昨日は、今年最後のがらがらどんでした。
一年ってあっというま、まるで突風のように過ぎていったかのように思います。
⓵「節が百個ある竹」『世界の民話アジアⅡ』ぎょうせい
⓶「クリスマスのごちそう」 (出典不明)
⓷「キジムナー」『日本の昔話3』福音館書店
⓸「くまのしっぽはなぜ短い」『語りの森昔話集1』 (ホームページの)→ こちら
⓹「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』偕成社
⓺「かきねの戸」『語りの森昔話集1』 (ホームページの)→ こちら
⓻「みじめおばさん」語りの森ホームページ → こちら
新刊絵本の紹介
⓵は、再話勉強会のK教室で、再話ほやほやのお話でした。
耳で聞いてみて、再話の文章をまた検討する目的で語られました。
文章を整え、語ってみて、また文章を整える。
初めて聞いた人が、イメージしやすいかどうかを厳しくチェックしてほしいと思ってこられたようです。
勉強熱心に頭が下がります~
⓶は、この季節にぴったりなお話です。
語り手さんは、普段老人ホームのボランティアに行っているかたで、幼稚園・小学校に語りに行くのとは、おはなしの選び方が違います。
それがいつも、わたしには目新しく、楽しく、勉強にもなります。
このお話も、オチで笑わせるよくできた短いお話でした(^^)
⓷キジムナーは沖縄の神さま? 妖怪? 精霊? とにかく不思議な存在です。
人を助けてくれるのに、おはなしの最後は衝撃的で、優しくもあり怖くもあるところが不思議なお話でした。
⓸日常語講座でテキストを自分の話しことばにして、語られました。
テキストを日常語にして語られるのを聞くと、いつも思うのですが、滑らかになりますね。
そして聞きながら、「ふう~ん」とか「うんうん」「へぇ~」とか相槌が自然に出てくるんですよね。
話全体にリズムが生まれるんでしょうね(^^)
⓹これはジミーです。
ヤンさんがホームページの右上三行でこのはなしの幼稚園バージョンと三年生バージョンをアップして、ステップアップの「ライブ録音から2」で解説してくれてますよね。 → こちら
これを聞いて・読んで、「いただき~~」と、おぼえて幼稚園で語ったのでした。
ヤンさん、先輩語り手Aさん、お二人はこの話をもうさんざん子どもたちに語っておられるので、幼稚園児そのものの合いの手の嵐をありがとうございました。
ジミーとしては、ご批評を真摯に受け止めるといういつもの謙虚な気持ちで最後まで真面目に語りたかったのですが、笑ってしまってできませんでした。
負荷をかけていただきありがとうございました。
次回は、何があっても笑わずに最後まで語り終えることを目指します!
⓺そして、どういうわけか、またしてもウ〇コが出てくるおはなしです。
ウ〇コの数珠つなぎになりました。
合いの手の嵐はここでも吹き荒れました。
⓻これも楽しいお話です。
5番目の話から、場の流れが変わってしまい、聞く側がみんな子どもになって反応しながら聞くというスタイルになってしまいました。
絵本もたくさん紹介してくださいました。
『こねてのばして』…『もうぬげない』の作者の絵本です。
いやがうえにも期待がつのりますね。
期待を裏切りませんでした!(^^) とにかく手に取って本を開いてみてください!
一年の締めくくりの楽しいがらがらどんでした。
その後のお茶の時間で感想や突っ込みや、世間話をしている中でお知らせしておくことができました!
☆2月のがらがらどん(2018.2.18)では、いつものがらがらどんに加えて写真家の長倉洋海さんの特集をします。
☆3月のがらがらどんは、2018年が戌年なのにちなみまして、犬が出てくるおはなし大会をすることになりました。
略して「犬大会」!!
犬が主人公でなくても、ちょこっと犬が出てくればいいです。
みなさま、犬の話のご用意をお願いいたします。
次回は来年1月21日です。
また、元気にお会いいたしましょう(^^)/