きのう更新した「腰折れすずめ」を聴いていただいただろうか。
思い出した。
3カ月ほど前のこと。
朝、台所におりてくると、いやにすずめの声が近くで聞こえた。
? なんでや?
バタバタと羽ばたきも聞こえる。
あ~~~っ!
すずめが換気扇の中に入って出られなくなっていた。
パニクッているところに、息子がおりてきた。 (お、久々の登場!)
彼は小さな生き物の採集のプロである。 (のはずである)
わたし「すずめが換気扇のなかやねん」
むすこ「ふん」
わたし「わたしがフィルター外すから、すずめ出て来たらこれでつかまえてや」
むすこ「これでか?」
彼に特大のゴミ袋をわたした。
わたしでも入れるくらいの大きな袋。もちろん、すずめも入る。
わたし「いくで!」
こわごわフィルターをはずすと、すずめ、とびだして部屋の奥に向かった。
息子はゴミ袋を振り回した。
すずめ、パニクッて飛びまわる。
息子、バサバサと振り回す。
わたしは窓をいっぱいに開けた。
わたし「こっちや~。にげ~!!!」
すずめは一直線に窓からとんでにげていった。
わたし「こわかったやろなあ」
むすこ「なんでやねん」
バサバサ鬼に追いかけられたすずめは、まだお土産を持ってこない。
欲ばり婆さんの正体がばれたのだろうか。
♪「すずめのやつ、どんなお土産持ってきてくれるかなあ」に実感こもってません?
ヤン