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6月のがらがらどん

昨晩、新潟県と山形県で地震がありましたね。
どんなに驚かれ、怖かったことかと思います。
どうぞこれ以上、被害が広がりませんように。

今月のがらがらどんの報告をいたします。
「行けざんざんの梨」 『おはなしのろうそく32』東京子ども図書館
「なら梨取り」をすでに語っておられるのですが、ろうそく32号にあるこの類話を選んで覚えられた理由をぜひお伺いしたくて質問しました。
語り手さんは、この道40年以上のわたしが尊敬する大ベテランさんです。
お答えは、「この一冊は、すべて松岡享子さんの再話と訳になっていて、松岡さんの思いをこの一冊から感じたから」でした。
おおお~~
わたしも32巻は読んでいますが、まったく何も感じられず( ノД`)…
すべて松岡享子さんの再話と訳だということすら気付かず、おはなしを読んで終わり_| ̄|○
大きな違いに改めて気づいたのでありました。
もちろん、語りもとてもよかったのは言うまでもありません。
「かきねの戸」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
なんと、幼稚園の3才さんに語られるとか、すごいです。
〇んことお〇っこの話は最強ですが、なかでもこれは最強かも。
「くいしんぼうのはなこさん」 同名絵本(石井桃子/作) 福音館書店
牛のはなこさんのわがままが、とってもおもしろい話でした。
ありのままの自分を肯定する話なのか、わがままをいさめる話なのか。
わたしは、過食をいさめる話かと思って、恐々として聞いておりました。
「しゃれこうべ」 『おはなしのろうそく32』東京子ども図書館
怖くて素敵なお話でした。
これもろうそくの32巻です。
語り手さんの怖がらそうというのではなくて、ていねいに語られるのがよくて、同時にそれが怖いという語りの妙とでも言いますか。
聞いていない人には「ごめん、わたしは聞いたから分かるねん」的なことしか言えないので、ホント、聞けて良かったです。(←謝らないのね)
「三本足の大熊」 『日本の昔話5』 福音館書店
中学生に語っておられます。
アイヌのおはなしは独特のかたちと神さまに対する厳かな雰囲気もあり、聞いていると気持ちが引き締まる思いでした。
子どもがワシにさらわれる話は各地にありますが、このおはなしは熊です。
昔は、動物と身近だった分、さらわれる恐怖もあったのかな?
でも、ワシより熊のほうが、現実味を感じました。
「こぶとりじいさん」 語りの森HP → こちら
これ、わたしです。
大事なところを抜かしてしまいました_| ̄|○
ヤンさんが「やっぱりな、(ヤンさんは)そんな原話を選ばないと思った」とおっしゃいました。
まことに持って面目ない限り<(_ _)>
子どもの前では抜かしてませんが、大人の前では…
言い訳山盛りてんこ盛りのジミーでした。
「赤ずきん」 『グリムの昔話』子ども文庫の会
かわいい赤ずきんちゃんの話は、いつ聞いてもなんか心がにっこりしますね。
もともとは、おばあちゃんはほんとに食べられる話でしたが、グリムさんが今のようにされたと最近知りました。
「え、そうやったん?!」と思いましたが、子どものころから知っている赤ずきんをいまさら塗り替えることはできないので、わたしの中の赤ずきんは、いまの赤ずきんちゃんです。
「ハヴローシェチカ」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』
ねんねんころり~、の歌が、ヤンさんオリジナルの節でしたね!
ちょっと、短調な感じが異世界を思い起こさせて良かったです。
他の語り手さんの節もそんなに違わないですが、やっぱりちょっと違ったように思います。
どれもオリジナルでしょうし、どれもよかったです。
目が三つあるって、不思議ですね。
どんな風に見えるんだろう?
そっちじゃないですが、気になります。
絵本の紹介
『おおかみのおなかのなかで』マック・バーネット/文 ジョン・クラッセン/絵 なかがわちひろ/訳 徳間書店
『うかいのうがい』さくらせかい/作 ブロンズ新社
他たくさん

もうね、今回は、みなさんそれぞれに楽しいし、ジャンルもいろいろだし、参加者全員一致で「もう、お腹いっぱい」が正直な感想だったんじゃないでしょうか(笑)
そして、これからおはなしを始めようとしているかたがのぞきに来てくださいました。
がらがらどんは、あくまで、ゆるくて楽しい集まりですが、集まる語り手が濃いのかどうか分かりませんが、時々「お腹いっぱい」の日があります。
そして、勉強する気がないのに勉強になってしまうという…(自画自賛かも)
びっくりしないで、どうかまた時間があったら来てくださいね。
7月8月はお休みですが、9月は8日(日)に決定しました。
それまでみなさん、おはなしを貯めておいてくださいね。
9月にまたお会いいたしましょう(^^)/

高校生と絵本📚

6月に突入しましたあ。
今月はヤンは、休みなく働くのです😂

子どもの発達と保育の授業で、高校3年生に絵本の読み聞かせの授業をしています。
ここの学校とは、もう何年もおつきあいがあるのね。
でも、今年は、なぜか、今までと全然雰囲気が違っていてびっくり。
ううむ、なんていったらいいのか・・・・
よく言えば自由闊達。悪く言えば・・・ご想像にお任せします🙄

でもね、変わらないのは、絵本を読んでもらうときの眼😍
『ばいばい』『いないないばあ』をはじめ、『しょうぼうじどうしゃじぷた』『はらぺこあおむし』『よあけ』
どれも食い入るように見ていました。
幼いころに読んでもらって懐かしがっている生徒、初めて読んでもらって、感動(?)している生徒。
ちょっとほっとしました。

で、公共図書館から一冊選んできて、読む、という実習でね、びっくりしたのは、例の岩崎書店の怪談絵本を選んだ人が三人もいたこと。
初版から20年以上たった絵本を選べって言ったのに、聞いてなかったな🤬
でも、なにより、自分たち同士で「こわい!」っていいながら、どうして幼児に読もうと考えるのか、ふしぎでした。
まあ、とってもいい本を選んだ人のほうがずっと多かったんだけどね💖

来週は、子どもにとって絵本とは何かという講義をしてから、もう一冊、希望者に読んでもらうつもりです。
ああ、こっちのほうが、こわいよ~(笑)

さあて、あしたは図書館主催の読み聞かせ講座。こっちは一般市民対象。
ふっふっふ、落差があるかな?ないかな?
めっちゃ楽しみ~

総会すんで、日が暮れて😄

年に一度のお祭りが、終わってしまいました。

楽しかったねえ。

近隣から聞きに来てくださったかたがた、ありがとうございました。
いやいや、今年は静岡からも懐かしいお顔を見せてくださいました。
再会というのは嬉しいものです。
新しい出会いも楽しい。
あの人もこの人も、おはなしでつながる縁は、あたたかいです。
ババのメンバーどうしでも、へえ、こんな人もいてたんやって、新たな驚き(笑)もあった事でしょう。
ババは、年齢の幅も広く、活動地域も広いので、世間も広がったかなと思います。

語ってくださったのは、それぞれ、思い入れのあるお話です。
ほんと、おもしろかった。
みなさん、緊張したって言うてはりましたが、後ろで聞いていたら、ふだんの勉強会のときとは、気合の入れ方が違いましたね(笑)
若手のかたがたもりっぱなもんです。
おはなしを自分のものにして、聞き手にさしだす。
聞き手はそれを素直に楽しむ。
いいなあ。

ヤンは、勉強会のときはめっちゃ集中して聞かないとだめなのね。
でもきのうは、ぼ~っと楽しませていただきました。
進行も、名詞会のジミーさんに任せて、完全にご隠居さんでしたあ~
ローソクわすれてごめんね~

準備やら、会場設営やら、みんなで作ったおはなし会でしたね~
たくさんの参加で、50枚のプログラムが足りなくなりましたよ。
来年もよろしくね💖

しんぺいとうざ

しんぺいとうざ
って、なんのおまじないだあ?
できたてほやほやの語りの森昔話集第3巻の書名。
正解は本の中にあります。
みなさん、読んでくださいね~

ところで、あしたは、語りの森の総会。
ババ・ヤガーで勉強している通年のメンバーたちが、一堂に集まってお話を楽しみます。
全員が語る時間があればいいんだけど、50人近くいるから、一日では終わらない(笑)
一般参加大歓迎!
ホームページを見てくださっているかたも、一度のぞいてみてくださいね。

ところで、屋久島の水害の報道がありましたね。
やっと春になったのに、梅雨や台風の季節になったらまた災害に気をつけないといけません。
日常をたいせつに生きていかなくっちゃ。

今日は午後から高校生に絵本の講座です。
楽しみなんだけど、ううう、じつは、風邪をひいてしまったのだ😢

ついて行けない。自信がない😅

買い物に行った。
その日はメール会員だけが全商品5パーセント引きになるすばらしい日だ。
かごにどっさりおいしい物や日用品を入れて、ケータイを準備してレジに並んだ。
いつも5パーセント引きメールを開くのに手間取るので、ちゃんと準備して並んだ。
レジのおにいさん「きょうはメール会員の日です」
わたし「はい!」とさっと差し出す。
レジのおにいさん「これ、違いますけど、まあいいです」
え?
メール文をよく見ると、こう書いてあった。
・・・5月15日(水)学童のおはなし会、よろしくお願いいたします・・・
ぎゃ~
あわててメールをさがし出してやっとのことでさし出した。
まあいいですって言ってくれているのに💦
おにいさんを待たせて申し訳ないと、こんどはさっと、ポイントカードを差し出す。
レジのおにいさん「これ、違いますけど」
ああ、イコカを渡していた。
まあいいですとは言ってくれなかった。
Oさんごめん。あなたのメールをレジのおにいさんに見せてしまった💌

~おはなしをたのしむ~ がらがらどん創作モノ大会 

あたりでは、桜の見ごろは終わり、桜吹雪となっております。
久しぶりの、そして平成最後のがらがらどん〝創作モノ大会〟が行われました。

プログラム
あなのはなし 『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
ごぞんじ、あなが四人の仲間と旅をするおはなし。子どもさんが来てくれていたことと、急用で来られなくなったプログラム1番だった語り手さんの代わりに、急きょヤンさんが語ってくれました。短い話の中に冒険がある、安定のロードムービー的なおはなしです。
二ひきの蛙 『定本新美南吉全集』新美南吉/大日本図書
小学校のお話会で新美南吉がテーマになるとき用のおはなしだそうです。黄色と緑の二匹の蛙が突然お互いの色をけなしあい、喧嘩が始まります。しかし冬眠の時期で喧嘩は時間切れ、「目覚めたら決着をつけようぜ」的に終わります。そして目覚めたとき二匹はどうなるのでしょう?
初代のシュレミール 『ヤギと少年』アイザック・シンガー/岩波書店
シュレミールとはいわば〝おろかもの〟です。ですから、〝元祖おろかもの伝〟みたいなおはなしで、おもいだすとおかしさがこみ上げてきます。シュレミールが奥さんの留守の間、赤ちゃんとにわとりの面倒を見る…はずが失敗するという物語。シュレミールが歌う歌が何とも言えずおかしいのですが、なんと、語り手さんの作曲だそうです。短調のメロディーにのった歌詞が笑える内容で、もうたまりません。そして、持ってきてくださった出典本は、貴重な初版でした!
くしゃみくしゃみ天のめぐみ 『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』松岡享子/福音館書店
ものすごいくしゃみをするおっかあがいて、その息子の名前が〝はくしょん〟といいます。はくしょんが立派な若者になったとき、おっかあのくしゃみの勢いで遠い村まで吹き飛ばしてもらいます。行きついた村ではくしょんを待つ出来事とは…。
語り手さんの笑わせ方があまりにも狙っているように思い、あとで少し聞いてみましたら、やっぱりものすごく練習したそうです。さすが!語りは一日にしてならず!! 面白かったです。
いつか、ずっと昔 『つめたいよるに』江國香織/新潮文庫
この短編集の中では、「デューク」が有名ですが、こんないい物語もあったんだなと教えてくれました。主人公のれいこが恋人のこういちとデートしています。ですがれいこは、人間にうまれるまえは蛇だったことに気が付いて、気づくと同時に蛇になっていました。そして蛇の恋人と一緒にいると、蛇になる前は……。これは生まれ変わりの物語、はたまた夢か? 語り手さんの個性と相まって、くすっとおかしくもあり、そしてやっぱり不思議な物語です。
銀貨 『本当に読みたかったアンデルセン童話』イェンス・アナセン編/NTT出版
あんまり知られていないアンデルセンの物語です。ジミーが一年間中学校で語らせてもらっていました。外国へ行った銀貨が、にせ金と間違われて苦難の日々を過ごすという物語です。アンデルセンというと小さな子ども向けの話がよく知られているのですが、大人向けの物語もたくさんあります。大きくなっているからこそ、面白くて理解もできるという話が埋もれているように思います。ジミーはアンデルセンの物語が大好きなので、たくさんの人に、いろんなアンデルセンを読んでほしいと思います。
おしゃべりはだいきらい 『放課後の時間割』岡田淳/偕成社
野原にいるのが野ネズミです。だから、学校にいるのは学校ネズミというのだそうです。学校ネズミもいろいろあり、学校のどの場所にいるかで、語る話も違うそうです。この物語は、運動場にいるネズミが語る、プラタナスの木がとても沈黙を好むという話です。学校ネズミがいるなんて、ほんとおもしろい発想ですね!
遠い野ばらの村 『遠い野ばらの村』安房直子/筑摩書房
小さな商店を営むひとり暮らしのおばあさんが、架空の息子夫婦や孫の話をまわりの人にしゃべります。本当のことを知らない人はふんふんと聞きますが、昔からおばあさんのことを知っている人は「またか…」と思って聞いています。ある日、お店に〝おばあさんの孫娘の千絵ちゃん〟が、石鹸を卸しにやって来ました。そして一週間後(正確には一週間の一日前)には兄弟を連れて3人でやって来ます。いったい、誰?! おばあさんの気持ち、孫たちの可愛さ、野ばらの石鹸、手縫いのゆかた、あったかさとやさしさがあふれかえった物語に感激しました。そして、長い話を語ってくださったヤンさんに感謝! 聞いていて長いとは思いませんが、でもこの長さだからこそ出る物語全体の包み込まれているような温かさの中の感動! 自分では決して覚えられない物語を聞かせていただきありがとうございました<(_ _)>

ちょっとあらすじを紹介しようと思ったのですが、やっぱり長くなってしまいました。
でも、いろんな種類の創作の物語を聞くことができ、充実した時間を過ごせたことにみなさん満足していただけたようで、この大会もやれてよかったと思いました。
そして、創作の物語を知り、同時に昔話の良さも改めて認識するという一挙両得感も感じることができました。
語り手のみなさん、聞きに来てくださったみなさん、お疲れさまでした。
ありがとうございました<(_ _)>

さくら~ その2

もう1週間も前になりますが、京都府南部の井手町の玉川にお花見に行きました。
井出の玉川は、奈良時代から山吹で有名なところ。「井出の山吹」「井出の蛙」は古くから歌に詠まれています。
いまは、川沿いに、山吹もありますが、桜の名所になっておりますです。
叔母が写した写真でお花見をどうぞ~




京都はほとんど散っていますが、山形や、北のほうでは、これからですね。
以前、5月に仙台で、北海道では6月に桜を楽しんだことがあります。

ただ、子どもたちのために

行ってきました😍
冷たい雨の中🌧
福井県越前市武生公会堂へ。

かこさとしさんの特別展です。
だいたいが、原画って、美しいでしょ。それがずうっと並んでるの。
かわいい、なつかしい、かこさんの絵が。
かこさんの登場人物って、怒ったり泣いたりしてても、なぜか笑顔に感じる。

入場券が、越前和紙て作った名詞なのよ~
裏が、コウノトリが赤ちゃんを運んでる絵(もちろんかこさん作)の浮き彫り。
ああ、見せてあげたい🤗

19才で敗戦を迎えて、生き残った事への罪悪感から、その後の人生を「余生」と考えて、「ただ、子どもたちのために生きよう」って覚悟したんだって。
原画を見ながら、思わず涙ぐんでしまった。
すばらしい人だ。
(ああ、わたしの余生は。。。😢)

子どものことを知ろうと、教育学とかいろいろ勉強したんだって。
でも、子どもから教えてもらうのがいちばんだって、悟ったんだって。
一生懸命作品を作って、子どもにそっぽ向かれて。
やっぱり涙が出た。
わたしもそうだ。
だれに教わるより、子どもに教わること。子どもこそが真実を知っているということ、痛いほど身に染みてるからね。
うれしかった。
かこさんに、それでいいんだよって、言ってもらってる気がした。

それでね、雨が降ってるし、寒いし、どうしようかと思ってたんだけど、結局だるまちゃん広場もかこさとしふるさと絵本館も行ってきました。

以下、アルバムで~す😅

武生公会堂記念館の入り口です


だるまちゃんと一緒に💖

武生中央公園のだるまちゃん広場の観覧車。まんなかがかこさん絵のコウノトリ。

だるまちゃん広場のすべり台とジャングルジムとあれやこれや。子どもだったらあそぶんだけどなあ。めっちゃ楽しいだろうなあ。

図書館の前にあったタテカン(笑)

かこさとしふるさと絵本館のドアを開けて入ったところ。
だるまちゃんと天狗ちゃんとかみなりちゃんと、かこさんの写真がお出迎え。

絵本館の横の広場。かみなりちゃんのケンパが描いてあった!

絵本館のホール。こんなお部屋でお話会がした~い。

これは書架の上です。右にろうそくも置いてあります。

トイレの個室にまで。え?うん。写真撮った(笑)

最後に、絵本館に貼ってあった、子どもたちへのメッセージを写します。

未来をひらくため
自分で努めて 学問や科学を学び
芸術や文化を愛する
かしこい子どもをめざしましょう
また自分のくせや力にあった方法で
すこやかな心と体をそなえた子どもになりましょう
そして こうのとりのように 世界に向かって
力いっぱいはばたいて 進んでいきましょう
    2012.7 かこさとし

はい、万葉集ですよ~📖🍃

新しい元号のもとになった文献が『万葉集』だって、テレビでワイワイやってますね。
まあ、何が典拠でもワイワイやるのでしょうが(笑)
この際だから、ちょっと復習しておこうかと、『万葉集』をひもといてみました。
復習? 
うん、知らない中国の文献とかだったら興味津々、新しい知識になるけどね。
『万葉集』は小学生でも知っている、たぶん。

「于時初春月 気淑風」から、「令和」ってとったんですね。
(ちなみに、これ、「時に初春の令月にして 気淑く風和らぐ」って読み下せばいいんだと思う。)

これって、『万葉集』巻の五、815番~846番の歌の「序(歌がかかれた経緯を説明している文章)」の一部なのね。
そんなら、815番~846番って、どんな歌かっていったら、大伴旅人(おおとものたびと)が自分の屋敷で梅の花見をして、招待した人たちと和歌を詠んで楽しんだときの歌を集めたもの。
昔の文化人たちは、花が咲いたとかお月さんがきれいとかいっては、何かにつけてグループで集まって、和歌を詠んで、食べたり飲んだりしたのね🍁🍶
がらがらどん例会みたいなもんね。(ちょっと違うって?)

さてさて、この梅見の宴会。
ところは、福岡県の大宰府。
このとき、旅人さんは、65歳。
この2年ほど前に、大陸との外交・防衛の玄関口である大宰府の長官としてやって来たの。中央政府から飛ばされたとの説もあり。
しかも、かわいそうに、大宰府に着いたとたん、奥さんがなくなっているのです。
それで、先に筑前の国司(知事さんね)として赴任していた山上憶良が、旅人をなぐさめる歌を贈っています。
山上憶良って、「貧窮問答歌」を作った、あの鼻びしびしのひとね。ほら、覚えてますか?
「しろがねも くがねも 玉も なにせむに まされる宝 子にしかめやも」を詠んだひと。

この梅見の宴のとき、山上憶良も歌を詠んでいます。こんな歌です。
818番「波流佐礼婆 麻豆佐久耶登能 烏梅能波奈 比等利美都々夜 波流比久良佐武」
読めますか? まるでクイズやな(笑)
はい、答え。漢字かな交じりに直してみます。
「春されば まず咲く宿の 梅の花 ひとり見つつや春日暮らさむ」
意味は何となく分かるでしょ。何となく分かりゃいいんです(笑)

『万葉集』って、八世紀に成立した日本最古の和歌集でしょ。
だから全部漢字で書かれているのね。ほら、万葉仮名っておぼえてるでしょ。あれね。いわば当て字やね。
まだ平仮名がなかった時代。ひらがなは、万葉仮名がもとになって平安時代になってからできたのです。

おっと、寄り道しちゃった。
で、くだんの梅見の宴での旅人さんの歌は、これ。
822番「わが園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも」
優雅で壮大ですね~

政治家や文化人たちで、九州の文化圏を作っていたのですね。
その人たちは、もともとは都の人で、その都の人たちの憧れは中国の文化。
中国の長安の都を中心に朝鮮半島や日本もふくめて大きな文化圏があったんですね。
言葉は違うのに、すごいね。
まあ、いまははもっとグローバルやけどね。

『万葉集』には、都の貴族の歌だけでなく、こんなふうに各地で生きている人たちの歌が集められているのです。
防人の歌とか東歌とか庶民の歌もあるしね。思い出した?

『万葉集』、ちょっとは身近になりましたか~?
 

おばあさんは川へ🍑

虫歯の治療をした。
削ってから歯冠するまで待っているあいだに歯肉炎になった。
歯肉炎や口内炎になると、かならず頭痛がおきる。
鈍痛ではない。重いのでもない。
頭の表面のある部分が、予告も無く、ズキッと痛むのだ。
それもしょっちゅう🤢
そんなことって、ありません?

朝ごはんのあと
わたし「さあ、洗濯しよう」
ズキッ🤢
わたし「川まで行かんでもええから、いいけど」
夫「その代わり、桃も流れてきいひんで」
わたし「・・・・」
夫「そこが問題やな」
わたし「・・・・うん」
ズキッ😡