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語りの森を作った魔女

5月のおはなし会🌹

5月16日(月)

幼稚園4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『バナナです』川端誠作/文化出版局
ろうそくぱっ

わたし「おかゆって、しってる?」
子ども「赤ちゃんが食べる~」「熱が出たら食べる~」
わたし「そうやねえ。よう知ってるねえ。白くって、ごはんみたいで、やわらか~いのね~」

4歳さんにはそんなところからお話を始めます。
おかゆがどんどん流れ込んでいくところ、目を丸くして聞いていますが、おもしろいとは感じていないみたい。ほんとにそんなことがあるんだと思って、まじめ~に聞いてました。
4歳さんの「おいしいおかゆ」って、そうなんです。
わたしも分かってるんですけどね、迷ったくあげく、やっぱりこの時期、おかゆをやってしまうんです。来月「三匹のくま」をやる伏線なんですよ~

幼稚園5歳児

ろうそくぱっ
おはなし「アナンシと五」『子どもに語る世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ろうそくぱっ

先生に一番受けていました(笑)
子どもたち、初めはちょっと怖かったみたい。
うさぎのおくさんのときには、「またや~」って笑ってる子もいましたが。
最後、「え!アナンシやられたん!!?」って、びっくりしていましたよ。

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昨日のHP更新は、外国の昔話「運命を出し抜く話」
大人のおはなし会でお勧めです。
このところ、運定めの話をつぎつぎ再話していてね、おもしろいなあと思って。
自分の人生の不条理を考えるのは、古今東西同じなんですね。どんなふうに納得するかということが、民族によって、また地域や個人の環境によって異なるから、結末も異なるんですね。
自分はどう生きるか、そんな個人的なことを、昔話という集団によって伝えられた話に学ぶ、おもしろいなあ。

写真はうちのクジャクサボテンです。

 

 

 

 

 

おつきあいありがとう🥰

長いこと、おつかれさま。
お話を始めて間もなく手に入れたろうそくたて。
もう30年以上も前になるけど、どこで買ったのか忘れてしまった。

子どもたちといっしょに、ずっとお話を聞いてきたろうそくたて。
彼女だけがわたしの語りの日々を見てきたのです。
子どもと一緒に笑ったり、冷や汗をかいたり、申し訳なさで泣きたくなったり、子どもの反応に感激したり、ときには怒りを抑えたりしている語り手をじっと見てきた証人です(笑)

コロナでめっきり出番がなくなっていました。

今年から、中学校で授業を使ってのおはなし会が始まります。
小学校でも、2学年だけは国語の授業です。
そろりそろりと出番がありそうです。

それで、磨きました!
子どもたちは、がちょうにくっついているろうそくのろうをはがすのが好きで、おはなし会の後、いつも何人かは寄って来て、ろうをはがしながら、なんでもないおしゃべりをしてくれたものです。

それにしても、えらく汚れてたので、磨きました!
さて、ぼちぼち始動します。
がちょうさん、よろしくね。

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今年も福音教会のアンネのバラが咲きましたと、写真を送ってくださいました。
ありがと~

来た、来た~🎵

ちょうどゴールデンウイーク2日目、来ましたよ~
図書館から!
予約本が用意できましたって!!

上橋菜穂子さんの最新作!
『香君』上・下
うふふ。まだ誰も読んでいない、まっさらの紙のにおいがする
発売前から予約してたもんね~

うれしい~

でもね、いま読んでる本があるのよ。
『神なるオオカミ』姜戎(ジャンロン)著/唐亜・関野喜久子訳/講談社
これも上下巻になっててね、1冊が500頁以上ある~
まだ上の半分しか読んでないけど、めっちゃ面白いのよ。
きのうは、その下巻も借りちゃって・・・

休日をはさむから3週間借りられますって言われたけど。
こりゃあもう、連休は読書三昧やね

うれしい~

でもね、いっしょに予約してたもう一冊も準備できてたの。
『日本語の大疑問』国立国土研究所編/幻冬舎新書
その副題が、「眠れなくなるほど面白い、ことばの世界」だって(笑)

ゴールデンウイーク、寝てられへん!

あ、いま、図書館からメール。
『6Bの鉛筆で書く』五味太郎
が準備できましたって!

大金持ちになったみたい!

コロナで知った、わたしの一番好きなこと
=おいしいもん食べながら本を読むこと

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ホームページの《日本の昔話》を見てごらん。
いまちょっとおかしなことになってるよ~

 

 

花の命は~

うちの猫の額ほどの庭に、いま、エビネが満開です。
家人がどこやらで掘り取ってきた(あかんねんで!)一株が、何年ものあいだに一面に広がりました。
同じ親の子や孫なのに、それぞれ色が違っています。
まるで人間と同じです。

4月のおはなし会🌸

4月23日(金)

幼稚園 4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
えほん『もこもこもこ』元永定正絵/谷川俊太郎文/文研出版
ろうそくぱっ

みんな、もうまんなか組さんやねえ、すごいねえと、ご機嫌をうかがいながら始めました。まだ気心が知れていないので、気を使います(笑)
その年によって、最初からぱっと食いつくクラスや、なかなか集中しないクラスがあります。
クラスの雰囲気は、メンバーの性格でできあがるんだろうけど、とくにムードメイカーの力が大きいと思う。
で、今年の4歳さんは、3歳のときから、おとなしいなあっていう感じでした。
きょうも、おとなしかった。
もっと声に出していいんだよ~って、思いながら語りました。
卒園まで2年あるから、まあ、ぼちぼちですね。

幼稚園5歳児

ろうそくぱっ
おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1』
ろうそくぱっ

このクラスは、3歳のときから、とってもおりこうさんで、どうやって崩してやろうかと、工夫を凝らしてきました。
その成果があって(?笑)きゃあきゃあと大笑い、大騒ぎしてくれましたよ。
「かきねの戸」をしいんと聞かれたらいたたまれないからね(笑)
さよならしてお部屋を出たら、子どもたちが走り出てきて、とうせんぼして帰らせてくれない~
わたし「とーおして!」
子ども「だーあめ!」
こちょこちょしたり、ハイタッチしたりして、やっと帰らしてくれました。え?ソーシャルディスタンスってなに?っていう幸せな一瞬でした。子どもには、これが必要!!

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きのうのおはなしひろばは、「ムズィカ」
聞いてね~