少し冷たい風がありますが、春の日差しを感じる日となりました。テーマは桃の節句、常連の3名さんが来てくれました。
絵本「もりのひなまつり」こいでやすこ作 福音館書店
おはなし「いばら姫」『語るためのグリム童話3』小峰書店
手遊び うめにうぐいす
絵本「もりのおるすばん」丸山陽子 童心社
おはなし「ボタンインコ」『天国を出ていく 本の小べや2』ファージョン作 石井桃子訳 岩波書店
ひなまつりや女の子が主人公のおはなしを揃えました。おはなし会はしっとりと心地好く進んでいくのですが、「いばら姫」の語りの時に、おひめさまとお城が眠りについたところからいっそう集中を促され、静けさを語られている最中で、時計の秒針の音がやけに大きく聞こえました。それは、おはなしの中ですが、100年の時を刻んだことを体感したような気になりました。そして、手遊びのリクエストがありましたので、みんなでじゃんけんを。「ボタンインコ」では、ファージョンの表現に魅了されました。言葉にできない感情を受けとります。涙が出そうになる、それが癒しでもある。終わってからの余韻でしばらく動けませんでした。創作の語り、また一つ学びました~。テーマのある素敵なおはなし会で、こんなにも充足した気持ちになれるんですね。ジミーさん、ヤンさん、ありがとうございました。
次回は4/15(火)、テーマは『きつね』です!
ウーカーさん、報告ありがとうございます。
ほんと、小さなおはなし会でしたが、常連さんばかりで、おひとりおひとりとの関りが少しずつ深くなってくるので、充実感がありました。
そして、ここで知り合いになったかたたちが、おしゃべりしながら帰って行かれるのを見て、うれしくなりました。
おはなしは、人をつなぐ。
その原点のような大人のためのおはなし会です。
ウーカーさん、報告ありがとうございます。
前半担当だったので、出番が終わった安心感と開放感で、続くヤンさんの出番を楽しんでいたのですが、さいごの「ボタンインコ」で、泣きそうになりました。
結末は知っているし何度も聞いている話なのに、最後で泣きそうに…(笑)
何で、だれにもなんて書いてあるのか聞かなかったのかな?
でも、聞かないことが幸せだったんだろうな。
それを支えに生きて行ったんだろうなと思うと思わず(´;ω;`)ウゥゥ
わたしはファージョンを語るのはまだまだ無理なんで、こうして聞かせてもらうのが本当にうれしかったです。