暑さを避けて午後5時過ぎに買い物に行く。
徒歩15分のセンターへ。
リュックを担ぎ、左手にマスク。これは同調圧力に屈するため。
右手にタオル。と、日傘。
センター入り口で、マスク装着。タオルはポケットへ。日傘をたたんでリュックに入れる。
備え付けのアルコールでシュッと手を消毒。ついでにカートの持ち手も消毒。
なるべくあれこれ触らんようにして欲しいもんをかごに入れる。
他の人に近付かんようにして、狭い通路をぬって進む。
ちゃっちゃと済ませて、レジへ。
おねえさん「きょうはメール会員5%引きの日です」
わたし「お~。ちょと待ってください」
リュックからスマホをとり出して、メールを開...けないよ~~~
わたし「すいません。出ました~。これです」
おねえさん「ご丁寧にありがとうございます」
わたし「いえいえ」
おねえさん「会員証はお持ちですか」
わたし「はいはい」
リュックから財布をとり出して、会員証を渡す。
おねえさん「(ピッとして)はい、ありがとうございます」
会員証を返してもらう。
おねえさん「〇△◎✖円です」
わたし「あ、プレミアム商品券、使います」
おねえさん「2枚です」
リュックから商品券1冊出して2枚ちぎってわたす。
わたし「端数は、カードで払います」
おねえさん「会員証をお願いします」
かたづけた会員証を出す。
わたし「ややこしくてすみません」
おねえさん「みなさんそうですよ」
おねえさんは、にっこりわらって会員証とレシートを返してくれた。偉いなあ、コロナの危険にさらされながら。
重くなったリュックを背負って、出口でアルコールをシュッとして、またまた片手にタオルと日傘、片手にマスクを持って帰途につく。
向こうからランニングしてくる兄ちゃんを発見するや、風上によけてタオルで口を押える。
年寄りの生活道でランニングせんといてやと、心の中でさけぶ。
暑さに耐えて歩く。
背中でスマホがブーブーいうておる。
知らん!
勝手に鳴っとけ≡(▔﹏▔)≡
ヤンさんの、殉教者のような買い物風景が目に浮かびました。
すべてを静かな諦観のうちに黙々と進める。
カードや商品券を出す動作も、ごミサを執り行う司教様のような…(笑)
違いますか?
ただ、ただ、暑さにめげているだけとか!
ほんとに暑いですよね。
わたしも、マスクをしているところだけ痩せるんじゃないかと思っています。
暑いだけやから