「日記」カテゴリーアーカイブ

ひさしぶりに📖

ほら、中学校の社会科で習ったあれ。
憲法。
わたしは、前文と九条と二十五条を暗唱させられたよ~

もうすぐ憲法記念日だし、ちょっと読んでみようか。

全部で百三条までって、知ってた?
きょうは、第九十七条。

この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

基本的人権ってのは、人間が人間として当然持っている基本的な権利のことって、辞書に書いてある。
具体的には、平等権、自由権、社会権。

平等権は、たとえば、第十四条にこう書いてある。
すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

すごいね。でも、本当にその通りに守られてるのかな?

自由権は、たとえば、思想とか、学問とか、宗教とかの自由が保障されているってことね。

社会権は、たとえば、第二十五条に、こうある。
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

これ、社会権の中でも生存権ってやつね。
コロナウイルス感染症の対策は、公衆衛生の範ちゅうになるよね。が責任を持たないといけないって、ことよね。国が国民に自助を求めるのは間違ってるよ。憲法違反だよ。
感染症を終息させるために、経済活動が停滞するのは仕方がない。けど、そのせいで仕事ができなくなる人にも、せっぱ詰まっている医療従事者にも、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があるのよ。それを保障する責任が、国にはあるのよ。

ありゃりゃ、腹が立ってきたぞ。血圧上げたらあかん。

でもね、憲法って、すごいね。
わたしらにとって、正義の味方や。

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昨日のおはなしひろばは、日本の昔話「うろこ玉」。
動物報恩のおはなしです。
ゴールデンウイークに、家族でほっこりしてくださいね~

 

 

香り高い☕

娘 ✉なんかほしいもんない?
私 ✉え~。引っ越し祝いもしてへんのに?
娘 ✉いつも絵本送ってくれるやん。
私 (心の中で:えらいおばさんになったやん)
私 ✉欲しいもんはワクチン。
で、娘に無視された(笑)

翌日あらためて、おいしいコーヒーが欲しいと言ったら、送ってきた。

手動式のコーヒーミルと、豆。
こだわりの娘だから、こだわりの有機豆。

自分で挽けってか。

朝から、ガリガリガリガリガリ。
たしかに挽きたてのコーヒーは、香りが高くて、うまい(~ ̄▽ ̄)~

雨を見ながら、コーヒーを味わう。
コロナ前はこんな時間を持てなかった。

両手いっぱいにおはなし関係のプロジェクトを抱えて突っ走ってきたけど、体力脳力が衰えてきて、いつ手を引こうかと迷っていたところへ、このコロナ休暇。
思いがけず、この休暇は長い。
考える時間がたっぷりあって、迷いは消えた。今でしょ!
コロナの中でも着々と活動をつないでくれる若い仲間たちがいる。とっても心強い仲間たち。
私たちの世代がやってきたことを、今と将来の時代に合わせて継いで行ってくれると信じる。
サポートなら、このおばあさんにもできるだろう。

濡れた花をながめて、コーヒーの香りの中で、考える。
わたしは、わたしが本来やりたかったことに、帰ろう。
まだ間に合うぞ、午前中は頭が働く○( ^皿^)っ

机の回りに昔話資料を積んで広げて、パソコンたたいて、うんうんうなりながらテキストをねる。
ひとつ再話すると、過去から未来へ、心をひとつ、つなぐことができる。
子どものための文学に、やっと専念しよう。
今までの経験は、みんなこのためだったんだ~(❁´◡`❁)

 

 

花は咲く~🌹

メンバーのかたから、「アンネのバラが咲きました」と、素敵なお知らせとこの写真を頂きました。

こりゃ、行ってじかに見てこなくっちゃ!
きょうはさわやかで、遠くの山も近くに見えるいいお天気。
ウォーキングがてら行ってきましたよ~

モッコウバラも満開!

 

かれんなつぼみ!

ついでにビオラ!

アンネのバラは、アンネのお父さんから贈られてきたバラを大切に育てて、つぎつぎに拡げられていったそうです。

アンネについての伝記(児童書)のおすすめは、こちら。
『アンネ・フランクーその15年の生涯』黒川万千代著/合同出版
読んでみてくださいね~

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今日のHP更新は《外国の昔話》
古代エジプトから伝わっているという「ライオンの王」ですo(*^@^*)o

 

 

断捨離はじめました🚮

ほんまかいな(笑)

コロナ休暇もいたについてきた今日この頃。
そろそろ人生の片づけをと思い立って、今日から、断捨離を始めた。

毎日小一時間なら続くだろう。

小一時間やった。
まずはカバン類から。
なんでカバン?
しらんがな。カバンや。

上の子が幼稚園に入る時に作った手提げ袋!
阪神淡路大震災の後に買ったお出かけリュックの初代。
あの経験から、お出かけは必ず、両手が空くリュックだ。
けど、四つもいらんやろ。背中はひとつや。
まだパンプスをはいていたころのショルダーバッグ。
まだヒールをはいていたころのハンドバッグ。
ブックトーク用の本をはこぶ袋。
どんだけ本を運ぶねん。もう仕事は終わった。

小一時間でカバンは片付いた。
カバンは三分の一に減った。
もう絶対に増やさへんぞと決心する。

明日は何を片付けよっかな~
けっこう気分がさっぱりしたo(*^@^*)o

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今日は更新の日だよん。
《昔話雑学》はアイヌの語りについて。
《日本の昔話》は「天道さま金のくさり」。けっこう気に入ってるの。語ってくださいね~φ(゜▽゜*)♪

 

 

 

ねえねえ、おはなしってね💖

ねえねえ、おはなしってね、語ってほしがってるんだって~

インドの昔話を読んでるとね、こんな昔話があったのよ。

ある男が使用人を連れて遠くの村に出かけて行った。
とちゅうで、小屋に泊まって、晩ご飯を食べてから、使用人が男に、「ひとつ、お話をしてくだせえ」っていった。
けれども、男は疲れてたので、そのまま寝てしまった。
男がぐっすり寝てしまうと、四つの話が男のお腹の中から出てきて、話し合いを始めた。
「この男は幼い時からおれたちを知っていたくせに、だれにも話してくれない。こいつの腹の中で無駄に暮らすことはない。こいつを殺して誰かほかの人と暮らそう」
「おれは、こいつがご飯を食べようとしたら、最初のひと口を針に変えよう。そいつを飲みこんだらこいつは死ぬだろう」と、一つ目の話が行った。
「それでも死ななかったら、おれは、道端の大木になって、こいつの上に倒れてやろう」と、二番目の話が言った。
「それでも死ななかったら、おれは、蛇になってかみついてやろう」と、三番目の話が言った。
「それでも死ななかったら、こいつが川をわたるとき、大波を起こしてさらってやろう」と、四番目の話が言った。
使用人は目を覚ましてこの話し合いを聞いていた。
つぎの日、四つの話のいった通りのことが起こるんだけど、使用人が、先手を打って男を助けてやる。
男が使用人になぜ知っていたんだと聞くと、使用人は、それは話せない、もし話したら石になってしまうからといった。けれども、石になった自分を、男の孫に投げつけたら、自分は生き返るのだと。
使用人は一部始終を話して石になり、男の息子の妻が子どもを投げつけたので、使用人は生き返った。  「話されない話」

ざっと、あらすじだけだけどね、強烈におもしろいでしょ。
お話に意思があって、強い感情も持っているのよ。人間に復讐するくらいだからね。
で、お話にしてみれば、人間が自分を話すことで、自分は生きているのね。

だからね、みなさん、知ってるお話は、だれかに語らないとだめなんですよ。
復讐されちゃうよ(笑)

この昔話は、『インドの民話』A・K・ラーマ―ヌジャン編/中島健訳/青土社 に載っています。
この本の序論に、物語は、解釈という行為においてのみ繰り返し存在することが可能になると書いています。「解釈」っていうのは、話を聞くときに起こるし、それを語る時にも起こりますね。ほら、同じ話でも、聞く人によってとらえ方が変わるし、語り手によっても違う話に聞こえる時ってありますよね。つまり、ひとりひとり解釈が違うということなのね。そういう意味では、「再話」も「解釈」ですよね。ある資料を読んで私が解釈したのが、わたしの再話。ね。

そこで、はたと気が付いた。
同じ話型の話でも類話がいっぱいある理由に!
だって、地球上に今生きている、そして、今まで生きてきた人たちが、ひとりひとり解釈したら、同じ構造の話でも細部のみならずテーマまで変わって当然だって。
究極の多様性!!!

ラーマ―ヌジャンさんは、ある物語を知っていたら、それを語ることは、他の人々(聞き手)に対してだけでなく、物語そのものに対する義務なんだっていいます。
伝承は手入れが行き届いた状態に、伝達される状態に保たねばならない。さもないと、やっかいなことが起こるよと、「話されない話」はいっているのです。

はい、語りの森のテーマですね。
気に入ったお話を、あなたの愛する人に語ってください。

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今日は午後におはなしひろばを更新します。
エチオピアのかわいいおはなし「うさぎ」
すぐ覚えられるから、聴いて、伝えてくださいね~