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語りの森を作った魔女

ありがと~!三匹のくま🐻

先週のおはなし会でのこと。

初めて参加したという1年生の男の子。
このあいだ、学校でおはなし会があったという。

わたし「へえ~、何小学校?」
男の子「T小学校」
わたし「へえ~~~」

わたしが体調不良で助っ人をサボった学校ではないか!

男の子「あの時、来た?」
わたし「行ってへんなあ」

こういうとき、いつも、子どもがおはなし会をどう受け止めたのか、知りたいと思う。けれども、子どもに「面白かった?」とか「どうやった?」とか尋ねるのは間違い。子どもは大人の顔色を見て答えるからね。ほんとのことを知りたかったら、こう尋ねないとだめなのですよ。⇒ 「何のお話やった?」

わたし「何のお話やった?」
男の子「三匹のくま」
わたし「ああ、大きいでっかいくまの話やな」
男の子「うん。小さいちっぽけなくま(手で小さいことを見せる)」
わたし「そうそう、小さいちっぽけなくま~笑」
わたし「ひとつだけ?」
男の子「ほかにもあった」
わたし「何の話?」
男の子「・・・・わすれた」

1時間の授業の中で、ほかにストーリーテリングもあったし絵本もあったし手遊びも、ブックトークもあったのに、この子の心に残ったのは、「小さいちっぽけなくまの話」

そっか~。
うれしいなあ。
はるかむかし、イギリスで語りつがれ、ジェイコブスさんが活字で広めた「三匹のくま」。
語りの森昔話集に再話できたことが、うれしい。
その再話を語ってくれたことが、うれしい。
T小学校で20年あまりおはなし会をつづけてきたこと、いまは心強い後輩たちが引き継いでくれていることが、うれしい。

そうやって、人から人へ、語り継がれるわくわくする想い。

その子は、「三匹のくま」のことを「小さいちっぽけなくまの話」といった。
ほらね、子どもは一番小さい主人公のくまに心を寄せてることが分かるでしょ。
小さいちっぽけなくまの小さいちっぽけな声のおかげで、おばあさんはにげていったんだから。

全国の語り手さんたち!
わたしたち、ひとりひとりの小さな小さな活動が、人類の歴史のあったかいぶぶんを育んでるんですよ~
がんばろうね!!!

 

 

まいった、まいった😓😭😢

先週土曜日のおはなし会がおわってほっとして、晩ご飯を食べてぼ~っとしてたら、いきなり痛い!
きりきりと、胃が痛い!
なんで?

だいたい胃腸は丈夫なので、原因も分からなくて、しかも明日は病院休みやし

え?
まさか、アニサキス?
カツオのたたきを食べた~o(≧口≦)o

夫「ストレス違うか?」
わたし「そや、めっちゃストレスや」
夫「おはなし、もうやめたら?」
わたし「ちがう、あんたがストレスなんや!」
夫「・・・おたがいやろ」

胃が痛いときは、黙っとくのがいちばんです。
けんかになるから。

結局原因不明で、すこーしずつ、すこーしずつ、痛みはひいていきました。
で、ぺーちかもお休み、リハビリもお休み、ホームページの更新もできず。
学校のおはなし会の助っ人もお休み・・って助っ人になってない。ごめんなさい。

ずっと、普通食が食べられず、おかゆだけだったから、エネルギーが、ぷすん、ぷすん・・・・
でも、なんとか今日の図書館のおはなし会はやり終えました。

今晩から、普通に食べられるようになって、うれしい!

なんか、いっぱい食べたい気分!
ティラミスとか。
あかん。がまん、がまん。

Ⅾuolingoで英語学習してるんだけど、娘はスペイン語、娘のパートナーは英語やっててね。
しんどくて休んでたら、ふたりでつついてくれるの。がんばれ~って。
ありがたいというか、なんか楽しくてね~

ああ、めっちゃ落ち込んでたのが、ふつうに心が動くようになった。

年をとったらどうしても人に迷惑をかけるんやから、できるだけ健康でいようとしみじみ思ったできごとでした。

 

5月のおはなし会🎏

5月19日(月)
こども園 4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「長いはなし」
ろうそくぱっ

5月21日(水)
こども園 5歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ついでにぺろり」『おはなしのろうそく』
ろうそくぱっ

目を丸くしてじいっと見つめてくるクラスと、きゃあきゃあ笑ってひっくり返って聞くクラスと。
なにがちがうんだろうなって、思います。
たぶん、クラスの中の人間関係とか、先生の思いとかが影響するんじゃないかなと思うんですけど。ほんとのとこはわからない。
語り手としては、みんながリラックスして仲よく楽しんでくれたらと思うのですけどね。

少しずつ少しずつです。

「おいしいおかゆ」では、題名の後、おかゆについて、子どもたちとおしゃべりしました。
「ついでにぺろり」では、つむじまがりと、パラソルと、牧師さんと、きこりについてこんなふうに言葉を足しました。

つむじまがり:つむじって、ここんとこね。(頭のつむじのところを指さす)
子ども「まがってんの~笑?」
へそまがりもなんかめっちゃおかしかったようです。
パラソル:日傘のことね。
子ども「知ってるー」
牧師さん:アーメンってお祈りしてくれる人ね。
子ども「知ってるー」
きこり:森に行って木を切る人ね。
子ども「知ってるー」

わたしの説明もええ加減なもんですが、子どもの「知ってるー」もあてにならない(笑)
でも、それでわかった気になって、ちゃんとイメージして楽しむんですねヾ(≧▽≦*)o

 

おとぎ話はなぜ残酷でハッピーエンドなのか🧙‍♀️

 

岩波ジュニア新書

著者のウェルズ恵子さんは、英米文学・比較文化が専門の研究者です。
立命館大学の研究者学術情報データベースには、著者のメッセージが以下のように載せられています。

「声で広まる歌やお話は人間を苦しみから救う力があるから、それを文学研究として立証したいと考えています。また、そうした文学の地域性や文化的特色も考察したいと思います。 人間はいつでも、音楽と物語とともに生きている。その事実について探求し、人の幸福との関連から考察していきます。」

いいですねえ。ドキッとしますね。
そうだよ、だから、わたしたち、がんばって語りを広げようって思ってるんですよね。
もうちょっと若かったら、にせ学生で講義を受けたいヾ(≧▽≦*)o

それはさておき、『おとぎ話はなぜ残酷でハッピーエンドなのか』ですが、だれもが疑問に思うことをばっちり書名にしてありますね。
そして、ちゃんと自分で答えが導けるように書かれています。
ぜひ読んでほしいです。
ジュニア新書なので、わかりやすいです。

ちなみに、第1章《話してはならない呪い》では「ざくろ姫」や「くるみ割りのケイト」など、第2章《異世界から来た恋人》では「太陽の東、月の西」など、第3層《暴力と奇跡》では「腕のない娘」など、第4章《開けてはいけない部屋》では、「ミスター・フォックス」などが、とりあげられています。
ね、読みたくなるでしょ。

もっと読みたくならせてあげようか?
コラムがおもしろいのよ。
「なぜ主人公はいつも美しいのか」
「主人公と悪役以外はどんな人なのかもわからないのはなぜ?」
「つじつまが合わなかったり、とちゅうで話がずれるのはなぜ?」
「おとぎ話の語り手にとって『幸せ』とは?」
思わず笑ってしまわない~?
あるあるあるってo(*^@^*)o

今日は本の紹介でした~

プライベートレッスン 🦊

フルーツさんが、こんどはきつねの追っかけをしてはりますo(*^@^*)o

「宗旦ギツネ」『京都府の民話』見本児童文学者協会編/偕成社

京都市上京区に残っているきつねの伝説です。
この本には、宗旦ギツネに関するいくつかの伝説をつないで再話してあって、それを語れる形にできれば、ということで、今回はその2回目です。
再話のような整理のようなことを、日常語でつづるという形です。
言葉は、ずいぶん聞いて分かりやすくなったと思います。

伝承地(相国寺のあたり)には、茶人の宗旦に化けるのがうまい宗旦ギツネのエピソードが、今でも残っているそうです。
それらも集めてきてのテキスト作りになりました。
けっこう難しいです。
というのも、もとの本では、一つの筋の通ったストーリーがあるのではなく、いくつかを並列して再話してあるからで、語るのが難しい。

結局、これらのエピソードは、もともと別々に語られていたのだろうから、テキストもエピソードごとに独立させた方が元の形に近い語りになるだろうということになりました。

再話のいい勉強になりました!

きつねの話は、昔話でも伝説でも、いっぱいあります。
みなさんの身近なところのきつね話、探してみませんか?

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今日のHP更新は先週に続いて《日本の昔話》
「うぐいすの内裏」です。
先週の「みるなのくら」の類話。
聞き比べてください。
「みるなのくら」は、ふしぎな世界がすうっと語られてるけれど、「うぐいすの内裏」はには遊びがある。
語られ方によってテーマまで変わるようです。