「日記」カテゴリーアーカイブ

濃い霧が晴れるように😊

6月、いきなり思いもかけない知らせが届く。
わが子を信じているが、わたしは社会を信じてはいない。世の中はいつ牙をむくか分からないと思っている。個人は弱い。
しかも、離れて暮らしている、もう成人した子に、親のできることは限られている。
怒りと、不安のなかで、ただ待つ。
いつ終わるとも知れない霧の中で、ただ待つ。
親はつらいが、本人のほうがずっとつらいと、自分にいい聞かせる。

その霧が、一昨日、晴れた。

お正月を笑って過ごせるぞ。

若者は立ち直りが早い。もう前を向いて歩き始めている。
わたしは・・・おいしいもんが食べたい。

 

歌のちから、声のちから💧

きのうたまたま、ラジオで島倉千代子の最後の歌を流していました。
南こうせつの作詞作曲で「からたちの小径」
レコーディングして3日後に亡くなられたそうです。
長い闘病生活のなかでの最後の歌声です。
それはすばらしかったです。

声に揺れはあるけれど、魂が声になってそっと流れ出てきたという感じ。
張りのある声や強い声に、力があるとは限らない、人の心を打つ声こそがほんとに力があるんやなあと、改めて思いました。

さてさて、わたしは、歌うのが好きな子でした。
もの心ついた時には、もう歌っていました。
貧しいうちの子でしたから、商店街に流れる歌謡曲や、となりの小学校から聞こえてくる小学唱歌、おばあちゃんや母が歌う童謡。歌と名のつくものは何でも歌っていました。

島倉千代子のデビュー曲は「この世の花」で、わたしは、まだ2歳のころ。
回らぬ舌で、
♬あ~かくさ~くは~な、あーおいいは~な~
こ~のよにさ~く~はな~、かじゅかじゅあ~れ~ど~♬
って歌ってたそうです。
いまでも歌えます(笑)

大人になっても、家事をしながらとか、家の中で大きな声で歌ってました。
季節の歌とか、つらいとき悲しいときは悲しい歌、うれしいときには楽しい歌。
心を声に乗せて歌うと、すっきりします。
歌わくなったのは、おはなし会が連日続くようになってからです。のどを疲れさせないようにと思って、自然に歌わなくなりました。

寂しいです。
また歌わなくっちゃね、だれのためでもない、自分の中の自分のために(^///^)

 

どきどき🏥

2年ぶりに人間ドック・脳ドックに行ってきました。
これまで毎年行っていた病院は、遠いのと胃カメラが下手なので、もう去年は行く元気がなかったのです。
で、今年は比較的近くの病院でお世話になりました。
なんでもっと早くにこっちに変えとかへんかったんやろ(⓿_⓿)というのが、終わった感想。

一番不安だった胃カメラは、鎮静剤を打ってくださったおかげで、楽というか、なんというか。鎮静剤を打ったところまでは記憶にあるんだけど、気がついたら、
「終わりましたよ~」やってo(*^@^*)o
しかも、ふらふらすると危ないからって、車いすでつぎの診察室へ。
スタッフの皆さんはめっちゃ優しいし。

最後の内科検診と説明も、脳外科の先生の説明も、親切で詳しくて、ああ、半日がんばったかいがあった~って、ちょっとうるうるしてしまった。

脳ドックの説明で。
まずは夫の分。
先生「少し委縮はあるけど、まあ年相応ですね。小さい梗塞の後もいくつかあるけど、これも気にすることはないです。動脈硬化はだいぶ進んでるねえ。けど、薬をちゃんと飲んでたら、神経質になることはない」
夫婦で顔を見合わせて、安どのため息。
つぎはわたしの分。
先生「委縮は・・・年の割には、ないなあ。梗塞の後もないですね。動脈硬化もほとんどないし。いうことないです」
わたし「ほんまですか?」
それやったら、なんで、いつも、あれやこれや忘れるねん?
午後には集中力がなくなるのは、老化じゃなくて、ただの怠け?

先生「何か気になることないですか?」
わたし「膝と股関節が痛いです」
先生「ぼくもです」
わたし「・・・」

2週間したらぜんぶの結果が郵送されてくるんだって。
来年まで無罪放免だったらいいな・・・

あ、そうそう、びっくりした!えらい偶然があった!
ババのメンバーのHさんがドックを受けておられました。
めっちゃうれしかった。
なんだかそれが、今回、一番安心させてくれました~

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久々に《絵本のこみち》を更新しました。
使ってくださいね~

蛮勇⚡⚡⚡

きょうは朝から美しい秋晴れだった。
午後から雨が降るかもと、天気予報のお姉さんが言っていたけれど、信じられない陽気だった。

午後は歯医者の検診だった。
自転車をスーパーに置いてバスに乗った。
終点から徒歩2分の所に歯医者はある。
足の痛い身には、歩かなくてすむのはめっちゃありがたい。

歯の掃除したり歯石とったり、なんであんなに大きな音がするのかねえ。
上手に磨けていますよって先生がほめてくれた。
単純にうれしい(*^▽^*)

次回の予約を取って、支払いを済ませ、ふと振り返ると外はすごい風が吹きまくって葉っぱが狂ったように舞っていた。
いそがなくっちゃ、と思って外に出たとたん、ガラガラガラ、ピカッ!
どっしゃあと雨が降ってきた。

え~~~っ

バス停に、バスが止まっている。
乗り遅れたら、えらいこっちゃ、ずぶぬれになる!

走った!
走れないのに、走った!

乗れたけれど、ぬれた。
たった2分でずぶぬれになった。

10分少々乗って、降りたときはまだ降っていた、雷も鳴っていた。
覚悟を決めた。雷に撃たれて終わりかも。
勇気を出してスーパーまで走った。
あっれ~、信号赤になってるぅ(⊙x⊙;)

スーパーで買い物をして雨宿りしているうちに、雷がやんだ。
よかった!
雨は恐くない。
さて、スリップしないように、転ばないように、雨のなかを自転車で走った。
なんか、ひとりで盛り上がっていた。

帰り着いたとたんに雨が止んだ。
夫が玄関で傘持って立っていた。

わたし「勇気出して走って来てん」
夫「それ蛮勇いうねん」

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おはなしひろば更新しました。
アルメニアの昔話「ガムバール」
ちょっと感動ものです。

かたづけ小僧さん🤭😈

子どもが小さかった時、なんだかいろんな物がなくなると、「かたづけ小僧さんが持っていったんや」って、なんでもかたづけ小僧さんのせいにしてたのね。

かたづけ小僧さんって、だれ?

なんでも持っていくこびとさん。

ゆうべ、歯を磨いててね、はみがきチューブのキャップがポンと飛んで冷蔵庫の裏に入っちゃったのよ。
眠くて面倒だったから、「ああ、かたづけ小僧さんやな」
え?ちょっと違うと思うけど。
でもほっといた。
けさ、せんたくばさみがポンと飛んで、冷蔵庫の裏に反対側から入ってしまった。
いそがしかったから、「ああ、かたづけ小僧さんやな」ってほっといた。

朝ごはんの用意をしてる時、がりがりひいたコーヒー豆の粉にポンと手が当たってざざあと床にこぼれた。
「ああ、かたづけ・・・」
あかん、ほうきとぞうきんでかたづけた。

よく物を落とすのはなぜなんだろうと、しみじみ考える秋の日。

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今日の更新は外国の昔話「かしこいお手伝いの娘」
語ってくださいね~

秘密基地も更新してますよ~