「日記」カテゴリーアーカイブ

熊野古道2🏞️

熊野古道っていうのは、熊野三山へ詣でるための道。
熊野三山っていったら、熊野本宮と、速玉大社と、那智大社ね。
熊野信仰が盛んになったころから千年くらい使われてきた道なんだって。
大阪や奈良、三重などを結んでいる。
ルートはいくつかあるんだけど、この旅で歩いたのは、中辺路の速玉大社から那智大社へ向かう途中の、高野坂と王子浜を中心にしたほんの短い区間です。

宇久井から三輪崎まで電車で行って、三輪崎のコンビニでパンとお茶買って、出発です。

すぐに道を間違えました~
でも、この高野坂の看板のとこに、ひとりのおじさんが現れて、「どこへ行くんや」って聞いてくれてね。
「高野坂です」っていったら、「まっすぐ行ったらあかん。ここ左へ行ってあとは川に沿って歩くんやで」と教えてくれました。
ところが、お礼をいって、あたりを見たら夫がいない。
さっさとまっすぐの道を行っていたのです。
いっつもです。間違えても立ち止まることを知らない人です(┬┬﹏┬┬)
わたし「おおお~~~~~い」
夫「やっぱりな」
わたし「(心の中で)なにがやっぱりやねん!」

ロ〇ソニンと杖に助けられて、ひたすら山道を歩きました。山道といっても、山の向こうはずっと海岸が続いているのですが、道からは見えません。

石垣のあいだに石畳の道が続きます。
しんとして、人にも会わず、ちょっと心細くなりました。

ようやく、坂を上って下りきると、こんどは浜辺の道です。
これがまた、石ころコロコロの海岸で、しかも遠い~~
膝にはきつい道で、こけつまろびつ進んでいきました。

もちろん、宿に戻ったら、ひたすら温泉で疲れをいやした次第です。

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きょうのおはなしひろばは、フランスの昔話「金のひげの巨人」。
笑って聞けるなが~いおはなしです。
テキストは《外国の昔話》にUPしてるので、ぜひ語ってくださいね。

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再話入門から再話クラスに入会された仲間が、クリスマスにちなんだ話を再話されました。
「小さいコマドリくん」です。
語りたい方もおられるかと、秘密基地のプレゼントにUPしました。
ババのメンバーのかた、ご覧くださいね~

 

 

熊野古道🏞️

紀勢本線の宇久井(うくい)駅から車で10分足らず、宇久井半島という小さな半島の小高い山の上に宿はありました。

とりあえず温泉!
大浴場と、露天風呂が3つ。どれもオーシャンビューです。
露天風呂はのぼせることもないし、いつまでもつかっていました。
これぞ、正しい老後の過ごし方です。
食事は、海だもんね、新鮮な魚介類。けど、マグロ攻めでちょっと閉口しましたが。茶碗蒸しは、まぐろよりかしわのほうが好きよ~
いっぱい食べて、しあわせもいっぱい。
正しい老後の過ごし方です?

翌日は雨模様。傘を持って宇久井半島をちょっとだけ探検しました。

海岸にほら穴があります。

明日は今回の旅の2つ目のハイライト「熊野古道」を歩きます。

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今日は《日本の昔話》アイヌの「黒い玉、白い玉」をUPしましたよ。
語ってくださいね~

日本一長い路線バスその2🚌🚌

9時15分、いよいよ大和八木駅発車です。
路線バスといっても、さすが距離が長いので、観光バスのような乗り心地の良いバスです。
最終地点新宮まで行く人は、わたしたち含めて8人だけ。
途中での乗り降りもあるけど、めっちゃ少なくて、がらがらです。採算とれるのかな?

十津川沿いを、バスはひた走ります。
狭い急カーブもなんのその。だいたいが十津川って、紀伊山地を曲がりくねって流れてるのね。その川と山のあいだにへばりつくように集落がある。その集落のためにこのバスは走っているのです。

かわいいラッピングでしょ~

とちゅうに谷瀬(たにぜ)のつり橋があります。
長さ297メートル高さ54メートル!
これが揺れるのよ~~~~
が、しかし、今回はメンテナンス中で渡れませんでした。
前回は子どもが3歳と5歳で、5歳は平気でチャチャと渡ったんだけど、3歳と私は渡れへんかった。3歳は父親に肩車してもらったんだけど、かえって高くなって怖かったんと違うかな。
バスの休憩は20分。急いでいけば行って帰ってこられます。

写真上部の黒っぽい四角いのは「工事中で渡れません」って書いてあるの。


これは、十津川温泉のお湯を売っているスタンド。
そばに足湯なんかもあります・

十津川温泉、湯の峰温泉、川湯温泉と、バスは温泉地をめぐります。
ひなびた風情のある温泉地です。
ゆうるりと湯治に行きたいです。

もうそろそろ6時間以上乗ってるのに、なかなか山から出ません。
どんどん下ってるんだけどね。
気が付くとまた上ってたりして。
つぎは「新宮高校前」って表示があるのに、まだまだ山の中をぐんぐん走ります。
なんか不安になってきてねぇ
運転手さん、きつねにだまされてるんちゃう???

16時20分。30分遅れで新宮に到着。

電車の発車まで時間があったので、浮島の森に行きました。
ここは池に島が浮いているのです。水の上に浮かんでるの。
池の上に泥炭が浮かんでて、そこに植物が育って森になっているという不思議な地形。
泥炭はサロベツでは見たんだけど、こんな温かい地では珍しいんだって。
「おいの」という娘がへびにつかまってへびの穴に引きこまれるっていう伝説があるそうです。

きょうはここまで。
あしたは那智勝浦町の宇久井の宿です。

 

 

日本一長い路線バス🚌

日本一長い路線バスに乗ってきました。
奈良交通の八木新宮線です。
路線バスだから、ふつうに生活のために使われているバスですが、始発から終点まで約7時間!

朝出発のバスに乗るので、大和八木で前泊した。
どうせ泊まるんならと、前日は大和八木を楽しむことにした。
昼食は、耳成駅から徒歩15分のJAまほろばキッチンのビュッフェ。といえば、思い出す方も多いだろう。あれは何年前だったか、がらがらどんの遠足で行きましたね~
えっと、調べたら7年前でしたね。がらがらどんツアー「奈良の民話を語る会」。
あのときは、昼食後、今井町を散策して、おはなし会もしたんですね。
今井町町内交流センター花甍っていう県指定の文化財になっているふる~い建物で語りの会をやった。
『子どもと家庭のための奈良の民話』所収の話をほぼ全員が語りました。
総勢24名で楽しかったな~

おっとっと、今回は、今井町まで足の延ばさずに、駅ちかの八木町を散策しました。
ここも古い町並みが残っています。
これは、江戸時代の旅籠(はたご)。ほら、水戸黄門とか時代劇に出てくる宿。

この向かいに、同じような旅籠をリノベーションした八木札ノ辻(ふだのつじ)交流館っていうのがあって、見学できます。
江戸時代の旅籠は、1階が宿泊受付したり旅人が足を洗ったり、主人や使用人の部屋があって、旅人は2階で泊まるのね。
畳敷きの雰囲気のある部屋が並んでて、そこ、貸してもらえるのよ~
橿原市に申し込んだらいいんだって。特に定員はなくて、3部屋合わせて午前なら880円、午後なら1460円、安い!
へっへっへ。コロナが収まったら、おはなし会ようよ!

札ノ辻の近くにあった芭蕉の句碑。

草臥(くたび)れて
宿かる頃や
藤の花

きょうはここまで。

 

 

半そでで💉

もういっこ、終わった~
図書館の絵本入門講座が終了しました~

受講されたかたから学ぶことが多かった年でした。
とういうか、高校の講座でもそうだったけど、コメントされた言葉から触発されて感じることが多かったと言えばいいのかな。
絵本を読むことの意味を深く感じ取った年でした。コロナの経験も影響してるのかなと思います。
充実した1か月が終わりました。ありがたいことです。

さてさて、年末にかけては、ババの定期の勉強会とおはなし会、がんばります。
へっへっへ、うまくいけば、落語会と、温泉と、民博も。
と、遊ぶために、きょう、コロナワクチン接種に行ってきました~
オミクロン対応のやつね。

下に半そでを着て行ったら、お医者さまがほめてくださいました。
お医者さま「半そで、ありがとうございます」
わたし「いえいえ、こちらこそありがとうございます」

皆さん、予防接種は半そでで行きましょう~。ほめてもろたら嬉しいよ。