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語りの森を作った魔女

10月のおはなし会🎃

10月19日(火)

こども園4歳さん 1クラスずつ2回

てあそび「ろうそくぱっ」
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
てあそび「ろうそくぱっ」

運動会の余韻冷めやらず、きのうは遠足だし、みんな、うれしいことでいっぱいって顔してました。おはなしも、前のめりにきいてましたよ。
そう、ほんとに体が前にのめってる(笑)
前に出てくる子もいる(笑)

わたし「お母さん鳥はもうめんどうになって『いいわよ』といってしまいました」
子ども「ひいいい」
すてきなおかあさんですねえ。
これはもう「おはなし(空想物語)」じゃなくて、子どもたちの「日常(現実)」ですね。こんなに子どもが一体化できる話って、そうそうないと思います。

子ども「もう一回!」
わたし「またこんど」
子ども「またおんなじはなしな!」

10月21日(水)

こども園5歳さん 1クラスずつ2回

わたし「はい、ろうそくをつけます」
子ども「いっつもろうそくやん!」
わたし「ほな、違うのしようか?」
子ども「うん!」

ということで、以下のプログラムになりました。

てあそび 「くーるぽん」
おはなし「とりのみじい」『日本の昔話1』おざわとしお再話/福音館書店
おはなし「暗~い、暗~い」『語りの森昔話集4』⇒こちら
てあそび「ろうそくぱっ」

先生「これおもしろいわ。何ていう手遊びですかあ?」
わたし「さあ、何でしょう?」
子ども「ぽんぽん!」

「とりのみじい」は日常語で語りました。
日常語は、ちょっといつもと違うので戸惑う子が多いのですが、今日はうまくノッて来ました。
いちいち、あくびしたり、口をおさえたり、お腹をおさえたりする子どものじいさんをみながら、楽しく語りました(笑)
ぴぴらぴーっを待ちかまえている子もいましたよ。

終わってから、
子ども「お腹の鳥、どうなったん!?」
わたし「いやあ、どうなったんやろねえ」
じつは、昔、NHKで語ったときも、アナウンサーさんから同じこと聞かれました(笑)
子どもも大人もみないっしょ!

 

 

はたらくのりもの

絵本の原画展のおさそいです。

11月3日~26日
奈良県立図書情報館にて
観覧無料

ちびっこでも、すごくせいのうがいいんだぞ!

じぷたの目はうれしそうに笑っています。
子どもたちは、ウキウキと自慢そうにじぷたを見つめています。
消防署長さんも得意げです。

『しょうぼうじどうしゃじぷた』(1963年刊)は、子育てにとても役に立ってくれました。破けた所があちこちセロテープではってあります。

作者、山本忠敬(やまもとただよし)さんは1916年生まれ(2003年没)。たくさんの乗り物絵本を出されています。
細部まで忠実に描かれているのですが、一台一台に表情があり、擬人化されています。それで、子どもたちは、その乗り物に思わず自分を重ねてしまいます。

秋の奈良を散策したついでに、ぜひお立ち寄りください。

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今週のホームページ更新は、《外国の昔話》「羊飼いのデフ」⇒こちら
語ってくださいね~

先週のおはなしひろばは、「皇帝ののみ」⇒こちら
聞いてくださいね~

 

 

わかった!・・・⁉️

人はどんな時に、「わかった!」って思うのでしょうか?
ガッテンするのはどんな時?

最近何気なく読んだ本にこんなことが書いてありました。

頭の中に「絵」が浮かび上がった瞬間に、人はわかった!と感じる

ほお~
いや、おはなしとは全く関係のないジャンルの本ですよ。

ふだん、ヤンは、おはなしを覚えるときや語るときや再話するときは、目に見えるように、頭の中に絵をかこうと言うてますよね。イメージが大切って。
特に子どもは、抽象的なこと、目に見えないことは理解できないから、気をつけようねって。
それって、おはなしの語りに限らず、人間の脳の機能がそうなってるんだそうな。

人は、記号によって物事を伝える生き物だそうです。
文字、言葉、音符、数字・・・は、人間が生み出した記号ですね。
そんな記号で、「数」や「音楽」や目の前にないイメージや心の中の思いを他者に伝える。

そういう記号が外から脳の中に入ってくる。
すると、脳の中では何が起こるかというと、これまでの知識や経験の記憶が、入ってくる記号とマッチングする。マッチングするときに、「絵」が描かれるんだって。
みごとにマッチングして鮮明な絵が描かれたとき、「わかった!」と思う。

記号があいまいで、「絵」がちゃんと描けなかったら、「よくわからない」となるんですね。
自分の脳内の「絵」と相手の脳内の「絵」ができるだけ近づくように語ること、がたいせつなんやなあと思った読書の秋でしたヾ(≧▽≦*)o

ちなみに、読んだ本は『教養バカ』竹内薫著/SBクリエイティブ

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今週のホームページ更新は、《外国の昔話》「鍛冶屋のハンスペーター」⇒こちら
ちょっと長いけど、語ってくださいね~
今週のおはなしひろばは、「魚の玉」⇒こちら
聞いてくださいね~

 

 

 

おはなしを覚える😱

新しい話を覚えはじめています。
既存のテキストです。

自分の再話は、当然ですが、めったにつまずくことがなく、もしつまずいたら、それは自分の再話がまずいからなので、うーーーんと考えてよりよい表現に変えます。

既存のテキストを覚えるときは、一言一句テキスト通り覚えます。
再話者とわたしの言葉の感覚(語意・リズム)は、当然違っていますから、覚えにくいです。
最近再話になれちゃってるから、昔よりずっと覚えにくいです。
(いや、年齢のせいか?)

たとえば

サバルはこわくて体がふるえてきました。
・・・3行後
体はおそろしさにがたがたとふるえだしました。
・・・4行後
サバルの体は、ますますふるえました。

この3文、どない違うねん??

そこで、まずは、それぞれの前後の文脈から、頭に納得させます。
ある瞬間が少しずつ近づいてくる。
こわくて⇒おそろしさに
ふるえてくる⇒がたがたとふるえだす⇒ますますふるえる

つぎに主語の位置です。
これは舌で転がして耳をすまして、リズムをつかみます。

なんとか覚えきりました。
このあと、何度も練習を重ねて絶対間違えないようにします。
そして、本番。本番で語りを重ねていくうちに、表現が少しばかり変わるかもしれません。それが楽しみです。

覚えることは再話者との対話です。
語ることは聞き手との対話です。
ふたつのプロセスを経て語り手独自の表現が練り上げられます。

楽しいでーす!

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今週のおはなしひろば更新は「よくのふかい鍛冶屋」⇒こちら
大すきな話です。
聞いてくださいね。

 

若草物語👩👧👩‍🦰👩‍🦱

『若草物語』と聞いて最初に思い出すのは小学6年生のときの自主クリスマス会。
学級会でクリスマス会をしようと、女子たちで提案したんだけど、男子の反対にあって、あえなく否決。女子はみんなかんかんに腹を立てて、女子だけてやろうということになった。当日、男子は教室に入ってはいけないってことで決行。
出し物のひとつが、『若草物語』(笑)

さて、ババ・ヤガーでは、以前、瀬田貞二の『児童文学論』の読書会をしたことがありました。そのときに、『若草物語』は読んでいます。⇒こちら

それはさておき、『世界で読み継がれる子どもの本100』(⇒こちら)にも取り上げられていて、今日はその紹介。

作者は、ルイザ・メイ・オルコット(1832-1888)
アメリカのマサチューセッツ州を舞台に、マーチ家の4姉妹の成長を描いています。
オルコット自身の生活がモデルになっていて、児童文学としてはリアリスティックで画期的だったそうです。たしかに、子どもだった私は、これは大人の文学を子ども向きに書き換えたものだと思っていました。
だから、ちょっと背伸びしている感覚があったかもしれません。夢中になって繰り返し読みました。

コリン・ソルターは、『若草物語』は、思春期から大人になろうとしている少女たちの物語をとの依頼で書かれたものだが、少年でもこの本から学べるものはあると、言っています。

ちなみに、『ふしぎの国のアリス』は、出版後時間をかけて人気を得ていったそうですが、『若草物語』は発売と同時にたいへんな評判になったそうです。

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今週のホームページ更新は《日本の昔話》「山の神のうつぼ』⇒こちら
ふしぎな話です。
語ってくださいね~