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語りの森を作った魔女

3月のおはなし会🌸

3月7日

4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ
ろうそくぱっ

テッパンの「ギーギーギー」です。
1クラスは、「ギーギーギー」、もう一クラスは「(トミーは)わあ~~」がうけてました。というか、いっしょにさけんでました。
年度末から新学期にかけて、落ち着かない日々なので、できるだけ楽しくはじける話をしました。
おもしろかった~

3月10日

3歳さん 1クラスずつ3回

ろうそくぱっ
おはなし「せかいでいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

わたし「いえるでしょうか?」
こども「いえな~い!」
このやりとり、子どももわたしも大好きです。
お母さんがものくわっくわのまねができて、子どもたち、幸せそうにしていましたよ。

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今日のHP更新は、《外国の昔話》「黒い鉢」
わらいばなしです。
語ってくださいね~

 

2月のおはなし会⛄

やっと着るものが少し軽くなって、動きやすくなってきました。
でも、まだ寒い日がもどって来ると思うので、春の大掃除は先に延ばそう╰(*°▽°*)╯

少し前のおはなし会の報告です。

2月17日(月)

3歳さん 1クラスずつ3回

ろうそくぱっ
おはなし「まめ、まてまて」語りの森HP秘密基地
おはなし「じいとばあ」
ろうそくぱっ

かわいいねえ。もう、ほんとに、まだ赤ちゃんみたい。
なのに、わちゃわちゃ、えらそうにしゃべってる~

「まめ、まてまて」で「おしまい」っていったら、「はや~い」って、えらそうに(笑)
まだおはなし経験2回目ですよ。

「前は、にんじんとごぼうのはなしやった」「だいこんも」って、口々に言ってくれるので、覚えてくれてたのがちょっとうれしくて、「じいとばあ」は予定ではなかったのに、思わずやっちゃいました。
でも、「むかし」まで言ってから、「あ、まだ早かったか???」って思ったんだけど、始めたからにはやるしかない(笑)
2クラスは普通の反応。⇒「おしまい」っていったら、一瞬きょとんとして、つぎの瞬間、先生が「ダハハハー」って笑って、それ見て子どもが「ハハハ」って笑うっていう反応。
ところが、1クラスではね⇒「おしまい」って言った瞬間、ひとりの女の子が即、「ハハハハハハ」つられてみんなが「ハハハハハハ」それ見て先生が「ダハハハー。めっちゃおもしろい!」
きょとんがなかったんですよ。
あの女の子、すごい!

2月26日(水)

4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「いぬとにわとり」『おはなしのろうそく31』東京子ども図書館
おはなし「じいとばあ」
ろうそくぱっ

ひとことひとこと笑うクラスと、おとなしく聞いてくれるクラス。
この落差にも慣れました(笑)
鋭い反応があるととても語りやすいんですが、思わず語り手も調子に乗ってしまいます。
じいっと聞いてくれるクラスでは、この話のどこがどう面白いんだろうってじっくり考えながら語れます。
「いぬとにわとり」は『おはなしのろうそく』に掲載されるずっと前から語っています。もう30年近く前です。なぜ覚えているかといえば、まだちゃんとしゃべれない息子が、怖がってわたしの口をおさえたからです。
なんで怖かったのかな?
若い母親だった私がこの話を間違って解釈していたのかもしれません。
おばあちゃんになった私は、いぬもにわとりもかわいいなあと思って語っています。そして、子どもたちといっしょにユーモラスな表情を楽しんでいます。

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「ジャックと豆の木」『語りの森昔話集1』
ろうそくぱっ

どうにかこうにかここまで行きつきました。
でも、長くってしんどかった子もいましたね。17分は長い。反省。
来年度は新しい話をさがそうと思います。
おはなし好きの男子の多いクラスなので、めっちゃ楽しんでる子もいましたけどね。
おはなしがおわると、「えほんは~?」
わたし「今日はおはなしが長かったから、絵本は、なしね」
子ども「え~~~」
ああ、もって行けばよかった。反省
最後のおはなし会だったので、みんなで歌を歌ってくれました。
「ありがとうのはなたば」って歌でした。うるうる。

 

1月のおはなし会2🎍🎍

ちょっと前の報告です。
1月の下旬に小学3年生のおはなし会がありました。

子どもたちがお話を覚えてきて、保護者の前で語ります。
そのお話は、語りの森昔話集から選ばれます。
わたしも、聞かせてもらいます。
それがねえ、とってもすてきなの。
朗らかで、元気で、一生懸命語ってくれます。
年末年始にかけての一番落ち着かない時期に、よく頑張って覚えたなあと感心します。

子どもたちの語りが全部終わると、わたしからのお返しの語りです。
プログラムは、以下の通り。

「ホレばあさん」『語るためのグリム童話2』小澤俊夫監訳/小峰書店
「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子編訳/こぐま社
「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社

残り時間が少なかったので、2話が終わった段階で、
わたし「おはなししようか?じゃんけんにしようか?」
子ども「おはなし!!!!」
もう3年生ですが、「ひなどりとねこ」笑い転げていました。

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きのうのホームページ更新は《外国の昔話》「ヤネケンとミーケン」
語ってくださいね~

語るしあわせ

おだやかなあさのひかりの中で、おはなしの練習をしています。
来週水曜日に語るおはなしの練習です。
3話の予定で、おまけの話をもう1話、準備しています。

声に出すおはなしの一言ひとことに、これまで聞いてくれた子どもたちのかがやく眼差しと、すずめのようなおしゃべりがよみがえります。
覚えたときにはぺらぺらの平面だったおはなしが、何十年も語っているうちに、子どもたちによって丸く大きく色どり豊かに育てられたのです。

子どもたちからもらった宝物です。

いま、おだやかな光の中で、語りながら、自分の声に耳を傾けます。
すると、おはなしが、人生のいろいろなことを思い出させてくれます。
そして、今を生きる意味を教えてくれます。
どれもこれも、子どもたちからもらったもの。おはなしの神さまからいただいたものです。

さあ、もうひとふんばり。
がんばりましょう。

 

 

1月のおはなし会🎍

こども園のおはなし会です。

1月20日(月)
4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ねずみ浄土」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

クラスの色があって、黙って聞くクラスと、わちゃわちゃ反応しながら聞くクラスの落差がおかしかったです。
でも、どちらのクラスも、「こうこうと風を切って飛んでいく音がして」のところは、しいんとして、わたしもいっしょに暗闇を飛んでいるような気になりました。
「ねずみ浄土」は、お話を始めたばかりのときから語っています。類話もほかに再話したり語ったりしていますが、最初のこの話がいまは一番しっくりきます。

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
絵本『のんびりしてたら』五味太郎/ポプラ社
ろうそくぱっ

このクラスは、女の子はもちろんお話好きなんだけど、男の子も打てば響くように返してくれるので、ハラハラドキドキの話がぴったりです。

わたし「お土産の赤いスカーフをくれました」
子ども「スカーフて何?」
わたし「(待ってました!)これよ」ってスカーフを出してかぶって見せました。
子ども「どろぼうやん!」
わあって笑うから、スカーフを鼻の下でくくってみせて、「こうやったらどろぼう!」
それからあごの下でくくって「ほら、おねえさんでしょ!」
子ども「赤ずきんや!」
もうずっとおしゃべりしていたかったです。

1月21日(火)
3歳さん1クラスずつ3回

ろうそくぱっ
おはなし「にんじんとごぼうとだいこん」『日本・中国・韓国の昔ばなし集3』日中韓こども童話交流事業実行委員会
ろうそくぱっ

わたし「こんにちは」
子ども「こんにちは!」
わたし「はじめまして」
子ども「はじめまして、おめでとうございます!」
わたし「おめでとうございます!」

そやなあ、出会えたこと、めでたいことやなあ。
初めての子どもたち。
おはなしを初めて聞く子どもたち。
きらきらした目をぱっちりあけて、好奇心いっぱいで聞いてくれました。
先生がたも、どのクラスもとっても嬉しそうでした!

あ~、たのしかった!