すっかり秋ですねぇ。
台風が過ぎる度、少しずつ秋が深まってくるような気がします。
でも3つも同時に要らないですね。農作物への影響、土砂崩れなどの災害が心配です。
さて、8月は初級講座がお休みでした。
ふた月ぶりの初級講座だったので、受講生もやる気十分、準備万端。
楽しいおはなしをたくさん聴かせていただけました。
「三枚のお札」『おはなしのろうそく5』東京子ども図書館
「ヤギとコオロギ」『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社
「犬と笛」『子どもと家庭のための奈良の民話 一』村上郁再話 奈良の民話を語りつぐ会
「天とうさん金のくさり」『子どもに語る日本の昔話2』こぐま社
「よいしょ」」『子どもと家庭のための奈良の民話 一』村上郁再話 奈良の民話を語りつぐ会
「もちのき地蔵さん」」『子どもと家庭のための奈良の民話 一』村上郁再話 奈良の民話を語りつぐ会
「十二人兄弟」『子どもに語るグリムの昔話2』こぐま社
「あなのはなし」『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
練習する時間もたっぷりあったせいか、みなさんとてもお上手で面白くて、おはなしの世界にすっと連れて行ってくれました。
そうそう、語ってくれたなかで、聴いている人の目をまだ見られないという受講生さんがおられました。
そうそう、目を見ると真っ白になっちゃうんですよね。
初々しくて可愛い(*´ω`*)
安心してください。大丈夫です、みんな通ってきている道ですから。たぶん。ちなみにもっちは通ってきました。
このあと、目を見られるようになったら聞き手の目を見ることを意識しすぎて、全員くまなく目を合わせなくちゃいけないとばかりに人間扇風機になるところまでがお決まりの流れです。(笑)
こればっかりは人前で語る経験値を積むしかないのですが、不思議と子どもの目は見られます。というか、子どもとは目を合わさなくちゃいけませんので、一緒にがんばっていきましょう。
他には、テキストの「、」は、読みやすくしているための「、」なので、語るときにあまり「、」を入れてしまうと、その間で色々聞き手は想像してしまいます。その予想が合っていれば問題ないのですが、予想を外していた場合、脳内イメージの修正をしなくてはならないので、要らない「、」はなるべく取るとか。
反対に、空間の移動があった時には間をとるとか。
あ、この場合の「とる」は間を作るという意味です。
怖い話の間。
面白い話の間。
間の取り方は初級講座全員の課題ですね。
あとは、怖い話の弛め方。これは、難しいなと感じました。
ニタッと笑ったら、余計怖いですしねぇ。
先輩方はどのように怖さを調節されていますか?