お地蔵さん:あかん、あかん
鬼:そうかぁ、おれだけみせてもらえへんのかぁ
昨日で、1学期のおはなし会が終了しました。
メンバーの語り手さんが、1年生と2年生に、日常語にテキストを直した「しょうとんどの鬼退治」を語られたときの様子をお知らせします。
5月の勉強会ですでに語りを聞いていたのですが、実際に子どもの反応はというと、はじめワクワクドキドキ、後半は楽しいで、大変盛り上がり、はじめから終わりまで常に聞き手を休ませることなくハイテンションをキープしました。
1年生も楽しんで聞いてくれてましたが、2年生の方が不思議なほどのってきました。
1クラス目では、このクラスだけかなと思ってたんですが、3クラス全部が同じように大受けでした!(^^)!
たまたま、担当小学校の2年生が、こういう話が好きだったんでしょうかね?
よくわかりません。
前半、ひなが1匹ずつ食べられるところは、日常語による柔らかくもテンポ良い語りで怖さはなく子どもたちは「あか~ん!たべられるー」、「ああ、たべられたー」(ちくしょう、みたいな感じ)
後半は、「桃太郎や」「さるかにかっせんや」でわいわい、牛のうんこが出てきたらゲラゲラ、つられて次の石臼でもゲラゲラ。
また牛のうんこで最大の笑いの山場~!
みていて、(こんなに気持ちよく受けるんやな~)と思いました。
いっぽう、語り手さんの方は、さあ~と、語っていかれるので、それがまたテンポの良さを生み出して先へ先へとつながります。
(いつまでもゲラゲラわろてたらおいていくでー、みたいに私には見えるんですよ。それが私は超好きなんですけどね。)
この楽しい雰囲気が尾をひいていて、次に「3びきのくま」をしたんですが、「この話、2年生でこんなに受けるのか?」っていうくらい笑ってました。
担当小学校は、昨年度の3学期のおはなし会がなかったので、1年生の2学期から半年たって見た2年生は、まったく印象が違っていました。
1年生ではまだまだ幼稚園ぽかったのが、今ではれっきとした小学生で、もう一番下の学年ではない自信みたいなものでしょうか?
楽しかったおはなし会と2年生の様変わりの大きさに驚いたことを、1学期のおはなし会を終えてしみじみ~とかみしめています。