ジミー のすべての投稿

おかゆって知ってる~?

近畿地方は、ついに梅雨入りしましたね。
今年は遅くて、6月21日でした。
その翌日に行われた図書館のお話会は、前回よりもなお人数が増えてました。
子どもが16人、大人が15人。
付き添いのご家族以外に、大人単独の参加が多めでした。

手遊び ちいさなはたけ
おはなし 「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
絵本 『フルーツめしあがれ』視覚デザイン研究所/作 高原美和/絵 視覚デザイン研究所
絵本 『マーシャとくま』М・ブラートフ/再話 エウゲーニー・М・ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店
絵本 『ねんね』さえぐさひろこ/文 アリス館
絵本 『あしたうちにねこがくるの』石津ちひろ/作 ささめやゆき/絵 講談社
絵本 『だるまなんだ』おおなり修司/文 丸山誠司/絵 絵本館
手遊び さよならあんころもち

前回と同じ手遊びが始まると、もうみんなノリノリ(笑)
小さい花から、だんだん大きくなるのがとっても楽しいです。
そしておはなしの前にヤンさんが「おかゆって知ってるか?」と聞いたら、前にいた常連さんが「どろどろ~~!」って言って、それだけでなんでこんなにおかしいのかわかりませんがわたしも面白くて、これ以上ないほど場が温まっていました。
絵本の『ねんね』の時は前の子どもたちが本当に寝ころんで、寝ている自分をアピールしていました(笑)
『だるまなんだ』は前回の『ふんがふんが』と同じ作者の絵本です。
『だるまなんだ』のほうがより参加型ですが、おおなり修司さんの作風というか、今の流行というのを感じられました。
面白い絵本でした。
ヤンさん、『だるまなんだ2』もよかったらおねがいします<m(__)m>

6月のあったかペーチカ🍒

6月のあったかペーチカの会の報告です。
今月は、ピンチヒッターで、ジミーが書かせていただきます(`・ω・´)ゞ

「金の髪」『おはなしのろうそく19』東京子ども図書館
「かもときつねとからす」『語りの森昔話集4』語りの森
「神さまのお返し」 語りの森HP外国の昔話 → こちら
「ふるやのもり」『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
「豆の上に寝たお姫さま」『子どもに語るアンデルセンのお話』こぐま社
「クラバート伝説」『むかしむかし 近江昔ばなし大学再話集』近江昔ばなし大学実行委員会
「鳥のみじさ」『日本の昔話3』福音館書店
「空飛ぶじゅうたん」『子どもに語るアラビアンナイト』こぐま社

いつも参加者のほとんどが語るので、いろんなおはなしがたっぷり聞けるあったかペーチカの会ですが、この日はいつにもましていろんな話がてんこ盛り、大盛り状態でした!
長い話、短い話、怖い話、笑い話、魔法、宝物、神さま、ありえない設定などなど、まったく昔話は何でもありですね~
全部で一時間半以上だったと思いますが、あっという間でした。
休みなしでもだれも休憩を入れようとか途中で手遊び入れようとかもなかったので、ほんとみんなお話が大好きなんだなと思います。
「鳥のみじさ」の歌のところの話題が出ました。
「鳥のみじさ」を語る人全員にどんな風に歌っているかやってみてもらいました。
それぞれにメロディーが違いましたし、歌わないでそのままふつうに語るという人もいて、つまり全部違う!
おもしろいですね。
同じ話でも、語り手が違うと印象が変わるというか、同じだけども違うというのが歌ひとつにも現れていると思いました。
どれもおいしいんだけれども、それぞれの味の違いが分かるような、そんな気がしました。

初めて参加して語ってくださったかた、久しぶりに来てくださったかたもおられてうれしかったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
次回のあったかペーチカは、7月2日(火)です。
また、みんなで一緒におはなしを楽しみましょう(^O^)/

5月のプライベートレッスン

なんにも考えないでいたら、一週間にブログを三つ続けてわたしが書いている…。
いろんな人が書くのがいいと思うのに、先のことを考えるのを忘れ、気付くのが遅すぎる。
自分の無計画さに直面しています(苦笑)

さて、今月のプライベートレッスンは2話
日常語による語り
「油かけ地蔵」 『大和の伝説増補版』高田十郎等/編 大和史蹟研究会
研鑽を重ねられて、自分の力で日常語によるテキストを作られ、プライベートレッスンでは語りを出されるようになりました。
素晴らしい!
毎月熱心に続けておられたことがこんな風に実を結ぶのだと見せていただきました。
この油かけ地蔵の話は奈良の伝説ですが、京都にも油かけ地蔵はあるそうです。
ですが、話の中身は違うそうです。
お地蔵さんに油をかける…
それだけ聞いたら謎ですが、内容を聞いてみたらそれぞれに面白いです。

語り
「オオナムチとスクナヒコの国作りの旅」 語りの森HP日本の昔話 → こちら
日本の神話で、オオナムチは大国主命の別の名前だそうです。
中学校で語るそうです。
日本の各地を二人…と言ってはいけない二柱でまわって国作りをしていくので、ストーリーには三回の繰り返しも、山場も特にありません。
そして、地名がたくさん出てくるという、ロードムービーのようで聞いていてとても楽しく、覚えるのは絶対に避けたい(とわたしは思った笑)話でした。
アイヌの話もそうですが、日本の神話もわたしにとっては一段高い所にあるような気持ちがします。
手が出ないわけではないけれど、ちょっとためらうという、こういうのをチキンな奴というのでしょうか(笑)
でも、面白い話がいっぱいあるし、いつかは日本の神話にも挑戦したいです(^O^)/

今月も楽しい勉強会でした!

5月の再話クラス🌧

5月28日の再話クラスの日は本当にひどい雨でした☔
まさに雨にも負けず、参加者全員で細かいところをつつきまわすという再話の勉強ならではの濃~い時間になりました。

今回は、再検討が2話です。
「天狗のうちわ」(原題:鳥うちわ)『丹波和知の昔話』稲田浩二/編 三弥井書店
本当に細かい箇所をひとつひとつ検討していって、楽しい笑い話として完成しました。
「おめでとうございます!」と言いたいです。
日常語で再話されましたので、主語だけ書いて述語は書かないという試みをされていましたが、テキストの時点では述語も入れてそれで覚え、何度も何年も語っているうちに主語も述語も抜いて会話だけにしたらいいということになったら、その時テキストを修正すればいい。
そのためにも、最初は主語と述語をきちんと入れておくほうがのちに考えるときの自由度が上がるということでした。
ほんとにそうだと納得しました

「狩人と三人の友だち」(原題:弓の名人と友だち)『ソビエト昔話選』宮川やすえ/編著 三省堂
こちらは、大変な苦しみを伴う再話の作業でした。
この話は、三回の繰り返しが2セットあるのですが、繰り返しの中身が違うのです。
みんなで一緒に三回の繰り返しの場面の言葉をそろえてみたのですが何しろ中身が違うのできれいにそろえることは難しいしもちろん内容は変えられない。
それでも、どうにか揃えられるところはないかと、みんな身をよじるような気持ちで悩みました。
長い話でもあります。
でも、耳で聞いて分かりやすい話にするためには、ストーリーだけを一直線に追えるように、かなり文章をそぎ落とさないといけません。
原話の半分近くまで短くすることを目標に、もう一度チャレンジすることになりました。
担当者さん、本当にお疲れさまでしたが、もうひと踏ん張り、みんなと一緒に頑張りましょう(^O^)/

次回は7月23日です。
みんな、元気でお会いできますように~~💛

いやよ、そんなめんどくさい~

昨日は朝から大雨でしたね
夜なかには雷もなっていたそうで、大荒れの一日でした。

けれども25日の図書館のお話会の日はとてもいいお天気でした。
参加人数は、子どもが8人と大人が6人。

手遊び じゃがいもめだした
おはなし 「なまくらトック」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本 『ふんがふんが2』おおなり修司/作 丸山誠司/絵 絵本館
絵本 『ふしぎなたけのこ』松野正子/作 瀬川康男/絵 福音館書店
絵本 『めしあがれ』視覚デザイン研究所/作 高原美和/絵 視覚デザイン研究所
手遊び さよならあんころもち

この日、いつもヤンさんの膝の真ん前を占領する常連さんたちが来ていなくて、ヤンさんの真ん前が空いたんですね。
そしたら、いつもは遠慮してたのかな、毎回お母さんと一緒に来ている女の子が、ここぞとばかり膝前をひとり占めで陣取って、おはなしにいちいち反応するんですよね、楽しそうに。
めんどくさがりのトックのセリフに「ええ~~!」って(笑)
みんなの雰囲気も良くなるし、女の子のお母さんも楽しそうで、その場の雰囲気を後ろで見ているわたしも楽しくなりました。
お話会を楽しみに来てくれているのがしみじみわかってうれしかったです。

『ふんがふんが2』面白かったです。
文章が、最初から最後まで「ふんが ふんが」しかないんですよね。
しらべたら図書館には『ふんがふんが』もありましたので、そちらも借りてみます。
1のほうも、「ふんが ふんが」ばっかりなのか気になりまして(笑)