ウーカー のすべての投稿

12月の大人のためのおはなし会

毎日が慌ただしく過ぎて行きます。さすが師走。報告が遅くなってしまいましたが、大人のためのおはなし会はゆったりとした一時でした。ほとんど常連さん6名の方が来てくださいました。

テーマ〈音楽〉

絵本「うたがみえる きこえるよ」エリック・カール/作 偕成社

おはなし「ムズィカ」『語りの森昔話集6』 語りの森

おはなし「ヤギとライオン」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/実業之日本社

手遊び ひとつとひとつでどんなおと

絵本「ネコとクラリネットふき」岡田淳/作 クレヨンハウス

絵本「つきよのおんがくかい The  Moon Light Jam Session」山下洋輔/文 柚木沙弥郎/絵 秦好史郎/構成

絵本「ドオン」山下洋輔/文 長新太/絵

おはなし「ヘレーじいさん」『語りの森昔話集3』語りの森 

1冊目の絵本は題名のとおりでした。文は最初だけ、後は絵のみの絵本です。無色から始まり、ページをめくるごとに、カラフルな色や形が描かれ、クレッシェンドしていきます。歌や音楽がいきいきと想像され、自由に響いていました。「ムズィカ」は音楽という意味の男の子の名前です。ヴァイオリンの音色でみんなを幸せにし、悪魔もやっつけました。その後も、直に歌うおはなし、音を感じる手遊び、クラリネットの音色を食べて大きくなる猫、ジャズセッションそのもの(ジミーさんすばらしかったです!)、鬼と人間が太鼓の叩き合戦をしていたのに、ドオン!とみんなの音があって笑い合うおはなし、持っていた雄鶏と歌を交換してもらって幸せなヘレーじいさんのおはなし。誰もが内に音楽的要素を持っていて、外からの音色やリズムと結びつきます。そして、人間の呼吸や感情に深く影響があるのだと思います。世界はいつも困難なことばかりですが、おはなし会で音楽の可能性をたっぷり感じました!一貫したテーマでの体感記憶は、心に長く留まることと思います。

次回は1/16(金)、テーマは〈囲炉裏端〉です。お楽しみに〜

↑こちらはボンバルボンの絵本に出てくる溶岩ケーキを模しました、米粉と黒ゴマのケーキです。おはなし会の後は打ち合わせですので、糖分摂取が欠かせません。スタッフでおはなしと絵本を持ち寄ってプログラムを考えますが、私はプログラムの順序や理由付けが、分かる時と分からない時があります。お菓子に助けてもらいながら、少しだけまなんでます。プログラム構成は言うまでもなくピカイチ、そして、聞き手としての体験が必ず学びになりますので、語り手の皆さんもぜひ遊びに来てくださいね〜!

12月のあったかペーチカ

寒いと思ったら日差しが暖かかったり、いい天気〜というのも束の間、午後はしっかり雨が降ったりする日がありましたね。また少し暖かくなるようです。子どもたちは待ちかねたクリスマスシーズン、大人も心静かにゆったりと、ちょっとわくわく童心を忘れず過ごしたいですね〜。

手遊び とんとんとんとん ほしのよる

「笠地蔵」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

「こびとと靴屋」『語るためのグラム童話2』小澤俊夫 小峰書店

「ねずみのもちつき」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

「ヘレーじいさん」『語りの森昔話集3』語りの森

「おおかみと七ひきの子やぎ」『語るためのグリム童話1』小澤俊夫 小峰書店

「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館

「かしこいわらし」『かたれやまんば藤田浩子の語り第5集』藤田浩子の語りを聞く会

「元気な仕立て屋」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子 福音館書店

「フランチェスコの話」『世界の民話13地中海』ぎょうせい より再話

Mさん絵本紹介

「はじめてのクリスマス」マック・バーネット/文 シドニー・スミス/絵 なかがわちひろ/訳 偕成社

「あのこはだあれ」北村人/作 岩崎書店

「おにぎりのなかにおにがいる」 あわい/絵 汐文社

「絵の中のどろぼう」友部正人/文  スズキコージ/絵 架空社

「ワスレッポおじさんのきままなさんぽ」石津ちひろ/文 藤枝リュウジ/絵 BL出版

この度も良きプログラムでした!本番用の初出し、ベテランさんの語り、藤田浩子さんのおはなし、みんなが注目している定番、最後はヤンさん再話。絵本の紹介もして頂き満足充実です。「フランチェスコの話」、創作物では無いのに泣きました。感情移入ではなくて、フランチェスコの人生に同化して、自分を浄化する涙のような…そんな感じです。力のある話ってことですね。すごい。おしゃべりもずーっと盛り上がっておりまして、お菓子も頂きながらあっという間に時間が過ぎました。そして、あったかペーチカが始まってからまる三年経ちました。2022年の12月、語りと交流を再開したくて、今は亡き語り手仲間が声をあげ、名付け親にもなってくれた会です。私も含め参加される皆さんがとっても喜んでくれる会となってます。その事を感謝したいと思います!語りを深める楽しい時間ですので、どなたでも遊びにきてくださいね🥰次回は1/11(日)です。

おきてばんばのつ〜らみろ

「おはなし会はじまりまーす」と呼びかけて回るのですが、1年生の女の子2人が一緒に回ってくれました。11/29(土)図書館のおはなし会は子ども9人、大人7人でした。

手遊び どんぐりころちゃん

おはなし「三枚のお札」『日本昔話百選』稲田浩二・和子/講談社

絵本「おやさいめしあがれ」視覚デザイン研究所/作 髙原美和/絵

絵本「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」さとうわきこ/作 福音館書店

絵本「これは、わにです。」ヒース・マッケンジー/絵 岩崎書店

絵本「よくみると…」shimizu/作・絵  Gakken

手遊び さよならあんころもち

秋も終わりの頃ですね〜。みなさん栗やサツマイモはたくさん食べましたか〜?「三枚のお札」で栗拾いに行った小僧さんは、誘われるがまま、おにばばの家にあがってしまいました。雨だれの音が「おきてばんばのつ〜らみろ」と小僧さんに警告します。そこの緊張感がたまりません!走って逃げて、最終的に豆粒程に小さくなったおにばばを、和尚さんがお餅にはさんでパクッ、ガリッ。「はーこわかった」で子どもたちからは「ながいー!」の声。そうなんです、おはなし会時間は残り半分に差し掛かっていました。小さい子も少し大きい子もみんなよく聞けました。最後の2冊の絵本、見る事をばっちり楽しむ絵本ですね!子どもたちは、食い入るように見てました。あれこれ声もあがって楽しみました。最後、あんころもちを作って締めるのがお決まりですが、常連の女の子が「あきたー作らへん」となると小さな子も真似して同意(笑)そして、子どもは誰一人あんころもちを作らないという事態になり、ちょっと面白かったです😂明日から12月ですし、だんだん寒くなるけど、みんなおはなし会に遊びにきてね〜!

11月の大人のためのおはなし会

冬の寒さにやっと身体が慣れてきました。風邪も流行っているみたいですので、睡眠をしっかりとって、温かくして過ごしたいですね。大人のためのおはなし会は、3名の常連さんが来てくれました。

テーマ〈猿〉

絵本 「おさるがおふねをかきました」 まど・みちお/詩  東貞美/絵  国土社

おはなし 「猿婿」日本の昔話1 おざわとしお/再話  福音館書店

絵本「ぽっかぽかだいすきおさるさん」福田幸広/文・写真 ポプラ社

絵本「おさる日記」和田誠/文 村上康成/絵 偕成社

手遊び さるかにかきジャンケン

絵本 「さる・るるる」五味太郎/作 絵本館

おはなし「さるかに合戦」語りの森昔話集4/おもちホイコラショ  語りの森

絵本「さるさるおさる」乾栄里子/作 髙畠那生/絵 金の星社

おはなし「さるの海岸見物」語りの森昔話集2/ねむりねっこ 語りの森

猿のありのままの姿や性質、人間が感じてきたさるの本質が詰まったプログラムとなりました。「かわいいな〜」と「猿はやっぱり猿だな〜」という両面を堪能しました。自然に近い村里では、猿と人間は近しい関係であったことを昔話からも感じました。また、町中に出た猿と横断歩道を渡った事を思い出した参加者さんの話も飛び出しました。綺麗な毛並、穏やかな猿だったそうで、食べ物が豊富にあると動物も人間も争わずに暮らせるな〜と言われていたのが印象的でした。昔は、動物と人間とのほどよい関係が保たれ、親から子へ継承されていたからよかったのですが、村里が無くなったり、限界集落が増えることで、人間を知らないお腹を空かせた動物達が町へ出てきています。お互いに「大変だー!」とびっくりしている状況です。新しい関係を作ることができるだろうか?と思いを巡らせました。猿のことをもっと知りたくなりましたし、人間は本当に猿から進化したのだろうか?!と疑問も湧きました。姿は似てますが、中身が全然違います。でも、最近は(いや、ずっと)人間も凶暴化していて猿らしい一面を露出しているなとも思います。おはなしを純粋に楽しみつつ、テーマを決めたプログラムだからこそ、撒いた種が深く根付くんですね。充足した余韻を数日経っても味わうことが出来ています。子ども達にもこんなふうに手渡したいです。

さて来月は、12/19(金)テーマは〈音楽〉です。楽しみですね〜。みなさま、ぜひ遊びに来てくださいね☺️

ありがとうじゅうたんスペース

11/22土曜日の図書館おはなし会、久しぶりの当番でした。今日はなかなか大変な日でした!子ども14人、大人8人。

手遊び どんぐりころちゃん

おはなし「舌切りすずめ」『語りの森昔話集4/おもちホイコラショ』語りの森

絵本「くちばしだーれ?」穂高順也/作 サトウマサノリ/絵 今泉忠明/監修 岩崎書店

絵本「こんとあき」林明子/作 福音館書店

絵本「バンバンバンバンバンソウコウ」いとうひろし/作 ポプラ社

修行の修行、もー大変、どーしたらベストなの?!という私には困難な状況でしたし、先輩方のサポートのおかげでなんとかできました。おはなしを語りながら目から耳から色んな情報が入ってきますし、でも語りは続けながら、頭と口を切り離していた感じです。男の子は何かをしゃべり続け、その口を押さえるお父さん、赤ちゃんはかわいいハイハイで目の前を横切り、それを追いかけるおねえちゃん。それを見守る聞き手たち。今誰かおはなし聞いてるかしら(笑)?と思いながらも語り続ける。本来の囲炉裏端!?疲労困憊…というのが素直な言葉でもあり、テキストの言葉以外の事も、なんやかんや挟みながら、聞いてもらうために手を尽くしたところは勉強になりました。おはなしは雀が舌を切られてから、ぐっと惹きつけられて聴いてくれている時間をしっかり持てたので、よかった〜と安堵しました。すがりついていた常連の女の子が本を読み出した時にはとっさに「本読まんともうちょっとだし聞いて〜!」と言ってしまいましたが、常連さん2人にはほんと助けてもらいました。おじいさんとおばあさんの違いがとても興味深かったようです。絵本は読んでみたかった「こんとあき」、やっぱりよかったです。バンソウコウで締めて、結果的に楽しいおはなし会でした!私の遠州弁の語りは大丈夫だろうか?という心配も忘れるくらいの刺激的な時間でした。もうちょっと人間の器を大きくできたら、余裕を持って難なく面白がる事ができたらな〜と思うのですが、場数ですね。このオープンスペースには色んな可能性がありますし、私のような年数の浅い語り手には、貴重な時間です。ちょうど居合わせたみなさんにも感謝です。