「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

今週のお話会 🐸

6月4日(月)
支援学級 朝学習
絵本『ゆうたはともだち』きたむらようこ作/あかね書房
絵本『もうちょっと もうちょっと』きむらゆういち文/高畠純絵/福音館書店
絵本『いえすみねずみ』ジョン・バーニンガム作/谷川俊太郎訳/BL出版
絵本『これはなみだ?』栗林慧写真/長新太文/福音館書店
絵本『かばくんのふね』岸田衿子作/中谷千代子絵/福音館書店
いつもの楽しい仲間たちです。6年生が仕切るのを、3年生がちょっと文句をいっていました。それがまたかわいい💖

6月6日(水)
小学5年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「三本の金髪を持った悪魔」『語るためのグリム童話』小澤俊夫監訳/小峰書店
おはなし「かも取り権兵衛」『日本の昔話2』おざわとしお再話/福音館書店
ブックトーク「日本の古典」
この子たちは低学年の時からとってもじょうずに聞く子たちでした。というか、ヤンと気(間)が合う子たちです(笑)
だから、とっても楽しみにしていたの。ほんとに楽しかった~
「かも取り権兵衛」は、ほとんど落語みたいになってしまいました。めっちゃ上手に合いの手を入れてくれるもんで、つい。

6月8日(金)
小学3年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「七羽のからす」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「お百姓と地主」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話(仲間)
じゃんけん「ちーちゃんぱーちゃん」
おはなし「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
ブックトーク「楽しい物語」
ここ2~3年、落ち着かなくなっていたのですが、先生がたと少し話しあいもして、子どもたちに上手に期待させてくださっていて、うまく聞いてくれました。
ギャングエイジなので、すばやい反応。
おっと、一クラスは、子どもの「もうひとつ!」にお応えして「たこやき」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』を語りました。担任の先生がとちゅうで顔を覆って笑ってはりました。学生の頃、聞いたのを思い出したんですって!

ね、おはなしって、愉しいよね?

あしたは図書館のお話会。何が起こるかワクワクドキドキです(笑)

学童保育のお話会🐺

学校の授業全部終わってから、帰宅するまでのあいだ、家が留守の子どもたちは学童保育で過ごします。
留守家庭児童保育ってのが正式名かな。

教室でお勉強をして家に帰るまでのはざまの時間。
自由に闊達に遊びたい時間です。
でも、集団だからなかなかそうはいかない。

たった月に一度だけど、ホッとできる時間になったらいいなと思って、通っています。
だから、プログラムも、おはなしは軽いものにして、絵本を入れます。
これ、23日(水)のぶんね。

おはなし 「いい夢とつまらない旅」『空にうかんだお城』岩波書店
おはなし 「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本 『もうちょっと もうちょっと』きむらゆういち文/高畠純絵/福音館書店
絵本 『いえすみねずみ』ジョン・バーニンガム作/谷川俊太郎訳/BL出版
絵本 『太陽へとぶ矢』ジェラルド・マクダーモット作/ほるぷ出版

おわってもなんとなくいつまでも読んでいてもらいたそう(笑)
つぎの授業のおはなし会はいつ?って、みんなに聞かれました。
喜んでくれてるんやね。うれしいです。

今日は図書館のおはなし会。
再話したばかり覚えたばかりの「したきりすずめ」をやったんだけど、ううう、ずうっと関係ないことでひとりで盛り上がっている2歳さんに、思わず(忘れるから黙っててくれる?)とお願いしたくなりました(笑)
ざんねんだけど、わが子だけを見ている親が増えてきたように思います。おはなしを聞きたいほかの子どもたちにも目をむけてほしいです。

気候のせいかなあ?
ちょっとお疲れ~のヤンでした🐰

続三匹のくま🐻🐻🐻

きょうは小学1年生のお話会
授業 一クラスずつ3回
おはなし 「おおかみと七匹の子やぎ」『子どもに語るグリムの昔話』こぐま社 (仲間)
おはなし 「あなのはなし」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館 (仲間)
てあそび 「ちーちゃんぱーちゃん」のクラスと「木がおれる」のクラス。
おはなし 「三匹のくま」語りの森HP
本の紹介 楽しいお話25冊

小学校に入って初めてのお話会です。
生まれて初めてお話を聞く子もいます。
幼稚園から聞いていた子はおなじみのはなしばかりですが、学校で聞くとまた違った雰囲気なんでしょうね。

ヤンはまたまた「三匹のくま」
ああつかれた。ああおもしろかった(笑)
子どもがよろこぶとめっちゃサービスしたくなってねえ。
これはおはなしか?レクリエーションか?みたいな(笑)

くまたちが「だれかぼくのおかゆに口をつけたなあ」ってくりかえすでしょ。
「~いすにすわったなあ」「~べっどにねているぞ~」って。
たんびに男の子たちがひっくり返って笑うんですよ。こんなふうに、まるで歌舞伎でトンボを切るように。

これ、私から見た図ね。

でね、ちいさいくまが「だれかぼくのおかゆに口をつけたなあ」っていったら、これをやるから、
わたし「まだここはひっくり返るとこと違う。・・そしてぜんぶ食べちゃったあ。ここや!」
子ども 「どて~~~っ」

あ~あ。私いったい何もんやねん(笑)

三匹のくま🐻

今年度はおはなし会のハシゴはしないと宣言したその舌の根も乾かぬうちに、今日はふたつおはなし会をしました(笑)
小学1年生の朝学習と幼稚園4歳児のお話会です。
たまたまどちらも「三匹のくま」(語りの森HP≪外国の昔話≫より)

1年生

わたし「三匹の」
子ども「こぶた!」
わたし「ううん。三匹の」
子ども「やぎ!」
わたし「ううん。三匹の」
子ども「かめ!」「にわとり!」「うさぎ!」
わたし「くま!
で、語りはじめたのはいいんだけど、くまたちが散歩から帰ってきて、大きいくまが「だれかぼくのおかゆに口をつけたなあ」っていったら、いちばん後ろの端っこにすわっていた女の子が泣きだしたの!
あちゃ~😵
こんなの初めてだよ。
あわてたあわてた。しかも声出してしくしく泣くの。
すぐに先生が横に行って小声で話しかけ、もちろん私は話を中断して「大丈夫よ、最後はうまくいくからね、恐くないよ」って、遠くからだけど励まして。
で、他の子たちがすごかった、彼女のことが気になるんだけど、注目しないようにろうそくの周りに来て「溶けてきてるよ」「きれいやね」「〇△+」といい始めたの。
少しして彼女が落ち着いてから「つづけようか」って、おはなしを最後までやった。

あとで先生にたずねたら、あのとき突然忘れ物を思い出したんだって(笑)
そういえば、みんなは体操帽をかぶってたんだけど、彼女はかぶってなかった。
それで泣いちゃった。
かっわいい~~~
わたし「よかったですう」
先生「村上さんの迫真の演技が怖かったのかって心配しましたあ」
わたし(迫真の演技・・・?)~笑

幼稚園4歳児

わたし「小さいちっちゃいくまのは小さいちっちゃいお茶碗で~おっきいお茶碗でした」
子ども「おやつは?」
わたし「う、おやつもね」
子ども「ごはんは?」
わたし「う、ごはんもね」
わたし「~おかゆを作りました」
子ども「あ、おかゆや!」
そうそうそう、そのために先月「おいしいおかゆ」を語ったのであります(笑)

さすがにおばあさんが家宅侵入してくるとし~んと聞きはじめました。
あ、「ぶつぶつ文句をいいました」ではいちいち笑ってたけどね。
話が進んで
わたし「だれかぼくのおかゆに口をつけたな」
子ども「かわいい~💖💖💖」
わたし「だれかぼくのいすにすわったな」
子ども「かわいい~💖💖💖💖💖」
わたし「だれかぼくのベッドで寝たな」
子ども「ねてるやん! どっひゃ~」

4歳さんになったばかり。女の子がひとり、先生のところにはっていって「眠たい・・」

わたし「さておばあさんはどうなったでしょう?」
子ども「骨折した!」「骨折て何?」「あんな、骨がな、・・・」「逃げた」「血が出た」「死んだ」

「きょうは長い話、よく聞けたねえ。すごいねえ」ってほめたら、みんなとっても神妙な誇らしそうな顔をしてくれました。
おわったら、女の子たちが抱きついてきて、だっこだっこだっこ。
口々に自分のフルネームを教えてくれました。
このクラスは女の子が強いようですね(笑)

ひとりの子が、「また三匹のくまの絵本もってきてね」っていってくれました。
もちろん私は絵本を持っていったのではなくお話を語ったのです。
でも、その子にはちゃんと絵が見えていたんだね~

ほんと、子どもに語るといくらでも話題が尽きない(笑)
明日も1年生。こんどは授業で3回やります。

今週のお話会

5月7日(月)
支援学級 朝学習
『まあすけのぼうし』馬場のぼる作/ポプラ社
『しろさんとちびねこ』→こちら
『ぼく・わたし』→こちら
『うたってくださいことりさん』五味太郎作/偕成社
『だいすき』田島征三作/偕成社
6年生が決めてくれた順番で読みました。
子ねこの兄弟がゴロゴロ4匹、って雰囲気のあたたかいお話会でした。
たまたま担任の先生がいらっしゃらなかったんだけど、6年生がちゃんと仕切ってくれました。

5月9日(水)
小学2年生 授業 二クラス合同
おはなし 「ジャックと豆の木」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
じゃんけん「ちーちゃん、ぱーちゃん」
おはなし 「竹の子童子」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』村上再話
絵本  『じごくのそうべえ』田島征彦作/童心社
直前に会場のことでちょっとごたごたしたので、わたしのほうに余裕がなく、ほんとうは「ホットケーキ」を語るはずだったのですが、『じごくのそうべえ』の読み聞かせに切り替えました。「ホットケーキ」で予想される彼らの反応に太刀打ちできるか、エネルギーに自信がなかったの(笑)
「ジャックと豆の木」はテッパンですね。
「竹の子童子」は、HP≪日本の昔話≫「竹の子童子」の音声をきょう語ったものに更新しておいたので聴いてください。子どもたちがいっしょにおまじないを唱えています。

5月10日(木)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
てあそび 「ろうそくぱっ」
おはなし 「雌牛のブーコラ」 語りの森HP《外国の昔話》→こちら
てあそび 「ろうそくぱっ」
お弁当を食べる三回のくりかえしは、いつも人気のある場面です。きょうも、「なん回食べるねん!」とつっこみを入れていました。そう、関西の子は、幼稚園児でもつっこみを入れるのです(笑)
この子たちはじょうずに聞く学年で、後半は、目をまん丸くして息をつめて聞いていました。「三枚のお札」の逃走の場面と同じ反応です。