こどもたちへ🌍

ホームぺージ、ちょっとだけ変化したの分かったあ??
おはなしひろばが、こどもたちへに変わった。
なんや、それだけ?
はい、それだけ(●’◡’●)

語りの森って、たくさんのかたが見てくださってるけど、初めて訪れてくださることもあるでしょ。
そしたら、語りの森って、ぜんぶおはなしのことやん?そやし、ぜんぶおはなしひろばみたいなもんやん。
それで、おはなしひろばは子ども向けやでってわかるようにしたの。
それだけ(●’◡’●)

ステイホームで再話に費やす時間が増えた。
つまり原話を読む時間が増えた。
読んでも読んでも、先が見えないほど、たくさんのおはなしがある。
よくこれだけの話を、語り伝えてきたねえ。すごい人類の財産!

この財産を、世の中の大人たちと共有して、子どもたちに伝えていきたい。
このままほうっておくのはもったいないと思わないかい?

いくらたくさんの語りの場を持っていたとしても、私ひとりではほんの一握りの子どもにしか伝わらない。
だから、みなさんが、語ってあげて。
ホームページにはまだまだ載せて行くからね。
覚えて語らなくても、読んであげて。
読めなかったら、おはなしひろばを聞かせてあげて。

ほんとは、身近な人から聞くのがいいんだけどね、いろんな事情があるでしょ。
おはなしひろばは、広告も入らないし、安全だよ。

抱きしめて、耳元で語るおはなしは、こどもたちへの最高のプレゼント(❤´艸`❤)

 

 

やっぱり第九🎹

いまラインで「クリスマス」って入力したら、画面がクリスマスになるって、娘からラインが来て、よろこんであちこちにラインしてる(笑)

今年は歌わずにクリスマスになってしまった。
でもね、いいサイトを教えていただいたの。
ライブ配信だったんだけど、どうしても都合がつかなくて、さっきのぞいたら、オンデマンドで聴けた。
2台のピアノによる第九(❤´艸`❤)

オーケストラしか知らなかったけど、ピアノもすごい迫力ですよ~

クリスマスソングも聴けます。

こちらからどうぞ⇒IIJ TWILIGHTCNCERT

 

 

昔話の解釈ー金の毛が三本ある悪魔8👿

マックス・リュティ『昔話の解釈』を読む

第3章「金の毛が三本ある悪魔」まだつづくよ~

昔話は高い芸術性をそなえているということでしたね。
きょうは、「金の毛が三本ある悪魔」の枠組みから考えます。
この話の枠をなしているのは、最初の福運の予言と最後の厳しい試練です。

まず、冒頭で主人公の誕生があります。この主人公は幸運の皮をかぶって生まれます。それで、占い師が「王さまの娘と結婚するだろう」と予言しますね。
ところが、予言とは裏腹に、主人公にはつらい苦しい運命が重なって、前半は、かかわった者みんなにとってわけのわからない結婚式で終わる。
後半は、主人公は積極的に課題を引き受けてやり遂げるんだけど、クライマックスの地獄での試練は、冒頭の予言に対する不気味な答えだとリュティさんはいいます。どきどきしますね。

このきちっとした枠組みは、無駄がありません。
文学的に節約することで、緊張感を高めます。

ところで、この話には、ふたつの民間信仰が入り込んでいます。

ひとつは、「幸運の皮をかぶって生まれる」
生まれるとき胎膜の一部をつけたまま出てくる子には、特別な人生が割り当てられている、幸福と富があらかじめ約束されているというのです。
なるほど。

ふたつめは、「髪の毛は力のありかである」
悪魔は髪の毛を三本奪われると力を失って、その力は、新たな毛の所有者に移るんだって。悪魔の知識も、毛を手に入れた者のものになる。その知識っていうのは、悪魔は生命の働きを助けないように気を付けていたんだけど、新たな所有者は、人を助けることに使うんですね。
髪の毛が力のありかだっていうのは、『旧約聖書(またです~!)士師記、16』のサムソンの物語のなかにある。
大力のサムソンから、愛人のデリラが力のありかを聞きでして、髪の毛を7房切り取るんです。で、サムソンは力を失ってとらわれてしまう。

ただし、リュティさんは、このような信仰は、昔話の中では本来の重さを失っているといいます。ストーリー展開のなかでのひとつのモティーフになってしまっているのです。
だから、サムソンの話を知らなくても、「金の毛が三本ある悪魔」は十分に理解できるし楽しめる。

リュティさんは、『ヨーロッパの昔話』の中で次のように言っています。
あらゆるモティーフは、世俗的なものであろうと奇跡的なものであろうと、昔話のなかにとりいれられ、昔話によって昔話的に形成され、昔話流にとりあつかわれると、たちまちにして『昔話モティーフ』となる
これを、純化作用といいます。こちら⇒《昔話の語法》

で、サムソンの物語を知らなくても、この毛を抜く場面おもしろいですよね。
髪の毛に力が隠れているって知らなくても、地下の世界の暗闇の中に神秘的な宝物が光り輝いており、主人公はそれを地下の世界から奪い取ることに成功するのですから。

はい、おしまい。
次回は、類話を少し見ますね。

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きのうは、おはなし入門講座の最終回でした。
ききみみずきんさん、お疲れさまでしたあ。
6人の語り手が生まれた (∩^o^)⊃━☆
みんな続けて勉強会に来てほしいなあ。
また、ここで報告があるのでお楽しみにお待ちください。

 

 

12月度 中級クラス❄

今月も様々なジャンルのおはなしで、感動あり、笑いあり、歌あり、方言あり・・・楽しい勉強会になりました。では、報告です。

♬手遊び メリークリスマス🎄♬

(語り)

①マローンおばさん 『マローンおばさん』/こぐま社

エリナー・ファージョンの詩で、図書館でのクリスマスおはなし会に語られるそうです。雪が深く降り積もった冬のある日、一人貧しく暮らしているマローンおばさんの家に月曜から順にスズメ、ネコ、母子キツネ、ロバ、クマがやってきます。マローンおばさんは食べ物を分けてやり、「あんたの居場所くらい ここには あるよ。」と言うのです。土曜におばさんが起きてこなくなり、日曜に動物たちがおばさんを天国に連れていくのです。最後は聖ペテロ様に「あなたの居場所が ここにはありますよ、マローンおばさん」と言われます。

天国の景色を見てマローンおばさんが言った「ここは わたしの来るところじゃないよ」という言葉はイメージより、聞き手に考えさせる場面ですので、語り方に気を付けましょう、とのアドバイスでした。

詩の語りを聞いたのは初めてでしたが、最後は(大げさではなく)涙が込み上げてくるような気持ちになる心温まる語りでした。子ども達ならどんな風に感じるのかと気になります。

②ヘレーおじさん 『語りの森昔話集3』/語りの森

ブータンの昔話です。わらしべ長者の逆バージョン、高価なものを順に低いものと交換していく内容です。最後はおんどりと歌を交換し、ブータンでは、だれが見てもばかげた取り引きをする人を、「ヘレーじいさんのようだ」ということです。この手のおちを理解できるのは、中学年以上になります。笑い話ですので、子ども達の前で語ってしか、本当の間は取れませんが、経験からここで笑いがあるかと想像しながら語られました。

繰り返しの品物を交換する場面、「おまえさん、その〇〇と△△を取りかえないか」の前は少し間をとり、考えているように語るといいそうです。

③お月お星 『日本の昔話2』/福音館書店

実子とまま子の話の場合、「ホレばあさん」や「ネコの家に行った女の子」のように良い子と悪い子であることが多いですが、このおはなしは二人とも良い子であるところが気に入ったそうです。なお、まま子に関しては、ヤンさんがブログ(昔話の解釈ー白雪姫)で解説してくれていますので、ぜひ参照ください。そうです!私もまま母になることがしばしばです(苦笑)→https://blog.katarinomori13.com/2020/11/11/%e6%98%94%e8%a9%b1%e3%81%ae%e8%a7%a3%e9%87%88%e3%83%bc%e7%99%bd%e9%9b%aa%e5%a7%ab%ef%bc%93%f0%9f%91%b8%f0%9f%91%b8%f0%9f%91%b8/

最後は母親が謝罪し、目も見えるようになり、家族みんなでハッピーエンドのおはなしです。三人息子がいる私は、どうしても女の子が主人公より男の子のおはなしを選んでしまうのですが、双子の女の子のいるYさんは母の愛が感じられる素敵な語りでした。

④ソーディサルレイタス 『英語と日本語で語る フランと浩子の昔話1』/一声社

子どもに語られたのを聞いて、自分も覚えたくなったそうです。子どもとリズムを作っていくおはなしです。♪ソーディ ソディ ソーディサルレイタス♪と一緒に口ずさみたくなりますね。低学年のおはなしですので、ふくらし粉の説明ができるようにしておきましょう。

⑤びんぼう神と福の神 『子どもに聞かせる日本の民話』/実業之日本社

先月に入会してくれたHさんの初めての発表でした。山形弁の方言が残ったままのテキストですが、方言を大切にしたいと手を入れずに語られました。東北で語りを聞いた経験もあるそうで、違和感なく語られ、大いに笑いがおこりました。

☆ふくろからふたり出てこい 『ロシアの民話集(下)』/岩波書店(ヤンさん)

おはなしひろばにupしてくれていますので、聞いてみてください。→https://katarinomori.xsrv.jp/oh/2020/12/18/%e3%81%b5%e3%81%8f%e3%82%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%b5%e3%81%9f%e3%82%8a%e5%87%ba%e3%81%a6%e3%81%93%e3%81%84/

今回はテキストに手を入れることが少なく、個人的な感想が多い報告ですみません・・・中級クラスは初級クラスのテキスト縛りがないため、一気におはなしの世界が広がった気分です。中級クラスもやる気十分、次回3月16日にお会いしましょう。来年はどんなおはなしに出会えるか、楽しみです(^^♪

西の空をごらん🌟

お日さまがしずむころ、ちょうどいま、南西の空、低いところを見てごらん。
ぱっと見には一つ、きらきら光ってる星があるでしょ。
あれ、実は、よ~く見ると、ふたつの星がめちゃ接近しているのよ。
木星と土星。
左の大きいのが木星で、右上の小さいのが土星。

木星と土星がこんなに近づくのは20年に一度なんだって。
今夜はお月さまもきれいだし、素敵な天体ショーが見られた。
あしたも木星と土星の超大接近がみられるよ~

くわしくは、大阪市立科学館のHP「星空の連帯」のページをご覧ください(こちら⇒)。
下のイラストもそこからいただきました。かわいいでしょ^0^

画像

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もうちょっとでホームページの更新忘れるところでした~
《外国の昔話》
おはなしひろばにUPした「金のとさかのおんどりとひき臼」。語りたい人は、どうぞ~