ぽんです。
報告がすっかり遅くなってしまいました。
4/23(木)
ババ・ヤガーで、いよいよ再話勉強会が始まりました。
今回は第1回ということで、再話する際の注意点などの講義がありました。
①原話と再話について
②再話の手順
*口承資料の見つけ方
*原話の選び方
③再話する際の注意点
*昔話の語法
*場面が見えること
*時間の順序を把握すること
*視点の位置
④その他の注意
*人物の名称
*昔話の語法の活用
*主格の用い方
*会話文の扱い
*句読点の付け方
その後、グループ発表と勉強会の進め方についての説明があり、
最後に説明会で出された宿題の講義がありました。
宿題の講義では、「田植えぎつね」の原話と再話を比較して
実際に、どのように再話されているのかを具体的に説明して貰いました。
次回からは、グループ毎に再話したお話を1話もってきて
全員で検討しながら再話を完成させていくことになります。
次回は10月。
メンバーの皆さん、力を合わせて頑張って行きましょうね。
「勉強会」カテゴリーアーカイブ
4月日常語勉強会
ぽんです。
やっと暖かくなりましたね。
昨日・今日とやっと晴れて、洗濯日和でしたね。
さて、昨日は4月の日常語勉強会でした。
今年度1回目です。
多少メンバーに変動がありましたが、
引き続き今年も、日常語での語りを勉強していきます。
《語り》
「頭の大きな男の話」
「捨て子と鬼」
《テキスト》
「つぶ婿」
「ねずみのもちつき」
「猿の肝」
テキストの「猿の肝」は
『子どもと家庭のための奈良の民話二』の「さるのきも」の共通語版が元のテキ
ストになっています。
また、このお話の原話は
島田芳夫編『大和の伝説覚え書』(稿本)に載っています。
(村上郁/再話「子どもと家庭のための奈良の民話』参照)
他のお話は福音館の『日本の昔話 五巻本』小澤俊夫/再話を元にしています。
今は、学校や保育所などのお話会の以来も少なくて、少し余裕のでる時期ですね。
皆さんに余裕があるせいか、この日の勉強会も、お話の数はそんなに違わないのに
なぜだか少し余裕のある勉強会でした。
まだ、来月も多少余裕ありかな?
メンバーでテキストが出来上がってて語りのまだの方、
来月は語ってみませんか?
って呼びかけはしたものの、自分が語れそうにない、ぽんでした。
第3回昔話の語法勉強会のお知らせ by ぽん
ぽんです。
ババ・ヤガー主催の勉強会のおしらせです。
ご興味のある方は、どうぞお問い合わせください。
第3回昔話の語法勉強会
テーマ:総復習「七羽のからす」
日時:平成27年6月12日(金) 10時半~12時半
場所:京田辺中央図書館2階 集会室
定員:50名
参加費:500円
講師:村上郁さん(小澤昔ばなし大学再話者協会指導員/ババ・ヤガー講師)
昔話は耳で聞かれて語り継がれてきたので、
耳で聞いてわかりやすい「言葉の法則」をもっています。
それを「昔話の語法」と言います。
その「昔話の語法」を、初めて学ぶ人にもわかりやすく
また、これまで学んできた人には総復習になるように講義を進めます。
どうぞ、お気軽にご参加下さい。
必読書:『こんにちは、昔話です』 小澤俊夫/著 小澤昔ばなし研究所
参考図書:『昔話の語法』 小澤俊夫/著 福音館書店
申込み期間:4/30まで 定員になり次第締め切ります。
当ホームページのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
なお、当日は図書館の駐車場は使えません。公共の交通機関をご利用頂くか、
他の駐車場をにお止めください。
チラシはこちら
ご参加ありがとうございました。 byぽん
ぽんです。
本日はストーリーテリング基本講義「おはなしをえらぶー「手なし娘」をめぐっ
てー」に
お越しくださりありがとうございました。
欠席の方もほんの数名で、ほぼ満席で講義を開催することができました。
本当にありがとうございました。
講義では、今私たちが語っている昔話は「再話されたもの」であること
また、外国の昔話では再話された後、さらに「翻訳」という行程を経ていること
を確認した上で
沢山の類話の中からどの再話を選ぶのか、という問題を考える手立てを教えて頂
きました。
「手なし娘」、本当に沢山の類話がありましたね。
びっくり。
しかも、ヤン先生がそれを全部読んだ上で、
今回語られた2つを選ばれたこと、
また、その過程で分かったことを、類話比較出来る表にされていたこと、
本当に、びっくり、の連続でした。
ここで告白しますが、
今日のヤン先生の二つの語り、どちらも初出しだったんですよ。
気づかれた方いらっしゃいました?
初出しで、あの語り。
本当にすばらしいですよね。
やはりあれだけの類話を読まれ、調べられたからこその、語り。
ただ、覚えて語ったのではない、厚みを感じられましたよね。
私たちは(いや、私だけかな)ついつい、《ろうそく》とか《こぐま社》とか
ごく限られた出典の中からだけで、安易にお話を選んでしまってますよね。
しかも、場合によってはその2シリーズの中での比較もしない。
「私のグループではみなさんこの出典から語ってはるから・・・」
なんて理由で安易に選んでしまっています。
でも、それでは薄っぺらな語りになってしまう。
私たちの置かれている立場、
口承という流れの中にいる、と考えると、そんな態度で良いわけはないんです。
そんな気持ちで、子ども達(聞き手)の前に立っていいのか、ということですよね。
今、自戒を持ってこれを書いています。
努力しましょう。
小澤先生のお言葉にあるように
「私たちは伝承の途中にいる」
のですから。
この言葉を忘れないでいましょう。
ヤンさんの10分の1でもいい、100分の1でもいい。
昨日よりもさらに今日、今日よりもさらに明日、
努力しつづけて、子どもの前に立ちましょう。
そう誓いながら、京田辺から電車に乗って帰ったぽんでした。
改めて・・・
ご参加くださったみなさま、ありがとうごさいました。
次回の講座のご案内、近々アップ予定です。
また、よろしく。
3月中級講座 byぽん
ぽんです。
遅ればせながら、先週の金曜(3/13)にあった中級講座のご報告。
当ババ・ヤガーでは、現在2つの勉強会を年間を通じて継続的に行っています。
その一つが頻繁に出てくる『日常語勉強会』。
昨日もやりました。
3月はジミーさんが報告してくれていますよね。
これは、毎月行っています。
それとは別に、奇数月に『中級講座』を行っています。
これは、子供の前で5年以上語っている人が対象で
毎回3話のお話を取り上げて、深く広く勉強していこうという講座です。
語っている人ばかりの集まりですから、
お話自体の事ばかりでなく、どのように語ればいいかなどの語り方についても、
学び合います。
毎回3話と書きましたが、担当を3人決め
その方達が1話ずつ、教材として、お話を持ち寄ります。
教材として持ち寄る為には、2ヶ月前にそのお話についてレポートの提出が必須
になっています。
さて、今回取り上げたお話。
「たなばた」 同名絵本 君島久子/再話 初山滋/画 福音館書店
「まめたろう」 おはなしのろうそく19 東京子ども図書館
「雌牛のブーコラ」 おはなしのろうそく24 東京子ども図書館
「たなばた」
類話があまりにも沢山あるのにびっくり。
担当した方も、参考資料として
「西王母と七夕伝承」 小南一郎 平凡社を読み込んでこられ、
七夕伝承の数の多さも報告して下さいました。
お話自体は、絵本からの出典なので、いろいろ問題山積。
でも、この絵本が何を原話としているのかがわからない上に
君島久子さん自身の創作的色合いが濃いではないかとなり、
うかつに手を入れる事もできないとの結論が。
七夕伝承を理解した上で、この出典をどうイメージして語るかが鍵になるなぁ、
といいうのがヤン先生のアドバイスでした。
「まめたろう」
小さい者が大きい者をやっつけて活躍するお話。
ということで、これも類話がいっぱい。
このタイプのお話、結末で主人公が大きくなるパターンと
小さいまま終わるパターンと二つありますよね。
何の違いでこうなるのか?
何となくですが、日本のお話には大きくなるのが多いような気がしますよね。
大きくならない日本のお話を捜すためには、どうするか。
その話型名がわかれば、より類話が捜しやすくなるとのご指摘。
日本のお話では、やはり、通観。
それも、『日本昔話通観(研究篇1) 日本昔話とモンゴロイド』が
大変役に立って興味深いということでした。
ちなみに外国のお話だと『グリム童話を読む事典』が良いのだとか。
もちろん、新品はもう売っていません。
Amazonで中古で23,923円でした。ああ、高い。
通観の研究篇1は中古も売っていません。ああ残念。
出典は所々カットするなど、手を入れる場所がある、とのことでした。
「雌牛のブーコラ」
この魔法的逃走のモチーフも多いですよね。
特に外国のお話に多いとのこと。
そういえば日本のお話でパッと浮かんでくるのは
「三枚のお札」ぐらいでしょうか?
担当された方が調べて下さった「世界の民話」シリーズだけでも7話。
特に、東欧に多いようです。
これも、少し言葉を抜いたりして、出典に手を入れる部分がある、とのことでした。
今回はこんな感じでした。
次回は5月。
年度が替わり、次回からは、メンバーも少し変わります。
では、おしまい。