今年の第九が終わった ♬
今年は全25回の練習のうち14回しか出席できなかった。11回出席しないとステージには立たせてもらえない。
金曜日の夜の練習に、体力も気力も続かなくて、今年はもう無理かなと思ったときもあった。
でも、諦めないでよかった。
京都コンサートホールの大きな空間に歓喜の音が鳴り響いた。
合唱団の立つ位置は最高の場所。目の前の大きな空間を越えて真正面に友人たちがすわっている。
全力投球の指揮者と全力投球の交響楽団、ソロ歌手。
そのプロの全力投球に支えられて、力いっぱい歌うしあわせ。
この一年もやはり辛いことと嬉しいことが同じ数だけあった。
けれど、「フロイデ🎵」と声にすることで、ろ過されて、嬉しいことだけが私の中に残っていく。
自分へのご褒美って言葉はあまり好きじゃないけれど。
この日だけは、わたしは自分のために声を出す。
感謝ではなく、感謝を超えた歓喜。
恥ずかしながら、初めて「第九」を全部通して聞かせていただきました。
クラシックを普段聞きませんが、そんな無知なわたしでもフルオーケストラに大合唱団の生の音を聞きますと、「音楽っていいなあ~」と、大変素敵な気持ちにさせていただきました。
隣の席のOさんは、ご自身も第九コーラス経験者さんなので、第四楽章では、歌に合わせて微妙に指先や上体が動いていました。
きっと、心の中で一緒に歌っておられたんでしょうね(^^)
そんな素養のないわたしは、全体を見渡せる席から指揮者の気持ちでずっと見ておりました。
無知って怖いもの知らず。
でも、とっても楽しかったです。
ありがとうございました。
ジミーさん、そして聞きに来てくださったみなさま、ありがとうございました。
ねえ、いっしょにステージに立ちません?