あら、いえいえ。腹を立てているわけではありません(。・ω・。)
小冊子の名前です。
『そらみたことか~いろいろな気象光学現象』
長谷川熊三著/大阪市立科学館/2012年刊
気象光学現象って、なんじゃらほい。
太陽などの光が、空中の小さな水滴や氷の結晶にあたって、反射したり屈折したりして見える現象のこと。
典型的なのが、虹(にじ)
この冊子は大阪市立科学館の学芸員の長谷川さんが、みずから撮った写真で説明してくれています。子どもにもわかるようにね。
この本を手に入れてから、けっこう空を見上げて探すんだけど、全然見つからない。
どんな現象があるかっていうとね。
環水平アーク 空に帯のようにたなびく虹色が見える。
環天頂アーク 空の高いところに、虹の逆向きのが見える。
幻日(げんじつ) 太陽の右とか左とかに、虹のかけらのようなものが見える。
暈(かさ) 太陽の回りとか月の回りにかさをかぶったように見える。
タンジェントアーク 暈の上下だけ見えるとか、楕円形に見えたりするとき、そう呼ぶんだって。
彩雲(さいうん) 雲が虹色に色づいて見える。
光環(こうかん) 満月の頃、月の前を薄雲が通るとき、月の回りに見える少し色の付いた小さな輪。これは見たことがある!
光輪(こうりん) 太陽の反対側に見える小さな円い虹のような輪。飛行機が離陸して雲を突き抜けたときとかに見えるんだって。その輪の真ん中に飛行機が映って見えることもある。太陽と逆のほうに霧があると、自分のかげが見える、ブロッケン現象ね。写真でしか見たことないけど。その周りの輪のこと。
虹
こちら、長谷川熊三さんのHP。⇒
夏休みの自由研究のヒントもありますよ~
断捨離の前に読んだんだけど。やっぱり、捨てるのもったいないなあ。
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きょうの更新は《日本の昔話》
昔話じゃなくて神話なんだけど、「海幸山幸」
『古事記』から再話しました~
1300年前の異類婚姻譚(●’◡’●)