鹿児島、九州南部にお住まいのかた、不安な日々を過ごしておられることと思います。お見舞い申し上げます。
京都府南部では、梅雨入りは遅かったのですが、めずらしく梅雨らしい梅雨です。
恵みの雨で終わればいいのですが。
7月のおはなし会の報告です。
7月1日(月)
4年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「石になった狩人」同名絵本
おはなし「世界でいちばんやかましい音」
ブックトーク「環境」
先週金曜日に二クラスやって、その残りのクラスです。
ブックトークは、「石になった狩人」で語られている自然の脅威と、「世界でいちばんやかましい音」でギャオギャオ王子が自然の音を気に入ったことに、注意を向けてもらってから、スタートしました。
ブックトークの準備をしていて驚いたのは、市立図書館に行かなくても、学校の図書室にある本だけで十分にプログラムが組めたことです。
しらべ学習用の図書が充実していたのですね。
おかげで、子どもたちに、図書室へ行こうねって自信を持って言えましたよ。
「みんなの図書室は、宝の蔵やでえ!」って。
あ、そうそう、ここの学校のことではないのですが、もう一校おはなしをしに行っている学校では、図書室の貸し出し冊数が多くて、図書室に行けばみな夢中で本を読んでいるそうです。読みたい本はリスエストもするそうです。
本来当たり前の光景なんだけど、活字離れの時代に、心強いです。
おっと、おはなし会の様子は、先週とよう似たもんです。はい、元気いっぱい~
7月2日(火)
中学1年生 朝15分
おはなし「まほうつかいの弟子」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』村上再話/語りの森
ミニブックトーク『クラバート』
5カ月前には、あんなに偉そうにしていたこの子たちが、まあ中学生になったら神妙な顔つきで、ちゃんと一年生をやってるのがおかしくて(笑)
7月5日(金)
5年生 朝20分
おはなし「小石投げの名人タオ・カム」『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社
ミニブックトーク『春はあけぼの』斎藤孝編
5年生に15分以内で終わるおはなしを見つけるのが大変です。
ここの子たちは、耳が肥えているので、高学年になるともっとしっかりした話が聞けるんだけどね。
朝いちでも、すごく集中して聞きます。
ただ、やっぱり朝いちやからね、もうひとつ踏み込んでこないというか、受け身なのね。
タオ・カムの技に、個々に感心しても、みんなでほお~っとはならないし、土の粒が大臣の口に命中しても、個々にニヤニヤ笑うだけで、いつものどっと笑いが起きない。
思わず、「起きてるかあ~!」って肩をゆすぶりたくなった(笑)
聞き手も語り手も先生もなんとなく不完全燃焼で終わりました。