半年かけて練習して、舞台に上がるとアッというまに終わってしまいました。
いまちょっと虚脱感(笑)
新装なったロームシアター京都にて。
ヴェルディのレクイエム。
指揮 西本智実
管弦楽 京都市交響楽団
合唱 京都ミューズ・ヴェルディ・レクイエム合唱団2016
自分のすべてを出し切って歌いましたよ。
西本さんのタクトと表情を見つめ、楽団の音楽に包まれて、至福のときでした。
ほかの人と声を合わせる喜びって、前に書きましたが、西本さんは「声を集める」と表現されました。
声を一点に集める。焦点は指揮者のタクト。
ひとりひとりが、各パートが、合唱団と楽団が、音を一点に集める。
ひとつの魂になる。
音楽は素晴らしい。
終了後、指導の小林先生がおっしゃったこと。
「たくさんたくさん練習を重ねて、本番はたった一度。それは、形には決して残らない。でも心の深くに残る。それが音楽です」
音楽と語りは同じだと思いました。
さて、冬の第九にむけて、がんばります。
聴きに来てくださったかたがた、ほんとうにありがとうございました。
一期一会。
あの日あの瞬間の出会い。
でも、またあしたからよろしくね。
ヤン