「日記」カテゴリーアーカイブ

自分らしく

自分らしく生きるということは、ほんとうにやりたいことを見つけて歩いていくことではない。

自分らしく生きるということは、自分の苦しみを認めてやるところから始まるのだ。

集中力🐸

ルーティーン
午前中に語りの練習と再話をし、コーヒーブレイクをはさんで読書をする。この時に読むのは、たとえば『魔法昔話の起源』などというお勉強の本で、何日もかけて読み続ける本。

昼食後は、いっきに集中が落ちる。
小説とか児童文学とか読みながら、寝落ちする。
ふっと気がつくともう夕方だ。

ああ、音声の保存をしなくっちゃ、勉強会の準備をしなくっちゃ、おやすみなさいのまえにを園に持っていかなくっちゃ、本を図書館に返さなくっちゃ、などなどなど、あわあわあわと片付ける。

ああ、きょうも掃除ができなかった・・・
ああ、きょうも・・・ができなかったと、できなかったことを頭の中で箇条書きにして自己嫌悪に陥る。

夕食の後は、完全に思考停止。
ぼ~っとテレビ見てる。

若いころはこんなことはなかったのに。
年とったんや。

と、思っていたら!
かの数学者の森毅さんがこんなことを書いていた!

本当に集中して頭を使うのは、一日に2時間ぐらいが限度ではないか。ぼくの経験では、一日に2時間ぐらいを一週間続けたら、幻聴が出たりして、神経症ぎみになった。

なんや、なんや。
あんな大先生でも2時間が限度なんや~
若いころは、なんて思ってたのは、記憶違いやったんや。

というわけで、あんまり自分を年寄り扱いしないで、やりたいことを楽しんでいこー
反省ばっかりして幻聴が出ても困るしな~

***************

あ、そうそう、『どんぐり喰い』のエルス・ペルフロムの『わたしのほんとの友だち』を読みました。
テー・チョン=キンの挿絵。野坂悦子訳。岩崎書店。2002年。
おすすめで~す!

 

なじむ😂

先週、左ひざが動かなくなってね(;´д`)ゞ
もともと右ひざが悪くって、昔手術もしてるのね。
そのときと同じ痛さが左ひざに来た。

〇キソニンが効かない。
一日に3回も飲んでるのに!

わたし何か悪いことをした?
何のバチが当たったん?
何の呪いや?

こんなときは、ぜんぜん冷静になれない。
魔女の呪いにちがいないと確信する。

きのう、やっと近所の整形外科まで行くことができました。
先生「レントゲンで見る限り、軟骨がちょっとへってるけど、たいしたことないですね」
わたし「どうしたら治りますか」
先生「減った軟骨は元に戻らないけど、そのうちなじんできますわ」

なじむ?

薬で痛みを散らしながら、なるべく動かすようにすると、潤滑油のようなものが出てきて、なじむそうです( •̀ ω •́ )✧

なじむ
年寄り向きの、ええ言葉や。

その間の残酷性や初級クラスの勉強会も、子ども園のおはなし会も、頭の中の半分は痛みのストレスで満ちていて、集中力がなくて申し訳なかったです。

緊急で治療してくださったメンバーや車を出してくださった仲間たち、ほんとにありがとうございました。

 

 

栗林公園🏞️

最終日は栗林公園に行きました。
江戸時代初期の回遊式大名庭園。
四季折々の花木が美しいところですね。
都会の中の公園なので、手付かずの自然を満喫できるわけではありませんが、とにかく広くって、きれいに整備されていました。
花菖蒲が見ごろでした。
これからだと、蓮とか紫陽花かな。

ぼんやり過ごして、ストレス解消してきました~

帰りも高速バスで高松からOCATまで4時間半ほど。空席がいっぱいで、ぼんやりのんびりドライブを楽しみました。
これからも、うまくコロナをかわしながら、ささやかに老後を楽しみたいと思います。

 

四国村🏘️

琴電屋島から徒歩10分ほどで、四国村ミュウゼアムに着いた。

このミュウゼアムは野外博物館ね。
四国各地から、江戸時代からの古民家を集めてある。移築してあるから、本物ね。
本物には、そこで生活していた人たちの息吹や手あかが感じられる。
昔話を語る者にとって、つるつるになった黒い上がりがまちや囲炉裏、天井の梁、縁側のごっつい板は、昔の風俗を知識として知るだけでなくて、体感できる宝物だと思う。
すべてイメージの材料になるし、イメージの宝庫。

って、ごちゃごちゃ言うてんと、写真を何枚か紹介しよう。


小豆島農村歌舞伎舞台


いのしし除けの土塀


左半分が便所、右半分が風呂
風呂は五右衛門風呂で、風呂の湯を抜いて、便所の下のつぼに流す、それを肥やしにして田畑にまく。SDGsなんて、いまさらって感じやね。


便所の中。木のふたがある。窓もある。小僧さんはあの窓から逃げ出したんやね。竹の桟はどうやってこわしたんやろ?それとも、山姥のトイレには桟が入ってなかったのかもしれない。もっと簡易なトイレかも。


大きな木の臼


砂糖しめ小屋
サトウキビから砂糖をつくる。

などなど。古民家の板の床に座ってぼうっとしたりして、3時間は楽しめました。
最後に異人館(これも本物)でカフェヾ(≧▽≦*)o
アップルケーキとアイスコーヒー

琴電で瓦町まで戻って、昨日娘に教えてもらったうどん屋を探す。
しんぺいうどん!
なんか、しんぺいとうざみたい(笑)
が、シャッターが下りていた(;´д`)ゞ
しかたがない。あとは勘に頼るしかない。
居並ぶうどん屋の中から見つけたのが「晴れ屋製麺所」
店主おすすめの牛筋カレーうどんをいただく。当たり!

宿に帰ると、空はすっかり晴れ渡り、瀬戸内海に沈む夕陽をながめた。