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1月のプライベートレッスン

毎日寒いですね。
住んでいる地域の今日の天気は、晴れ時々曇りで雷注意報と乾燥注意報が出ています。
雷と乾燥?!
不可解……(・□・;) わたしが無知なだけ(笑)

さて、1月のプライベートレッスンの報告です。
語り「鬼の面、お福の面」『語りの森昔話集6』語りの森
愛媛県の話です。
語りかたのことですが、最後のほうが少し劇的な語りになっていたということで、そのことについての指導がありました。
話がドラマチックな展開になると、気持ちが入って感情がこもった語りになることは誰でも経験すると思います。
でも、語り手が感情を高ぶらせて語ると聞き手は引いてしまうということを覚えておいたほうがいいようです。
つまり、感情表現がうまいと聞き手に思われることは、聞き手がおはなしの世界に入っていることから離脱させてしまうということでしょう。
聞き手が主人公になって聞いていることを常に意識している必要があります。
では、ドラマチックな場面の山や谷をどう表現するかは、〝間〟や、おさえて語ることで出すそうです。
おさえて語ることで子どもたちがぐっと聞き入ってきます。
そして、子どもたちがつぎの言葉を頭に浮かべる、そんな〝間〟をつくるのです。
早めたり、遅くしたり、子どもたちが期待する言葉をここぞという〝間〟で言ったり、語り手はそれらを自在に語れるように準備しなくてはいけません。
それで、練習の時は、速く語る・ゆっくり語る練習をします。
子どもたちが話に集中して次つぎに要求してくるときはそれに合わせていくらでも速く語れるように。
おさえて語る、丁寧にゆっくり語るということが必要なときも、流れずに語れるように。
ほかにも、いろいろな勉強になる話が出たのですが、わたしの文章力ではとてもおいつかず、残念ながら書けません_| ̄|○
プライベートレッスンでは、ときどき勉強会では出ないような、あるいはわたしの文章力では書けないような内容が出てきます。
それが、面白いし勉強になるのですが、お伝え出来ないのが心苦しいです。
なんか、自分だけ得してがめつい感じがして(笑)
ですから、ぜひ、たくさんの人にプライベートレッスンを体験していただきたいと思います。
ではまた来月、お待ちしてます~(^O^)/

おもちやいて~

年が明けて、今年初めての図書館のお話会の報告をします。
寒い中、来てくれたのは、子ども11人、大人10人でした。

手遊び おもちやいて~
おはなし 「おもちホイコラショ」『語りの森昔話集4』語りの森
 〃   「ねずみじょうど」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本 『十二支のお節料理』川端誠/作 BL出版
 〃 『ピーナッツなんきんまめらっかせい』こうやすすむ/文 中島睦子/絵 福音館書店
 〃 『あのこはだあれ』北村人/作絵 岩崎書店
手遊び さよならあんころもち

たくさん子どもたちが来てくれたけども、小さい子が多くて、貼りだしてある予定では「ねずみじょうど」でしたが、ヤンさんが「おもちホイコラショ」を語り始めたので、小さい子どもに合わせて話を変えられたんだなと思っていました。
でも、続いて予定通り「ねずみじょうど」を語られたので、話が聞けてうれしいけどもびっくりしました。
というのは、自分なら「ねずみじょうど」はとてもできないから。
あとで聞いたら、ヤンさんも「聞くのは無理かもと思ったけれども、本日の予定は「ねずみじょうど」だからやってみた。修行です」とおっしゃったので、ヤンさんが修行といわれるならわたしはただただ「ははあぁぁ~」とひれ伏す気持ちになったのでございます。
でも後ろから見ていたら、難しいとはいいながらも、子どもたちはだいたいは聞いていたように思います。
動じずに最後まで語るヤンさんの力量ですね。
たぶん初めて来てくれた親子だと思うんですが、終ってからお母さんが絵本を三冊とも借りていかれました。
絵本のことをヤンさんにいろいろ話しておられたようですが、お話会に心をつかまれた様子だったのでうれしいことです。

この辺りは雪が降るほどではないけれどもここ最近寒くて、昨日は強風で風の音が怖いほどでした。
しばらく寒いんでしょうね~(-“-)
でも、図書館はあったかいから、土曜日のお話会にたくさん来てくれることを願っています(^O^)/

ぱくっとひと口🥞

12月も中ごろに入って、いよいよクリスマスの雰囲気が増してきてますね。
図書館に入ると、大きなクリスマスツリーが飾ってあります。
入り口を入ってすぐのコーナーはクリスマスに関する本がずら~っと並べられていて、にぎやかで華やかな気分になります。
そして、12月13日の図書館のお話会は、クリスマスの手遊びから始まりました。
参加人数は、子ども15にん、大人12にん。
たくさんの人が来てくれました。

手遊び メリークリスマス
おはなし 「ホットケーキ」『おはなしのろうそく18』東京子ども図書館
絵本 『ゆうぐれ』ユリ シュルヴィッツ/作 さくまゆみこ/訳 あすなろ書房
 〃 『バスでおでかけ』間瀬なおかた/作 絵 ひさかたチャイルド
 〃 『よくみると…さらに!』shimizu/作 絵 Gakken
手遊び さよならあんころもち

「ホットケーキ」は受けるのが当たり前の話だそうで、以前ヤンさんは、受けすぎて収拾がつかなくなるのでやるのを控えていた時期があると言ってましたよね。
そういえばおはなしのお部屋で語られたときにみんながひっくり返っていたのを思いだします(笑)

この日、常連も初めての子もいる中、いちいち大きく反応する受けすぎの子ども、もう知っていると次の内容を口にする子ども、とちゅうで何かの本を読みだす子どもと、そんな中でヤンさんがそれらのどれにも相手をしながら最後まで語るという姿を見て勉強させていただきました!
「ホットケーキ」はわたしも語ったことがありまして、昨日のあったかペーチカの会でも皆さんが鉄板だと言っていた通り子どもたちは喜んでくれます。
でも、わたしは、テキストのダジャレがいまいち気に入らなくて、そんなわたしなのでずっと語っていません。
語り手が納得していないのに語ってはいけないと思って、それならもっとほかの話を覚えたほうがいいと思いまして…。
でも、ヤンさんの「ホットケーキ」を子どもたちが喜んでいる姿を見ると、子どもが喜ぶ話をしないといけないなとも思います。
とか、あとでいろいろ考えていましたが、お話会はおはなしも絵本もとっても楽しくて、聞き手としてはいつものように楽しく満足してすごせたのでした(*^_^*)
でも、子どもたちが多くて、最後の絵本はヤンさんが子どもたちにガッチリ囲まれてしまって、たいへんでした。
ヤンさん、体力を使う回でしたね、お疲れさまでしたm(__)m

貧乏神大会

11月30日の日曜日、素晴らしく良いお天気の中、語りの森総会・貧乏神大会が行われました。
2019年までは、毎年行っていた語りの森総会ですが、コロナになってからは開催しませんでした。
しばらくやらないとなるとエネルギーがチャージできてきて、再開しようかという気持ちになってきました。
そんなところへ、貧乏神のおはなしにはまっていた方がたくさん読んで勉強されていて、またそれに興味を持った人や共感した人がいて、ヤンさんがたくさんの貧乏神の話を再話してくださって、「もうこれは貧乏神大会やな」という話になったのが、いつかのあったかペーチカの会のことでした。
そして、やるとなったら近隣の方々にも声をかけまして、当日はたくさんの方に来ていただきました。
はじめに、いつものようにみんなで「アンパンマンのマーチ」を元気よく歌って始めました。
そしていよいよお話会の始まりです。
プログラムは、以下のとおりです。

1 びんぼうこびと(ウクライナ) 『おはなしのろうそく26』 東京子ども図書館
2 貧乏神の土産(山梨)  『甲州昔話集』 土橋里木(再話)
3 腹を立てた貧乏神(山口)  『語りの森昔話集6』 村上郁
4 貧乏神(兵庫)  語りの森ホームページ 《昔話雑学》→こちら
5 貧乏神(岩手)  『日本の昔話5』 おざわとしお
6 なまけ神(山梨)  語りの森ホームページ 《昔話雑学》→こちら
7 相撲をとる貧乏の神(福島)『おはなしおばさんのおはなし春夏秋冬』藤田浩子
8 貧乏神と福の神(香川) 『香川県佐柳島・志々島昔話集』 武田明(再話)
9 貧乏神とかた袖(広島)  語りの森ホームページ 《昔話雑学》→こちら
10 貧乏神(宮崎)  語りの森ホームページ 《昔話雑学》→こちら
11 貧乏神(東京)  語りの森ホームページ 《日本の昔話》→こちら
12 びんぼう神の小僧(新潟)  『雪の夜に語りつぐ』 笠原政雄(再話)
13 貧乏神(兵庫)  『語りつぎたい日本の昔話5』 小澤俊夫
14 腹を立てた貧乏神(山口)  『語りの森昔話集6』 村上郁
15 貧乏神(鹿児島)  語りの森ホームページ 《昔話雑学》→こちら
16 何がこわい(京都)  『石のカヌー』 昔ばなし大学再話コース
17 貧乏神(岩手)  『日本の昔話5』 おざわとしお
18 なまけ神(山梨)  語りの森ホームページ 《昔話雑学》→こちら
19 なんにもないさん(ロマ)  『世界のメルヒェン図書館6』 小澤俊夫
20 福の神と貧乏神(リトアニア)  『世界の民話33』(再話)
21 東風夜雨(中国)  語りの森ホームページ 《外国の昔話》→こちら
あの子ものがたり(広島)  『広島県の民話』 日本児童文学者協会

ね! すごい数でしょう!!
日本の貧乏神だけでなく、世界の貧乏神もあります。
再話と書いてあるのは、勉強会や、勉強会を経たメンバーが原話から再話した話です。

いろいろな貧乏神がいて、そして日本と外国に同じような貧乏神の話があるんです。
2時間にわたるノンストップのお話会でしたが、あっという間というか、飽きないというか、同じ話も入っているのにすべてが違う話として楽しめるというなんとも幸せな時間でした。
お話会の最後には、本の紹介と共に、幼いころに戦争を体験された語り手さんが、広島で原爆の落ちた日のことをお話ししてくださいました。
今年は昭和100年、そして戦後80年の節目の年です。
長年いっしょに勉強してきた仲間の語り手さんに、今回原爆の日のことをお話していただき、改めて考えさせてもらってよかったと思います。
実際に目にしたことを語ってもらうということはこんなにも人の心をつかむのだとよくわかりました。

お話会のあとは、交流会でした。
お弁当を食べながら、ワイワイガヤガヤの時間です。
いつも勉強会でお会いしている人びと、こういう時でないとめったに会えない人びと、お話会の感想や日ごろの活動、日々の生活のことまで、お話は尽きません。
それでも時間は過ぎて行く。
いつまでもしゃべっていたいけれども、遠くから来ておられる方もおられますし、晩御飯の用意もしなくてはなりません。
15時に終了・撤収・解散となりました。

準備から当日の役割担当まで、たくさんの仲間の方にお手伝いいただきました。
イスならべなどはそれこそ来ている方全員でやっていただきました。
みなさん、本当にありがとうございました。
すべての設定をしてから開場するのではなく、来てくださる方といっしょに入っていっしょに設定をする人使いの荒い、いやいや、参加者が一体となっておこなう語りの森総会でした。
みなさん、お疲れさまでした~~

11月のプライベートレッスン

すっかり朝晩が寒くなり、ダウンコートを着ている人も多くなりましたね。
わたしも、すっかり冬のあったか服を着ていますが、天気のいい日中は半袖の人も見かけます。
一日じゅう冬のジャンパーを着こんでいるわたしには信じられない光景です。
元気有り余ってるの?
今月のプライベートレッスンの報告です。

英語の出典から語るためのテキストをつくる
「THE STORY OF A LITTE GRAY MOUSE」by DOROTHY SHERRIL
『READ MORE STORIES』THOMAS Y. CROWELL COMPANY
「小さな灰色のネズミのお話」ドロシー・シェリル
英語から再話するということをやっておられるヤンさんによると、いちばんいいのは英語文を見ながら語り用のテキストを作っていくことだそうです。
つまり、日本語訳をはさまないんですね。
英語文には英語文の持つリズムがありますので、そのリズムを日本語に変えるときに持ち込めるかどうかを考えるのにはそれがいいということですが、それは相当難しいと思われます。
リズムのことの他にも、どの言葉を選ぶかとか、言葉を抜いたり足したりとか考えることは山ほどあります。
だから、わたしがもしやるとするならば、英語文の直訳を元にして語るためのテキストにするしかできないなと思いながら、聞いていました。
以前勉強会で、「三匹の子ブタ」の英語のカセットテープを聞かせてもらったことがありました。
それは、『イギリスとアイルランドの昔話』の石井桃子さんの訳の「三匹の子ブタ」より、数分短かかったです。
でもとってもリズミカルでした。
それを、石井桃子さんは、日本語でリズミカルになるように考えて訳されているんだなと分かり、翻訳することの難しさと、石井桃子さんのすごさを感じました。
わたしは前に、北欧の長い話を英語訳と日本語訳を見ながら短くするという作業をヤンさんに教えてもらいながらしたことがありますが、それも大変でした💦
その時は、ただただ短くするためで、今回の「小さな灰色のネズミのお話」とは趣旨がちがいましたが、へとへとでした(笑)
でも、一度やってみたかったというか、挑戦したかったんです。
ガッツがあったわたし!
その頃の自分を懐かしく思いながら、今回も、がっつり勉強できてよかったです。
英文からテキストを作ることに興味のある人は他にもいると思うけど、この内容はプライベートレッスンでしかできないし…。
個人の興味のあることにとことん応えてくれるのがプライベートレッスンだなと改めて思いました。