夏が終わってやっと食べ物がおいしく食べられると思っていたら、
もう、年末のことをし始めなくちゃいけないなんて、せわしないですよね。
そんなふうに思っているのは、わたしだけですか?さてさて、
世間様はこの絵に描いたような青空の下、何をなさっているのでしょうか……
そんな中でも、土曜日の図書館のおはなし会にやってくる子は、
ヤンさんの長年の功績のおかげで、まるで自分のうちに入ってくるかのように
「こんにちはー」と言いながらどっかと腰を下ろします。
この日は、7歳の女の子1人、6歳の男の子2人、順に下がって、3歳3人の
計8人。男の子4人が引っ付いて、がぶりつきで囲んでくれるのがとってもかわいくて!
このキャンプファイヤーみたいに、1つのお話をみんなで囲んで、みんなが1つに
なる感じが私は大好き! それに、お話会で子どもたちは、いろんなものを
落としていってくれます。驚き、感動、笑顔、などなど…
それを拾うのはほんとに楽しい!
お話会のメニューは、 手遊び どんぐりころちゃんジャンケン
お話 ちょうふく山のやまんば
絵本 ぺんぎんたいそう
お話 おはなしかめさん
絵本 とってくださいが
絵本 どうやってねるのかな
手遊び さよならあんころもち です。
ジミーさんの「ちょうふく山のやまんば」は日常語でした。だからでしょうか、
6歳の男の子は、話をちゃんと楽しんでましたよ!
またその必死さが、けなげというか、可愛かった!
この話は私も何回か3年生にしました。私が好きなのは、ガラのところだからか、
「くま一頭ぶらさげて~」などのとこでは「すげ~」とかの反応があります。
でも、今回は、あかざばんばの葬式のところで「ええー」と反応していて、
「ああ、ジミーさんは、ここが好きなんだあ」と一人で決めていました!?
年齢的にちょっと背伸びした話しかな、と思って「ぺんぎんたいそう」
いれて、一息入れました。
「いきをすって~」からはいるので、みんなやってくれます。
「おおきくじゃーんぷ!」、-わっ、おはなしの部屋!まっ、いいか、8人だ…
私のお話「おはなしかめさん」はヤンさんのテキストです。
前半は「チンカラコーン」で、なごんでくれて、
後半は神さまの金のうんこで面白がってくれて、
最後に満足してくれます。
直後の「とってください」は、かめが、はとや、きりん等に、花や、何かしらを
とってもらって、ただ、「ありがとう」という、福音館の012ですが、
なぜか、「わーおもしろい!」と言ってくれるのです!
私への「ありがとう」なのかなと受け取って、嬉しくなります。
なんの話か忘れても、どんな時の感情か覚えてなくても、わたしの話した昔話が、
子どもにとってほんの少しでも、心の豊かさを育てるものでありますように!