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11月度 初級クラス

今回はヤンさんが欠席のため、ジミーさんに途中まで指揮を執って頂きながら、自主勉強の初級クラスでした。私は4年目になりますが、ヤンさんが休まれたのは初めてです。今年の風邪は喉にくる咳風邪が多いのでしょうか(><)語り手にとって声が出ないのは致命的ですね、おはなし会シーズン真っ最中の方も多いかと思います。基本的なことですが手洗い&うがいで乗り切りましょう。ヤンさん、どうぞご自愛ください。

さて、今月の語りは・・・

①「メケー・ドマ」  『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/村上郁 再話

今回Kさんは覚え方を変えられたそうです。今までは片手間にしか覚えなかったため、言葉もしっかり入っていなかったことを反省され、1日のうち必ずおはなしを覚える時間をとったそうです。机に座り、何度も書いて覚えたそうです。書いて覚えた後は、しっかりとイメージ(映像に)できるように思っていたようですが、そこまで十分ではなかったと言われていました。でも努力した結果が、今回語って自分なりに感じられたそうです。

子ども達が出入りする中で語ることが多いため、『どんな状況でも気を取られずに語れるようになりたい』、と今後の課題も言われました。

②「かしこいグレーテル」  『語るためのグリム童話4』/小峰書店

料理人のグレーテルがお客様に出すために調理したにわとりを、自分一人で食べてしまいます。「料理人は、ごちそうがどんな味がするものか知っておかなきゃあね」と理由をつけ、食べてしまったことを詫びることなく、最後はご主人とお客様をだますというおはなしです。

グレーテルのことを「上手くやったな!」と素直に喜べる学年に語るのがいいですね。    6年生に語られたそうですが、グレーテルが後でしっぺ返しをうけるのでは?と思ったような子どもの反応もあり、グレーテルの心情は中学年のほうが分かるのかも、と感じたそうです。

テキストでは、グレーテルが思っている言葉は( )をつけて書かれており、話している言葉は「 」です。語るときはどのように違いをつければいいのか?との質問がありました。

このおはなしは家で練習するだけでなく、子ども達の前で語り、反応を見ながら、的確な間をとって完成するおはなしです。子どもたちが、「きっと〇〇なるぞ」と期待しているところを外さず語れるようになるには、何度も子ども達の前で語るしかありませんね。

③「おはなしかめさん」  『朝鮮の民話・下』/偕成社

「チンカラコーン」や「チラチラチラ」「ベタクタボト」などの、擬音語や擬態語が出てきます。これらの言葉は言い方いよって、イメージがかなり変わります。ゆっくり/速くなのか、声のトーンは高く/低くなのか、しっかりイメージをして語ると聞き手もイメージしやすくなります。

ナラの木の実が落ちてくるおはなしですが、秋に語ったほうがいいのか?との質問がありました。ヤンさんに確認したところ、小さい子どもは1年も前のことを覚えていないから、季節の先取りはしないほうがよい。でも小学3年ぐらいであれば分かるだろうし、いつでもいいそうです。

④「お年玉のはじまり」  『子どもに語る 中国の昔話』/こぐま社

語られたKさんは途中退出されたため、意見交換できずじまいでした…残念!

⑤「だんまりくらべ」  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/上郁 再話

7つあるおもちを一つ食べ、またひとつ食べ…と数が減っていきますが、手や指で数えるのはやめたほうがいいそうです。ジェスチャーをすることによって、聞き手が(おはなしの世界から)、語り手の手(現実の世界)に集中してしまうからです。

数を楽しむおはなしの一つに「アナンシと五」(『子どもに聞かせる世界の民話』/実業日本社刊)がありますね。年齢によって語り方を変える必要があり、ステップアップのライブ録音3で解説されています。

⑥「風の神と子ども」  『子どもに語る 日本の昔話」/こぐま社

新潟のおはなしで方言のあるテキストです。私は方言のあるテキストは苦手で選ばないのですが、Uさんはとても自然に語られていました。新潟出身の友達にどんな風に話すか確認までされたそうです!ですが、「こんな話し方はしない」と言われたそうで、自分なりのリズム(話し方)で語られました。

ヤンさん(テキストを確認している人)が居ないということで、間違えてもいいか、と思い切り語れたそうです(笑)今の季節にぴったりのおはなしですね。

⑦「むかで」 『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上郁 再話 

前回からの課題として、文節で切らずに語ることに意識されたそうです。

いつも控えめにされているジミーさんから様々なコメントを頂きました。ジミーさんの独特のあの語り口調(分かりますよね!)ジミーさんワールドの勉強会で楽しかったです。ありがとうございました。

12月の初級クラスはお休みになり、次回は1月29日(火)中央図書館です。第2火曜ではありませんので、ご注意ください!

追記・・・初級クラスの皆様、ヤンさんからの少し早いクリスマスプレゼントは確認されましたか?秘密基地をのぞいてくださいね~

10月度 初級クラス☽

初級クラスの語りは毎回7話までと決まっており、その月のクラスで次月のエントリーをします。ただ、語る予定であった方が欠席されることがよくあります。し・か・し、「代わりに誰か語りたい人~?」と聞くと必ず手が挙がり、毎回7話のおはなしが楽しめます。みなさん日々熱心に勉強されているなぁと感じます。

今月の語りは・・・

①「にぎりめしころころ」  『日本の昔話4』/福音館書店

私が語ったのですが、覚える中で出てきた疑問点をヤンさんに聞いてみました。

「竹の皮をひろげました」と「竹の皮をひらきました」と違う言葉で繰り返しており、覚えにくかったのですが、「ひらきました」に統一してよいそうです。

「洞穴」と「洞穴」という文が出てきます。みなさん、「に」と「へ」の使い分けはできていますか?「に」が到達点そのものに焦点が当てられているのに対して、「へ」はそれよりも広い範囲、つまり到達点とともにそれに向かう経路や方向性に焦点が当てられています。 「洞穴へ」の場合は、洞穴へ向かう情景をイメージしながら語るといいそうで、意識したいと思いました。

また、「家(いえ)」と「家(うち)」の読み方ですが、ヤンさんは「いえ」は建物だけを指す場合、「うち」の場合は生活する(中身のある)空間として使っているそうです。ルビが振ってある場合は、その通りの読み方で語りましょう。もしルビがない場合はどちらでもいいそうです。

②「雌牛のブーコラ」  『語りの森HP』/村上郁 再語

このおはなしは前半の男の子がブーコラを見つけるまでの3回の繰り返し、後半のトロルから逃げる3回の繰り返しが面白いですね。北欧のおはなしでは、旅に出かけるときは「新しいくつ」を持っていくことが多いそうです。

トロルから逃げる場面で毎回ブーコラがしっぽの毛に向かって、「空を飛ぶ鳥でなければこえられないほどの大きな大きな川になれ」と呪文のように唱えます。長い文ですが、テキストにも「、」がないように、一息で語りましょう

細かな点では、「どこまでもどこまでも歩いていきました」とありますが、遠くのほうをイメージしてしっかりと語ることが大切です。

③「とらとほしがき」  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上郁 再語

⑥にもあるように二人の方が語られました。これからの季節にピッタリのおはなしですね。二人とも句読点で間を取ってしまうところがありましたが、テキストに書かれている句読点は読むときに理解しやすくするためのものであり、間を開けずに語る練習をしましょう。

④「大木の秘密」  『日本の昔話4』/福音館書店

⑤「ヤギとコオロギ」  『子どもに語るイタリアの昔話』/こぐま社

⑥「とらとほしがき」  『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上郁 再語

⑦「こねこのチョコレート」  『おはなしのろうそく20』/東京子ども図書館

4歳のジェニーが弟のクリストファーの誕生日プレゼントに買ったこねこのチョコレートを、我慢できず食べてしまうおはなしです。会話文の後に、「と〇〇がいいました」と何度も出てきますが、明らかに誰がはなしているか分かる場合は削除しても問題ないそうです。

10個あったチョコレートが一つ、また一つと減っていきますので、数の部分は飛ばさず、必ず語りましょう。

次回は11月13日(火)、いつも通り中央図書館にて10時~です。

9月度 初級クラス☂

朝夕はようやく涼しくなってきましたね。寝るときのタオルケットを布団に変えたいのですが、なかなか布団が干せません…子ども達は運動会に向けて毎日練習、外で思い切り練習できるよう、早くすっきりとした秋晴れになって欲しいです。

さて、先日2か月ぶりに初級クラスがありました。今回も7話の発表がありましたので、報告させて頂きます。

①「さんしょううお女房」  『日本の昔話2』/福音館書店

大山の麓に住んでいるさんしょううおの母娘を助けた若者への恩返しに、娘が人間の姿になり、若者のお嫁さんになります。 ある日、庄屋の奥さんが重い病になり、さんしょううおの生き血を飲ませれば治ることを知ります。娘は母に逃げるよう伝えに行きます。けれども母は「逃げないので、生き血を全部とらず、頭と体の半分を残してほしい」と言います。若者はこのことを庄屋に伝え、無事奥さんの病は治り、母の体も元通りになった、というおはなしです。さんしょううおはトカゲの仲間で、半分切っても再生するのですね。

小さい子どもは「お嫁さんになる」が分かりづらいので、「結婚する」に変えるのはどうかと質問がありましたが、日本の昔話には合いません。このおはなしは高学年向きであり、言葉の意味も理解できるとのことです。

②「マカトのたから貝」  『子どもに語るアジアの昔話2』/こぐま社

「はるか東北の方角にある山を指さしていいました」と出てきますが、方角を言う場合は東北ではなく、北東という言い方が正しいと指摘がありました。

また、「小さなたから貝が一枚落ちていました」の文で重要なのはたからですが、小さなと一枚を強調して語ってしまいました。どの言葉に重きを置くか、常に意識して語りたいです。

③「ヤギとコオロギ」  『子どもに語るイタリアの昔話』/こぐま社

演じる必要はありませんが、ヤギ・ロバ・犬・コオロギのイメージをしっかり持ち、自分が楽しみながら3回の繰り返しを語りましょう。

「串刺しにしてやるぞ」とありますが、滑舌が悪く言いにくいそうです。そんな方は・・・早口言葉の練習をしましょう!1日1回、口をしっかり開けて言うことが大切です。

④「きつねの玉のとりあい」  『日本の昔話1』/福音館書店

めすの古ぎつね、おさんとおじいさんの化かしあいが面白いおはなしです。おさんぎつねはおじいさんが持っている油揚げが食べたいために女に化け、子どもがお腹を空かしているとうそを言って、「化けの玉」と交換してもらいます。

そして、仲間のきつねに殿さまに化けてもらい、おじいさんから玉を取り返してもらいます。

次はおじいさんが神主さんに化け、おさんから玉を取り返し、最後はおさんが仏壇の仏さまに化け、取り返そうとしますが失敗します。

きつねは悪いというイメージをしっかり持って語りましょう。また、化けたときは「絶対に玉を取り返すぞ」という強い気持ちで、また化けたことが分かるように語りましょう、とのアドバイスでした。

⑤「めんどりちゃん」  『語りの森HP』/村上郁 再話

「ホットケーキ」などと同じ 累積譚(登場人物や動物エピソードがつぎつぎと鎖のようにつながって続いていく形式の話)です。繰り返しの部分は歌のようにリズム良く、早口で言えるようにしましょう。

⑥「エパミナンダス」  『おはなしのろうそく1』/東京子ども図書館

私が今まで聞いたエパミナンダスのお母さんは「ほんわか」した言い方が多かったのですが、今回語ってくださったKさんは全てではありませんが、少し怖い(きつい)イメージでした。この語り方なら6年生でも楽しめるのでは、とヤンさんのコメントでした。

⑦「ねずみ浄土」  『子どもに語る 日本の昔話3』/こぐま社

前半をしっかり語り、後半の欲深じいさんが「にゃーご」と猫の鳴きまねをするまでは、聞いている子ども達も次がどうなるか想像できるので、少し力を抜いて語ればいいそうです。

次回、10月9日(火)は中央公民館になりますので、くれぐれもお間違えのないように~(^^)

7月度初級クラス☀

猛暑日が続いており、熱中症に注意が必要ですね。熱中症にかかった方の4割は室内でなっているそうです。外に居なくても、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。そして熱いと言えば、、、サッカーW杯!いよいよ残り1試合、決勝戦だけとなりました。中1になった長男とは反抗期もあってか、あまり会話をしなくなりましたが、サッカーの話題のときだけは盛り上がります(苦笑)

さて、初級クラスの報告をさせて頂きます。

①「ネコの家に行った女の子」 『子どもに語るイタリアの昔話』/こぐま社

「、」や「、」がないところでも、きって語ってしまった部分がありました。句読点は目で読むためのもので、語る場合はなくして語りしましょう。きったほうが、丁寧に分かりやすく語っていると思いがちですが、棒読みになりやすく、聞き手にとってはイメージが途切れてしまいます。

余談ですが、このおはなしは初級クラスで人気No.1♪ 今までに4人の方が発表されました(^^)

②「鬼とあんころもち」 『子どもに贈る昔ばなし14 鬼とあんころもち』/小澤昔ばなし研究所

「覚え方」の話題が出ました。覚えるときの基本は段落わけをし、1段落ごとで覚えるといいのですが、単なる段落わけでなく、意味ごとでわけましょう。あまりに細かく段落をわけてしまうと、短すぎてイメージができないからです。

③「犬と猫とうろこ玉」 『おはなしのろうそく15』/東京こども図書館

「〇〇だったと」と独特の語り口調のテキストです。ストーリーの展開には重要でありませんが、1文字抜けるだけでリズムが崩れ、次の場面のイメージはできているのに、言葉が出てこなくなる場合があります。再話者があえてこの口調を使っているので、口にしっかりなじむまで練習に練習を重ねましょう。

④「むかで」 『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/村上郁再話

2分と短いおはなしですが、おはなしのイメージが弱かった、とヤンさんからのコメントでした。なぜ、弱いのか?それは、ジミーさんの言葉をかりるなら、「3Dで立体的に、音やにおいなど細かな部分までイメージできていないから」。語りながら、「字(あのページのあの段落)」が浮かんではいけません。この語り手さんだけでなく、字が浮かんでくると言われた方が沢山いました。

⑤「きもだめしのはなし」 『語りの森HP 日本の昔話』/村上郁再話

⑥「こびとのおくりもの」 『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/村上郁再話

外国版、「こぶ取りじい」ですが、「曜日」の歌が出てきます。みなさん、歌がある場合はどのようにされていますか?HPのステップアップを参照して頂くと、「お話の中の歌」でヤンさんが説明されています。

1、歌わず、語る。(ただし、歌っているというイメージをしっかりと)

2、(楽譜や他の方が歌われていたメロディーを参考にして)歌う。

3、自分なりのメロディーをつけて歌う。

この語り手さんはヤンさんのを参考にし、聞き手も思わず歌いたくなるような楽しい美声で、ストーリーになじんで歌われていました。

☆ヤンさんによる語り 「めんどりちゃん」 『語りの森HP』/村上郁再話

最後にUさんが下記紹介をしてくれました。心理学の観点から昔話や神話について説明されます。

「100分de名著 河合隼雄スペシャル」   第3回「昔話と神話の深層」

◎放送時間 2018年7月16日(月) 午後10時25分~10時50分/Eテレ

◎再放送 2018年7月18日(水) ①午後5時30分~5時55分/Eテレ ②午後0時~0時25分/Eテレ

さて、来月の初級クラスはお休みです。

エントリーされた方~、時間があると思ってぎりぎりに覚えるのではなく、余裕をもって9月に発表できるようにしましょうね。(私も自分に言い聞かせています 笑)

6月度 初級クラス

今週火曜、初級クラスがありましたので報告します。

語りの発表の前に、、、

毎年ヤンさんは高校に絵本の読み聞かせの授業に行かれていますが、その授業を受けた高校生からの感想を紹介してくれました。

「ページをめくってから一呼吸置き、絵を見せてから文を読む」、「絵を手で隠さない」、「聞きやすい大きな声で」、「子どもは次がどうなるか楽しみなので、読んだ後はさっとめくる」などが大切だと書かれており、読み聞かせの基本的なことばかりです。みなさん現場で確実に実践されていますか?慣れてきて自分の癖が出ていませんか?ヤンさんから「初心忘れるべからず」ということでした。

さて、今回の語りも盛りだくさんです(^^)

①「足おれつばめ」 『子どもに語る日本の昔話3』/こぐま社

・丁寧に語られていましたが、最初から最後まで同じ調子ではなく、メリハリをつけて語るともっといいですね。

意地悪(欲ばり)じいさん(ばあさん)が出てくるおはなしでは、「さて、となりの・・・」と「さて」の前に十分な間を取り、もうおはなしが終わったかと思わせてから語るといいそうです。

②「チモとかしこいおひめさま」 『おはなしのろうそく14』/東京子ども図書館

・姫ー娘、王国ー国、お城ー宮殿、番兵ー兵隊 など、同じ人(もの)なのに、場面によって言い方が違うため、覚えにくかったそうです。どちらかに合わせましょう、とのことです。テキストに手を入れなければいけませんが、初級クラスのみなさんは自分で勝手にするのではなく、ヤンさんに確認してくださいね。

私は語り始めて4年目になりますが、ようやくこの部分が語りにくいので手をいれたいと思うようになりました。それまでは何の疑問もなくテキスト通り、1語1文通り覚えていました。4年もかかりましたが、少しずつ成長していると思いたいです。

③「サイデン、サイデン、小僧、小僧」 『語りの森HP』

・おはなしの中に「一朱銀の精、小判の精、穴開き小判の精」が登場するので、語る前に昔のお金の説明をしたほうがよいそうです。「昔のお金ってどんなのか知ってる?」という風に、決して「このおはなしはお金の精の話だから、説明するね」とは言わないようにしましょう。

④「おおかみと七ひきの子やぎ」 『おはなしのろうそく18』/東京子ども図書館

・この語り手さんは初め『語るためのグリム童話1』/小峰書店のほうのテキストを覚えようとしたそうですが、口に乗らず、ろうそくに変更されました。「人間なんてそんなものですよ」「人間のお母さんが可愛がるように・・・」「お母さんがそれを聞いてどれだけ泣いたか分かるでしょう」など昔話の語法から言えば、不要なものが付け加えられており、聞いている子どもはおはなしの世界から現実の世界に戻されるので省いたほうがよいそうです。

⑤「かめのピクニック」 『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』/語りの森

・「空腹」という言葉が小さい子どもに分かるのかな?と質問がありました。このおはなしは「缶切り」を知っておく必要がありますし、18カ月や1年また1年と年数を理解しなければ面白くありませんので、高学年のおまけとして語るといいそうです。高学年であれば、「空腹」の意味も分かるということでした。

⑥「三匹のくま」 『語りの森HP』

・これはジェニィです。くまは大げさに演じましょう、とのアドバイスでした。そう思っていたのですが、大人を前にして思いきれませんでした・・・(笑)

最後の「それからおばあさんはどうなったでしょう」の場面で、子ども達が「〇〇」と反応があればその言葉通りに語ってあげればいいそうです。テキストにある「森ににげる」「おまわりさんにつかまって牢屋にぶちこまれる」という答えがかえってこなければ、最後にそれを付け足して語りましょう、とのことでした。

☆ヤンさんによる語り   「なまくらトック」 『おはなしのろうそく3』/東京子ども図書館

今月に語る予定で、戻したいので練習させてと言われました。一度覚えたおはなしを戻すときの手順は、先にテキストを見ず一度語る。語ってから抜けていた部分をテキストを見て確認する。おはなしを戻すときは始めにテキストを見ないようにしましょう。

今回のクラスは場所を間違え、会議室でなく集会室であり、いつもと違う場所だと緊張するという声がありました。しかも集会室は総会のある場所・・・語り手は場所が違うだけで緊張しますよね。聞き手もそうかもしれません。いつもの場所のいつものおばちゃんの声のおはなしが心地よいのかな。以後間違えなよう気を付けます!

5月 おはなし初級クラス

ゴールディンウィークも終わりましたが、五月病になられていませんか?私は15年の専業主婦生活から抜け出し(苦笑)、ようやく働き始めました。

さて、火曜に5月の初級クラスがありましたので、報告させて頂きます。

(語り)

①「ミスター・フォックス」 『語りの森昔話集2』/語りの森

②「かにかに、こそこそ」 『おはなしのろうそく17』/東京子ども図書館

③「世界でいちばんきれいな声」 『おはなしのろうそく11」/東京子ども図書館

④「うりひめの話」 『語りの森HP』

⑤「大工と鬼六」 『日本の昔話2』/福音館書店

⑥「三枚のお札」 『おはなしのろうそく5」/東京子ども図書館

⑦「かも取り権兵衛」 『日本の昔話2』/福音館書店

☆ヤンさんによる語り 「カンチルとワニ」 『語りの森HP』

今回は特に「ミスター・フォックス」で盛り上がりました。

このおはなしは、若くて美しい女の人、レディ・メアリーがイケメンの恋人ミスター・フォックスとの結婚を決めます。にもかかわらず、彼女は一度もミスター・フォックスの城に招待されません。そこで、彼女はミスター・フォックスが不在の時に城を訪ねます。そこで目にしたことは・・・衝撃の事実。婚約の日、レディ・メアリーは城で見た出来事を夢のことのようにミスター・フォックスに話し始めます。そして・・・

このおはなしは前半と後半でシチュエーションが分かれているので、別々に覚えたほうがイメージがはっきりするそうです。

「大胆であれ 大胆であれ」という言葉が何度も出てきますが、門やとびらの上に書かれている「大胆であれ 大胆であれ」は声のトーンをおとし、3回の繰り返しは徐々にクレッシェンドすると、怖さが引き立つとのアドバイスがありました。ヤンさんに実演をして頂き、迫りくる恐怖がよく分かりました。

なお、このおはなしはとても怖いので、親しい関係が出来ている子ども&高学年以上でしか語れないそうです。高学年であっても、「血」という言葉に恐怖心があるような子どもの前では語れませんので、聞き手を選びます。

みなさんはおはなしをどのように選ばれていますか?この語り手さんは我が子が「読むのもやめて欲しい」と言ったそうですが、選ばれました。

「世界でいちばんきれいな声」を語られた方は、我が子が幼稚園でおはなし会のある日に休まれたそうで、家に持ち帰ったテキストを読んであげると、とても楽しそうな反応があり、覚えたくなったそうです。

おはなし選びは覚えるより難しいと思います。「かにかに、こそこそ」の語り手さんは3つのテキストを読み比べ、ろうそくを選ばれたそうです。類話なども比較し、ストーリー、言い回しなど自分に合うおはなし選びが重要ですよね。

2月 おはなし初級クラス

先日、今年度初めての初級クラスがありました。入門講座を受講された方々も数名新しく加わり、活気あるクラスになりました。

(語り)

①「三匹のこぶた」 『イギリスとアイルランドの昔話』/福音館書店

2回目の語りでした。以前よりおはなしを楽しみながら語ることができたそうです。

「三時にシャンクリンの町に市がたつんだ」という言葉がありますが、ヤンさんが幼稚園児に語る場合は「お昼の三時に・・・」とお昼という言葉を付け足しているそうです。先にカブやリンゴを取りに行く時間が朝の五時や六時と出てくるので、朝の三時と勘違いしてしまう子どもがいるからだそうです。

②「半分のにわとり」 『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/語りの森

入門講座の発表会に欠席され、今回が記念すべき初語りでした。

語るときの視線をどこに持っていけばいいか分からないと言われていました。初めは誰もがこの経験をしますよね!特に大人の前で語るときは・・・でも、大丈夫、慣れてきます!

③「魔法のかさ」 『おはなしのろうそく30』/東京子ども図書館

2回目の語りでした。魔法のかさに次々と飛ばされていく情景がしっかりと見え、楽しい語りでした。

以前覚えたときにつまづいた箇所を今回も間違えたそうです。テキストに手を入れる必要があるのかもしれません。初級クラスの私達は自分で手を入れることはできませんので、ヤンさんにお願いしましょう(苦笑)。テキストをお忘れなく。

④「あくびのでるほどおもしろい話」 『おはなしのろうそく5』/東京子ども図書館

2分弱の短いおはなしですが、笑わずにはいられませんでした。                 「外はすばらしくよいお天気で、雨がザアザア降っていた。」                   「よく手入れのいきとどいた、さびた鉄砲をもって、うちを出た」                  「あんまり腹いっぱい食べたので、おなかがペコペコになったそうな」  一文一文逆のことが書かれており、語るのは難しいように思いますが、Nさんはしれっとした表情で淡々と語られていました。低学年に語る予定だそうですが、ぜひ反応が知りたいです。

⑤「三つの五月のもも」 『フランスの昔話』/大修館書店

このおはなしの前半は 「いのちの実」 『子どもに語る 北欧の昔話』/こぐま社 の類話です。お姫さまの病気を治すために、ももを持って3人の息子が順番に城に出かけます。そして、もちろん末っ子の息子がお姫さまの病気を治すのですが、王さまはみすぼらしい若者が気に入らず、難題を出します。「おまえは三つの袋を真実でいっぱいにしなければならない」と言うのですが、先日3年生に語ったときに「真実???」と疑問に思った子どもがいたことを話すと、三つの袋を強調して語っており、真実を意識するようにアドバイスをもらいました。なお、このおはなしは『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』に掲載予定です。

☆ヤンさんによる語り 「がちょうはくちょう」 『おはなしのろうそく27』/東京子ども図書館

いつものことですが、「今日はどれにしようかな?」と数多くあるレパートリーから選ばれます。将来、ヤンさんのようにその時の状況に応じて「これにしよう」と語れるようになりたいです。

皆様、語りの森総会の語りのエントリーはされましたでしょうか?私は昨年語らせて頂いたので、今年はゆったりした気持ちで聞き手に徹しようと思い、エントリーを遠慮しようと思ったのですが、、、ヤンさんに拒否されました(笑)。1年間の勉強の成果、様々なジャンルのおはなしを聞けるのが、今から楽しみです。

もっちさんからバトンを受け継いだジェニィでした。初ブログのため、何を書こうか迷い、時間がかかりました。今後ともお付き合いよろしくお願いします。