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ヤン について

語りの森を作った魔女

おはなし会ご報告 💧

このサイトは、おはなしのサイトであった。
けっして勉強ばっかりしているわけではない。
みな日々子どもの集まるところへ出かけてはおはなしを語っているのだ。
頭でっかちであってはいけない。

ほんで、報告ね。

🌷4月🌷

幼稚園 4歳児
🎵ろうそくぱ
おいしいおかゆ 「おはなしのろうそく」東京子ども図書館
🎵ろうそくぱ

幼稚園 5歳児
🎵ろうそくぱ
さんびきのくま 村上再話 ホームページ
🎵ろうそくぱ

小学1年生
さんびきのくま 村上再話 ホームページ
だんまりくらべ 村上再話 ホームページ

学童保育
かえるの上方見物 『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店(仲間)
ひなどりとねこ 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
絵本3冊

🎏5月🎏

幼稚園 5歳
🎵ろうそくぱ
うりひめのはなし 「おはなしのろうそく」
🎵ろうそくぱ

小学1年生
さんびきのくま 村上再話 ホームページ
だんまりくらべ 村上再話 ホームページ

小学3年生
金剛山のとら 村上再話 未公開
屋根がチーズでできた家 『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社(仲間)
こびとのおくりもの 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
お話の大好きな王さま 『山の上の火』渡辺茂男訳/岩波書店
📖ブックトーク「身近な自然」

小学4年生
ルンペルシュティルツヒェン『語るためのグリム童話』小峰書店
金剛山のとら 村上再話 未公開
うそつきくらべ  『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
📖ブックトークあまんきみこの本

学童保育
竹の子童子(仲間) 村上再話 ホームページ
うりひめのはなし 「おはなしのろうそく」

図書館の毎週のおはなし会は、省略~

さていよいよ来週から7月上旬にかけてほぼ毎日おはなし会が続きます。
吸血鬼のように子どものエネルギーを吸いとってやるう。

ええと、話変わって、12月に語りの森忘年会せえへん?
ほら、総会の時に、またやりたいってみんな言ってたやん?
交流語りの会で年忘れ。どない?

忙しいときに限って、さらなる行事を考えてしまうヤンであった。

新緑を求めて 🌳

滋賀県余呉町の菅並へ行ってきました。
美しい静かな山里です。

山里らしく栃餅と山椒が産品です。下の写真は栃の花。

洞寿院の六体地蔵さま。お顔がいいでしょ。禅宗の道場です。

静かな里のなかの道を歩いていたら、見つけました。
これもお地蔵さまです。
真新しいお花が供えてありました。

丹生川です。
カッパが棲んでいそうです。

菅並からバスでJR木之本駅にもどりました。
1時間に一本の電車を待つあいだ、北國街道をすこし歩きました。

ちょっと命の洗濯をしました。
いつか木之本に引っ越して来ようねって夫と話しました。

高校生と絵本 📖

毎年この時期に、高校へ絵本読み聞かせの授業に行きます。
最近の高校は、カリキュラムがバラエティに富んでいて、普通科でも保育選択授業というのがあるのです。
保育園への実習も充実していて、専門的に学んでいます。

きょうは、全5コマのうちの最初の日。
事前アンケートで、子どものころどのくらい読み聞かせをしてもらったかを尋ねています。今年のクラスは、あまり記憶がない生徒が多かったですね。
そこでまずは読んでもらう体験をしてもらいます。私が読むのね。

『ぐりとぐら』なかがわりえこ・おおむらゆりこ/福音館書店

これは覚えている人が、まあありましたね。定番ですから。
でもほぼ全員が目を光らせて聴いていました。
「幼児は、「おしまい」って言ったら、「もっかい」っていうから、もう一回読みます。また「もっかい」って言ったら、また読む。子どもは、このお鍋のふたを開ける場面を待ちかまえてるのね。その期待にちゃんと応えてあげるの」
このコメントだけで、高校生は深い目をします。

『はらぺこあおむし』エリック・カール/偕成社

これは、かなり笑顔が出ましたね。
そう、高校生は初めてのおばちゃんにはなかなか心を開かないのです(笑)
「このあなのところ、たいていぼろぼろになるよ。食べるのって、子どもはとっても興味を持つ。生きるための本能ですね。
このさなぎからちょうちょになるところ、いいでしょ。子育て中のお母さんとかは、ここでほろっとしたりする。しんどいことが多いからね。で、自分はさなぎだって。わが子もさなぎだって。でも、こんなにきれいなチョウになる」
うなづく生徒もいます。
それから、「そのばんあおむしはおなかがいたくてなきました」のところ、本を近づけて、左下の青虫の顔を見せます。
「かわいい~」
やっと声が出ます(笑)

『よあけ』ユリ・シュルヴィッツ/福音館書店

このあたりでは、生徒たち、実習のことなんか忘れて聞き入ります。
「しぶいでしょ。で、きれいでしょ。こんな静けさを小さな子が体験するの。すごいでしょ。こうなったらもう、大人も子どももないですね。いいものはいい。だれにもつうじるのです。見開きから裏表紙まで、ぜんぶ見せてあげてね。これ全体が作品だからね」

後半は、赤ちゃん絵本。
『いないいないばあ』松谷みよ子/童心社
『ばいばい』まついのりこ/偕成社
『おにぎり』平山栄三/福音館書店

「子どもは何度も何度も読んでくれとせがみます。おとなはそれに応える。けどね、「ばいばい」「こんにちは」ばっかり、ほんとだったら読むの嫌になると思いませんか?でも、読むのです。それが、愛情。絵本は、子どもが読んでくれる人の愛情を確かめるためのものでもあるんです」

今年のクラスは、私のコメントを、どんどんノートに書き込んでいました。
かきかきしてる生徒たちを見て、心の中で「あんたら、ババ・ヤガーのおばちゃんか!?」って、ひとりで突っ込み入れてましたね(笑)
生徒が熱心だったら、教える方も熱が入る。
だから、50分の授業があっという間に終わりました。楽しかったですよ。

来週からの4コマは、いよいよ生徒が選んできた本を読んでの発表です。毎年、これが楽しみなのです。
どんな本が出てくるか!

こんにちは! 🌞

ゴールデンウイーク後半戦。
といっても年金生活者は毎日連休。シルバーイヤー。

買い物袋下げて近所のスーパーへ。
ゆる~い普段着、ノーメイク、なんぼなんでもはずかしい。
マスクと帽子で隠す。

向こうからガキの自転車。
すれ違いざまに、「こんにちは!」
わたし「わ! びっくりした!」
つづいてもう一台、「こんにちは!」
わたし「こ、こんにちは」
なんでや、変装してるのに。
思いっきり気配を消す。
向こうからまた一台、「こんにちは!」
な、なんでやあ。

そそそと買い物すませて帰り道。
坂の下でさっきのガキどもが七人に増えておる。
横道に入る。
向こうから若い男性がやってきたようだ、帽子のあいだから見える。
「こんにちは!」
えええ~っ❢
よく見たら、息子だった。
「こ、こんにちは」
わたしは昔からよく息子を見間違える。

「だんまりくらべ」の語りかた ((´∀`))

きのうのがらがらどんで「だんまりくらべ」を語ってくださいました。
HPの≪日本の昔話≫から、日常語になおしての語りがとっても楽しかったです。
自分が再話した話を語ってもらえるのは、めっちゃうれしいです💖

ところでね、4月21日の再話法勉強会で批判的にとりあげたのが、「だんまりくらべ」なんですよ。(報告はこちら→
大川悦生さんの『子どもに聞かせる日本の民話』(実業之日本社)に入っているのです。
原話は、ヤンが再話したのとおなじ。

再話っていうのはいろんなスタイルがあるんだなあって思う人もあったでしょうね。
いまは、そこはちょっと置いておいて。

わたしね、だんまりくらべを語るとき、子どもとのやり取りをだいじにするんです。
おじいさんとおばあさんが、じっと黙る。その間(ま)をとる。
するとね、子どもは、始めは面白がるんだけど、じきに「まだあ~?」って感じにになってくる。
その一瞬の間をつかんで「おじいさんは、たいくつになって」って語るんです。
するとね、登場人物と聞き手と語り手が、まるで共犯者のような関係になる(笑)

この話、起承転結がきちっとあって、おもしろいでしょ。
おもちをもらって食べたらひとつ残った:起
だんまりくらべをする:承
どろぼうが入ってくる:転
おばあさんが叫んでどろぼうを撃退する:結

うん?
そう、ここで結、みたいに語るんです。
でも本当の「結」はおじいさんが勝っておもちを食べました、ってことでしょ。
でも、あえてそう語るんです。
そうすると子どもは、たいてい「おじいさんが勝った!」っていってくれるんですよ。
そしたらね、「おじいさんずるい」って声が出にくいの。

昔話はストーリーが命ね。
ひとつのおもちをめぐって、だんまりくらべというルールを作った。泥棒が入ってきておもちを取ろうとした。「こら」って叫んだのは、おもちを取られたら困るから。叫んだおばあさん、負けちゃった。理不尽やね~笑
このストーリーの面白さが、この話の命。
おじいさんは、ちっともずるくないの。聞き手にずるいって言わせてはダメ。
だから、叫んだのがおじいさんでもいいんですよ。
でもね、ヤンもえらそうに言ってるけど、この一瞬の間をつかむのって難しい。なかなか成功しない。
3分の話に命がけ(笑)

でも、たのしいよ~