ジミー のすべての投稿

3月のがらがらどん

今日は、まったくあたたかいいいお天気で、昨日までの寒さが嘘のような陽気です。そんな日曜日、今日はがらがらどんの日でした(*^_^*)

①りこうなおきさき 『りこうなおきさき ルーマニアのたのしいお話』岩波書店
②おむすびころころ 『子どもに聞かせる日本の民話』実業之日本社
③岩くだきと堂せおいと知恵もん 『日本の昔話5』福音館書店
④犬と笛 『奈良の民話一』京阪奈情報教育出版
⑤金のがちょう 『語るためのグリム4』小峰書店
⑥世界でいちばんきれいな声 『おはなしのろうそく11』東京子ども図書館
絵本の紹介

③と④は、日常語講座で勉強したおはなし、⑤は中級講座で勉強したおはなしでした。
各講座で勉強して、がらがらどんでも語ってみる。
よ~く分かります。
わたしもそうです。
ちょっぴりおぼえきれてなくても、安心して、気兼ねなく練習できる場があることのありがたさをかみしめたのであります。

絵本の紹介をしてくださるMさん、久々でした\(^o^)/
ありがとうございました。
そして、ケッテンメルヘン大会の話が今日も出ました。
出ました、と思う間もなく、つぎの〇〇大会も、「やろうか?」との声が!
次々飛びだす〇〇大会に驚いたあまり、何の大会か覚えてません(゚Д゚;)
語りのあとの和やか、かつ、真剣な感想をいいあう会です。
どんどん話が進みます。
「ああ、わたしを置いて行かないで~~」
そんな、ジミーでした。

2月のがらがらどん

最近は雪の降る日も多いので、電車が遅れたり足元があぶなかったりと、外出するのにいろいろ心配してしまいます。しかし、今月のがらがらどんは、日ごろのババたちの善行のたまものなのでしょう、寒いとはいえ道路が凍ることもなくいい日でした。

お話のメニューは…
「金峯山寺(きんぷせんじ)の別当」 日本古典文学全集『今昔物語集4』小学館
「ギーギードア」 『おはなしはたのしい』たなかやすこ
「三本のカーネーション」 『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子他 こぐま社
一休話4話 『一休』伊藤佳一 講談社
「歌い骸骨」 『子どもに語る日本の昔話1』稲田和子他 こぐま社
「にぎりめしころころ」 『日本の昔話4』おざわとしお 福音館書店
「かきねの戸」 語りの森HP こちら
「うそつきくらべ」 語りの森HP こちら

「金峯山寺の別当」は、がらがらどんの2日前に再話勉強会で語りをされ、おさらいで語りに来てくださいました。語りへの妥協を許さないベテラン語り手さんに情熱と執念を…。いえいえ、情熱だけを120%感じました。お手本にしないといけません。

「にぎりめしころころ」は、日常語による語りです。聞いていて、ほんとに近所のおばちゃんがしゃべっているような、自分が世間話をしているときのような雰囲気が出てきて聞きやすく、楽しいです。

この日のジミーの一押しは、「歌い骸骨」でございました。滑舌も声の大きさも早さもちょうどよく、「はっきりよく聞こえる声」とは、こういうお声かと思ったのでございます。わたしは、初めて聞かせていただいた語り手さんでした。決してお声だけがよかったのではありませんよ! 「はっきりよく伝わった」のでございます、わたしに~~! 好きな音楽があれば飽きるまで当分はエンドレスで聞くジミーは、当分「歌い骸骨」を延々聞いていたい気持ちですが、めったにおみえになれない語り手さんでございます。どうかまた来てくださいませ。カムバ~ック……

再話勉強会がありました(^^♪

きのうは、再話勉強会でした。
原話を探してきて、語りのテキストにする勉強なので、普段あまり見ないようなお話も多くて、毎回どんな原話を探してこられるのかも楽しみなところです。きのうのメニューは…

語り
「金峯山寺(きんぷせんじ)の別当」日本古典文学全集『今昔物語集4』小学館
「熊おやじと狐」 『世界の民話37シベリア東部』ぎょうせい
「いり豆こわい」 『新装日本の民話7近畿』ぎょうせい
「お月さんとお日さんとかみなりさん」 『丹後の民話第一集』峰山孔版社
「きつねとたぬきの化かしっこ」『新装日本の民話6東海・北陸』ぎょうせい
「いり豆こわい」 『新装日本の民話7近畿』ぎょうせい
テキスト
「ふぐと鯛」『復刻版昔話研究』第三巻 岩崎美術社
「おおかみと子どもたち」『新装日本の民話7近畿』ぎょうせい
「六地蔵」『新装日本の民話5甲信越』ぎょうせい

語りの中に、「いり豆こわい」が二つあるのは、グループが違うのです。原話は同じですが、グループが違いますので、再話が違います。
勉強会では、お話のテキストをより普遍的なものに完成させていくのを目標にしています。再話したテキストが、だれがみても語れる・使えるテキストにするのであります。でも、「いり豆こわい」の再話は二つが全く同じではありません。でも、同じ話です。創作しているわけではなく、原話に忠実に再話しています。同じ原話でも微妙に違うが、違わない…。説明がへたくそですいませんが、これがわたしの限界です。何が言いたいかというと、大変勉強になり、大変楽しかったということです。

次は、6月です。でも、準備することがあるのできっとあっという間でしょう。実際、少し前に初詣に行ったと思ったら、もう2月過ぎてるし。まわりでは、入試とか卒業式とか…。ああ、光陰矢の如し!
次回にむけて、頑張りましょう(と、自分に言い聞かせるジミーであった、まる)

 

1月のがらがらどん

今日は、今年初めてのがらがらどんでした。
参加者は9名(^^♪
全員が語りをしました。

短い話13話
ミアッカどん 『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳 福音館書店
アレクサンダとぜんまいねずみ レオ・レオニの同名絵本 好学社
舌切りすずめ 『日本の昔話2』おざわとしお再話 福音館書店
ジャックと豆の木 語りの森HP外国の昔話こちら
うけとれ走れ! 『世界のはじまり』マーグリット・メイヨー再話 岩波書店
ひなどりとネコ 『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎 実業之日本社
鬼とあんころもち 『鬼とあんころもち』小澤昔ばなし研究所
雪女 『日本の昔話5』おざわとしお再話 福音館書店

いちばんめの「短い話13話」というのは、お正月アイテムをだじゃれでつなぐといいますか、1月にふさわしい、おめでたいことばあそびで、全部で2分くらいです。雪やこんこんの手遊びに続いて、季節の風物詩を笑いで詰め込んだ楽しいお話でした。

「舌切りすずめ」「鬼とあんころもち」「雪女」は日常語テキストでした。

今日も、どれも楽しく聞かせていただきましたが、「うけとれ走れ!」が心に残りました(*^_^*)
アメリカ先住民の昔話だそうで、コヨーテ・しまりす・りす・かえるが出てきます。みんなで力を合わせて人間のために火を手に入れる話なんですが、クライマックスは、まるで運動会の最終種目クラス対抗選手リレーのような盛り上がりを見せます! もしかして、リレーという種目はこういう話から発想されたのかも!(ジミー勝手解釈)
もう一度聞きたいな~~
また、いらしてくださいませ、お待ちしております(^O^)/

次回は2月12日です。

1月の日常語講座

本日は、今年最初の講座がありました。
残念ながら、その最初の報告を担当するはずのかぶさんが、用事のため涙の欠席でしたので、かわってジミーが書かせていただきます。

語り
「洪水」『語りの森HP』≪外国の昔話≫  →こちら
「舌切りすずめ」『日本の昔話3』福音館書店
「犬と笛」『子どもと家庭のための奈良の民話一』奈良の民話を語りつぐ会
テキスト
「木魂の嫁入り」『日本の昔話1』福音館書店
「そめ八ぎつね」『子どもと家庭のための奈良の民話三』奈良の民話を語りつぐ会

毎回感じますが、ほとんどの話がまずテキストを日常語に変えて、次回語りをしますので、最低2回は同じ人の声で、同じ話を聞くわけです。そうしますと、テキストがどのようにカスタマイズされていくかがよくわかります。これが、楽しいです。
でも、楽しいと思っている自分はというと、なんだか他人事みたいにのんきだなあとも思います。
そして、自分が出したテキストが何回もやり直しになって必死になるのです。(あかんよ、自分…。)
しかし、やり直しをしますと、自分だけのテキストに徐々に確実に近づいていくので身に付く感じはします。
だから、難産だったテキストは、おぼえるのは早いです。
(決して、負け惜しみにあらず)

今日、お隣に座ってらした大先輩が、会話の端で「今ね、勉強に火がついてて…」と、おっしゃいましたんです!
長年、みんなを引っ張ってこられたであろう大先輩がですよ(゚Д゚;)
じゃあ、わたしはどうしたら…、いや、どうすべきですか?
神さま~~
「やれ!」
新年早々、不意打ち(勝手にそう思っただけですが)のカツを入れられて、ビビるやらうれしいやら、元気が出るやら。
やっぱり、元気をもらったなと思います。
また来月も、楽しみです(*^-^*)