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10月🍎大人のためのお話会

秋ですね~
家庭菜園で作られたお芋をいただきました!
秋ですね~~
嬉しさは食欲とつながっております(笑)

10月の大人のためのお話会のテーマはくだもの。
くだものいっぱいのプログラムになっております。
参加してくださったのは6人。
ババメンバーさんが、お友達を連れてきてくださり、うれしかったです。

絵本 『いちご』新宮晋/作 文化出版局
おはなし 「三つのオレンジ」『語りの森昔話集5』村上郁/再話 語りの森
絵本 『くだもののはななんのはな?』宮崎祥子/構成・文 網野文絵/絵 岩崎書店
おはなし 「風の神と子ども」『日本の昔話4』おざわとしお/再話 福音館書店
手遊び りんごコロコロ
おはなし 「福の神はくさったさくらんぼの中に」語りの森HP 外国の昔話 → こちら
絵本 『ふるふるフルーツ』ひがしなおこ/文 はらぺこめがね/絵 学研教育みらい

秋の果物だけでなく、南国の果物や春夏の果物など、いろんな果物が勢ぞろいしました。
担当は、前半がジミーで手遊びからあとがウーカーさんでした。

『ふるふるフルーツ』は、最後がフルーツパフェになるんです。
ほんとにおいしそう~~
手遊びも果物がいくつも出てくる楽しいもので、あとでウーカーさんに改めて教えていただき、歌詞もメモしました。
ほかのお話会でたくさんに使えそうで、いい手遊びを教えてもらえました(*^_^*)
しかし、今回も、絵本が二冊時間切れで読めませんでした_| ̄|○
例によってちゃんと計算してプログラムを決めているのにです。
なんでなんでしょうか?
きっとわたしが、クイズ形式の絵本を長く読みすぎたんでしょうね。
ウーカーさん、せっかく準備してくれてたのに、時間切れになってごめんなさい<m(__)m>
申し訳ない<m(__)m>

11月のテーマは❝さる🐵❞です。
日程は11月27日。
みなさんのお越しをお待ちしております♫

死神ってなに?

今日は中秋の名月🌕
今現在はまだまだ雲が多い空ですが、予報を見るとこれから晴れるようで、今夜はきれいなお月さまが見られるかもしれません。
9月4日の図書館のお話会の報告です(*^_^*)

手遊び くーるぽん
おはなし 「みじめおばさん」語りの森HP外国の昔話 → こちら
 〃   「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
絵本 『たべるぞたべるぞ』田島征三/作 佼成出版社
 〃 『へんなおにぎり』長新太/作 福音館書店
 〃 『おにぎりぱく!』はらぺこめがね/作 白泉社
 〃 『ぽとんケーキぱくっ』オオノマユミ/作 講談社
手遊び さよならあんころもち

参加人数は、子ども14人、大人11人。
この日、くーるぽんで、10個がでました!
1個、2個といつものように進んで、急に子どもが「10個!」と言ったのでヤンさんは慣行しました。
でも、10個はやりながら数えるのが大変で、一番大変なヤンさんはオーバーして12個くらいまで行ってましたよ(笑)
その後も、子どもが「100個!!」と言ったのでヤンさんが、「ええ~、図書館から帰れへんようになるで~」で、みんな大笑いでした(≧◇≦)
「みじめおばさん」では、死神が出てきますので、出てきたところで小さい子どもたちのために説明を入れられました。
ヤンさん「死神ってしってる?」
子ども「… … …」「知らん~」
ヤンさん「死神っていうのはな、これから死ぬ人を迎えにきはるねん。顔は骸骨になってて、大きな鎌持ってるねん」
子ども(初めて聞くものに対して、ふ~んという気持ちと、なんか怖いもんなんかなあという感じの口ごもりの反応)
こうして説明しておいて、話が進んで死神まで梨の木にくっついてしまった後、「その後どうなったと思いますか?」につながるわけですね。
「どうなったと思う?」とヤンさんが聞いて、子どもたちの反応をみてそれを受けた語りをする。
「おいしいおかゆ」でも、最後におかゆをとめることばを「なんやった?」とヤンさんが聞くとひとりの子がちゃんと覚えていて答えてくれていました。
くーるぽん10個といい、おはなし2話といい、ヤンさんが最近よく口にされる聞き手と語り手のキャッチボールを目の前でリアルに見せてもらって楽しいと同時にとても勉強になりました。
見ているのはとても楽しいのですが、自分のこととして考えると……
とても恐ろしいことなので、しばらくは考えないことにしておきます(笑)
絵本は、味覚の秋にちなんでいるのでしょう、おいしいものいっぱい!
さよならあんころもちのころには子供たち、食べ過ぎてお腹いっぱいなのか「もうええわぁ~~」「もうええってぇ~」
みんな笑いっぱなしでした(*^_^*)

9月プライベートレッスン

やっと、朝夕は涼しくなってきて、寝やすくなりましたね。
とはいえ、日中はまだ暑い日もありますから、みなさん体調を崩さないようにお気を付けくださいね。
9月のプライベートレッスンは2話でした。

語り
「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
語り方は申し分なく仕上がっておられるのですが、異年齢の子どもたちのお話会に行っておられ、聞き始めの低年齢の子どもさんたちに、集中して聞いてもらえるようになる方法をいろいろと模索されていました。
今回はそのお悩みを相談されていて、チャレンジ精神とガッツに恐れ入りました。
まだ若いころでも、チャレンジ精神もガッツもなく、ただアタフタと進めていたわたしでしたが、年を取るとなおさら安定という名の省エネルギーにおさまってしまっていて、よどんでいたなと気づかされました。
ヤンさんは、細かく状況を聞いてプログラムのアドヴァイスをされました。
プライベートレッスンは、深い話ができるのでいいですね。
このすぐ後にお話会に行くということでして、さっそく試してみると言っておられました。
張り切っておられる様子が、すり切れた自分にはまぶしかったです(笑)

テキストの整理
「世界でいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく11』東京子ども図書館
こちらも小さい子どもさん向けのおはなしですね。
なんと、参加者さんは、英文の原話を見つけられました。
1951年にアメリカの出版社から出されていて、第二次世界大戦前後のいろいろな本から集めた話が一冊になっているようです。
どうやって見つけたのかじっくり教えてほしいところです。
貴重な原話を見ることができて、勉強になりました。
日本語のテキストがあるわけですから、なんとか英文がわかります。
「三びきの子ブタ」の時も思いましたが、英文を読むと、テンポがとてもいいことがわかります。
日本語にするとそこのところが失速するように思うのですが、それは仕方のないことかもしれません。
ですが、テキストを整理されることによって元のテキストよりテンポはよくなっていますので、聞きやすく語りやすくなりました。
参加者さんのように英語力があれば、こんなこともできるんですね!

10月のプライベートレッスンはどんな話が出てくるのか、楽しみです。
お申し込みをお待ちしてます~~(^O^)/

9月🐺大人のためのお話会

朝晩がすっかり涼しくなって、長かった夏が過ぎて、ようやく秋を感じられるようになりましたね。
でも、最高気温は30度の日もあり、昼間はまだ暑さにおびえております。
体調を崩さないようにみなさんお気を付けください。
とはいえ、元気に9月も大人のためのお話会を開きました(*^_^*)

9月のテーマは❝オオカミ❞
おはなし 「三びきの子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/編・訳 福音館書店
絵本 『セルコ』内田莉莎子/文 福音館書店
 〃 『オオカミがとぶひ』ミロコマチコ/著 イースト・プレス
おはなし 「おおかみのおんがえし」『子どもと家庭のための奈良の民話二』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版
手遊び ちーちゃんぱーちゃん
おはなし 「おおかみ神社」『子どもと家庭のための奈良の民話二』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版
絵本 『ひとりぼっちのオオカミ』ケイティ スリヴェンスキー/文 BL出版
おはなし 「おばあちゃんのはなし」ジャック・ザイプス/著 阿吽社
絵本 『オオカミクン』グレゴワール ソロタレフ/作 ポプラ社

オオカミが出てくる昔話といえば、「三びきの子ブタ」と「赤ずきん」ではないでしょうか?
ということで最初は「三びきの子ブタ」ではじまりました。
これは悪いオオカミです。
子ブタを次々に食べてしまいます。
でも三匹目の子ブタは策を弄してオオカミをほんろうし、最後には鍋で煮て食べてしまいます。
悪者打ち取ったり!
「おばあちゃんのはなし」は、「赤ずきん」として知られるようになる前の、時代をさかのぼったら元はこんな話でしたというおはなしです。
「赤ずきん」の原型ともいう話で、オオカミではなくて狼男です。
聞き手の子どもを怖がらせて楽しませる話で、最後は逃げきって生き延びます。
面白いのは、「三枚のお札」のように、トイレに行きたいといってベッドから逃げ出し時間稼ぎをすることです。
自分にくくられたひもを外の木に結び変えて逃げるんです。
いっしょや~~ん!
そして日本の昔話はいいオオカミと怖いオオカミの話です。
日常語で語られました。

どちらも同じ奈良の昔話ですが、ちょうどこの日、奈良からいらしてくださった二人組のお客様がおられて、とっても喜んでくださいました。
初めてのお客様だったのでいろいろ話を聞かせていただき、喜んでくださっていたのでこちらもこの状況の一致に、メンバー一同とってもうれしかったです。
絵本もいろいろなオオカミが見られて楽しかったです。
『ひとりぼっちのオオカミ』は、人になつかないのがオオカミですが、人間と友だちになる最初のいっぴきを描いた絵本です。
ほかのオオカミとは違っていて、独りぼっちだったオオカミが人間に寄り添うことからだんだん人間の友だちの❝犬❞にかわっていったんだろうとのことで、なるほどなと思いました。
最初のいっぴきとは、ふつうとは違う個体だったんだと妙に納得しました。
みんなちがってみんないい、ですよね。

さて、来月からの日程とテーマをお知らせしておきますね。
10月17日(金)テーマ❝くだもの❞ おいしい果物がいっぱい出てきますよ
11月27日(木)テーマ❝猿❞ 動物シリーズのひとまず最後です
12月19日(金)テーマ❝音楽❞ 歌や楽器が出てくるおはなしと絵本、とにかく音楽いっぱいです
大人のためのお話会、次々に準備して、みなさまのお越しを待ってます~~♫

8月最後の図書館お話会

今日からもう9月!
今年があと4か月で終わると思うと、寒い年越しの時期がこの暑さでは全く想像できません。
まだまだ暑さの盛りの中、8月最後の週のお話会の報告をします。
来てくれたのは、子ども12人、大人9人。

手遊び くーるぽん
おはなし 「アリョーヌシカとイワーヌシカ」『まほうの馬』A.トルストイ他/文 E ラチョフ/絵 高杉一郎他/訳 岩波書店
絵本  『ひこうきにのろう』バイロン バートン/作 なかがわちひろ/訳 好学社
 〃  『これはのうじょう』ジョン クラッセン/作・絵 なかがわちひろ/訳 徳間書店
 〃  『これはのみのぴこ』谷川俊太郎/作 和田誠/絵 サンリード
手遊び さよならあんころもち

「アリョーヌシカとイワーヌシカ」は大好きなおはなしなんですよ。
この日は、ほとんどが初めての子どもたちだったと思いますが、分からない言葉は「〇〇ってなに?」ってすぐに聞いてくれたから、やり取り上手なヤンさんは短く説明を入れながら語ってくれました。
だから、内容のある話だけれどもみんなちゃんとついてきてたし、その真剣な姿を見ているわたしも幸せでした。
『ひこうきにのろう』は、飛行機の内部が詳しく説明されていて、「燃料って、翼に入ってるの?」とびっくりしました。
大人なら、これは知ってて当たり前ですか?
わたしは知りませんでした。
あとの二冊は、タイトル『これは…』でつないでますね。
お見事でございます。
暑さを忘れた、楽しい時間でした(*^_^*)