「日記」カテゴリーアーカイブ

初鳴き🌞

今朝、コーヒー豆をひいていると、あああああ!
セミが鳴いてる!
しゃんしゃんしゃんしゃんしゃんしゃん

梅雨はあけたのに、まだセミ鳴かへんなあって言ってたんだけど、やっと裏庭のセミが、鳴いた。
きっと、前の庭のセミも一斉に鳴くんやろな。

本格的に夏が始まった。

ホームページに載せる再話は、完成するとその翌日の早朝に音声を録音するんだけど、セミの季節になると鳴き声が入るから、音採れないんですよ。
それで去年の夏は採りためてあった奈良の民話をUPしてたんだけど。
今年は新しい再話の音声もだいぶたまってるから、放出しよっかな。
全国あちこちで語りの森のなかの話を語ってくださってて、やりがいがあって、うれしいです。

今年の夏は、孫が泊まりに来る。
7泊もなにするねん?このくそ暑いのに?
本だけは十分に集めてあるけど、めっちゃ読むの速いからなあ。
動物園も植物園も暑いし、科学館は春に行ったし、水族館かなあ。
まあその間は、わたしも夏休みです。
語りの練習も再話も勉強もお休み。いいかもO(∩_∩)O

 

怖い話のおはなし会はいかがでしょうかぁ🧟‍♀️

もうほんまに暑いです。
ひんやり楽しめるおはなし会はないかいなと思っていたら、ありました。

8月2日(土)
子どもから大人まで楽しめるそうですよ。
詳しくは、こちら⇒2025年8月2日ひやり夜話チラシ

子どもも対象にすると、おとなには恐くなくなることが多いし、大人にとって怖い話は、子どもには向かないし、なかなかプログラムを作るのが難しい。
とくに、子どもにとって、見知らぬ語り手が語る場合、難しいよなあ。
子ども会とか文庫とか、いつものおばちゃんだと、恐くてもどこかで安心できるんだけど。
ヤンは、図書館の子どものおはなし会でもやる勇気がありませんo(≧口≦)o
だから、この「ひやり夜話」、語り手としてとっても興味があります~

ここだけの話、わたしは恐い話は苦手です。
5、6歳のころ、おじいちゃんの家で、スイカ食べながらテレビ見てたらね、「ねこ化け」やってたのよ。
「こわい~~~~! 夜寝られなくなるう~~~」
スイカほっぽり出してふるえてたら、おじいちゃんがいいました。
「テレビで見たおばけは、ほんとうには出てこないよ、夢にも出てこないよ」

これ、いい呪文でした。
おかげで、いまでも、怖いテレビを見ても夢に見ることはありません。
ちゃんちゃん。

ヤンは、恐がりだけど、恐がらせるのは、す・き╰(*°▽°*)╯

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今日のHP更新は《日本の昔話》「かみなりさまとかさやさん」
語ってくださいね~
こっちは笑い話です!

 

 

生きぬいて、モリー💃

今日は沖縄慰霊の日です。
毎年体験談に接しては、恐怖と悲しみと憤りに胸がいっぱいになります。

今年は、敗戦80年ということで、東京や大阪や日本国じゅうでの空襲や、さまざまな戦争体験がニュースや新聞に、写真とともに載っています。
がりがりにやせて真っ黒な顔の子どもたちの表情。

ひるがえって、現在進行で行われている戦争。
やはり、がりがりにやせて真っ黒な顔の子どもたちの表情。

この責任は、わたしにもある、と自分に言い聞かせても、それなら何ができるのかと、絶望的になります。

今月の語りクラスで話題に出たんだけど、「かしこいモリー」の王さまが「盗む」という言葉を使うのはよくないから、「とる」にしたらいいのではないかという考えについて。わたしの考えを聞いてくださいね。

「大男の刀(財布・指輪)を盗んで来たら」を「大男の刀(財布・指輪)をとってきたら」にする人がるけれど、どうなんだろうっていう意見です。
でもね、たとえ言葉を「とる」に変えても、盗んでくることに違いはありませんよね。
言葉の表面だけ言い換えても実質は変わらない。それって、ごまかしなんじゃないかなと思うんです。それか、わたしは盗まないという自己満足。

モリーは、親に捨てられた子どもです。親は、食べさせることができないから、どうしようもなくて捨てちゃった。捨てたくなかったでしょうね。
捨てられたから、モリーは、ふたりの姉さんといっしょに、まっくらの森の中をひたすら歩いた。
生きるために。
がりがりにやせて、真っ黒な顔をして。

そんな弱い存在が生き抜くためには、どうすればよかったんでしょう。
知恵を使って、大男の娘たちの金の鎖と自分たちのわらなわを取りかえたところで、モリーに何の罪があるでしょう。
そして、絶大な富と力を持つ王さまが、盗んでおいでといったとき、「やってみます」以外の答えはなかったと思います。
自分が幸せになるために。

そして、わたしは、モリーに幸せになってほしいです。

わたしは、モリーに何もしてやれない。
けれども、もし不幸にも、目の前の子どもたちががりがりにやせて真っ黒な顔になったとき、モリーを思い出してくれたらと思います。

目の前にいる子どもだけでなく、その先を生きる子どもたちみんなに、モリーのように生きてほしいと思います。
だから、わたしはモリーを語ります。

豆の木に登っていったジャックも同じです。
人食いの巨人、しかも宝物をいっぱい持っている巨人から、盗んでくることを悪ということはできません。
それでもなんでも生き抜いてほしいと、わたしは思います。

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今日の更新は《日本の昔話》「海行こう、川行こう」です。
悲しいテーマのお話ですが、カラっと語れば心に響きます。
語ってくださいね~

 

 

老いの坂を‍‍👵

ご近所の方と立ち話をしていてね。

わたし「この頃午後がね・・・」
Aさん「昼からは寝てばかりいるわ」
Bさん「昼からは体も動かへんし」
わたし「頭も働かへんし」

老いの坂を上ってるなあと思います。
いえ、下っているのではありません。
膝が悪いので、下り坂はつらい。上ってるんです。
上ってどこまで行くのかわかりませんが、行ける所まで行きます。

きのうはホームページの更新でした。
ところが、どないしてもHOMEの写真がアップできない。
htmlでやってると、ほんの1字違っただけで受け付けてくれないんですよ。
そして、「弥三郎ばあさん」の音声ファイルが行方不明。
しかたがないから今朝早くおきて録音しました。

こけつまろびつ、老いの坂を上っています。
再話したい話が、まだまだまだまだあるからです。

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きのうのHP更新は《日本の昔話》「弥三郎ばあさん」
怖い話を楽しんでね~

 

土と風と蚊と👩‍🌾

雨が降ると土が潤って、雑草がよく抜ける。
で、ここんとこ、ゆうがたになると畑に行く。

そろそろ、夏野菜ができ始めててね、収穫は楽しい~
きのうはトマトときゅうりを3個ずつ。三度豆がい~っぱい。
今日は、またまた三度豆。

食卓は三度豆攻撃。
三度豆のおしたし、三度豆のごまあえ、三度豆のバター炒め、三度豆と厚揚げの煮物。三度豆と豚肉の炒め物。
サラダにも、カレーにも、チャーハンにも三度豆。
お・い・し・い O(∩_∩)O
自分で育てた三度豆は、最高!

むしっ、むしっと雑草を引きぬいて行く。
汗とのたたかい。汗が目に入って、いたい~
午後5時半になると、蚊が攻撃を開始する。
ふい~ん、ふい~ん
血やったらあげるから、かゆくするのだけは許して~と、いくらお願いしてもきいてくれない。

暑い、暑い、かゆい、かゆいと悶えながら、見あげると青空。白い雲。
風の音と鳥の声。ホトトギスかな。
まわりには、命、命。

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今日のおはなしひろばは「長柄のひとばしら」
日本独特の古い教訓が語られています。
知っとくことは必要かとUPしました。
知らなければ批判もできないしね(*^▽^*)