通常クラスのメンバーさんの複数の方からヤンさんに、「〝再話〟を勉強したいので教えてほしい」とご要望があったんです。
それで、〝昔話を再話する〟というのはどういうことかという単発の講座をすることになり、日時を決めて他のメンバーさんにも案内を出したら、定員よりもたくさんのお申し込みがありました。
コロナのために部屋の定員が大幅に減少しているので、全員をお受けできなくて残念でした。
でも、〝再話〟というものにみなさん興味を持っておられるんですね。
再話するためにはいろいろ勉強しなくてはならないのですぐにできることではありません。
でも、語りをする者にとっては、遅かれ早かれ避けては通れないと思います。
(あ、これ、あくまで個人の感想です…)
勉強会のレジュメです。
Ⅰ 昔話の再話とは何か
Ⅱ 原話にする資料の見つけ方
日本の昔話の場合…
外国の昔話の場合…
Ⅲ 再話の仕方
ざっくりしすぎて、申し訳ありません<(_ _)>
こんかいはじめてAT番号やIT番号、話型とか、それらを調べる分厚い本とかを見たり聞いたりした人は、新しい知識に頭がいっぱいなんじゃないでしょうか?
そして、三時間の中でこれでもかとぎゅうぎゅうに詰め込んだ内容をとにかく説明しなくてはならなかったヤンさん、お疲れさまでした<(_ _)>
Ⅲの再話の仕方ですが、原話と複数の再話を読み比べてもらったんですが、再話の方向性が違うと、読んだ時に印象がかなり違うんだということがよく分かりました。
そしてわたしたちは語るために再話をするのであるからして、耳で聞いてイメージしやすいという視点を常に忘れてはいけないと再認識させていただきました。
ここ2年間、勉強会の縮小で特に再話クラスは開催が難しくなっているのを理由に、わたしはさぼっておりました。
ハイ、さぼっておりましたとも、他のこともですけども。
やっぱり、勉強は継続しなくてはいけませんね。
後退しているんじゃないかと、現状維持さえできていないんじゃないかと心配になってまいりました。
この後、希望されるかたには、再話入門講座(全3回)がございます。
まさに至れりつくせりですね(笑)
わたしも、世話係という立場を利用して ( ̄ー ̄)ニヤリ
一緒に勉強させていただきます。
再話の勉強の道は果てしなく遠いように思えるので(あ、これも個人の感想です)、機会を逃がさずついて行きたいと思います。
そして、語りや昔話に関係する勉強はいつでも楽しいです(*^▽^*)