外を歩けば、色んな花のいい香りがしてきますね。待ち遠しかった春がやってきて、あれもしたい、これもしたい、とわくわくしますね。ホタルイカが食べたいです。
語り
島をすくった三人兄弟 『日本の昔話3』福音館書店
だんだん飲み 『日本の昔話5』福音館書店
聞き耳 『語りの森昔話集1/おんちょろちょろ』語りの森
テキストを日常語になおす
危機一髪 『語りの森昔話集5/ももたろう』語りの森
手なし娘 『日本の昔話2』福音館書店
鳥のみじさ 『日本の昔話3』福音館書店
ヤンさん語り かっぱのむこさん 『沖永良部島昔話集』岩倉一郎編/民間伝承の会
日常語の語りは、耳に心地よくて引き込まれますし、音楽を聴くようにふわっとします。語り手の日常語とリズムでイメージを渡してもらうので、聞いて知ってる話に聞こえてくるから(覚えたんじゃなくて)「ふん、ふん、そうなんか~」と、おはなしを、より身近に感じ、楽しみ、怖がり、笑い、語り手と聞き手が一つになるような雰囲気になるのかなと、改めて思いました。
今日もいいことを教えてもらいました!
つらつらと文が長くて言いにくいとき 「この家の屋根の茅に…」→いいところで点を入れる。「この家の、屋根の茅に」もしくは、『な』を入れる。~のな~にな。そうすることで言いやすくなる。
言葉が見つからないとき 「それじゃあ、わしの…」→ほんなら?、わしの…→それじゃあを取る。「わしの…」 取ってしまっても大丈夫なら、取る
語尾の連続性が気になる、うるさい?と迷うとき それを逆手にとって楽しむ
自分の土地言葉に悩むとき 思いっきりくだいて語ってみて、聞いて確かめる
今日もとても楽しく、学びの多い時間となりました。前にも言ったかもしれませんが、私の日常語は遠州弁(浜松)と関西弁なのですが、関西に引っ越してきた時、新しくできた友達に自分の言葉をおもしろがられて、びっくりしたことを覚えています。「そうだに~、~しただよ」標準語だと思い込んでいたんです(笑)色々思い出して考えてみると、おじいちゃんおばあちゃん子だったことも今の日常語に影響してます、世代で流行って使ってきた言葉もあります、父母・兄とも少し違う言葉を使ってます。みなさん一人ひとり違うってことですもんね。人を通して言葉が変わっていくことを思うと、言葉が人を語ってるってことか~。深い。人が言葉を使っているのか、言葉が人を使っているのか?瞑想です(笑)報告を書かせてもらうことで、日常語の入門で学んだ事に立ち返ることができました。そのまんまの自分の言葉の語りで、子どもたちに届けられたときに、何が起こるのか?!そこを体感できるように、楽しみにしつつ、日常語直しと語りをしていきます。
次回は5月12日㈮です。