しても、他の子どもたちはまったく気にしないで、にこにこしながら聞いています。

「めんどりちゃん」は、頭を振ってリズムを取りながら聞いていました。
ただ、きつねどんが出てくると、「おっと!」と言う感じでぐっと集中。
きつねどんがしちめんちょうちゃんたちを次つぎ食べるところは、口をあんぐり開けてましたねえ(笑)

先生「楽しいお話聞かせてもらったねえ」
子ども「めんどりちゃんは最後は楽しくなかった・・・」
なるほどね、最後を喜ぶ子とそうでない子がいるだろうとは予想していました。
4、5歳児はほぼ全員喜んだ。4、5歳児はめんどりちゃんだけに感情移入をしていたんだと思う。
1年生はほかの鳥たちにも思いをかけた子がいたんだ。
2年生はどうだろう??
でもまあ、カラッと、笑い話ね~

あしたは図書館のおはなし会。

また台風が近づいているので、みなさま、くれぐれも気を付けてくださいね。

おはなし入門講座🌸

今年もおはなし入門講座が始まりました。
「わお~、なつかしいなあ」って思ってくださっているあなた💖
あなたにもそんな初心なときがあったのですよ😊

ことしもやはり「えっ❣ 覚えるんですか❓」というかたが数人いらっしゃいました(笑)
え? あなたもそうだったって?
で、だまされてここまで来てしまったって?
でも、たのしいでしょ。それでいいのだ。終わり良ければ総て良し。

なぜ十年も二十年も入門講座を続けているかっていうとね。
もとよりわがサークルのメンバーを増やすためではありません。だって、がらがらどんはメンバーは4人までって決めてるからね。(そう、うちはめっちゃ弱小なのだ)
語る人を増やすため、いや、お話を聞かせてもらえる子どもを増やすためです。
いろいろな考えの語り手はいるけれど、ヤンは、「自分のためではなく、子どもに語りたいって思う語り手」を増やしたいの。
わたしたちの未来のために。
相手は、わが子、わが孫、近所の子ども、図書館に来る子、地域の小学校の子ども・・・

言い古された言葉だけれど、おはなしに上手下手はありません。
あるのは、愛だけ💖
それと、うまく伝えるための技術がある。
ババ・ヤガーはその精神と技術を学ぶところ。

今年はメンバー14名で始まりました。
赤ちゃん連れのお母さんからおばあちゃん世代まで、いつも幅が広いのが楽しいです。
12月の発表まで、頑張ってついてきてくださいね。
今は自信がなくても大丈夫。誰でも最初は初めてです(笑)