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語りの森を作った魔女

昔話の民俗学入門📖

島村恭則著/創元社(創元ビジュアル教養+@) 2025.11

副題に「民間伝承の秘密を読み解く」とあります。
民俗学っていうのは、公の制度とかではなくて、「俗」を研究する学問です。たとえば、村や家族、農業林業漁業といった生業、年中行事や儀礼、芸能なんかの実態を調査して研究する。
民俗学の対象に言語伝承もある。いわゆる口承ね。
言語伝承には、昔話、伝説、神話、世間話、民謡、地名、ことわざ、などがある。
この本は、昔話を民俗学的に説明しているわけです。
昔話の中に、日本の古い文化や世界観を見つめようっていうわけ。

目次をあげてみましょう。

1,昔話にひそむ深い意味
2,伝説はどのように生まれたか?
3,民謡は時代を歌う
4,現実を映す都市伝説

イラストや写真付きでとってもわかりやすい。
ただし、ひとつの小テーマを、見開き2ページで説明しきっているので、かなり中身は薄い。でも、欄外に「読んでみよう」として参考図書が1,2冊あげてあるので、興味を持ったらそちらでじっくり読むことができます。

ヤンがおもしろいと思ったのは、1と4。
1はね、たとえば、「『昔』とはいつのことなのか?」とか、「桃太郎はどこからやってきたのか?」とか、「笠地蔵はなぜ六体なのか?}とか、小テーマにそって解説してある。
4は、小学生が喜ぶ恐い話の出どころが書いてあるの。学校の怪談とかね。都市伝説ってやつ。アメリカの「消えたヒッチハイカー」が日本に入って来たのが都市伝説の始まりだって。
タクシーに乗せたお客が消えて、シートが濡れていたって怖い話あるでしょ。昔の沖縄では人力車のお客が消えたんだって。韓国では自転車の荷台から消えたり、ベトナムではオートバイの荷台から消えたり。
あと、口裂け女とか、人面犬とか。
こんな話、大すきよ!

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今日の《おはなしひろば》は「パンの皮」
心が暖かくなりますよ~

2月のおはなし会👹

2月19日(木)
こども園 3歳さん 1クラスずつ3回

ろうそくぱっ
おはなし「まめまてまて」『鈴木サツ全昔話集』より再話
ろうそくぱっ

わたし「豆って知ってる?」
こども「知ってる~」「おにになげたの~」
こどもたち「おにはそと~ふくはうち~♬」

わたし「おじいさんは、大きな声で、にゃお~とねこの鳴きまねをしました」
こども「にゃお~」「にゃお~」「にゃお~」「にゃお~」
先生「にゃおにゃおうるさいなあ。おはなし、どうなったか分からない!」
わたし「そしたらもういっぺんね。ねずみたちは、びっくりして・・・・」

はい、みんなで楽しいおはなし会でした。
翌日、子どもたちに会ったら、「あ、お楽しみ会のおばちゃん!」っていってくれました(笑)

2月25日(水)
こども園 4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「大工と鬼六」『日本の昔話』小澤俊夫/福音館書店
おはなし「くらいくらい」『語りの森昔話集』
ろうそくぱっ

「大工と鬼六」は、冒頭でおはなしの題をいうとき、「大工と鬼」ということにしています。
なぜなら、この話のおもしろいところは、おにの名前を当てる場面だからです。最初に「大工と鬼六」といってしまったらネタバレしてしまって、盛り上がりに欠けるから。
わたし「大工ははっと気がつきました。そうか、鬼の名前は・・・?」
ここで名前が出てこなかったら、もういちど歌います。
子どもたちは、真剣な目で、じっと耳をすませます。そして、分かった子が、おそるおそる「おにろく?」といってくれます。きょうは、「ろく?」といった子がいました。なるほど、たしかに(笑)
わたし「そう!おにろくだ!」
子どもは大喜びです。

2月26日(木)
こども園5歳さん

ろうそくぱっ
おはなし「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

最後のおはなし会です。
毎年、今時分は、卒園に向けて5歳さんは気疲れしているように思います。でも、長い話をしっかり聞いてくれました。
「かしこいモリー」をこども園(幼稚園)で語るのは初めてです。
「警察に捕まる!」とかいいながらも、最後に「おもしろかったあ!」といってくれました。ほっとしました。
言葉は少し変えています。
冒頭「男とおかみさんがおりましたが」⇒「おかあさんとおとうさんがおりましたが」
「中から女の人が出て来て」⇒「中からおかみさんが出て来て」
この子たちがこれまで聞いていた中では、一番登場人物が多いので、気になっていました。ナイトキャップの取り換えのところも、丁寧に、確認しながら進めました。

おはなし会が終わってから、みんなで歌を歌ってくれました。
子どもたちの筒いっぱいの声を聞くと、ほんとに元気になります。

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きょうは、《日本の昔話》「奈良の民話」を更新しました。「つばめのお土産」です。

 

 

 

全国の佐々木さんゆかりの神社⛩️


泊まった休暇村から、琵琶湖を臨む。

この日は、安土へ行きました。
JR安土駅から、南に向かってとっとこ歩いて行くと、沙沙貴神社があります。ささきじんじゃと読みます。
ここのロウバイが見ごろだって、たまたま前日のニュースで言っていたので、行ってみました。
あたり!でした。


檜皮葺の門です。

その門を内側から見た所。雪が残っています。


拝殿。


本殿とロウバイ。

本殿にはわれらがスクナヒコの神がまつられています。
ロウバイの香りがさわやかに満ちていて、春の訪れをささやいていました。

観光客もなく、落ち着いた神社でした。
でも、全国の佐々木さんがお参りに来るそうです。

ところで、近江八幡市には、織田信長が建てた安土城の跡があります。
JR安土駅から北に向かってとっとこ歩きましたが、膝がもたなくて、とちゅうのセミナリヨ跡といわれているところで引き返しました。
セミナリヨは、天正10年にイタリア人宣教師によってつくられた、日本最初の神学校だそうです。
今は、のどかな公園です。


セミナリヨ跡の史跡公園から臨む。

これは、安土駅前の信長さんです。

安土駅前には、喫茶店すらなくて、とりあえず電車に乗ろうと、来たのに乗りました。で、京都まで帰ってきたら、どの喫茶店にも人がいっぱいで、結局、家でお茶を入れて飲みました・・・

 

 

語るためのテキスト

ストーリーテリングの勉強会で、気になること。
みんな、語りたい話をコピーして(手書きも含め)それをテキストにして覚えていきますよね。
そのテキストなんだけど、わりに簡単に言葉を変えてもいいと思ってるふしがある。
あ、一部の人ですけどね。

たしかにわたしはわたしが語るためのテキストに手を入れます。
でも、それはわたしのテキストであって、あなたはわたしではない。

勉強会で、どうしても困っている人には、手助けします。
また、自分でも変えられるように力をつけてほしいとも思う。
わたしは、一字一句変えてはいけないとは思っていない。
けど、なんでもかんでも変えるといいとは思わないでほしい。

どうしても困ってからにしましょうよ。

近江商人の町💰

京都からJR東海道線で半時間あまり。近江八幡に行って来ました。
雪はほとんど解けていて、でも、たまに、古い酒屋の屋根からどさっと落ちてきてびっくりしました。
京都府南部よりは寒かった。

近江八幡の地名のもとになった日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)です。

3日が鬼やらい、豆まきの行事があるので見たかったんだけど、夜の7時からということで断念しました。

豆まきの準備中。

八幡山のロープウエー

頂上からのながめ。かつてここには豊臣秀次のたてた八幡城がありました。
近江八幡の街並みが広がります。

頂上には、豊臣秀次のお母さんが秀次の菩提を弔うためにたてた村雲瑞龍寺があります。

城下町が栄えるもととなった八幡堀。

和船が観光客を乗せて運行してたんだけど、寒かったので、やめました。
堀端にすわって、ういろうを味わいました。あ、丁稚羊かんも素朴でおいしかったよ。あと、おみやげなら、丁子麩と、あかこんにゃくがお勧め。

 


新町通り。
古い町並みが保存してあります。
郷土資料館や歴史民俗資料館、豪商の旧宅が並んでいます。


近江兄弟社。そう、メンタムの会社ね。
その向かいに、建築家ヴォ―リスの像があります。

この日は休暇村で宿泊。
近江牛のビュッフェ。
牛のステーキ、牛のすき焼き、牛のしゃぶしゃぶ・・・
1週間分の牛肉をたべました・・・うぷ╰(*°▽°*)╯

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今日のおはなしひろばは、「おにの子」
聞いてくださいね。