「日記」カテゴリーアーカイブ

絵画展のテレビ📺

テレビ見てたらね、美術の先生が、ダ・ビンチのモナ・リザの絵とピカソの女の人の絵を並べて、生徒役の人たちに違いを説明してたの。

モナ・リザは、写実的。
ピカソのその絵はキュビズム。だから、抽象的。

でね、共通点は何かって、先生、質問した。
みんな分からなかったのね。それで、先生が答えを言った。
わたしは、どっちも美しいって思ったんだけど、答えはそんないいかげんなものじゃなかった。
答え=どちらもリアリティを追求している。

おおお!
そうだったのか!
そうだそうだ~!

小説は写実的。
昔話は抽象的。
共通点は?

そう、どちらも、よい作品にはリアリティがある。

小説はリアリティがなければ、嘘くさい三文小説になるし、昔話はリアリティがなければ、子どもは聞かない。

ほら、子どもは最小限の言葉から想像を大きくふくらませて昔話の世界を生きるでしょ。
「おしまい」って、世界から出てきたとき、子ども、「それほんま?」って聞くよね。
そう、リアリティがあるってことね。

だから、語りもリアリティを追求すればいいんだ。
そんなテキストに再話したいって思ったo(*^@^*)o
なんでも勉強になるね。

いつ何が起きてもおかしくない世の中。
今できる精いっぱいのことをしよう。

 

 

弱いものこそ幸せに👶👧👦

新しい年が明けました。
京都府南部は、快晴とはなりませんでしたが、暖かな元日をむかえました。
みなさまのところは、どのようなお正月をお過ごしですか。

1月1日は初詣。
いつもの地域の神社にお参りに行ったら、まあ~、鳥居の外まで参拝者の列。
足の神さまだけお参りしておみくじ引いて帰って来ました。

本年もよろしくお願いいたします。
子どもたちが幸せだって思える世の中になりますように。

と、ここまで書いたところで、地震!!
家族3人、テーブルの下に避難。
阪神淡路のときよりは揺れは小さかったけれど同じくらい長く続いた。
こわかった。
震源は能登半島。震度7。津波警報。
まだ被害の状況は分からないけれど、夜になるし、みなさま、どうぞご無事でいてください。

自然災害は恐ろしい。
でも、止めることのできる人間の起こす災害はもっと不気味で怖ろしい。

年の始めに想います。

わたし、戦争を止めることはできないし。
自ら命を絶つ子の数には涙するしかないけど。

心がふっと軽く明るくなるようなおはなしを、子どもたちに届けたい。
つらいときふと思い出して励まされるような、おはなしを届けたい。
それならできるかもしれない、と思います。

勉強して、
考えて、
練習して、
考えて、
また練習して、
考えて、
勉強して。
なんの才能もなくても、努力することは、わたしにだってできます。

自信はなくても、勇気を出して今のせいいっぱいで差し出す。
かならず受け止めてくれるかといえば、外れることのほうが多いけどね。
努力を積み重ねていけば、いつか伝わるから。
子どもは賢いから。

愚直に、
誠実に、
また1年、歩いて行こうと思います。
いっしょに歩いてくだされば光栄です。

**********

1月ホームページは、毎日《奈良の民話》を1話、UPします。こちら⇒
奈良教育大学の竹原威滋先生の依頼で奈良に残っている昔話や伝説をひたすら再話したのはもう十数年前になります。計145話。
同時に語り手の養成講座も数年にわたりお引き受けしました。
奈良の民話を、語り手の普段使いの言葉(=日常語)で語るプロジェクトです。
この経験で、口承について再話について、実践的に知ることができました。
再話は、書籍として残りましたが、本来は語るべきものです。
講座での語り手たちは、もちろん、いまも語ってくださっています。
が、再話テキストは我が子のようなものです。自分で語り伝えたい気持ちが強くなりました。
そこでその語りの場として、語りの森HPをつかおうと思った次第です。
本で読んでくださっている方も、ぜひ耳を傾けてくださいね(^///^)

プレッツェモリーナ👧予告編

年末ぎりぎりになっちゃったあφ(゜▽゜*)♪
語りの森昔話集第6巻にむけて準備をしててね、やっと選話と目次ができた!

書名は『プレッツェモリーナ』(*^▽^*)(*^▽^*)(*^▽^*)

ページ数は第5巻『ももたろう』と同じなんだけど、話数が少ないの。29話。
入れたい話を突っこんだらめっちゃページ数が増えちゃって、ばんばん削らないといけなくなって(っ °Д °;)っ

作業は今年はこれで終わり。
注や「おわりに」や奥付は、年が明けたら新たな気持ちでがんばります。

それがすんで本に書くべきことが全部できたら(初稿っていうのよ)、こんどは校正の仕事。
これがたいへん!
ここからはヤンひとりではできない。間違い探しだから複数の眼が必要なのです。
いつも7回くらい原稿の書き直しをするのよ・・・
ジミーさん、Oさん、今回もよろしく~

校正と同時進行で、絵描きのかぶさんが、表紙や挿絵、装丁に猛進です。
たのしみですねえ。

ねえねえ、どんな話が入っていると思う?
クイズです。半分当てたら賞品があるよ~(ほんまかいな)
日本の昔話が14話。外国の昔話が13話でね、
ヒント1,日本の神話が2話。
ヒント2、めっちゃポピュラーな外国の昔話が2話。
ヒント3,日本の昔話に、逃竄譚1話、隣の爺譚1話。

今回は、この本のために書き下ろしたのは1話だけ。
あとはぜんぶホームページにUPした話です。

来年は再話にもっと時間をかけて毎日を過ごしたいなと思っています。

さあて、大掃除、大掃除!
あ、貧乏神の話も入ってるよ~

 

 

クリスマスマーケット🌃

ヨーロッパの街のクリスマスマーケットって、あこがれません?
クリスチャンでもないし、町の歴史が懐かしいわけでもないし、お金もないのに、行きたいなあって、昔から思ってたの。
で、今年、この絵本に出会った!

『クリスマスマーケット~ちいさなクロのおはなし~』
降矢なな文・絵/福音館書店/2023年

降矢ななさんは、『めっきらめっきらどおんどん』や『きょだいなきょだいな』の作者ね。たくさんの名作を出しておられる。
スロバキア在住だから、ね、クリスマスマーケットの描写がいいのよ~

ストーリーは、捨てられた子犬と、子犬の欲しい女の子が出会う話。
子犬の賢さやさしさと女の子の純真さ、お母さんや店のおばさんたちのやさしさ。クリスマスにぴったりの絵本です。

なーちゃんの赤いコートと黄色のマフラーと緑の靴、お母さんの緑のコートと赤いマフラー、ね、クリスマス色でしょ。
とってもおしゃれです。
クリスマスマーケットの一軒一軒をじっくりのぞくだけでも楽しいよ~

図書館のおはなし会で使うには、ちょっと長かったので、ここでご紹介しました(*^▽^*)

鯖寿司

夫は京都人だから、お正月にはしめ鯖するんですよ。
いつも共同購入で冷凍の塩サバを買う。
ずいぶん前に、忘れないように買ったの。
買ったのを忘れて次の週も買ったの。
それを忘れて次の週も注文したの。
しめ鯖ばっかり食べてられないから、ダブった塩サバできょうは鯖寿司を作ることにした。

が、酢がない!
スーパーに買いに走って、その足で整形外科に行って、診察券出そうとバッグの中見たら、酢はなくて、みりんが入ったあった(っ °Д °;)っ
またスーパーに寄って酢を買って帰った。
みりんがダブった、ストックが増えた。

まあね、みりんは腐らないからいいけどね。
とはいえ、床下のみりんのとなりに濃い口しょうゆが3本もあるのはどうかと思うよ。
先週、先々週、薄口を買うつもりで濃い口ばっかり買っちゃった。

ちゃんとメモってるのにねえ。
これって何とかならんかなあ≡(▔﹏▔)≡