「お話会のプログラムの組みかた」ワークショップ報告 

7月22日に、「お話会のプログラムの組みかた」ワークショップの第1回目がありました。

まずはじめに、講師のヤンさんの語りがありました。
(ろうそくに火をともす)
「アリョーヌシカとイワーヌシカ」『まほうの馬』岩波書店
「かもとりごんべえ」『日本の昔話4』福音館書店
「ちいちゃいちいちゃい」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
&ミニブックトーク~夏を楽しむ~
(ろうそくを消しておしまい)

以上は3年生くらいを対象にしたプログラムです。
そして、楽し~くお話を聞いていたのはお楽しみではなくて、すでにお勉強の始まりだったのです(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
その後の講義で、お話会をどのプログラムでやるのかは、その時その時の対象によって大変違ってくるということがよくわかりました。
当然わかって今まで語ってきたつもりでしたが、まだまだ私は甘ちゃんでした(;´∀`)
ああ、甘かったというのさえ恥ずかしい限りです(T_T)
定期的にお話会があるのか、聞き手の年齢は同じか違うのか、聞き手同士が知り合いか否か、人数はどれくらいか、etc…
そして今までの記録!
聞き手である子供の成長に視点を当ててプログラムを組み立てるために、学年ごとに毎年の記録を足していく!
そうです、子どもの成長の視点なのです!(^^)!
ということを教えていただいたのでした。

その後、グループに分かれて模擬プログラム作りの時間となりました。
5グループがそれぞれ、与えられた設定でお話会のプログラムを考えます。
選ぶ話は、渡された資料の中にある話の中から選びます。
お話会の設定は次の5つでした。
おなじみの小学2年生(45分)
おなじみの小学5年生(45分)
はじめての小学4年生(45分)
おなじみの図書館(30分)
地域の地蔵盆(40分)
さあ、これをヤン講師は10分で考えてくださいとおっしゃいましたが、うちのグループは無理でした。
ラスト3分の時にまだ主になるお話が決まっておりませんでした(T_T)
そしてホワイトボードにそれぞれ書き出してからの意見交換という名のダメ出しが…
泣いていません、泣いていませんよ、ダメ出し大いに結構、ありがたいことでございます<m(__)m>

聞き手に合わせてお話を選ぶのであって、語り手の都合で決めるのではありませんというのを、改めて実感できました。
ほかの参加者さんたちは、どんなことを思われたか、よかったら聞かせてください。

お勉強を終わって思いますに、どんな話でも出せるように、数限りなくおはなしをおぼえて、おのれの限界に挑戦せよ!ということでしょうか?
きっとそうにちがいありません、頑張ります。
まずは、次回への宿題に向かってGO!

6 thoughts on “「お話会のプログラムの組みかた」ワークショップ報告 

  1. かなり耳の痛い……得るものの大きい講座でした。
    聴講だけでもできて良かった。
    レパートリーが少ないだけに、これまで語り手の都合でプログラムを決めていましたよ~。
    長くて使える場所の少ないお話よりも、自分がよく行く場所で使えるおはなしのレパートリーを増やさなければと焦りを感じました。

  2. もっちさま、コメントありがとうございます(^^♪
    私もレパートリーを増やすことは、いつもいつも課題です。
    この講座を受けた上はですね、「手持ちの話でプログラムを組みました」とは、もう言えない…
    自分が好きな話と聞き手が求める話のはざまで、いろいろ考えますよね。
    まるで波にもまれて身動きできない小舟のようなわたし…

    ヒロインっぽく想像してみても状況は変わりませんから、どなたさまも対策として取られるのは、「自分を追い込む」となるような気がします。
    わたしは、誰かに「◎◎をおぼえます!」と、宣言して追い込みます。
    追い込んでGO!
    (もういいって…)

  3. そこまで自分を追いつめんでもええと思うけど・・・(笑)

    入門で最初に覚える話は、自分のために選びましょうって、いつもいってますよね。
    それが出発点やからね。
    まずは覚える楽しみ、語れる楽しみ。
    今回のワークショップは、おはなし会をばんばんやってる人がたくさん参加されていたから、あの内容になったの。
    もっちゃん、あせらなくていいよ。長い話に挑戦してみてよ。語れる場所は限定されるけどね。
    で、そのうち、子どもに語る機会が増えてくると、それではあかんなあってすこうしずつ選び方が変わってくる。そのときに、今回きいたことを思い出してね。
    レパートリーをふやすペースも人それぞれだしね。

    あ、ジミーはあせってもいいよ~(笑)

     ヤン

  4. 私たちも プログラムの組み立てを なかなか決められませんでした。
    初めての 四年生 を対象に ということなので
    絶対大丈夫な話で 一年下位のものを メインに考えました。
    それはいろいろあったのですが サブとなると 組み合わせが難しくて…
    こんなにたくさんある中からなのに と思いました。

    知っているお話でも 自分が語っていないと これが良いと自信を持って
    薦められないなぁと思いました。

    今回のヤンさんのプログラムの組み合わせは 全く違う雰囲気のお話だったので
    大変良かったなと 思いました。語り方も別人のようでした。

    私も好きな話だと偏ってくるので いろんな雰囲気のものにも挑戦したいと思いました。

  5. ヤンさま
    コメントありがとうございます。

    >あ、ジミーはあせってもいいよ~(笑)
    ……ダメ出しのダメだし、ありがとうございます(;´∀`)
    これぞ愛の鞭 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

    昨日、ステップアップのページにお話会のプログラムの事を上げていただき、ありがとうございました。
    大変復習になります。
    勉強会当日の資料とHP、至れり尽くせりです~(*^_^*)

  6. キリリさま

    コメントありがとうございます。
    キリリさんのグループとうちのグループ(おなじみの2年生)は、主になるおはなしが同じでしたね。
    学年は違うけれども、おなじみか初めてかで選ぶ話が重なるとは、まさに子どもに合わせたお話の選び方の結果となり、なるほどと思いました。

    好きな話だと偏ってくる 
    → 同感です。
    しかし、嫌いな話は覚えられないワタシ…(一一”)
    さあ、ここが踏ん張りどころでしょうか?(笑)
    頑張りましょうね~

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