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ヤン について

語りの森を作った魔女

わかった!・・・⁉️

人はどんな時に、「わかった!」って思うのでしょうか?
ガッテンするのはどんな時?

最近何気なく読んだ本にこんなことが書いてありました。

頭の中に「絵」が浮かび上がった瞬間に、人はわかった!と感じる

ほお~
いや、おはなしとは全く関係のないジャンルの本ですよ。

ふだん、ヤンは、おはなしを覚えるときや語るときや再話するときは、目に見えるように、頭の中に絵をかこうと言うてますよね。イメージが大切って。
特に子どもは、抽象的なこと、目に見えないことは理解できないから、気をつけようねって。
それって、おはなしの語りに限らず、人間の脳の機能がそうなってるんだそうな。

人は、記号によって物事を伝える生き物だそうです。
文字、言葉、音符、数字・・・は、人間が生み出した記号ですね。
そんな記号で、「数」や「音楽」や目の前にないイメージや心の中の思いを他者に伝える。

そういう記号が外から脳の中に入ってくる。
すると、脳の中では何が起こるかというと、これまでの知識や経験の記憶が、入ってくる記号とマッチングする。マッチングするときに、「絵」が描かれるんだって。
みごとにマッチングして鮮明な絵が描かれたとき、「わかった!」と思う。

記号があいまいで、「絵」がちゃんと描けなかったら、「よくわからない」となるんですね。
自分の脳内の「絵」と相手の脳内の「絵」ができるだけ近づくように語ること、がたいせつなんやなあと思った読書の秋でしたヾ(≧▽≦*)o

ちなみに、読んだ本は『教養バカ』竹内薫著/SBクリエイティブ

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今週のホームページ更新は、《外国の昔話》「鍛冶屋のハンスペーター」⇒こちら
ちょっと長いけど、語ってくださいね~
今週のおはなしひろばは、「魚の玉」⇒こちら
聞いてくださいね~

 

 

 

おはなしを覚える😱

新しい話を覚えはじめています。
既存のテキストです。

自分の再話は、当然ですが、めったにつまずくことがなく、もしつまずいたら、それは自分の再話がまずいからなので、うーーーんと考えてよりよい表現に変えます。

既存のテキストを覚えるときは、一言一句テキスト通り覚えます。
再話者とわたしの言葉の感覚(語意・リズム)は、当然違っていますから、覚えにくいです。
最近再話になれちゃってるから、昔よりずっと覚えにくいです。
(いや、年齢のせいか?)

たとえば

サバルはこわくて体がふるえてきました。
・・・3行後
体はおそろしさにがたがたとふるえだしました。
・・・4行後
サバルの体は、ますますふるえました。

この3文、どない違うねん??

そこで、まずは、それぞれの前後の文脈から、頭に納得させます。
ある瞬間が少しずつ近づいてくる。
こわくて⇒おそろしさに
ふるえてくる⇒がたがたとふるえだす⇒ますますふるえる

つぎに主語の位置です。
これは舌で転がして耳をすまして、リズムをつかみます。

なんとか覚えきりました。
このあと、何度も練習を重ねて絶対間違えないようにします。
そして、本番。本番で語りを重ねていくうちに、表現が少しばかり変わるかもしれません。それが楽しみです。

覚えることは再話者との対話です。
語ることは聞き手との対話です。
ふたつのプロセスを経て語り手独自の表現が練り上げられます。

楽しいでーす!

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今週のおはなしひろば更新は「よくのふかい鍛冶屋」⇒こちら
大すきな話です。
聞いてくださいね。

 

若草物語👩👧👩‍🦰👩‍🦱

『若草物語』と聞いて最初に思い出すのは小学6年生のときの自主クリスマス会。
学級会でクリスマス会をしようと、女子たちで提案したんだけど、男子の反対にあって、あえなく否決。女子はみんなかんかんに腹を立てて、女子だけてやろうということになった。当日、男子は教室に入ってはいけないってことで決行。
出し物のひとつが、『若草物語』(笑)

さて、ババ・ヤガーでは、以前、瀬田貞二の『児童文学論』の読書会をしたことがありました。そのときに、『若草物語』は読んでいます。⇒こちら

それはさておき、『世界で読み継がれる子どもの本100』(⇒こちら)にも取り上げられていて、今日はその紹介。

作者は、ルイザ・メイ・オルコット(1832-1888)
アメリカのマサチューセッツ州を舞台に、マーチ家の4姉妹の成長を描いています。
オルコット自身の生活がモデルになっていて、児童文学としてはリアリスティックで画期的だったそうです。たしかに、子どもだった私は、これは大人の文学を子ども向きに書き換えたものだと思っていました。
だから、ちょっと背伸びしている感覚があったかもしれません。夢中になって繰り返し読みました。

コリン・ソルターは、『若草物語』は、思春期から大人になろうとしている少女たちの物語をとの依頼で書かれたものだが、少年でもこの本から学べるものはあると、言っています。

ちなみに、『ふしぎの国のアリス』は、出版後時間をかけて人気を得ていったそうですが、『若草物語』は発売と同時にたいへんな評判になったそうです。

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今週のホームページ更新は《日本の昔話》「山の神のうつぼ』⇒こちら
ふしぎな話です。
語ってくださいね~

 

時間🍃

すずむし、こおろぎ、・・・虫の音にうもれて畑の草むしりをしています。
遠く近くの声にじっと耳をすまして、頭の中は、なあんにも考えないで。
あっというまに時間がたって、日暮れがせまります。
足腰は痛いけれど、帰りたくない。
この時間が好きです。

ヒノキの香りに包まれて、おさじを彫っています。
ここがまだでっぱてるとか、もうちょっとだけ深くとか、おさじの形のことだけ考えています。
あっというまに夕食の用意の時間です。

雑多な忙しさにまみれているからこそ、何にも考えない時間がいとおしい。
秋ですねえ
平和な時をいつくしんでいます。

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きょうのおはなしひろばは「お百姓とからす」⇒こちら
聞いてくださいね~

 

 

苦しくても生きてごらん🦢

朝刊の文化欄の聞き書きのコーナー、いま、翻訳家の清水真砂子さんが取り上げられています。
『ゲド戦記』とか『目覚めれば魔女』とか『はんてんをなくしたヒョウ』とか、ヤンのお気に入りを訳した人です。って、もっとめっちゃたくさん翻訳してはるけどね(笑)

うちの母親と同じく戦争を体験しておられ、終戦時に朝鮮半島から引き揚げてこられました。
わたしなんかが想像もできない人生経験をされていて、そのなかで、子どものころの読書が心を救ったというようなことが書かれていました。

小学3年生のときに読んだ『アンデルセン童話集』やディケンズの「クリスマス・キャロル」など、何度も何度も読み返したという記事に、ああわたしもそうだったなあとなつかしく思いました。
「ハイジ」「小公子」「小公女」など、手に取れる本は、むかしは、古典的なものばかりだったような気がします。

そんな読書の中で、清水さんは、主人公はつらい目にあっても最後は報われると、励まされたそうです。苦しくても生きてごらんって。
うんうん、そのとおりやった、と思いながら記事を読みました。
そして、清水さんは、大人になってから、子どもや若い人たちを励ますお仕事をされてるんだなあ、すごい人だなあと思いました。

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きのうのホームページ更新は《外国の昔話》「金の鹿」⇒こちら
ドイツの昔話です。語ってくださいね~