日別アーカイブ: 2024年7月9日

7月の語りクラス

梅雨の中休みの蒸し暑い日、7月の語りクラスが行われました。
夏のお話会に向けて、コワイ話が2話ありました。どちらも擬音語が話題にのぼりました。ひとつは咀嚼音、もうひとつは馬が走る音です。
今晩は夢の中で、灰色の馬が”パタタ、パタタ、パタタ” ”パララ、パララ、パララ”と走る音が聞こえそう~~~

手遊び歌:小さな畑
小さな畑を耕して
小さな種をまきました
ぐんぐん、ぐんぐん芽が伸びて
お花が咲きました、ぱっ!
*中くらい→大きな→ばかでかい

語り
1.ぼっこ食いあねさま/語りの森HPテキストより日常語にしたもの
2.鼻高だいこ/『子どもに語る日本の昔話2』/こぐま社
3.金の髪/『おはなしのろうそく19』/東京子ども図書館
4.ねずみじょうど/『おはなしのろうそく3』/東京こども図書館
5.鬼のお面をかぶった娘/『日本の昔話1』おざわとしお再話/福音館書店

ヤンさんの語り
6.きこりとライオン/『世界の民話9・インド中近東編』/家の光協会

「語り癖」という言葉が出ました。私にとっては初めて聞く言葉でした。そう言うと、同期のお仲間が「いやいや、今までもあったやん」というお顔をされていました。つまり「語り癖」という言葉を使わなくても、その言葉の意味に該当する内容がヤンさんの講評や語り手さんの課題としてあったということなのでしょう。そしてヤンさんいわく、語り癖は自分で見つけるもの、人にいくら言われてもわからない。そしてその癖は聞き手の子どもにとってどう聞こえるのか、残しておいて良い癖なのか悪い癖なのか見極めることが大事。語りながら自分の声を聴き「快か不快か」を自分で感じること。聞き手が聞きやすいように努力を重ねるうちに、個性となっていくもの。
うーん、常に自己研鑽!そして自己客観視!自分の「語り癖」を見つけることが、私のこの夏の宿題となりました。

そして改めて気づいて感謝したことは、初級レベルの私などは一人では何をどう研鑽すべきなのか、いかに客観視すべきなのかに気づかない!だから勉強会が必要なのです。

本年度も入門講座を開催いたしまーす。お仲間大募集!お早めに!〈こちら→〉

次回は9月10日(火)です!

皆様、熱中症には気をつけて、楽しい夏をお過ごし下さいますように~♪