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語りの森を作った魔女

祇園の夜桜、ちょいと咲いたあ🌸

今年の桜は遅かったですね~
でも、ちゃんと咲きましたね。
今日、京都府南部のうちのあたりは、ソメイヨシノが満開です。

きのうの図書館のおはなし会は、そんなわけで人が集まりませんでした。そもそも図書館に子ども連れがほとんどいない。
春休み最後の週末。みんなうきうきとお花見に出かけてるんでしょう。平和を実感する春の日でした。

子ども2名、大人2名、スタッフ4名

手遊び 「祇園の夜桜」
絵本 『ちいさなねこ』石井桃子文/横内襄絵/福音館書店
絵本 『しおちゃんとこしょうちゃん』ルース・エインズワース作/こうもとさちこ訳・絵/福音館書店
絵本 『ちゅるちゅる』視覚デザイン研究所
絵本 『アリのおでかけ』西村敏雄作/白泉社
手遊び 「さよならあんころもち」

スタッフを相手に絵本を読み始めると、2歳の女の子が遠くからじっとこちらを見てきました。それで、声をその子に届けるようにして読みました。
じりじりと、近づいたり遠ざかったり。
おかあさんが気づいて、近寄ってくれたので、「ごいっしょにどうぞ」
4歳のお姉ちゃんもいっしょにじゅうたんコーナーに上がってきて、じょうずに聞いてくれました。

あきらめない。

何十年も、あきらめなかったから、図書館のおはなし会は続いてきました。

あきらめないということは、ひとつの行動です。
なにかを求めるなら、行動しなくっちゃ。

*************

きょうのおはなしひろばは、新美南吉の「くまのこ」です。

 

 

 

桜咲いてなくてもええねん🌸

かつての教え子たちがクラス会に呼んでくれました。
それで、きのう、八幡(やわた)の背割堤(せわりてい)にピクニックに行きました。
え?花見じゃなくて?
そうやねん。宇治川と木津川にはさまれたこの地区は、桜並木が1.4キロも続いていてね、きのうからさくらまつりが始まってるのよ。
ところが、桜はこんな具合↓


ね、はるかかなたまで桜の木が続いているのわかる?
これね、花が咲くと圧巻なのよ。

今はこんな感じ。

はじめはみんな、「まだやねえ」「残念やねえ」なんていってたんだけど、シート広げてお弁当つかい始めたら、「ええなあ」「のどかやなあ」「平和やなあ」
おしゃべりは尽きず。

このクラスが結成したのは46年前。
みんな還暦過ぎてるんだけど、しゃべってるといっきに昔に戻るのがクラス会のいいところやね。
ヤンも気持ちは新卒2年目のころにもどってたな(笑)

うちに帰ってから今日の楽しかったおしゃべりをちょっとふり返ってたんだけど、まぶたに浮かぶのが10代のすがたなのね。ふしぎやねえ。声や話しかたもかわってるはずなのに、わたしの中ではぜんぜん変わってない。

もう会えない子もいるけど、みんな元気でね。
わたしも、「もう年やから」なんていわないで、元気で頑張ろうって思った一日でした。
みんな、ありがと~~~


これはハナモモです。

昔話の役割‍

リュティ理論を学んでいると、そのなかに、昔話には人間のあらゆる姿が映しこまれていると書かれています。
ヤンは、その考え方に癒されます。

ただ、あらゆる姿といっても、その具体的な姿を、ちゃんと見て、ちゃんと見つけて、伝えるのはとても難しいと思います。
きのう、再話クラスの勉強会があって、痛感した次第です。

きのうの内容は、そのうちジミーさんがここに報告してくださいますので、今は、それは置いておいて、さっき読んだ本の中で見つけたことを、ここに書きます。

トンプソンの『民間説話ー世界の昔話とその分類』

トンプソンさんは、話型番号ATさんです。ちなみに、は、アールネさん。

昔話を「超自然的敵対者」「超自然的援助者」「魔法と怪異」・・・と分類して説明してあってね、そのなかの「神々」の章に「願望の成就と懲罰」っていう項がある。

わたしたちが子どもに語るとき、最後に悪いやつが懲罰を受けるのを、どう語るか、話題になるでしょ。
そのヒントになることが書いてあった。
きのうの再話勉強会でもその部分をどうするかってことが、ヤンは気になった。

トンプソンさんはこう書いています。引用します。

昔話のよい語り手のひとつの目標は、悪が当然の罰を受けるのを見とどけることである。真の価値のないもの、または邪悪の行為を見破ることは必ずしも容易ではない。しかし人の心を探るもっともよいひとつの方法を語り手は知っている。それは無限の力をどう役立てるかを見ればよい。生来謙虚でやさしい人ならばその力はただ強味となるだけだが、傲慢な不人情な者ならばその力は必ず彼に破滅をもたらすことになろう。

昔話は極端に語るという法則があるため、日常現実に暮らしている私たちには抵抗があることが多いです。あいまいにしたくなる。
でも、「はっきり言わんと分からん」ことがある。
大事なことほどはっきり言わないとあかん。
真の価値のないもの、または邪悪の行為を見破ることは必ずしも容易ではないからです。

引用文を読むと、はっと気がつくことがあります。
それは、昔話の価値観と子どもの正義感が合致しているということです。
幼い子は、親や大人の価値観をオウム返しにしているだけのことが多いけど、小学校も中学年くらいになると、自分の中の本来の正義感がむくむく目覚めて来るような気がします。

「ジャックと豆の木」のラスト、大男が豆の木から落ちて頭がぶっつぶれたとき、「ヤッター」って立ち上がった4年生の男の子を思い出します。

生来謙虚でやさしい人ならばその力はただ強味となるだけだが、傲慢な不人情な者ならばその力は必ず彼に破滅をもたらすことになろうっていうのは、昨日再話をここころみた「弓の名人と友だち」/『ソビエト民話選』にぴったりですね。

昔話のよい語り手のひとつの目標o(*^@^*)o
よい語り手になりたい、よい再話者になりたいですね。

難しいけど・・・

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きょうの《おはなしひろば》は、新美南吉の「たけのこ」です。
聞いてね~

 

一乗谷朝倉氏遺跡🛤️

福井県に行って来ました。
1泊だったので、バタバタだったんですが。

1日目:越前三国

海辺を歩きました。日本海の荒波にぞくぞくしました。
その晩は、地魚とふぐをたらふく食って、日頃のストレスを解消。

2日目:一乗谷朝倉氏遺跡を歩く


福井駅から九頭竜線で一乗谷へ。15分ほど乗ったら、山間の小さな駅に着きました。
駅から5分の所に、遺跡博物館があります。
2022年にオープンしたまっさらのりっぱな博物館でした。

一乗谷遺跡は、戦国時代の城下町の暮らしが見える遺跡です。
半世紀以上かけて発掘調査された成果が、この博物館と、遺跡を見ながらのウォーキングコースと、復元町並みにみられます。


これは、博物館内にある城下町のジオラマ。
めっちゃ広くて、中にたくさんの人(の人形)が洗濯したり、物を売ってたり、立ち話ししてたり、たのしい!

 


戦国大名浅倉氏のお屋敷も復元されています。

博物館のきれいな食堂では、越前そばやらソースとんかつがお安く食べられます。
朝倉氏の時代の食事をイメージした定食もあったよ。
ソフトクリームもあった。

博物館から2,2キロメートルを歩きます。
のどかな道を歩いていくと、あちらこちらに井戸の跡が。
住居があった遺構です。


すごい石垣。

復元町並みに着きました。


これは復元された城下町です。


この井戸は、ほら、屋根がついてるでしょ。
「三枚のお札」で小僧さんが和尚さんに、井戸の屋根の下に隠してもらう、あの井戸です。


長いいろり。
ひとつの家に大勢で暮らしてたんやね。

博物館から復元町並みまではバスもあるんだけど(10分)いいお天気だったので、歩くことになりました。
とちゅう、地元の人の集落も通りますが、「クマに注意」の看板もあるような、自然いっぱいのウォーキング道です。
ただし、わたしは、いま、足の調子がよくないので、健脚の3人についていくのにへろへろになりました(;´д`)ゞ

足がよくなったらまた歩きに行きたいです。
これからなら、桜がきれいでしょう。

復元町並みからバスで福井にもどり、北陸本線で帰って来ました。
翌日の16日に金沢ー敦賀に新幹線が通るので、福井駅は北陸本線としては最後のおつとめということで、特急を撮ろうとカメラを持った人でおおにぎわいでした。

途中、敦賀で途中下車して、まるさん商店で焼きサバを買って帰りました。

それなりに復興のお役に立てたかな。
復興割りは使えなかったけど>︿<

3月のおはなし会🎎

3月11日(月)

こども園

3歳さん 1クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「せかいでいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「じいとばあ」
ろうそくぱっ

4歳さん 1クラス
ろうそくぱっ
おはなし「いぬとにわとり」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『あける』はらぺこめがね/佼成出版社
ろうそくぱっ

ずいぶん前のおはなし会の報告でしたあ。
3歳さんは、なんだか3歳に思えない、いっちょまえの反応をしてくれます。
4歳さんは、いつのまにか、ちゃんと大きいぐみさんになる心の準備ができています。
子どもの成長は早いなあと、毎年この時期、思います。
4月になるのが、たのしみo(*^@^*)o

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今年の春休みは、《おはなしひろば》を新美南吉シリーズで毎日更新しますよ~
「ごんぎつね」や「てぶくろをかいに」ばかりではない、いろんな作品を楽しんでください。
短めの幼年童話ばかりを紹介していきますね。
きょうは「でんでんむし」ですO(∩_∩)O