残暑が厳しいですが、お店には秋の食材が並び始めましたね!今年は秋刀魚が安くて美味しい☺食欲の秋になりそうです。
さて、2か月ぶりの語りクラスがありました。
事前にプライベートレッスンを受け、テキストに手を入れたおはなしを発表してくれた人が多かったです。
出典もほぼかぶることなく、日本、外国、アイヌ、日常語とバラエティに富んでいました。全体で約1時間半の語りですが、楽しいおはなしに耳を傾けていました。
では、報告です。
👐手遊び『たまごをポン♪』👐
たまごをポン!とわりまして そのままたべたら なまたまご~♪
たまごをポン!もひとつポン!とわりまして じゅうじゅうやいたら めだまやき~♪
たまごをポン!もひとつポン!もひとつポン!とわりまして ぐるぐるまいたら たまごやき~♪
たまごを・・・もひとつ・・・もひとつ・・・もひとつ・・・とわらないで おなべでコトコト ゆでたまご~♪
たまごをポン!もひとつポン!もひとつポン!もひとつポン!もひとつポン!とわりまして ふんわりおおきな ホットケーキ♪
語り
➀「美しいおとめ」 『おはなしのろうそく28』/東京子ども図書館
➁「おおかみときつね」 『語るためのグリム童話4』/小峰書店
➂「地主のはなよめ」 『太陽の東月の西』/岩波少年文庫
➃「三枚のお札」 『おはなしのろうそく5』/東京子ども図書館
➄「ひとつぶのサッチポロ」 『アイヌの昔話/萱野茂』
⑥「つるの恩返し」 『語りの森昔話集3』/語りの森
ヤンさんの語り
「雨の日も晴れの日も泣く」『稲田コレクション』
稲田浩二氏が1967年から1978年に日本各地29都府県で現地録音取材した日本昔資料からです。
同じ場面は同じ言葉で繰り返される。
昔話の語法であり、この点が創作とは違うのです。創作では少しずつ言い方を変えていることが多く、語り手は覚えにくいですね。
「おおかみときつね」の中で、
おおかみは自分のことを「わしは」と言っていますが、一番最後だけ「おれは」になっています。
また、同じように「赤ぎつねよ、わしに何か食い物を持ってこい。さもなければ、おまえを食っちまうぞ」も
1回目と2回目は「さもなければ」ですが、3回目のみ「さもないと」になっています。
聞き手は気になりませんが、語り手が覚えるとき気になるようであれば、「わしは」と「さもないと」に統一して問題ないそうです。
今日、1年生の朝学習おはなし会で「三匹のくま」を語ってきました。
3回の繰り返しオンパレードですが、子どもたちは「またか~」と言いながら、喜んで聞いていました☺
次回は11月11日(ポッキーの日 笑)です。
最後に案内です。
➀新しい仲間が増えました🙌地域のサークルに所属されており、今回は見学でしたが、次回早速発表してくれます!
➁11月30日に「語りの森総会」と題して、「貧乏神」大会が開かれます。発表者全員が国内外の「貧乏神」を語ります。飛び入り参加もOK、午前は発表、午後からは交流会です。どなたでも参加できますので、気軽にお越しくださいませ~♪