再話クラス✾

カラスがごみを荒らしているので、注意喚起の張り紙を作成した今年班長のジミーが、再話クラスの報告をいたします<(_ _)>
(班長と再話クラスに関係はありません)

語りによる再話確認
「地蔵浄土」 『全國昔話資料集成14芸備昔話集広島』岩崎美術社
テキストを見ないで耳だけで語りを聞いていると何の違和感もありませんでしたが、その後テキストを見ながらの勉強の時間になると、何か所か指摘するところが出てきました。
ということは、語り方でおかしいと思ったり思わなかったりの違いが出てくるということでしょうか?
それは恐ろしい。
わたしは、そんな技量はありませんのでテキスト通りに覚えるしかありません。
そんなことを勉強できたと思います。
再話検討
「人と動物の寿命」 『昔話研究と資料第四六号』日本昔話学会
話の前半は、神さまが人間と動物たちに寿命を決めるという内容で、それを受けて後半は人間の人生の苦労を妻子のあるサラリーマンを例に挙げておもしろおかしく聞かせる内容です。
出版年が2018年です。
後半は世間話になっています。
ということは、昔話がこうやって移り変わっていくのだということと、元の形が『日本昔話通観』には残っているだろうということを学びました。
世間話には世間話の面白さがありますが、再話をするときにまず原話を決めて、それを誰に語るかということが重要です
対象を誰にするかで、再話が全く変わってきますし、そもそも面白い原話でも語れないと判断しないといけないかもしれません。
〝誰に語るか〟
中級クラスで常に基本に戻らなくてはいけないという話が出ましたが、原話選びでもそうですね。
笑える原話なんですが、真剣にいろんなことを考えさせられました。
「しじみ兄弟の竜宮行き」 『日本昔話通観第15巻』同朋舎
太郎しじみ、次郎しじみ、三郎しじみが竜宮へ向かいますが、太郎と次郎は着けずに三郎だけが着けるというお話。
かわいいお話です。
最初タイトルが「しじみの兄弟」とされていたのですが、「しじみの三兄弟」がいいという意見が出て採用されました。
いっそ「しじみ三兄弟」はどうかという意見もありましたが、採用されませんでした。
むかし、だんごでそんなタイトルがあったからでしょうかね(笑)
原話に欠落している一文がありました。
欠落しているとはいっても、勝手に入れてはいけません。
でも、明らかに一文が必要なら、さて、どうするか?
もちろん、文章を作るのですが、原話から推測できる事実だけを表す一文を入れるのです。
決して、事実を作るのではありません。
ということは、記憶にとどめましたが、さあ、次に自分がトライするときに出来るかどうか…。
欠落しているのは分かるんですが、作らずに一文を入れることはほんとに難しいと思いました。

再話と語法は同じペースで勉強していかないと、再話力が上がらないと思ったんですが、それも基本でした。
常に基本を忘れるべからず!
というのを、忘れるべからず!!です(笑)

再話クラス✾」への2件のフィードバック

  1. ジミーさん、つぎからつぎへと・・・
    ありがとーごさいます。
    報告について行くのがやっとこさっとこのヤンでございます。
    って、変かな(笑)

    今回も、再話の勉強、おもしろかったですね。
    原話の語り手から受け取ったものを語るためには再話しないとできない。
    そのとき、原話の面白さをいかに生かすか、いつもいつも考え続けています。こんどはうまくいったぞという再話はなかなかできません。

  2. ヤンさん、コメントありがとうございます。
    原話の面白さを生かす
    そうですか、改めて、そうなんですね。
    ついつい、再話を考えるときは語りやすいようにとか、滑らかな文章になるようにとか、語法に照らし合わせてとか、そんなことばっかり考えているのを気づかされました。
    原話の面白さ、ですね(^o^)/

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